六角レンチの代用方法 サイズが合わない場合など注意点も解説

工具がたくさん載っている写真

スパナやペンチなど、形や使い方の違う様々な工具が日常的に使われています。 六角レンチは、車やバイク、自転車の整備時などに六角ボルトを外せる工具。 しかし、手持ちの工具に六角レンチがない場合に使える代用品はあるのでしょうか。 今回は、六角レンチの代用方法や使う時の注意点、六角ボルトの穴のサイズが合わない時の対処法などを紹介します。

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六角レンチの代わりになるものはある?

バイクの整備や家具の組み立てなどで、六角形ボルトの締め付けや取り外しに必要になる六角レンチ。 サイズや種類は様々ですが、ドライバーほど一般的ではないため六角レンチがない家庭もあるでしょう。 中には、六角レンチがなければ六角ボルトの穴は回せないのではないか、と考えている人もいるかもしれません。 しかし、ポイントさえおさえれば、六角レンチの代用として使える道具もあるのです。

六角レンチの代わりになるものと代用方法

六角レンチが手元にない時の代わりになるものと、それらの使い方を紹介します。 スパナなど比較的手に入りやすいものも紹介しているので、緊急で対処しなければならない時の参考にしてください。

マイナスドライバー

サイズが合うマイナスドライバーで角と角をつなぐようにして回す方法です。 破損を防ぐため、先端が太すぎないドライバーを使うことが代用のポイント。 空回りしないようにしっかり押さえながら回しましょう。 サイズが合わない場合、ノミで六角穴をオーバーするように線を入れれば使えることもあります。 マイナスドライバーは手に入れやすいのですが、ボルトに傷がつく可能性もあるため、家具や大切な物に使うのは避けましょう。

ペンチ・スパナ(モンキーレンチ)

ペンチやスパナ(モンキーレンチ)なども、六角レンチの代わりにボルトを締めたり緩めたりできます。 ペンチやスパナでボルトを挟み、回すだけなので、難しい作業なく使えるのがポイントです。 ただし、ペンチやスパナに力がかかりすぎると、破損や歪みに繋がることも。 できれば細めのものを選んで使うほうが、余計な負荷がかかりにくくおすすめです。

結束バンド

DIY道具としておなじみの結束バンドも、代用品に使えます。 結束バンドを六角ボルトの周囲にしっかり巻き付け、手でバンド部分を引っ張って回します。 ボルトのサイズを問わず、ボルトを傷めることもないため、代わりになるものの中でも特におすすめです。 細いと持ちづらくケガをすることもあるため、太めが良いでしょう。 軍手や輪ゴムを併用すれば、すべりにくく使いやすくなります。

ダクトテープ

一般的なガムテープよりも粘着力が強く、剥がした時に糊残りが少ないダクトテープも、六角レンチの代わりになります。 使い方は、長めにカットしたダクトテープを縦に裂き、それを貼り合わせて厚みを出します。 そして粘着面を六角ボルトにしっかりと巻き付け、手で引っ張って回すというものです。 誰でも簡単にできる上にボルトへのダメージも少なく、おすすめの代用品です。

ボルトとナット

工具入れに六角レンチどころかスパナもない時は、ボルトとナットを代わりに使う方法もあります。 ボルトにナットを取りつけて一体にし、横向きにして六角穴ボルトのヘッドに固定。 そこでボルトの軸を柄にして回すという方法です。 サイズ感が重要なポイントで、サイズが合えばスムーズに回せますが、合わない時は無理に力を込めて破損しないよう注意が必要です。

100均へ買いに行く

先述したように、100均にも六角レンチが販売していることがあります。 長く使うための六角レンチとしては耐久性に疑問が残りますが、緊急用であれば、100均で販売されている六角レンチでも十分使えます。 商品選びではサイズが合うかどうかが重要になるため、可能であれば小さいものから大きいサイズまで揃っているセットの購入がおすすめです。

六角ネジの穴が合わない時の対処方法

六角ネジの溝をなめてしまい、形状が合わなくなってしまうことがよくあります。 そんな時でも、ネジが外れないと諦める必要はありません。 ここからは、六角ネジの穴をなめてしまい、合わなくなった時の対処法を紹介します。

幅広の輪ゴム・チューブを滑り止めにする

六角ネジの穴が合わない時は、すき間を埋められるものを穴に当てるとスムーズに回せます。 幅広の輪ゴムやゴムチューブはグリップ力が強いため、滑りにくく穴が大きく緩んでしまった場合でもおすすめ。 穴に輪ゴムやチューブを当ててその上から工具を挿し入れて回します。 輪ゴムやチューブは、六角レンチの代わりになるものを使う時も、滑りにくくおすすめです。

布ガムテープを活用する

なめたネジへの対処法として布ガムテープを使うこともできます。 ネジ穴のサイズに合わせて布ガムテープをカットし、複数枚重ねて、その上から工具を当てて回す方法です。 こうすることで穴が合わない時でも隙間が埋まり、回しやすくなります。 テープを複数枚重ねることで強度が増し、ネジと工具の間で摩擦を起こして滑りにくくなるのです。 布ガムテープは一般家庭でも常備していることが多いため、気軽にできる方法といえます。

市販のネジ滑り止め液を使用する

ネジ穴をなめて大きくなってしまった時に使える専用のネジ滑り止め液も販売されています。 市販のネジ滑り止め液は、摩擦力を高めて穴が大きくなったネジを回しやすくしてくれます。 無理に回そうとするよりも、工具を押さえることに意識を向けることがポイント。 そうすることで、より回しやすくなります。 ネジ滑り止め液は、ホームセンターやネット通販などで簡単に手に入るので、おすすめです。

トルクスレンチでネジを回す

なめてしまい穴が合わなくなったネジを回すための専用工具が、トルクスレンチです。 トルクスレンチの先端は星形になっており、ネジ穴に先端を押しあてて回します。 使う時は、合わなくなってしまったネジ穴よりも少し大きめサイズのトルクスレンチを使うのがポイント。 ネジ穴に先端を当てたらハンマーで上からたたいて、穴にフィットさせると失敗しづらいでしょう。

代用品を使用する際の注意点

六角レンチの代わりになるものを使用する際は、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。 代用品を使用する時の注意点をチェックしてみましょう。

サイズが合わない場合は無理に使わない

六角レンチの代わりになるものを使って六角ボルトを回す時は、多少力が必要になることがあります。 しかし、サイズが合わないと滑って回りづらく、無理に回すことで六角穴や代用品が損傷してしまうことも。 また、六角穴にサイズが合わないものをはめ込んで使うと、穴から取れなくなってしまう可能性もあります。 サイズが合わない場合に、無理して代用品を使うのは、禁物なのです。

ゴミなどは取り除いておく

六角ボルトを回す前に、穴の中に砂やホコリ、金属の削りカスなどのゴミが詰まっていないかチェックして、あれば取り除いておきましょう。 知らずに代用品を使って回してしまうと、六角穴が損傷するだけでなく、代用品の形も変わってしまうこともあるため注意が必要です。

あくまで緊急用として使用する

六角レンチの代わりになるものはいくつかありますが、あくまでも緊急用として、常用はしないようにしましょう。 代用品ばかりを使っていると、そのもの自体が変形したり破損したりして、本来の用途で使えなくなってしまうことがあります。 そもそも六角レンチは、ボルトを壊さず回せる作りをした工具です。 最近では100均でも六角レンチが売っているので、頻繁に六角ボルトに触るのなら、買っておくことをおすすめします。

まとめ

六角ボルトを締める時は、六角レンチを使うのが基本です。 しかし、スパナや結束バンドなど、手元に六角レンチが見当たらない時に使える代用品もたくさんあります。 六角レンチの代わりになるものの使い方を知っていれば、必要な場面でも焦る心配がありません。 とはいえ基本は代用品でではなく、どこにもない時の最終手段として使うのがベター。 六角レンチは100均でも購入できるため、ひとつ所持しておくと安心でしょう。

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