大人かわいい浴衣におすすめの下駄9選 足が痛くないならない下駄のサイズや種類の選び方も紹介
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夏祭りや花火大会などで浴衣を着る時には、足元に下駄を合わせる人も多いでしょう。
大人かわいい素敵な浴衣を見つけたら、おしゃれな浴衣に合わせた下駄を履きたいもの。
しかし、見た目だけで下駄を選ぶと、鼻緒が当たる部分が痛くなったり、歩いているうちに疲れてしまうことも。
夏祭りや花火大会を存分に楽しみたいなら、長時間履いていても疲れず痛くない下駄であることも重要です。
そこで今回は、足が痛くならない下駄の選び方を確認したうえで、大人かわいい浴衣に合う下駄を紹介します。
ぜひ参考にして夏の特別な日を良い思い出にしてください。
カジュアルな浴衣には草履より下駄がおすすめ
元々、着物はよそ行き、浴衣は普段着として使い分けられてきました。
フォーマルな衣服である着物には草履を合わせる決まりがありましたが、カジュアル着である浴衣に合わせる履物に決まりはありませんでした。
そのため、草履に比べると安価で手に入る下駄との組み合わせが定着したようです。
今では草履にも安価で手に入るものがたくさんありますが、革やウレタン素材が主流となっています。
浴衣のカジュアルな生地には木でできた下駄が合わせやすいでしょう。
浴衣に合う下駄の種類
下駄にはいくつかの種類があり、歯と呼ばれる下駄の底部分の形状などによって名前が変わります。
それぞれで歩きやすさや見た目の雰囲気が変わってくるので、選び方と合わせてチェックしておきましょう。
昔ながらのおしゃれな駒下駄
駒下駄とは、同じ1つの材木から歯や台を切り抜いて作った下駄のことを指します。
2枚の歯があるのが特徴で、馬の蹄の形に似ていることからそのような名前が付けられたといわれています。
桐や杉などの木材を原料にしているのが一般的で、歩くと「カランコロン」という音がして風情が感じられます。
使い込むほどに履きやすくなるため、本格的に下駄を楽しみたい人におすすめです。
女性らしくかわいいのめり
下駄の前歯が先に向かって斜めになっている形状のことをのめりといいます。
この傾斜のおかげで下駄の基本である「前重心」の姿勢がとりやすくなっており、駒下駄に比べて初心者でも歩きやすいという特徴があります。
丸みがある形なので女性らしい雰囲気があり、エレガントに下駄を履きたい人におすすめ。
木材の使用量が多いので重量もありますが、すり減りにくくて長持ちするメリットもあります。
気軽に履ける右近下駄
右近(うこん)下駄は小判型で草履のような形をした下駄のことを指します。
底面にスポンジやゴム素材の滑り止めを貼っていることが多いのが特徴。
駒下駄のように高さがなく、着地面積が大きいので、下駄に慣れていない人でもサンダル感覚で履くことができます。
そのため、専門店以外でも良く見かけます。
また、リーズナブルなものが多いので初心者にもおすすめです。
浴衣に合うおしゃれな下駄風サンダル
下駄は普段から履きなれていないと、鼻緒の部分の擦れや食い込みで痛みを感じることもあります。
できるだけ歩きやすさを求めるなら、下駄風サンダルもおすすめです。
サンダルには「和」のイメージがないという人もいるかもしれませんが、浴衣の色やデザインに合わせたサンダルを選べば、コーディネートはしっかりまとまります。
また、ヒールのあるサンダルなら、高さのある下駄とシルエットが近いので、違和感を覚えることもありません。
痛くない上手な下駄の選び方
次に下駄の選び方について紹介します。
痛くなりにくい下駄を選ぶためには、サイズや鼻緒の太さなどをしっかりチェックしておく必要があります。
足のサイズに合わせて正しい履き方ができるものを選ぶ
自分の足のサイズに合わない下駄は靴擦れの原因となってしまうので、サイズの選び方はとても重要です。
下駄はかかとを1cm前後出した状態で履くのがちょうどいいとされています。
そのため、普段履いている靴のサイズだけで判断せず、メジャーなどできちんと計測することをおすすめします。
また、下駄はMサイズ、Lサイズのように表記されていることが多いですが、メーカーによって対応サイズは異なるため、サイズ表をよく確認することも大切です。
鼻緒の太さで選ぶ
細い鼻緒はすっきりとしておしゃれに見えますが足に食い込みやすく、痛くなってしまう可能性があります。
太い鼻緒であれば食い込みが少なくて、負荷が分散されるため歩きやすくなります。
また、太い鼻緒にはクッションが効いているタイプも多く、やわらかい鼻緒だとさらに痛みが軽減されます。
下駄を選ぶ時には鼻緒の素材やクッション性も合わせて確認しておきましょう。
大人かわいい浴衣におすすめの下駄9選
それではここから、大人かわいい浴衣によく合う下駄を紹介していきます。
選び方を参考に、鼻緒のデザインや形状などをチェックしながら、痛くならずに浴衣によく合う下駄を選びましょう。
斉藤桐下駄 阿波しじら織鼻緒 桐下駄 白木台87
徳島県の老舗下駄屋として親しまれている斎藤桐材工業ブランドの駒下駄です。
桐素材の下駄は吸湿性に優れており、汗を吸い取ってくれるメリットがあります。
また、軽量なので歩きやすい利点もあり、歩くと「カランコロン」と心地よい音色が響きます。
鼻緒は阿波しじら織という生地を使っていて、独特の縞模様が涼し気で大人っぽい印象です。
- 種類 駒下駄
- サイズ
- Sサイズ 22.0cm~23.0cm
- Mサイズ 23.0cm~24.0cm
- Lサイズ 24.0cm~25.0cm
- LLサイズ 25.0cm~26.0cm
- 材質
- 鼻緒 阿波しじら織(綿100%)
- 本体 桐、金具
斉藤桐下駄 阿波しじら織鼻緒 桐下駄 焼き台84
こちらも斎藤桐材工業ブランドの駒下駄で、阿波しじら織の生地で鼻緒を作っています。
前つぼと呼ばれる鼻緒の真ん中の部分が赤色で、アクセントになっているのがポイント。
鼻緒の裏部分にも赤色が使われていてシンプルですが、さりげなくおしゃれさを感じられます。
丈夫でしなやかな鼻緒なので足をしっかりとホールドし、口コミでも足が痛くないと好評です。
- 種類 駒下駄
- サイズ
- Sサイズ 22.5cm~23.5cm
- Mサイズ 23.0cm~24.0cm
- Lサイズ 24.0cm~25.0cm
- LLサイズ 25.0cm~26.0cm
- 材質
- 鼻緒 阿波しじら織(綿100%)
- 本体 桐、スポンジゴム
わとみ (watomi) 桐女神戸下駄 黒塗 しぼり柄花緒 日本製 nh-20n031
神戸下駄とも呼ばれるのめり形状の下駄です。
原木から一貫生産されるこだわりの日本製で、職人が丁寧に仕立てています。
桐素材のためとても軽く、足入れのスムーズな花緒にはクッション性があり、痛くない履き心地を実現しています。
浴衣をはじめ、洋服と合わせてサンダルのように履くこともできる、幅広いシーンで使える一足です。
- 種類 のめり
- サイズ 24.0cm(適応サイズ 23.0cm~25.0cm)
- 材質 桐
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つばめ刺繍 二石鼻緒 ピドヒール下駄
足科学に基づき精密に計算して作られたピドヒールとういうブランド下駄です。
基本的な形状は右近下駄でかかとが高く造られていますが、つま先の部分はのめりのように前に傾斜しています。
そのため、両者の良いとこどりをした、歩きやすくて長時間使用しても痛くない下駄になっています。
鼻緒が浴衣に合わせやすいようにバイカラーになっているのも特徴。
口コミでもたいへん好評の下駄で、「痛くない」との声が多い商品です。
- 種類 右近下駄
- サイズ
- Sサイズ 適応サイズ 22.0cm~23.0cm
- Mサイズ 適応サイズ 23.0cm~24.5cm
- Lサイズ 適応サイズ 24.5cm~25.5cm
- 材質
- 台 桐100%
- 鼻緒
- 主体地 綿100%
- ウケ ナイロン100%
ピドヒール下駄 おさんぽ下駄
こちらはピドヒールブランドのフィット感を残しつつ、スリムでかわいらしいデザインになったおさんぽ下駄。
種類も豊富で、浴衣だけでなく普段着にも合わせやすい、かわいらしい柄もたくさんラインナップしています。
鼻緒の足に当たる部分にはやわらかい起毛素材を使用しているのでより歩きやすくなっています。
口コミでは「疲れにくい」との声も多く、浴衣から普段着まで幅広く使われているようです。
- 種類 右近下駄
- サイズ フリーサイズ(Mサイズ) 23.0cm~24.5cm
- 材質
- 台 桐100%(塗装タイプ)
- 鼻緒 主体地 綿100%
- ウケ ワナビロード100%
- 底面 中国製ゴム
京越 痛くない女性桐下駄 焼桐 茶台
こちらは「着物生活のお手伝い」をスローガンに掲げる京越ブランドの、安価で気軽に履ける右近下駄です。
デザインは全部で十種類あり、どれも色は華やかですが、模様はベーシックで合わせやすいデザインになっているので、お気に入りの浴衣を引き立ててくれます。
また、1cm刻みにサイズ展開があるため、足の大きさに丁度合うものを選べる点も特徴です。
鼻緒はふっくらとやわらかく、太めなので初心者が使っても痛くないおすすめの下駄です。
- 種類 右近下駄
- サイズ
- Sサイズ 22.5cm
- Mサイズ 23.5cm
- Lサイズ 24.5cm
- LLサイズ 25.5cm
- 3Lサイズ 26.5cm
- 材質
- 本体 桐
- 鼻緒 レーヨン
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下駄 レディース 大きいサイズ 4L
なかなか合うサイズの下駄が見つからない人におすすめの大きいサイズの右近下駄です。
27.5~28.5cmの足サイズに対応していて、市販ではなかなか見つけることができない大きさです。
口コミでも足が大きくて下駄選びに困っていた人たちの喜びの声が見られました。
鼻緒のデザインはシンプルなものから艶やかなものまで種類が多く、浴衣に合わせて選ぶことができます。
- 種類 右近下駄
- サイズ 27.5cm~28.5cm
- 材質
- 台 桐
- 裏底 EVA
- 表地 綿100%
- 裏地 ポリエステル100%
水鳥工業 (mizutori) hitete (ハイテテ) 6.5 KCシリーズ
日本一履き心地の良い下駄づくりに取り組んでいる水鳥工業の下駄です。
1点ずつ職人が手彫りする木地が足に滑らかにフィットし、6.5cmのヒール高ながら履き心地の良さを実現しています。
また、クッション材の入った鼻緒は足あたりがやわらかく、痛くない作りです。
モダンな柄は洋服にも合わせやすく、浴衣を着る時以外にもサンダル感覚で履きやすいデザインです。
- 種類 下駄風サンダル
- サイズ
- SSサイズ 21.0cm~21.5cm
- Sサイズ 22.0cm~22.5cm
- Mサイズ 23.0cm~23.5cm
- Lサイズ 24.0cm~24.5cm
- LLサイズ 25.0cm~25.5cm
- 材質 天然木、綿、ポリエステル
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amazonで見る16,280円
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市松柄ちりめんの桐焼きサンダル下駄
創業125年の木製はきもの専門店、オオツカブランドのサンダル下駄です。
鼻緒ではなくクロスしたバンドになっているので、足がしっかりとホールドされ、歩いていても痛くない仕様です。
ちりめんを使った和柄の鼻緒はおしゃれで浴衣に合わせやすく、歩きやすい形状は普段履きにも使えます。
サンダルでも浴衣らしいコーディネートを楽しめます。
- 種類 下駄風サンダル
- サイズ 23.5cm
- 材質
- 台 桐
- バンド レーヨンちりめん
- 底ゴム EVA
まとめ
歩いても痛くない下駄の選び方や、大人かわいい浴衣に合わせたい下駄を紹介しました。
痛くならない下駄を選ぶためには、下駄の形や鼻緒の太さなどをよくチェックして、自分に合ったサイズのものを選ぶことが大切です。
とはいえ、履きなれない下駄は足が痛くなりやすいものですから、使用する前に履き慣らしておくのも良いかもしれません。
鼻緒のデザインも浴衣と合わせながら選び、痛くない大人かわいい下駄で夏を楽しんでください。