【代用品・自作方法も】テントのグランドシートおすすめ9選
キャンプに必要な道具は自作できるものも含め世の中にたくさんあり、どれも持っていればキャンプが快適になるものばかりです。
テントのグランドシートもそのひとつ。
テントへの湿気の侵入を防いでくれるグランドシートは、オレゴニアンキャンパーやロゴスなどさまざまなブランドから販売されています。
この記事では、よりキャンプを快適にするグランドシートの使い方、グランドシートのサイズの選び方などを解説していきます。
通販で買えるモンベルやスノーピークのグランドシートや、おすすめの代用品、ブルーシートを使った自作方法も紹介するので、ぜひチェックしてください。
テントのグランドシートは本当に必要?
実際にテントで寝泊まりしないとグランドシートの必要性はピンと来ないかもしれません。
ここでは、グランドシートの利用をおすすめする理由を解説します。
グランドシートは、小石や小枝などの突起物でテントの底面が破けたり、傷つくのを防ぎます。
また、地面から蒸発する水分は、テントの底面を夜のうちに湿らせます。
グランドシートがあればテント本体が濡れるのを防いでくれるため、撤収の時にテントを乾かす手間がかかりません。
雨が降って地面が濡れても水がテント内に染みてくるのを防いでくれます。
このように、テントで寝泊まりする際はグランドシートは必須のアイテムなのです。
テントのグランドシートの使い方
グランドシートは、テントの下に敷いて使うアイテム。
ここでは、グランドシートの使い方を解説します。
まずは、テント設営場所の大きな枝や石を取り除いておきましょう。
そして適切なサイズのグランドシートを地面の上に敷きます。
その上からテントを設営していきます。このとき、必ずテントからグランドシートがはみ出ないように設置します。
グランドシートの四隅に付いているハト目や紐を使い、ペグなどでしっかり固定しましょう。
テントのグランドシートの選び方
どんなグランドシートを選べばよいか分からないという人のために、グランドシートの上手な選び方を解説します。
すでに持っている、または購入予定のテントサイズをしっかり確認してからグランドシートを選びましょう。
テントに合うサイズのグランドシートかどうかを確認
グランドシートを選び方で1番注意が必要なのはサイズです。
テントの底面より大きいと、雨や夜露がシートを伝わってグランドシートとテントの間に溜まり、水を引き込んでテントの底面が濡れてしまいます。
雨の量によってはテントの防水性能を超えて内部まで浸水なんてことにもなりかねません。
そのため、テント底面のサイズと同じか、10cm程度小さいグランドシートがおすすめ。
グランドシートや代用のブルーシートのサイズがテント底面より大きくなっていないか必ず確認しましょう。
テントと同じメーカーのグランドシートもおすすめ
グランドシートのサイズの選び方は慎重にしたいところですが、テントと同じメーカーのグランドシートを選ぶことでサイズの失敗をなくすことができます。
コールマンやロゴスなどのアウトドアメーカーでは、テントサイズに合わせたグランドシートを販売しています。
また、同一メーカーであればテントと色味を揃えるなどの工夫がされているため、デザインに統一感を出したい人にもおすすめです。
グランドシートの素材で選ぶ
グランドシートの素材は大きく2種類に分けられ、ほとんどはナイロンなどの化学繊維や、ポリエチレンなどの合成樹脂でできています。
化学繊維は薄くて軽く、かさばらないというメリットがありますが、布素材に防水加工を施してあるため劣化すれば防水性は失われます。
合成樹脂は防水性能が高く厚みがあり丈夫な反面、ガサガサとした質感でしなやかさに欠けるという点も。
かさばるためコンパクトに収納することも困難な素材です。
それぞれの特徴を把握して、利用シーンやキャンプ場の状態に応じた選び方をしましょう。
テントのグランドシートおすすめ9選
ここからはおすすめのグランドシートを紹介します。
有名ブランドのオレゴニアンキャンパーやモンベル、ロゴスなどのグランドシートも紹介。
サイズや素材をよく確認しながら、最適なシートを探してみましょう。
スノーピーク (snow peak) ファル 2 グランドシート SSD-602-1
砂利などの地面のダメージからテントを守る、グランドシート
世界に先駆けオートキャンプのスタイルを確立した、日本ブランドの「スノーピーク(snow peak)」。
このグランドシートは、ソロキャンプ用のミニマムなテント、ファル2に対応した商品です。
素材はナイロン製で192gと超軽量。
収納バッグに小さくまとまるので、山岳キャンプやキャンプツーリングなど荷物を最小限にしたい人にもおすすめです。
- サイズ 縦196cm 横118cm
- 素材 30Dナイロンリップストップ、PUコーティング、耐水圧1,500mmミニマム
- 適応テントサイズ 206×128cm
- 推奨テント スノーピーク(snow peak) ファルPro.air2、コールマン(Coleman) ツーリングドームST
amazonで見る10,560円
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オレゴニアンキャンパー (Oregonian Camper) 防水グランドシート Lサイズ 200×140cm
シンプルなデザインと防水性で、使いやすさに優れたグランドシート
古き良きアメリカのアウトドアスタイルをコンセプトにした「オレゴニアンキャンパー(Oregonian Camper)」。
デザインと機能性を兼ね備えたアウトドアギアのブランドです。
素材はポリエステル100%で、地面との接地面にはPVCコーティングを施し防水性もあります。
コールマンツーリングドームSTに使用する場合はシートのサイズがやや大きいので折って使いましょう。
縁取りのパイピングがアクセントになっておしゃれな雰囲気です。
- サイズ 縦200cm 横140cm
- 素材 100%ポリエステル、PVCコーティング
- 適応テントサイズ 210×150cm
- 推奨テント コールマン(Coleman) ツーリングドームST
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コールマン(Coleman) マルチグランドシート /270 2000028505
テントの底を保護してくれる、厚手のグランドシート
テントフロアと同じ厚手の素材を使用した「コールマン(Coleman)」のグランドシートです。
グランドシートとしては高価な部類に入りますが、耐久性、防水性ともに非常に高く、テントをしっかり保護してくれるので高コスパの商品と言えます。
四隅にループがついており、テントとともにペグで固定して使います。
シート単体で使う時もペグで固定すればめくれ上がらないレジャーシートとして重宝です。
- サイズ 縦250cm 横250cm
- 素材 210Dポリエステルオックス
- 適応テントサイズ 270×270cm
- 推奨テント モンベル(mont-bell) ムーンライトテント7型、スノーピーク(snow peak) アメニティドームM
ロゴス (LOGOS) ぴったりグランドシート270 84960102
地面からの浸水や、傷がつくのを防ぐ、丈夫なグランドシート
リーズナブルでおしゃれなファミリーキャンパー御用達の「ロゴス(LOGOS)」から、ぴったりグランドシートを紹介します。
270×270のファミリーサイズのテントにぴったりのサイズで、四隅のひもでテントに固定して使うことができます。
素材は厚手のポリエチレン素材で地面からの汚れ、湿気をしっかりガード。
使い勝手がよく便利なグランドシートです。
- サイズ 縦262cm 横262cm
- 素材 PE
- 適応テントサイズ 270×270cm
- 推奨テント モンベル(mont-bell) ムーンライトテント7型
amazonで見る2,124円
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スノーピーク (snow peak) アメニティドーム マットシートセット SET-021H
地表からの冷気の侵入を防ぎ、冬キャンプでも活躍するグランドシート
スノーピークアメニティードーム専用のマット&シートセットです。
ドーム下に敷くグランドマットの素材は防水加工したポリエステルタフタで、防水性、耐久性を備えています。
ドーム内に敷くフロアマットは中芯として5mmの発泡ウレタンを使用し、保温性を高めています。
ドーム下に雨水が溜まる心配もなく快適に過ごせるのは専用マットだからこそ。
ただし、石だらけなど悪条件のフィールドで使用する時は、インナーマットなどを重ねるのがおすすめです。
- 収納サイズ
- フロアマット 縦270cm 横270cm
- フロアシート 縦265cm 横265cm
- 素材 68DポリエステルタフタPU加工、発泡ウレタン5mm
- 適応テントサイズ 270×270cm
- 推奨テント スノーピーク(snow peak) アメニティドームM
amazonで見る20,078円
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コールマン (Coleman) 2ルームハウス用テントシートセット 2000031860
インナーシートもセットになった、湿気や冷気から守ってくれるテントシート
コールマンタフスクリーン2ルーム専用の、テントマット&グランドシートのセットです。
グランドシートはポリエチレン素材で地面からの湿気をきちんと防いでくれます。
コールマン2ルームの居室部分は台形なので、市販のインナーマットがしっくりいかずストレスを感じていた人にとっては特におすすめ。
また、「スノーピークのエントリーパックTTにも問題なく使用できる」との口コミもあります。
- サイズ
- インナーシート 縦310cm 横230cm
- グランドシート 縦300cm 横210cm
- 素材
- インナーシート 68Dポリエステルタフタ、PEスポンジ(厚さ約4mm)、PVC
- グランドシート ポリエチレン
- 適応テントサイズ 310×220cm
- 推奨テント コールマン(Coleman) タフスクリーン2ルームハウス
amazonで見る11,980円
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ロゴス (LOGOS) ぴったりグランドシート300 84960103
取り付けも簡単で使いやすい、ブラックカラーのグランドシート
テント底辺が300×300のテントにぴったりのグランドシートです。
素材は湿気や浸水をしっかり防いでくれるポリエチレン製で、厚みがあり耐久性も抜群です。
四隅にはテントとしっかり結べる紐が付いています。
グランドシートとして申し分のないスペックである上に、リーズナブルなのもロゴスならではの魅力。
口コミでも「撤収時も黒色で乾きやすくて満足」「雨の後でもテントの底は濡れていない」と機能性の高さが窺えます。
- サイズ 縦292cm 横292cm
- 素材 PE
- 適応テントサイズ 300×300cm
amazonで見る2,249円
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スノーピーク (snow peak) ランドロック グランドシート TP-670-1
テントの汚れや冷気を防ぐ、専用テントの形状に合わせたグランドシート
インナーテントのフロアが特殊な形の、スノーピークランドロック専用グランドシートです。
今まで市販のグランドシートを折りこんで使っていた人、サイズが合わず浸水してしまった人におすすめ。
こちらの専用製品を1度使ったら、手放せないほど快適に感じるでしょう。
ポリエステルにPUコーティングで防水加工を施しているので、大きさの割に軽量なのも特長です。
- サイズ 縦345cm 横215cm
- 素材 210Dポリエステルオックス、PUコーティング、耐水圧1,800mmミニマム
- 適応テントサイズ 350×220cm
- 推奨テント スノーピーク(snow peak) ランドロック
amazonで見る13,200円
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テンマクデザイン (tent-Mark DESIGNS) サーカス グランドシートハーフ
サーカス型のテントに合わせて作られた、バスタブ型のグランドシート
日本最大級のアウトドアライフショップとして関東を中心に展開しているワイルドワン。
そのワイルドワンのオリジナルブランド「テンマクデザイン(tent-Mark DESIGNS)」のグランドシートです。
ワンポールテントのサーカスTC 、サーカスコットン、サーカスTC DXに対応。
独特な五角形のテントのため、専用グランドシートは必須アイテムです。
周囲に15cmの立ち上がりがあり、虫や水の侵入を防いでくれます。
- サイズ 幅395/315cm 奥行265cm 高さ15cm
- 素材 150DポリエステルリップストップPU加工
- 推奨テント テンマクデザイン(tent-Mark DESIGNS) サーカスTC(CIRCUS TC)
テントのグランドシートの代用品や自作方法を紹介
グランドシートは代用品を使ったり、自作する事もできます。
ここでは、代用品になる素材と自作の場合のグランドシートの作り方を紹介します。
代用で使えるブルーシートやタイベックシート
ブルーシートは建築現場などで多用途に使われるシートで、合成樹脂でできています。
タイベックシートは医療や建築、農業などさまざまな分野で使われ、防水性、遮熱性などを兼ね備えたシートです。
どちらの素材も耐久性に優れ、防水性を備えているので、十分グランドシートとして利用することができます。
これらの素材を使って自作するメリットは、安価でぴったりサイズのグランドシートができることです。
簡単にできるので興味のある人はチャレンジしてみましょう。
テントのグランドシートの自作方法
最後に、グランドシートの自作方法を紹介します。
- シート(ブルーシート、タイベックシートなど)を形に合わせて、テントより大きめに切り出す。
- テントよりやや小さめになるように折り返し、防水テープでしっかり留める。
- 固定したい箇所に穴あけポンチで穴をあける。
- ハトメをつけて、テントと固定するための紐をつけて完成。
まとめ
テントのグランドシートの使い方や選び方、有名ブランドのモンベルやロゴス、スノーピークなどのおすすめグランドシートを紹介しました。
グランドシートは必要ないと考える人もいますが、高価なテントを保護して長く愛用するために、またアウトドアで快適に過ごすために、無くてはならないアイテムです。
ちょうどいいサイズが無い場合は、ブルーシートやタイベックシートで自作や代用も可能です。
コンパクトにまとまる軽いものから、防水性能の高い厚手のものまで、移動手段やキャンプスタイルに合わせて最適なグランドシートを選んでください。
くれぐれも、テントサイズよりやや小さめにするという選び方も忘れないようにしましょう。