【なんでも合うの?】ビデオカメラの三脚おすすめ7選 選び方、使い方のコツも解説
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三脚とはビデオカメラや一眼レフカメラなどで、手ブレを抑えて撮影ができるアイテムのこと。
種類も多いため、選び方がわからず、どの三脚がいいか迷っている人も多いでしょう。
そこで今回は、おすすめのビデオカメラ用三脚を紹介。
どれでも合うようなビデオ三脚の選び方や使い方、ビデオ三脚のメリットについても解説するので、ぜひ参考にして下さい。
運動会でも活躍! ビデオカメラ三脚のメリット
ビデオカメラ用の三脚といえば、手ブレを抑えて好みのアングルから撮影ができるアイテムです。
手持ちで撮ると運動会やお遊戯会など、せっかくの家族の大切な思い出が、手ブレなどで台無しになってしまうことも。
三脚を使えば、そんな悩みを簡単に解消してくれます。
また、ビデオカメラのアングルを水平・垂直方向に動かすことができ、より幅広い使い方ができるのも特徴。
ビデオカメラの三脚はどれでも合うの?
一般的なビデオ三脚は、ビデオカメラならほぼなんでも合うと言われています。
三脚穴の規格はどれも1/4インチサイズ(小ネジ)となっていて、一部の大型カメラを除くほぼ全てがこの規格で作られているのが特徴。
一般的なビデオカメラなら、なんでも合うため通販で三脚を購入しても失敗しにくいというメリットがあります。
ビデオカメラ三脚の選び方
スペックや使い方など、ビデオカメラ用三脚のおすすめの選び方を紹介します。
撮影時の高さで選ぶ
どんなシーンで三脚を使うかによって選ぶ三脚も変わってきます。
運動会など屋外で使う場合、全高の数値が高いものがおすすめです。
エレベーターと呼ばれる機能があれば手元で高さを調整できます。
しかし高さを上げるほど不安定になるため、エレベーターの使用は微調整に留め、できるだけ三脚で高さを調整すると良いでしょう。
屋内で使う場合は、コンパクトにできるものを選べば周りの邪魔にならず迷惑がかかりません。
サイズや重量をチェック
三脚を持ち歩きたい時は、軽量の三脚がおすすめです。
サイズもコンパクトなものが多く持ち運び時に負担が少ないのが特徴。
デメリットとしては、風などの影響でブレが起きる可能性があります。
重量が重い三脚はサイズもかさ張り持ち運び時の負担が大きいですが、その分安定しやすく撮影時に活躍してくれます。
持ち歩くことを前提にした選び方では、折りたたみ時のサイズも基準にしてみましょう。
積載重量を確認
ビデオカメラの三脚をより安全に長く使いたいなら、三脚の耐荷重もチェックしましょう。
一般的なビデオカメラの重量は公式HPなどに記載しているため、所有しているビデオカメラの重さが耐荷重内に収まる三脚を選ぶことをおすすめします。
レンズ交換ができるカメラは、一番重いレンズを付けた状態で重さを測っておくと良いでしょう。
三脚の素材で選ぶ
ビデオカメラ用三脚は、アルミやカーボンなど素材によって特徴が異なります。
アルミ製は、カーボンに比べて価格が安いものが多く、寿命も長いのがメリット。
振動に弱いというデメリットもありますが、傷や衝撃に強く丈夫なものが多いです。
カーボン製は価格は少し高くなりますが、軽量なうえに安定性も優れているという特徴があります。
衝撃吸収に優れていて丈夫なため長く使える三脚を探している人におすすめでえす。
脚の段数を確認
一般的なビデオカメラ用三脚の脚部には伸縮性のある段がついています。
使わない時にはコンパクトに収納することができるのが魅力です。
段の数は3段か4段のものが多く、4段タイプはよりコンパクトに畳めますが安定性が低いという特徴があります。
また、3段タイプは最下段の脚が太いため、畳んだときにサイズがかさ張ってしまうのが難点。
4段のものと比べて安定感があり安心できるのがメリットです。
脚のロック方式をチェック
三脚の脚部分のロック方式はナットロック、レバーロック、ノブロック、ウルトラロックの4タイプがあります。
ネジで締める従来型のナットロックとノブロックは準備に手間が掛かりますが、その分しっかりロックできるのが特徴。
レバーを倒すだけのレバーロックとパイプを回転させるベルボン社のウルトラロックはよりスピーディーにセッティングできます。
雲台の種類で選ぶ
三脚とビデオカメラを固定する台を雲台と言い、メーカーや機種によって様々な種類の雲台があります。
2way雲台はカメラを水平・垂直に動かすことができ、3way雲台は水平・垂直・縦方向に動かせるのが特徴。
自由雲台は水平・垂直・縦横のすべての動作をボール状の関節で自由に行えます。
雲台の可動範囲が広がる分だけ、撮影できる映像の幅が広がるのが魅力です。
油圧式だとなめらかに撮影できる
雲台の可動域とともに重要なのが、雲台がなめらかに動くかどうか。
油圧式ならなめらかにアングルを動かせるため、運動会など動く被写体を撮影する時にもおすすめです。
左右上下どちらもなめらかに動作できる三脚が良いでしょう。
クイックシュー・水準器付きだと便利
クイックシューはレバー操作のみでビデオカメラを三脚に取り付ける部品で、ネジ式より早くセッティングできます。
また、地面と水平の状態で撮影したい時には、雲台で傾きを検知できる水準器つきモデルがおすすめです。
価格帯にも注目
三脚は安いものは2,000円ほどで買えますが、高いものは数十万円するものもあり、価格はさまざま。
趣味やイベント用に使う三脚の選び方としては、おおよそ7000円から数万円のモデルの三脚を選ぶユーザーが多いです。
無理のない価格帯のものからはじめて、慣れてきたら高い価格のものに買い替えるのが良いでしょう。
ビデオ三脚の使い方・注意点
ビデオ三脚の使い方はとても簡単です。
いくつかの注意点のみ頭に入れておくだけで、初心者でもすぐに使えるようになります。
まず、必ず脚部分は開脚ストッパーが止まる最大まで広げましょう。
中途半端に脚を広げた状態では不安定になり、転倒などの事故に繋がりかねません。
また、忘れやすいのが、ビデオカメラの手ブレ補正モードの解除。
手持ちとは異なるため、手ブレ補正モードのままではかえってブレる可能性があるので注意しましょう。
【100人に調査】ビデオカメラ用三脚を購入する際に重視したポイントは?
今回イエコレクション編集部では、ビデオカメラ用三脚を3年以内に購入したことのある100人にアンケートを実施。
購入の際、最も重視したポイントについて伺いました。
最も多かった回答は、「持ち運び時のサイズ」で46%、2位は「撮影時の高さ」で23%、3位は「価格」「重さ」で8%という結果に。
続いて「耐荷重」が7%、「脚の段数」が6%、「その他」が2%でした。
「その他」には「頑丈な素材やキャスターによる移動しながら撮影できるというのが重視する点です」「カメラをセットしたときの安定感」などの声がありました。
「持ち運び時のサイズ」を選んだ人の理由には、「できるだけコンパクトのもが希望」、「撮影時の高さ」を選んだ人からは「一人息子の活躍を収めるために、私でも主人でも合う高さにこだわりました」という回答もありました。
【100人に調査】ビデオカメラ用三脚の使用満足度を教えて!
続いてビデオカメラ用三脚を使用した満足度についても、アンケートを実施しました。
1位が「やや満足」47%、2位が「満足」42%という結果に。
全体の9割近くの人が、おおむね購入して良かったと感じていることがわかります。
「普通(どちらでもない)」と回答した人は6%。
「不満」「やや不満」と購入に後悔している人はわずか5%でした。
「満足」「やや満足」と回答した人の理由
・手ブレがなくなり、ストレスなく撮影できるから
・子供の運動会で楽に動画が撮れるようになった
・手ブレを抑えられるし、ずっと持っていなくていいから楽
「不満」「やや不満」と回答した人の理由
・購入したが、あまり使う機会が無かった
・持ち運ぶ際に、手がいつも痛くなるところが残念であった
・三脚が使用禁止のところが多いので使用頻度が少なかったからです
ビデオカメラ用三脚おすすめ7選
ビデオカメラ用三脚のおすすめ商品を紹介します。
ベルボンやハクバなど、有名メーカーのものも紹介するので参考にしてください。
浅沼商会 (asanumashoukai) フォトプロ (Fotopro) DIGI-204
「フォトプロ」は、軽量で持ち運びやすい点が魅力のアルミ製三脚です。
凹凸のある地面にも対応する4段脚と、垂直・平行・縦横に動く3way雲台などの様々な機能が付属していて、あらゆる撮影シーンに使えます。
また、雲台の傾きがわかる水準器や、素早くセッティングできるクイックシューなどが搭載されているのも嬉しいポイント。
- 外形寸法
- 全高 120cm
- 最低高 39cm
- 折りたたみ時 38cm
- 重量 0.6kg
- 積載重量 1.5kg
- 材質 アルミ
- 段数 4段
- 雲台 3WAY雲台
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ハクバ (HAKUBA) 三脚 W-312
ハクバのカメラ用三脚は、ビデオカメラはもちろんコンパクトカメラにも使える汎用タイプ。
脚の長さを細かく調整できる4段脚とカメラの傾きを水平にする水準器の機能がついていて、岩場など凹凸のある地面でも水平を保ちながら撮影ができます。
最大長さ約130cmと高い位置からの撮影にも対応していて、運動会などにおすすめです。
- 外形寸法
- 全高(EV含む) 128.5cm
- 最低高 44.5cm
- 折りたたみ時 44.5cm
- 重量 0.7kg
- 材質 アルミ
- 段数 4段
- 雲台 3WAY雲台
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ベルボン (Velbon) 小型トラベル三脚 UT-3AR
ビデオ三脚の人気メーカー「ベルボン」の小型タイプの三脚。
最大高さ約135cmと非常に高い位置からの撮影に対応していますが、約29cmのコンパクトサイズに折り畳めるため荷物がかさばりやすい旅行時にもおすすめです。
雲台は可動域が広い自由雲台で脱落防止機構もあるため、カメラのズレ落ちを気にせず様々なアングルで撮影できます。
- 外形寸法
- 全高(EV含む) 135.5cm
- 全高(EVなし) 118.2cm
- 最低高 36cm
- 折りたたみ時 29.5cm
- 重量 0.8kg
- 積載重量 1.5kg
- 材質 アルミ
- 段数 5段
- 雲台 自由雲台
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AS shop ビデオカメラ 三脚 a-5954130
約150cmの高い場所からの撮影も可能なアルミ製のビデオカメラ用三脚。
高い位置からの撮影はカメラが不安定になりやすいですが、こちらの三脚は重りをフックにかけて安定させることができるのでおすすめ。
また、なめらかに動く3way雲台や高さの微調整ができるエレベーター機能などを使い、より自由なアングルから撮影することもできます。
- 外形寸法
- 全高(EV含む) 150cm
- 最低高 45cm
- 折りたたみ時 46cm
- 重量 1.2kg
- 積載重量 3kg
- 材質 アルミ合金、ABS
- 段数 4段
- 雲台 3WAY雲台
スマハピ (smile&happy) ビデオカメラ用三脚 7601
こちらは、ビデオカメラ、デジカメ、小型ミラーレス一眼の3種類のカメラで使用できる三脚。
上下左右にハンドルが動く3way雲台で、エレベーターによる高さの微調整も簡単にできるため、あらゆるアングルから自由に撮影できます。
また、地面との接地面にはボール状の関節がついていて、屋外など足場が悪い場所でも安定しやすいのが特徴です。
- 外形寸法
- 全高(EV含む) 151cm
- 最低高 58.5cm
- 折りたたみ時 61cm
- 重量 1kg
- 積載重量 3kg
- 材質 アルミ
- 段数 3段
- 雲台 3WAY雲台
スリック (SLIK) ビデオグランデII N
スリックのビデオグランデは、約30cmから約150cmまで幅広い高さのアングルに対応したプロ仕様のビデオ三脚です。
3wayで前後左右に自在に動く雲台はオイルフリュード仕様となっていて、よりなめらかにアングルを調整できるのが特徴。
カメラの重さに反発するスプリングバランス機能も搭載しているため、カメラが動きすぎてブレてしまうことを防ぎます。
- 外形寸法
- 全高(EV含む) 156cm
- 全高(EVなし) 129.5cm
- 最低高 33cm
- 折りたたみ時 69cm
- 重量 2.5kg
- 積載重量 3kg
- 材質 アルミ
- 段数 3段
- 雲台 3WAY雲台
ベルボン (Velbon) 中型ファミリービデオ三脚 4段 ビデオ II EX-647
ベルボンの中型ファミリービデオ三脚は、幅広いシーンに対応する操作性の高さと利便性の高い軽さを兼ね備えた上位モデル。
ビデオカメラはもちろんデジタル一眼レフやスマートフォンなどでの撮影にも対応していて、より手軽に楽しめる点が魅力です。
また、雲台にはパン・ティルト同軸機構を搭載し、より高い操作性を実現しました。
- 外形寸法
- 全高(EV含む) 173cm
- 全高(EVなし) 145cm
- 最低高 53.6cm
- 折りたたみ時 57.5cm
- 重量 2kg
- 積載重量 3kg
- 段数 4段
- 雲台 3WAY雲台
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まとめ
今回は、ベルボンなど有名メーカーが展開しているおすすめのビデオカメラ用三脚や、ビデオ三脚の選び方、使い方などについて紹介しました。
ビデオカメラ用の三脚は、手ブレを抑えた観やすい映像を撮影できるため、運動会やイベントのために購入する人が多いアイテムです。
ビデオカメラ用の三脚の購入を検討している人は、ぜひ本記事を参考にして選んでみてください。