【転落防止】赤ちゃんのソファ対策 今あるソファは撤去すべき?
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赤ちゃんがいる、またはこれから生まれてくる家庭では、安全面や衛生面を考えてソファを置くか撤去するか、買い換えるかは迷うところ。
今回の記事では、赤ちゃんのいる家におすすめのローソファやフロアソファと選び方を紹介します。
また、今あるソファを撤去しなくてもできる安全対策やレイアウト実例も解説。
赤ちゃんも大人も安心してくつろげるソファ選びの参考にしてください。
赤ちゃんがいる家はソファを撤去すべき?
赤ちゃんを迎えるにあたり、今あるソファを撤去すべきかどうか迷う人も多いでしょう。
ケガや汚れの心配がないソファに買い替えできれば一番ですが、出産時は何かと物入り。
撤去しなくても現在あるソファをしっかりと対策すれば、落下やケガのリスクを減らせます。
まずは赤ちゃんにとって最適なソファ選びのポイントやレイアウト実例を参考に、自宅のソファの危険な点と安全対策を考えてみましょう。
赤ちゃんがいる家に最適なソファの選び方
赤ちゃんの落下やケガのリスクも、大人の心配やストレスも減らせる、最適なソファ選びのポイントを確認しましょう。
脚がないロータイプのソファなら落下しない
赤ちゃんは、目を離した隙にソファによじ登って遊んでいることがあります。
一般的なソファの座面の高さは30cm~40cm前後ですが、赤ちゃんが落下すると大きなケガにつながることも。
これからソファを購入するなら、座面が低いローソファを選ぶのがおすすめです。
また、脚がなく直接床置きするフロアソファなら、落下を確実に防げます。
すでにソファを購入している人は、脚を外してローソファにできるかチェックしましょう。
ひじ掛けの素材や有無もチェック
赤ちゃんにひじ掛けは不要なうえ、むき出しの木製ひじ掛けはぶつかると危険です。
つかまり立ちをする頃には、立ち上がった赤ちゃんの顔の高さにひじ掛けが位置するようになります。
新たに購入するならひじ掛けのないタイプか、ひじ掛けがクッション素材で覆われているものがおすすめです。
自宅のソファのひじ掛けがむき出しタイプなら、ぶつかり防止クッションやタオルなど、やわらかいもので包むなど工夫しましょう。
カバーは合皮や洗えるものを
赤ちゃんや幼児がいる家庭では、ソファは汚れるものと考え、手入れしやすいものを選びましょう。
ジュースやお菓子がこぼれたり、トイレトレーニングを失敗したりすることもあります。
さらに、成長するとペンやクレヨンでいたずら書きをすることもしばしば。
合皮の張地やカバーなら水分に強く中材まで染み込みにくいため、汚れも簡単に拭き取れます。
また、外して洗えるカバータイプを選べば清潔な状態を保ちやすく、ストレスなく使用できるでしょう。
一時的と割り切って安いソファを選ぶ
一般的にソファは気に入ったものを長く使う想定で購入しますが、赤ちゃんのケガや汚れを気にしているとストレスも溜まるでしょう。
乳幼児期の間は安くて汚れてもよいロータイプのソファを選び、数年で処分すると割りきると、親子ともにのびのびした気分で過ごせます。
すでに汚されたくないソファがある場合は、数年はカバーをかけて別の部屋にしまっておくのも一つの方法です。
落下を未然に防ぐ! ソファのレイアウト実例
ソファを撤去しなくても、配置やレイアウトの工夫によって、赤ちゃんが落下するのを未然に防ぐことができます。
赤ちゃんがいる家でのソファのレイアウト実例を参考に、安全対策に努めましょう。
ソファの背もたれを壁につける
座面に登れるようになった赤ちゃんは、立って歩けるようになると、さらに高い背もたれに登って遊ぶことも。
背もたれから背面に落下すると、高さがあるためケガもひどくなります。
背もたれからの転落防止のために、背もたれは壁にぴったりつけるなどの対策をしましょう。
どこからでも見やすい位置に配置する
家事をしている間は赤ちゃんをリビングで遊ばせたり、ソファの上で寝かせたりすることもあるでしょう。
ソファは、そんな赤ちゃんの様子を確認できるように、どこからでも見やすいところに配置するのがおすすめ。
キッチンから見える位置に置けば、料理をしながらでも見守れて安心です。
赤ちゃんのソファ対策はしている?
実際に赤ちゃんのいる家庭では、ソファの転倒防止対策はしているのでしょうか。
今回イエコレクション編集部では、生後半年から3歳までの子どもがいる82人にアンケートを実施しました。
最も多かった回答で、「転倒防止対策をしている」は28名、次点で「転倒防止対策をしていない」「ソファを置いていない・撤去した」が27名と、全体的に回答が割れる結果に。
「転倒防止対策をしている」を選んだ人の理由には、「ソファの背もたれ部分を壁につけている」など簡単な対策をしている声もありました。
一方で「転倒防止対策していない」を選んだ人からは「原則、ソファに座らせない」という回答も。
続いて、「転倒防止対策をしている」と回答した28名にどのような転倒防止対策をしているか、詳しい内容を調査しました。
最も多かった回答1位は、「ソファ下にクッションを設置」で11名、2位は「座面の低いソファを設置」と「赤ちゃんが近寄らないよう工夫」が同率で7名、3位は「ひじ掛けなし・ひじ掛けが柔らかいものを設置」で2名という結果に。
「ソファ下にクッションを設置」を選んだ人の理由には、「ソファの足は無いものを選びクッション性の高いマットを敷いた」、「座面の低いソファを設置」を選んだ人からは「座面の低いソファを設置することに加えて、ソファのあるリビングの床全面に厚めのクッションフロアを敷いて二重に対策をしました」という回答もありました。
2つの転落防止対策を組み合わせて、赤ちゃんの安全を確保している人もいるようです。
赤ちゃんのソファ対策に迷っている人は、ぜひこちらのアンケート結果も参考にしてみてください。
赤ちゃんがいる家におすすめソファ7選
落下やぶつかりの危険が少ない、赤ちゃんがいる家に置いても安心なソファを紹介します。
ロータイプやフロアソファ、ひじ掛けのないタイプや手入れしやすい商品などを厳選しました。
サラオン (Salaon) 洗える カバーリングフロアコーナーソファ
赤ちゃんが落下する心配のない、コーナーを作れるフロアソファ
汚れても洗えるカバーリングがうれしい、高さのないフロアソファを紹介します。
低い座面で赤ちゃんが落下する心配もなく、座り心地も抜群。
5色展開のカバーはうっかりこぼしてもすぐに洗えるので、赤ちゃんのいる家でも気兼ねなく使えるでしょう。
壁と囲んで赤ちゃんコーナーを作るのもおすすめです。
- 外形寸法
- 一人掛け 幅49cm 奥行74cm 高さ35cm
- 二人掛け 幅98cm 奥行74cm 高さ35cm
- コーナー 幅74cm 奥行74cm 高さ35cm
- カウチ時
- 一人掛け 幅49cm 奥行98cm 高さ29cm
- 二人掛け 幅98cm 奥行98cm 高さ29cm
- 材質 ウレタンフォーム、ポリエステル
- 重量
- 一人掛け 3.5kg
- 二人掛け 6kg
- コーナー6kg
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モダンデコ (MODERN DECO) フロアソファ Rouen
ファブリックと汚れに強いPVCレザーから選べる、レイアウトも自由なフロアソファ
モダンデコのフロアソファは、座面が低いため赤ちゃんも安心でき、レイアウトも自由自在。
張地は通気性に優れたファブリックと、水や汚れに強いPVCレザーの2種類から選べます。
背もたれをリクライニングのように倒して使うオープンスタイルにすれば、赤ちゃんがよじ登ったり落下する危険をより減らせるでしょう。
- 外形寸法
- 1P 幅50cm 奥行71cm 高さ35cm
- 2P 幅100cm 奥行71cm 高さ35cm
- コーナー 幅71cm 奥行71cm 高さ35cm
- 材質 ファブリック・ウレタンフォーム、PVC
- 重量 17.4kg
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リコメン堂 ヘイリー (Hayley) ローソファ フロアソファ 2人掛け
座面高が低めの安心感があるローソファ
リコメン堂のローソファは、座面の高さが20cmと低めなのが特徴。
一般的なソファと変わりない木枠とウェービングベルトを土台に使用し、赤ちゃんや幼児が遊んでもへたりにくく、長持ちします。
つかまり立ちしやすい低めのひじ掛けは角が丸く、ファブリックでカバーされているので、ぶつかってもケガをしにくいのもポイント。
- 外形寸法
- ソファ 幅135cm 奥行82cm 高さ58cm
- オットマン 幅74cm 奥行51cm 高さ16.5cm
- 材質 天然木、チップウレタン、ウレタンフォーム、Sバネ、シリコンフィル、ポリエステル
モダンデコ (MODERN DECO) 2人掛けソファ Ruhe
広いスペースが確保できる、オットマンの配置も自由なローソファ
モダンデコの2人掛けソファは、脚を取り外せば赤ちゃんにもやさしい高さ約20cmのローソファになります。
横幅100cmのオットマンも脚を取り外せ、ソファと組み合わせれば赤ちゃんが寝返りを打っても落下しにくい、広々としたスペースが確保可能。
ソファの上で赤ちゃんとゆったりくつろぎたい人におすすめです。
- 外形寸法
- ソファ 幅141cm 奥行95cm 高さ81cm
- オットマン 幅100cm 奥行60cm 高さ32cm
- 材質
- 張り地 ファブリック
- 本体 天然木、ウレタンフォーム、Sバネ
- 重量
- ソファ 26kg
- オットマン 10kg
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ドリス (DORIS) ローソファ ソファ 3人掛け カウチソファ 肘付き クッション付 レザー調
赤ちゃんにもやさしい高さが魅力のローソファ
ドリスのロータイプのカウチは、高さ20cmと赤ちゃんにもやさしく転落しにくい造り設計です。
張地は通気性のよいファブリックと、水分や汚れに強く手入れしやすい合皮から選べます。
低めのひじ掛けは張地で覆われているので、万が一ぶつかってもケガをしにくいのもうれしいポイントです。
- 外形寸法 幅202cm 奥行80cm~145cm 高さ35cm~50cm
- 材質
- 表面材 合成皮革、布生地
- 構造部材 天然木、合板、ウレタンフォーム、綿、不織布、ウェイビングベルト、Sバネ、ポリプロピレン
- 重量
- 2P 26kg
- カウチ 15kg
ベルーナ 3WAYハイバックソファベッド
ソファやベッドマットに簡単に切り替えられる便利なフロアソファ
来客時にはソファに、リラックスしたい時や赤ちゃんがいる時は高さの低いカウチ・ベッドマットになる、3Wayソファを紹介。
6段階リクライニング付きで、赤ちゃんに合った角度が見つかるでしょう。
合皮の張地は見栄えもよく手入れしやすいので、ストレスなく赤ちゃんを寝かしたり遊ばせたりできます。
- 外形寸法
- ソファ 幅125cm 奥行78cm 高さ70cm
- ベッド 幅125cm 奥行187cm
- 材質 鋼、ウレタンフォーム、ポリエステル
ロウヤ (LOWYA) 2人掛け 肉厚フロアソファ リクライニング F203_G1139_3000G1
体格や好みに合わせて変幻自在の、安心感のあるフロアソファ
ロウヤのモコモコ感が愛らしいフロアソファは、5つの部分が独立して調節できるので、体格や好みに合わせてぴったりな形を作れます。
オールフラットにすれば高さ18cmになり、赤ちゃんを遊ばせるのに最適なベッドマットに早変わり。
張地は手入れが楽なPVCレザー含む4タイプから選べます。
- 外形寸法 幅116cm~160cm 奥行75cm~115cm 高さ18cm~60cm
- 材質 スチールパイプ、ウレタンフォーム、ウレタンチップ、ポリエステル(サンゴマイヤー)
- 重量 17.4kg
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ソファを撤去しない場合の対策
既にあるソファを撤去したり買い替えたりしなくても、工夫次第で安全な環境を作ることができます。
ソファの脚が付け外し可能な場合、外してローソファにすれば高さを抑えられ落下対策になります。
また、万が一赤ちゃんが落下してもケガをしないように、床にクッション性のあるジョイントマットやラグを敷くのがおすすめです。
むき出しの木製ひじ掛けには、市販のコーナーガードやクッション材を貼り付けておくと、赤ちゃんがぶつかった時にケガをせずにすみます。
通販サイトの最新ランキングも参考にする
各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
まとめ
今回は赤ちゃんがいる家のソファ対策と、安全面・衛生面でも安心なソファの選び方とおすすめ商品も紹介しました。
危険なポイントを踏まえて対策すれば、お気に入りのソファを撤去しなくても、赤ちゃんの落下やケガのリスクを軽減できます。
また、一時的なものと割り切って、安全で汚れに強いものや安いソファを購入するのもおすすめです。
それぞれの家庭に合った方法で、赤ちゃんも大人も安心して過ごせる環境を作ってみてください。