使いやすい分度器おすすめ11選 分度器の使い方、代用品の作り方も紹介
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「算数が大好き」という人も、そうでない人も、避けては通れないのが分度器を使った学習です。
楽しい学習につなげていくためにも、使い勝手の良い分度器を準備してみましょう。
今回は、分度器の使い方やおすすめの分度器を紹介します。
分度器がないときの代用方法や、代用品の作り方も載せています。
新しい分度器を探している人は、ぜひ参考にしてください。
角度を測るときに便利な分度器
分度器は、角度を測る道具です。
主に小学校の3年生~4年生で使い方を習い始めます。
内側と外側に目盛りがあり、半円なら0度~180度、全円なら0度~360度まで角度を計測できます。
分度器の歴史は古く、発明された初期の分度器は、持ち運びができないような大型の機器でした。
現在では手のひらに収まるほどのコンパクトサイズになり、ペンケースや道具箱からサッと出し入れして角度を測れる便利な文房具です。
分度器の選び方
分度器を選ぶポイントは、使いやすさと耐久性です。
材質や目盛りの精度など、分度器選びのチェックポイントを見ていきましょう。
半円か全円か形状で選ぶ
分度器には、小学生が使う半円タイプ、製図で使う全円タイプがあります。
全円分度器は主に製図用で使われています。
半円タイプは、線に合わせて角度が測りやすく、定規の代用にもなります。
半円タイプを選ぶなら下に余白がないものが使いやすいでしょう。
サイズを確認する
分度器は、9cm~12cm程度の大きさを選ぶのがおすすめです。
大きすぎると教科書やノートの上に置きづらく、ペンケースに入らない場合も。
ペンケースに収納できて、読み取りやすく使いやすい10cm程度の分度器を選びましょう。
分度器の材質をチェック
分度器は主にプラスチックでできています。
ペットボトルの材料でもあるPETは割れにくいので、ある程度の曲げにも耐えられます。
ガラスよりも透過性の高いPMMA製(アクリル樹脂)は、水槽にも使われている強度が特徴です。
曲がるPETか、強いアクリルか、必要な特徴で選びましょう。
目盛りが正確なものを選ぶ
ファンシー文具の物差しと、製図用の物差しの目盛りには、わずかに差があります。
目盛りの正確さを重視するなら、文具メーカーの分度器を選びましょう。
小学生なら「算数の学習に向けてつくられた分度器」を、仕事で使うなら「デザイン、製図向け」の分度器を選ぶのがおすすめです。
数字が見やすいものを選ぶ
分度器は小さなスペースにぎっしりと数字がつまっています。
できるだけ数字が大きく、読み取りやすいものを選びましょう。
よく測る90度や120度の数字が大きくなっている分度器は、目盛りが見つけやすいのでおすすめです。
透明でシンプルなデザインがおすすめ
分度器は、見やすくするために色がついているデザインも多くあります。
色によっては測りたい線を隠してしまうことがあり、使いづらく感じてしまう場合も。
好みや使い勝手にもよりますが、できるだけ透明でシンプルなデザインがおすすめです。
分度器の使い方
分度器の使い方を見ていきましょう。
まず、測りたい線の上に分度器を置きます。
分度器の下の直線を、測りたい線に合わせたら、「測りたい角の頂点と分度器の中心」を合わせてみてください。
次に目盛りを読んでいくのですが、目盛りは内側と外側の2種類。
どちらを読むかは、合わせた直線で確認しましょう。
直線の端が「0度となっている方の目盛り」を読みます。
分度器の使い方は何度も練習して覚えましょう。
分度器が手元に無いときの代用方法
家にあるものを使った、分度器の代用品の作り方を紹介します。
分度器の代用品の作り方は、正方形の紙を作って三角に折るだけ。
90度や45度の角度が作れるので、分度器の代用品ができます。
アナログ時計は数字と数字の間が30度なので、紙に写すなどして代用しましょう。
スマホがあれば、分度器アプリやオンラインサービスも利用できます。
忘れたときや、なくしたときは、分度器の代用があることを覚えておくとよいでしょう。
半円の分度器おすすめ7選
ここからは、半円の分度器のおすすめ商品をチェックしていきましょう。
角度の作り方や使い方をイメージしながら選んでみてください。
レイメイ藤井 (Raymay Fujii) 見やすい白黒分度器 APJ151
創業130年を越える文具メーカー、レイメイ藤井の半円分度器です。
透明度の高いアクリル製で、黒地に白抜きの数字が見やすく、削れにくいという特徴があります。
下に余白がないので、分度器を直接測りたい線に合わせられて使いやすいところもポイント。
読み取りやすさが気になる人にもおすすめの、測りやすい分度器です。
- 外形寸法 幅9cm 奥行4.5cm 高さ0.15cm
- 素材 メタクリル樹脂
- 重量 8g
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クツワ (KUTSUWA) 算数分度器 HP09A
創業100年、子供向け文具をメインに販売しているクツワの算数分度器。
小学校の教科書に対応しているので、小学生がはじめて使う分度器としてもおすすめです。
読み間違いやすい端の目盛りが強調してあり、位置合わせの間違いを解消する機能があります。
これから分度器の使い方を学ぶ小学生や、今までの分度器が使いにくいと感じている人にもおすすめです。
- 外形寸法 幅9cm 奥行4.5cm 高さ0.15cm
- 素材 メタクリル樹脂
- 重量 6g
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レイメイ藤井 (Raymay Fujii) 先生おすすめ!!はし0 (ゼロ) メモリ分度器 APJ92
曲げても折れにくいPET樹脂を使った、レイメイ藤井の、はし0分度器です。
学校の先生との共同開発で、学習のしやすさに気を配って設計されています。
余白がないので直感的に合わせやすく、PET樹脂で教科書のカーブにも合わせやすいです。
日本製でコンパクトな9cmサイズ。
学校や家で使う予備の分度器にもおすすめです。
- 外形寸法 幅9cm 奥行4.5cm 高さ0.1cm
- 素材 再生PET樹脂
- 重量 6g
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ソニック (SONiC) ナノピタ キッズ 分度器 9cm SK-7882
昭和26年創業、「あったらいいな」を形にする大阪の文具メーカーソニックのキッズ用分度器。
PMMA製で透明感が高く、強度もばっちりです。
すべらないナノピタ機能で、教科書や問題集の上でピタッととまり、すべりにくいのも特徴。
オレンジのラインで数字も見やすく、明るいカラーの分度器がほしい人におすすめです。
- 外形寸法 幅9cm 奥行4.8cm 高さ0.15cm
- 素材 PMMA
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コクヨ (KOKUYO) 分度器 まなびすと 再生PET樹脂製 90×50mm 半円分度器 GY-GBA310
大手文具メーカーコクヨの半円分度器。
再生PET素材で曲げても割れにくいエコな分度器です。
偶数の目盛りが強調されているので、直感的にわかりやすく読み取りやすいのが特徴。
放射状で色付けされたカラーと大きめの数字で、見やすさも抜群。
大手メーカーの信頼感が好きな人や、下に余白がある分度器が使いやすい人におすすめです。
- 外形寸法 幅9cm 奥行5cm 高さ0.1cm
- 素材 R-PET
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ステッドラー (staedtler) 半円分度器 968 51-12
180年以上の歴史を誇る、ドイツのステッドラー社の製図用半円分度器です。
目盛りは0.5刻みと非常に細かく、設計や製図、デザインなどで1度以下の角度を測りたい人におすすめです。
0.5mmの厚さで、紙にピタッと添えられます。
円グラフにも便利な百分率目盛りつきで、手書きでさまざまな図形をかきたい人にもおすすめの分度器です。
- 外形寸法 幅12cm 高さ0.05cm
- 素材 PET
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ソニック (sonic) ナノピタ ガール 分度器 リバーシブル sk-7642
「かわいい」と思わず言ってしまいそうなデザインの半円分度器です。
ピンクとブルーのかわいいカラーリングに、目盛りの数字はハートでマーク。
小学生はもちろん、大人でも気分のあがるかわいい分度器です。
これから分度器の授業が始まる小学生や、かわいい文具で癒されたい人にもおすすめ。
すべり止め加工やリバーシブル仕様で機能性も十分。
- 外形寸法 幅9cm 奥行4.8cm 高さ0.15cm
- 素材 PMMA
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全円の分度器おすすめ4選
ここからは、設計や製図におすすめの全円の分度器を見ていきます。
使い方や角度の作り方もあわせてチェックしましょう。
共栄プラスチック (KYOEI PLASTIC) 全円分度器 V-316
創業80年を越える大阪の文具メーカー、共栄プラスチックの全円分度器。
強度の強いアクリル製です。
中心部の針穴で固定する使い方で、ずれにくく測れます。
180度以上の角度も測れるので、円グラフなどの製図にも。
1度刻みの細かな目盛りで、精度の高い角度が作れます。
設計や製図に携わる人には、ひとつあると便利な全円分度器です。
- 外形寸法 幅8cm 奥行8cm 高さ0.1cm
- 素材 硬質塩化ビニール樹脂
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ウチダ (UCHIDA) 全円分度器 12cm型 1-822-0000
製図用品メーカーのウチダによる、土地家屋調査士試験の必需品である全円分度器です。
12cmの持ち運びやすいサイズで、試験勉強や本番の試験にも使いやすいサイズです。
百分率の目盛りがあるので、円グラフの作り方もばっちり。
サイズ別の目盛りもあり、CADや製図に関わる仕事をしている人にもおすすめの全円分度器です。
- 外形寸法 幅12cm 奥行12cm 高さ0.1cm
- 素材 硬質ビニール
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ドラパス 全円分度器 アクリル製 12cm 16511
製図機器メーカードラパスの全円分度器は、目盛りが小さく下の線が見やすいところが特徴です。
内側の目盛りは5度単位、2番目の目盛りは勾配目盛りになっていて、これひとつでさまざまに使えるところがポイント。
百分率もついているので、円グラフにもぴったり。
目盛りの種類が多い全円分度器を探している人におすすめです。
- 外形寸法 幅12cm 奥行12cm 高さ0.1cm
- 素材 アクリル
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コンサイス (concise) 全円分度器 直径12cm C-12
コンサイスの全円分度器は、マット加工で反射を防ぎ、読みやすいのがポイントです。
鉛筆なら分度器に書き込むこともできるので、メモしたいときにも便利。
目盛りは箔押しなので、長く使っても薄くならずに使えます。
中心が開いているので、頂点への合わせやすさもポイント。
デザインや設計で分度器を探している人におすすめです。
- 外形寸法 幅12cm 奥行12cm 高さ0.1cm
- 素材 塩化ビニール
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まとめ
分度器の使い方は、小学生ではじめて習います。
角度を測ったり、円グラフの作り方を学んだりと、大人になっても役立つ知識が身につけられます。
使いやすい分度器を選んで、学習がスムーズに運ぶようにしましょう。
分度器の使い方は何度も使って覚えていくものですが、道具の良さも大事なポイントのひとつです。
お気に入りの分度器を見つけて、学習、設計などに役立ててください。