ウィッフルボール用アイテム4選 Kゾーンとは?基本ルールや投げ方も紹介
野球よりも省スペース、少人数で簡単に試合を楽しめる「ウィッフルボール」。
この記事では、ウィッフルボールのルールや魅力の解説と、ウィッフルボールで使用するおすすめ道具やセット商品を紹介します。
記事後半では、野球とは違うウィッフルボールの基本的な投げ方も解説しています。
ウィッフルボールに興味のある人や始めてみたい人はぜひ参考にしてください。
ウィッフルボールってどんなスポーツ?
ウィッフルボールとは1953年にアメリカで生まれたスポーツ。
ネット動画などで話題になり、現在日本を含めて世界中に注目されています。
もともとは自宅の庭など限られたスペースで野球をするために考案されたスポーツです。
穴が空いたウィッフルボールとプラスチック製バット、Kゾーン(ストライクゾーン枠)というシンプルな道具と手頃な価格で始められるのが魅力。
中が空洞のボールに穴が開いていることで空気抵抗が生まれ、魔球のような変化球が投げられるのも人気のポイントです。
野球よりも簡単、ウィッフルボールのルールを解説
野球よりもシンプルなルールかつ少ない人数で手軽に始められるウィッフルボール。
ここからは、その基本的ルールを解説します。
捕手と審判は必要なし、投球の判定方法
野球はストライクやボールの判断を球審が行いますが、ウィッフルボールの場合は、Kゾーン(縦65cm、横60cm)といわれるゾーンの枠に投球が当たればストライクと判断されます。
そのため、審判はもちろん、捕球の必要もないため捕手も不要。
より少ない人数、初心者でもわかりやすいルールでプレーを楽しめます。
走塁も必要なし、進塁の位置はボールの落ちる場所で決まる
ウィッフルボールではバッターによる走塁は必要ありません。
打球がフェアゾーンという範囲内の落ちた場所に応じて一塁打、二塁打、三塁打、本塁打を判断します。
空振り三振やフライを捕球した場合、フェアゾーンでのゴロを捕球するとアウトになるなど誰にでも判断しやすいルールです。
走塁は必須ではないだけで取り入れても問題ありません。
たくさん動く方が運動不足の解消になります。
最低2人から試合ができる
ウィッフルボールの試合は、基本的には投手1人野手4人の1チーム5名で構成され、対戦相手を含めて10人いれば正式な試合を行えます。
しかし、ボールが落ちた場所でヒット判定できるので、最小では投手と打者の2人いれば大丈夫。
少人数で、場所も取らず、道具も安価に始められるウィッフルボールは、日本の住宅事情にもマッチ。
関西地方を中心に同好会も組まれています。
試合の進み方
ウィッフルボールの試合の進み方を解説します。
試合は1チーム2人から5人(投手1人、野手1~4人)で始め、試合中、野手はフェアゾーン内にいる必要があります。
1番ピッチャーをはじめ、2番シングル、3番ダブル、4番トリプル、5番ホームランエリアと、各エリアに配置します。
Kゾーンに投球が当たればストライクで、打球が落ちた場所でヒット判定します。
3アウトチェンジ、9イニングで試合が進む点は野球と一緒です。
バッドやボールを揃えてウィッフルボールをはじめよう
バットやボールをお得なセットで揃えて、ウィッフルボールを始めましょう。
amazonなどで人気の商品を紹介します。
ウィッフルボール (WiFFLE BALL) ベースボール&ロングバットセット NO.200
ベースボールサイズのウィッフルボール1個と、黄色いロングバットのセット商品は、60年以上愛され続けている公式アイテムで、全米でも人気の商品。
家庭などで少人数から始めてみたい人などにおすすめの、バットとボールの基本セットです。
- ボールの個数 1個
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ウィッフルボール (WiFFLE BALL) ウィッフルボール 2個セット
ウィッフルボールの投球練習を進めたい人におすすめのウィッフルボール2個セット。
コツを掴むと変化球が投げられるとamazonでも大人気の商品。
変化球の練習を行いたい人のボールの追加購入にもおすすめです。
- ボールの個数 2個
ウィッフルボール (WiFFLE BALL) ウィッフルボール 3個入り
屋外でウィッフルボールを楽しむ場合や、少人数で試合をするときにおすすめの公式ウィッフルボール3個セットは、複数セットでお得な価格。
投球練習や試合でボールを拾いに行く手間を省くためにも、最初に多めのセットを買っておくといいでしょう。
- ボールの個数 3個
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フィールドフォース (FIELD FORCE) 変化球プラボール20球入り FHB-20
コストを抑えて練習していきたい人におすすめのプラボール20個セット。
コンパクトにまとめられる専用収納袋が付属しています。
ウィッフルボールと同じサイズで、投球、打球の練習には最適。
ブルーとホワイトに分かれたカラーも、握り方を確認する際に分かりやすいポイントです。
- ボールの個数 20個
Kゾーンはどうやって用意する?
ウィッフルボールで特徴的な道具「Kゾーン」はどのように用意すればいいでしょうか。
Kゾーンの枠のサイズは縦65cm、横60cmで、日本ウィッフルボール協会公認の頑丈なスチール製Kゾーンは1万円以上します。
しかし、ウィッフルボールは気軽にバッティングやキャッチボールできるのが醍醐味でもあるスポーツ。
自宅などで楽しむ場合は、枠と同じ大きさのシートや、ホームセンターで購入できる塩ビパイプや結束バンドで自作して代用しつつ、より身近にオリジナルルールで楽しんでもいいでしょう。
ウィッフルボールの投げ方
ボールが空洞で穴が開いていることで、魔球のような投球ができるウィッフルボール。
一方で、野球とはボールの形が違うため、野球同様の投げ方だと思うように曲がりません。
ストレートやスライダーなど、野球とは異なるウィッフルボールの投げ方を解説します。
基本のスライダー
初心者がまず挑戦したい、投げ方が一番簡単な球種。
ボールの穴が開いている側を利き手に向けて握り、オーバースローで縦回転をかけるように投げます。
手首で回転をかけるほど曲がりやすくなりますが、ある程度の球速も必要。
常に自分の利き手方向に合わせて投げるイメージを大切に、まずはここから練習を始めてみましょう。
ホップするライザー
ライザーは、基本のスライダー同様、初心者におすすめの投げ方です。
ボールの穴が空いている側を下向きにして、サイドかアンダースローで投げるとボールがホップします。
簡単な投げ方ながら「遅いけど伸びる」という打ちにくい投げ方で、試合などでも有用です。
既定の握り方を守り、とにかく下方に投げることを意識するといいでしょう。
球速も必要なストレート
投げ方をマスターすると試合などで効果的に使えるストレート。
穴の向きは上下どちらでも問題なく、オーバースローで縦回転をかけつつ投げます。
ストレートとスライダーを駆使すれば、試合で打ち取れる確率も上がります。
ストレートはボールに変化がかかりやすい投げ方で、ある程度球速が出せるように練習を重ねて習得しましょう。
難易度高いスクリュー
これまで紹介した投げ方と比べて難易度が非常に高いスクリュー。
穴が空いている側を利き手と逆方向に向けて握り、上からオーバースロー気味で放る投げ方です。
ほかの球種より難しく、たくさん練習する必要がありますが、ドロップ、カーブなどの変化球と基本的な投げ方は似ています。
ウィッフルボールに慣れてきたら、徐々に習得していきましょう。
まとめ
アメリカ発祥で、世界的に注目を集めるウィッフルボール。
少ない道具で、省スペース、少人数で始められるスポーツです。
さらに、コツを掴めば初心者でも魔球のような変化球が投げられるという楽しさもあります。
バットやボールはamazonなどのお得なセット商品を購入し、正式ルールはもちろん、オリジナルで決めたルールも加えながら、自分らしく楽しんでみましょう。