ユニットバスの消臭方法 匂いの原因は?バストイレ一緒の家の匂い対策

シャワーブースとトイレが一体になった部屋の写真
出典:Pixabay

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バストイレ一緒のユニットバスは湿気がこもりやすく、匂いが気になる人も多いのではないでしょうか。
また、カビや雑菌が繁殖しやすい場所でもあります。
ユニットバスを消臭するには、ユニットバスの匂いの原因を知ることが大切です。
今回はお風呂の嫌な匂いが気になる人のために、ユニットバスの匂いの原因やおすすめの消臭方法を解説。
ほかにもシャワーカーテンやトイレなどの具体的な掃除方法も紹介します。

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バストイレ一緒のユニットバス

まず断っておくのは、本来ユニットバスとは、バストイレ一緒という意味ではなないこと。
事前に作られた壁や浴槽、床などを現場で組み立てて完成させる工法のことを指します。
工法の呼び名であるため、実際にはお風呂とトイレが別々の空間であることも少なくありません。

ただし、今回の記事では、バストイレ一緒の空間にあるものをユニットバスとしています。
ユニットバスはバストイレ一緒のため、スペースに限りがある部屋の場合はメイン空間を広くできるのがメリット。
しかし、ユニットバスは湿気がこもりやすく、カビや雑菌を原因とした臭いのトラブルが起こりやすいデメリットもあります。

ユニットバスの匂いの原因と消臭方法

湿気がこもりやすいユニットバスでは、嫌な匂いに悩む人も少なくありません。
ユニットバスで発生する匂いの原因と、簡単にできるおすすめの消臭方法を紹介します。

トイレ

トイレの匂いの原因は、主に尿の飛び散りによるものです。
尿が飛び散ることでトイレ周りが汚れ、雑菌が尿素を分解するときにアンモニア臭が発生します。
ユニットバスは湿気がこもりやすいため特に雑菌が繁殖しやすく、匂いも強くなりがちです。

トイレの掃除方法

まずビニール手袋やゴム手袋をはめて、便器全体や尿が飛び散りやすい床や壁に、スプレーボトルに入れた熱湯重曹水をたっぷりと吹きかけます。
その後、きれいな布で拭き取りましょう。
また、消毒用エタノールで除菌するとさらに消臭できます。
トイレ用のブラシでこすっても取れないしつこい汚れや臭いには、トイレ用の酸性洗剤の使用がおすすめです。

シャワーカーテン

一般的なバストイレ一緒のユニットバスでは、入浴中にお湯が周囲に飛ばないようにシャワーカーテンを使います。
十分な換気をしないと湿気がこもり、シャワーカーテンに残ったシャンプーのカスや皮脂汚れにカビや雑菌が繁殖することも。
それらが匂いの原因になることがあります。

シャワーカーテンの掃除方法

シャワーカーテンのカビは、バス用のカビ取り洗剤を使うのがおすすめ。
カビ取り洗剤を吹きかけたら、カビ状況に合わせてしばらく放置し、ブラシでこすってシャワーで洗い流します。
最後にタオルで水気を拭き取りましょう。
また、カビ取り洗剤を使うときには換気するのを忘れずに。
カビは熱に弱いため、毎回入浴後に50度以上のお湯を5秒以上掛けておくのも、消臭方法として有効です。

天井・ドアや壁

天井やドア、壁などからもわっとした汗のような酸っぱい匂いが発生するのは、皮脂やボディーソープ、シャンプーのカスが主な原因です。
身体や頭を洗うときに飛び散った後、時間が経つと酸化してさらに匂いが強くなります。

天井・ドアや壁の掃除方法

クエン酸と重曹をぬるま湯に溶いてスプレーボトルに入れ、天井やドア、壁全体にたっぷり吹きかけます。
匂いや汚れの度合いに応じてスポンジでこすり、その後お湯で洗い流すだけと簡単です。
天井やドア、壁もシャワーカーテンと同様、使用後に熱いお湯をかけて洗い流しておくと消臭やカビ対策ができます。

換気扇

換気扇はカビが発生しやすいだけでなく、ホコリが溜まりやすいのがポイントです。
換気扇のホコリが溜まることで換気機能が落ち、ユニットバス全体に湿気がこもりやすくなるなど、間接的な臭いの原因になります。

換気扇の掃除方法

換気扇を掃除するときには、ケガや感電を防ぐためにも必ず電源を切りましょう。
電気製品なので直接水をかけて洗うのも厳禁です。
カバーを取って換気扇内部のシロッコファンを外したら、掃除機や濡れた雑巾でホコリを取り除きます。
バケツに少量の中性洗剤とお湯を入れ、外したパーツを入れて漬け置きし、汚れを洗い流したらしっかりと水分を拭き取って戻しましょう。

排水口やトラップ

ドブや雑巾のような臭いがしたら、排水口やトラップが汚れているかもしれません。
排水口やトラップは、髪の毛や石鹸カスなどが混ざってドロドロになったところに、雑菌が繁殖することで匂いが発生します。
排水口には赤カビや水あかも溜まりやすいため、こまめな掃除が必要です。

排水口やトラップの掃除方法

排水口やトラップは凸凹部分が多いため、細かな部分までしっかりと汚れを落とすことが大切です。
また、雑菌が多いためゴム手袋をはめて掃除してください。
受け皿に溜まった髪の毛やゴミを取り除き、外せるパーツは全て外します。
お風呂掃除用洗剤を付けたスポンジや歯ブラシで、細かな汚れをかき出して洗い流しましょう。
最後に排水口に1カップ分の重曹とお湯を流して完了です。
週1回の頻度で手入れを行えば、消臭対策になります。

バスマット

バスマットは水分を含んだまま放置することによってカビが生えてしまい、匂いの原因になることがあります。
バスマットに絡んだほこりやゴミ、髪の毛などを餌にダニが集まってしまうこともあるため注意が必要です。

バスマットの掃除方法

バスマットは敷きっぱなしにするのではなく、使用後に乾燥させて水分を飛ばしカビを発生させないようにするのがポイント。
定期的に洗濯洗剤で洗濯し、しっかりと干して乾燥させましょう。
また、天日干しすることでダニ対策にもなります。
ほこりや髪の毛は日頃は粘着ローラーで回収し、干して乾燥させた後は、ダニの死骸と一緒に掃除機で吸い取るのがおすすめです。

まとめ

バストイレ一緒のユニットバスは湿気が溜まりやすく、カビや皮脂汚れ、石鹸カスなどから匂いが発生しやすいものです。
ユニットバスの消臭対策には、匂いの原因を知って定期的に掃除するのがおすすめ。
また、バスやトイレ用の消臭グッズがたくさん販売されています。
嫌な匂いのしない清潔なユニットバスをキープするためにも、消臭グッズや掃除グッズを上手に活用してみましょう。

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※本記事はIECOLLECTION編集部の調査結果に基づいて作成しています。

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