プロジェクタースクリーンの代用方法 模造紙や布を使った自作シアターが便利

プロジェクターを使って映像をスクリーンに投影すれば、迫力のある映像を楽しむことができます。 プロジェクタースクリーンは身近なもので自作できるため、低予算で用意することも可能です。 この記事では、ホワイトボードやシーツを使った、プロジェクタースクリーンの代用方法について紹介。 代用品になるアイテムや自作アイデアを集めたので、ぜひ参考にしてください。

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プロジェクタースクリーンは代用・自作できる?

プロジェクターでホームシアターを楽しむなら、プロジェクタースクリーンの用意が必要です。 実は、プロジェクタースクリーンは専用のものでなくとも、代用や自作で対応することができます。 いろいろな方法があるので、予算や作り方、部屋にあったもので試しましょう。

プロジェクタースクリーンの代わりになるもの

プロジェクタースクリーンの代わりになるものはさまざま。 ホワイトボードやシーツなど身近なものもスクリーンの代わりになります。

白い壁

家具などで隠れていない広い壁があれば、プロジェクターを投影できます。 白い壁が見やすいですが、真っ白でなくとも大丈夫。 白に近い色ならきれいに投影することが可能です。 壁紙の多少の凹凸も、照明を消して投影すればあまり気にならないでしょう。

白い模造紙

プロジェクタースクリーンは、製図や掲示物、学校の研究発表などで使われる模造紙でも代用可能。 白い模造紙は厚手の大判用紙で、表面がツルツルとしているためプロジェクターの投影にぴったり。 紙なのでリーズナブルで、気軽に用意できる点もメリットです。

ホワイトボード

オフィスや学校で活用するホワイトボードも、プロジェクタースクリーンの代わりになります。 模造紙よりも硬いので映像にゆがみが出にくく、また、壁と違って表面に凹凸がないためきれいに投影することができます。 ただし表面がツルツルしているホワイトボードは反射する可能性があるので、マット仕上げのプロジェクター対応や映写兼用を選ぶといいでしょう。

白いシーツや布のテーブルクロス

白いシーツやテーブルクロスといった大判の布もプロジェクタースクリーンの代用としておすすめ。 特に刺繍やプリントなどのない真っ白なタイプが向いています。 テーブルクロスの場合は、反射しないようにツヤのないものを選びましょう。 また、布が薄い場合は数枚重ねて使用してください。 折り目やシワはクリップ留めしたりアイロンで抑えたりして、凸凹が少ないようにしましょう。

ベッドパッド

ベッドパッドをプロジェクタースクリーンの代わりにすることもできます。 シーツより厚手なので、透けるのが心配な人にもおすすめ。 また、手入れがしやすく、シワになりにくいのもメリットです。 壁のないところで使いたい時にも向いていて、シーツと組み合わせるのもいいでしょう。 一方で、厚みがあるので、壁に留める時は長い画鋲を用意するなど工夫も必要です。

防炎シート

工事現場などで活用されている防炎シートも、プロジェクタースクリーンの代わりにできます。 遮光性があって厚手な点が特に投影に向いています。 また、防炎シートはその名の通り熱に強いため、長時間投影したあとの熱が気になる時にも安心。 ハトメパンチが備わっているものなら、フックを使ってカーテンレールなどに簡単に引っかけられるので便利です。

カーテン

大きな布のカーテンを代わりに使う方法もあります。 カーテンを使う場合は1級遮光以上の遮光性の高いものを選びましょう。 裏地が黒系だとよりはっきり投影させることができます。 また、カーテンにはヒダがあるため、ロールカーテンか、なるべくヒダやシワが少ないもの、目立たないものを選ぶのがおすすめ。 ロールカーテンは巻き取りの機械部分を固定する必要があるので、取り付け方法を確認しておきましょう。

プロジェクタースクリーンの自作例

ここからは、プロジェクタースクリーンを自作するアイデアを紹介します。 模造紙や布などを使った簡単な方法を集めました。

低コストで作れる模造紙スクリーン

低コストでプロジェクタースクリーンを自作するなら、模造紙を使うのがおすすめ。 模造紙は100均でも売られています。 まず、模造紙の上下に園芸用の支柱をつけてめくれにくくします。 この時、模造紙の端を少し丸めて支柱をテープで留めるときれいに仕上がります。

最後に支柱に紐をとりつけ、壁に掛けたら完成です。 壁を傷つけたくない場合は、ホワイトボードにかけてもいいでしょう。 複数枚をつなげて大きくすることで100インチ以上の大きなスクリーンを自作することも可能です。 模造紙をつなげる時はテープで貼り合わせ、テープが裏側になるようにして使用しましょう。

賃貸には突っ張り式の自作シアターもおすすめ

賃貸の家では壁に穴を開けるのが難しいので、突っ張り棒を使ったシアターを自作するのがおすすめ。 窓枠の内側などに突っ張り棒を渡して、スクリーンにする方法です。 スクリーンにはテーブルクロスなどの布を活用できます。

生地が薄いようであれば、裏面に黒いビニール袋を貼って補強することで遮光性がアップ。 布に穴を開け、S字フックを使って突っ張り棒に引っかければ自作プロジェクタースクリーンの完成です。 ただ、突っ張り棒を使った自作方法だとあまり大きなものが作れないので、小さめのスクリーンでいい人に向いています。

屋外設置に最適な大型自作シアター

大型の自作シアターを用意すれば、屋外で映画などを楽しみたい時にも便利です。 大型スクリーンを用意する場合は、ベッドシーツを使うのがおすすめ。 裏側にブラックシートを重ねて透けるのを防止します。

この時、ダブルクリップでシーツとブラックシートを挟めば簡単に2枚を合わせることが可能。 屋外で使用する場合は、ブラックシートのハトメに紐を通し、四隅を引っぱりながらウッドデッキなどの柱に縛ります。 室内で使用するなら物干し竿を壁や窓際に引っかけ、ハトメにS字フックを掛けてスクリーンを吊り下げましょう。

プロジェクタースクリーンの代用・自作の注意点

スクリーンを代用したり自作したりする場合は、プロジェクターが投影可能なサイズであるかが最重要。 設置したい場所の大きさも確認し、壁や窓のサイズに合うスクリーンを自作しましょう。

また、布などで代用する場合は、なるべく白いものを選び、シワや生地の厚さもチェックしてください。 シワや折れ目があるときれいに投影できないため、なるべくフラットな状態で使えるようにします。 生地が薄い場合は黒いシートなどを重ねて遮光性を上げることも大切です。

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まとめ

プロジェクタースクリーンの代用方法について紹介しました。 自宅や屋外でプロジェクターを使った映像を楽しむなら、スクリーンの用意が欠かせません。 持っている白いカーテンやシーツなどの布、ホワイトボードや模造紙を使えば、簡単にプロジェクタースクリーンを自作することができます。 紹介したさまざまなアイデアを参考に、取り入れやすい方法を試してみてください。

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