【100人に調査】メンズニットの下に着るものは? セーターのインナー選びも紹介
冬のメンズコーデに欠かせないのが、ニット素材でつくられるセーターです。
定番だからこそ、セーターの中に着るものは定石を抑えておきたいところ。
今回は、メンズニットの下に着る服の種類や合わせ方、おすすめ商品を解説。
下着としておすすめのインナーと、重ね着として見せるためのインナーをそれぞれ紹介していきます。
見せる派も見せない派もぜひ参考にしてください。
ニットの下にシャツを着るメリット
そもそもニットの中に何も着ないという人もいるかもしれません。
しかし、人の体は階段の上り下りなどちょっとした運動で汗をかきます。
ニットを頻繁に洗わない人は、気軽に洗濯できる下着を着用したほうが衛生的です。
他にも、下着を挟むことで、ニットが肌に直接触れず、ニットのチクチク感から解放されるメリットもあります。
おしゃれが好きなら、下着ではなくTシャツや襟付きシャツをインナーにして、首元や裾から見せてもいいでしょう。
例えば、シックな印象の黒セーターに白のインナーを見せることで、明るさが足され清潔感が強くなります。
メンズニットの下に着るものの種類
ニットの中に着る服に特別な決まりはありません。
コーディネートで作りたい雰囲気に合わせて変えましょう。
メンズニットの下に着る服の例を紹介します。
Tシャツ・カットソー
セーターの下に重ね着する服のなかでも、Tシャツやカットソーは日常で取り入れやすいアイテムです。
また、セーターの下からのぞかせるとコーデにカジュアルな印象をプラスします。
手持ちの服を増やしたくない人は、インナーのTシャツを下着と兼用するのもおすすめです。
薄手のものを選べば、重ね着しても着ぶくれしません。
シャツ
大人っぽい印象や、キレイめに見せるには、セーターの中にシャツを着るのがおすすめです。
襟付きの白シャツなら、オフィシャルな場にも対応できる、きちんとした印象に仕上げられます。
反対に、カラーシャツで色合わせを楽しんだり、ボタンダウンでカジュアルに仕上げたり、一癖加えたいときにも便利です。
タートルネック
タートルネックのTシャツも、ニットの中に着る服に使えます。
首回りを外気から守れるため、防寒対策の重ね着にもぴったりです。
タートルネックのインナーは、ニットの首のデザインとバランスを考えて選ぶことがポイント。
色の合わせ方でおしゃれに見せることも可能です。
【アンケート調査】ニット・セーターの下は何着てる?
今回イエコレクション編集部では、ニットやセーターをよく着る男性100人を対象にアンケートを実施。
セーターやニットの下に何着るかや重ね着の仕方などを伺いました。
最も多かった回答は、「クルーネックのTシャツ・カットソー」で37%、2位は「シャツ」で22%、3位は「VネックのTシャツ・カットソー」で16%という結果に。
「その他」は「ヒートテック、またはそれに近いもの」といった回答でした。
なかには「YシャツにはVネック、それ以外にはUネック」「中のシャツが見えないようVネックを着ている」などインナーが出ないように気を付ける人も。
ニットセーターの中に着るものの選び方
様々な種類のあるTシャツやシャツ。
セーターの中に着るときは、どんな点に注意して選べば良いでしょうか。
インナーの選び方を紹介します。
どんな印象に見せるかで決める
全体をどんな印象に見せるかを考えてインナーを選びましょう。
Tシャツやカットソーはカジュアルな印象に、襟付きシャツはきれいめスタイルになります。
Tシャツを選ぶときは、首回りがよれていると、下着のように見えてしまうこともあるため注意が必要です。
Vネックなどネックラインの種類に合わせる
セーターのネックラインごとにインナーの楽しみ方も変わります。
開きの大きいVネックは、襟の詰まったインナーと合わせるとバランスが取りやすいです。
逆にクルーネックなど、鎖骨がしっかり隠れるセーターは、着丈の長いインナーを合わせて首元より裾のレイヤードを楽しみましょう。
ただし、首が長めの人はクルーネックセーターでもハイネックを合わせたほうが、おしゃれなバランスになることもあります。
ニットの色でインナーを決める
もし持っているニットが白などの淡い色なら、黒や青などトーンの暗い色を合わせると下から透けることも。
意図的にインナーを透かすテクニックもありますが、失敗するとごちゃごちゃした印象を与えます。
おしゃれ初心者はまず、セーターのデザインに影響を与えないインナー選びを意識しましょう。
色選びに自信がない人は、見せるインナーなら白、見せないインナーなら肌に近い色がおすすめです。
吸湿速乾性の高いインナーがおすすめ
ニットの中に下着を着用すれば、下着が汗を吸ってくれるため、ニットを清潔に着まわせます。
また、吸湿速乾性の高いインナーなら、1枚でTシャツと下着両方の役目を果たしてくれます。
重ね着する枚数が減らせるため、着ぶくれ回避におすすめです。
ニットとインナーを重ね着するときの着こなし方
メンズニットとインナーの重ね着は、着方が重要です。
おしゃれに見せる、重ね着のポイントを紹介します。
中途半端に首元から見えるインナーは使わない
首の片側だけインナーが見えるような中途半端なサイズだと、下着っぽさが出るため要注意。
下に着る服は、見せるかどうかを決めてサイズを選びましょう。
インナーを見せたくない場合、小柄な男性にはレディースインナーから見つけるのもおすすめです。
男性向けのデザインより、首の開きが広いインナーが豊富に揃っています。
中に着る服を着丈の違うものにする
首回りと同じく、メンズニットと下に着る服が同じくらいの着丈なら、ちらちらと見えるインナーを下着っぽく感じてしまうことも。
重ね着スタイルをおしゃれに見せるときは、ニットの下の服は、ニットよりも着丈が長いものを選ぶのがおすすめです。
レイヤードコーデでインナーを裾から出すときは、ニットの着丈より2cm~5cm程度長いものがベストです。
【アンケート調査】ニット×インナーのおしゃれな着方・重ね着のコツは?
続いて、アンケートで回答いただいたニットとインナーの重ね着のコツを紹介します。
ニットとインナーの色の組み合わせに気を付ける
・色の違ったシャツを上手く着こなすとファッション性が出て格好良くなります
・インナーは白にして少し見えるように着るとおしゃれに見える
・インナーは黒や紺色等の寒色を選び、ニットから少し見えるように着ると、少しお洒落で、スマートに見えます
・ニットと同系色もしくは反対色のコーデを意識してます
・ニットよりインナーのほうが映えない色になるように
・インナーは黒にする。どんなニットでも合うから
シャツで落ち着いた雰囲気に
・襟付きシャツを合わせると落ち着いた雰囲気にみせられる
・シャツを合わせると、清潔感があり、スタイリッシュになる
・黒やネイビー系統のニットにオーバーサイズの白シャツと合わせると清潔感が出て、レイヤードもできるのでオシャレ。ネックレスとの相性も良いです
サイズや素材もチェック
・サイズ感がジャストのニットに、大きめのシャツを合わせてカジュアル感を演出
・薄着のように見せたいので、インナーは薄手で目立たないもの
・色や素材のバランスに注意します。ニットがゆるい場合はインナーには体にフィットするものを選んでメリハリをつけ、色味もコントラストを意識して組み合わせる。また、異なる素材のアイテムを重ね着するとテクスチャーの変化があっていいです
その他
・ボタン付きで羽織るニット(明るめ)にインナー黒、パンツも黒、靴も黒にすると上から下までシュッとスマートにまとまります!
・ニットとインナーの組み合わせで、よくやるのがタートルのTシャツ+Vネックのニットも合います
・ニットやセーターはV字の物が多いので、しっかりしたクルーネックのTシャツで、パッと見爽やかな感じに見える様な組み合わせにしてます
・インナーは肌色に近い色を選びます
重ね着に自信がない人は、極力インナーを見せないようにしたり目立たない色を選んだりしていました。
よりおしゃれに着こなしたい人は、自分を演出する色の組み合わせや素材にも気を付けているようです。
ニットの中に着る服・下から見せるTシャツおすすめ7選
ニットの下にさらりと着られるおすすめTシャツを紹介します。
グンゼ (GUNZE) トゥシェ (Tuche) 8分袖インナー Tuche-TC4046
首回りが開いたニットに合う薄手のレディースインナー
ニットの下に着る薄手インナーならグンゼ のトゥシェがおすすめです。
レディース用は首元の開きが大きいため、男性が首回りの開いたニットを着るときにも活用できます。
薄手ですが生地がしっかりしており、日常使いにぴったりです。
ビー・ブイ・ディ (B.V.D.) ベーシックスタイル (BASIC STYLE) 吸水速乾 Vネック半袖Tシャツ 2枚組 NB205-2P
汎用性の高さと抜群の着心地! 1枚買い足すならこれ
男性下着の定番B.V.D.は、さらりとしながらもしっかり汗を吸収します。
そのため、ニットの下に着ても蒸れにくいのがポイント。
深めのVネックは、ニットや襟付きシャツなど幅広い服の下に着られて、1着持っていると便利です。
プロクラブ (Pro Club) ヘビーウェイトコットンロングスリーブクルーネックTシャツ (Heavyweight Cotton Long Sleeve Crew Neck T-shirt) proclub-114
豊富な色から選べる!型崩れを気にせず洗濯できる厚手生地
厚手の生地で、洗濯でも型崩れしにくく重宝する1枚。
首元がしまったデザインは、ニットからTシャツの色を見せたいときにおすすめです。
白や黒などの定番色から、差し色に使える赤や鮮やかなブルーなど豊富な色展開も魅力です。
ヘインズ (Hanes) ビーフィーティー (BEEFY-T) ロングスリーブTシャツ H5186
肌馴染みの良さに定評あり!薄手Tシャツ並みの柔らかさ
メンズTシャツブランド「ヘインズ」のBEEFY-Tは、柔らかな肌触りに定評があります。
薄手生地並みの柔らかさながら、厚手のため、型崩れのしにくさも兼ね備えます。
洗うほどに肌になじむ独特の風合いを持つ、長く着られるTシャツです。
アルージェ (aruge) 長袖 カットソー メンズ ロンT G2V
簡単にモードスタイルが作れる便利なハイネックカットソー
ハイネックのカットソーは、大人っぽいスタイルやモードなスタイルを作れます。
どんな色のニットにも合わせやすい、白・黒・チャコールグレーの3色展開。
手持ちに加えると便利に使えるでしょう。
ハイネックなら、気温が低い日も厚着せずに防寒できます。
MENZ-STYLE (メンズスタイル) 長袖シャツ 日本製 gwa8629
ニットの下からおしゃれに見せるスリムシルエットのシャツ
綿100%のブロード生地を採用した、滑らかな生地が特徴の無地シャツです。
オフィスやプライベートでも使いやすく、短い丈の細身シルエットなので着ぶくれしづらいでしょう。
すべての工程を日本国内の工場で仕上げた、こだわりの品質にも注目。
MENZ-STYLE (メンズスタイル) 2枚襟デザイン美シルエットシャツ mzs4000
襟の柄がおしゃれで、汚れが目立ちにくい大人のシャツ
無地の白シャツだと物足りない人におすすめの、柄付きの襟シャツです。
チェック生地などの柄を襟元からチラ見せできるので、簡単にこなれた雰囲気を出せます。
首回りの汚れも目立ちにくいので、清潔感を保ちやすいのが嬉しいポイント。
まとめ
ニットを肌の上の直接着ると、肌に繊維が当たってチクチクすることがあります。
そのような時、Tシャツやシャツをニットの下に着れば、汗も防ぎながら快適にニットを楽しめます。
薄手のTシャツなら着ぶくれもせず、下着も兼用できて便利です。
ニットの首元のデザインや色を考慮してバランスの良いインナーを選び、おしゃれなコーデを完成させてください。