ニットの洗濯どうしてる?縮むのを防ぐ洗濯方法 縮んだセーターを戻す方法も

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出典:RyanMcGuire / Pixabay

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ウールのセーターやアクリルニットをうっかり洗濯してしまい、子供服のように縮んでしまったなんて話はよく耳にします。
ウールのニットやカシミアのセーターの繊維は思っているよりもデリケート。
気にせず洗濯機で洗い続けていて毛玉ができてしまったら、それを戻すのは大変です。

この記事では、自宅でウールセーターやアクリルニットを洗う方法と洗濯頻度を紹介。
さらに、縮んだセーターを戻す方法と適切な干し方も解説します。
おすすめの専用洗剤も厳選したので、自宅でセーターやニットを洗う際の参考にしてみてください。

目次

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アクリルやウール、カシミヤセーターの洗濯どうしてる?

寒い季節になると着る頻度が増えるセーター。
セーターの多くはアクリルやウール、カシミヤなどで作られています。
一見、家庭の洗濯機では洗えないイメージがありますが、タグに水洗いOKの表示があれば家でも洗濯は可能。
洗濯の際は、おしゃれ着洗剤などの衣類用洗剤を使用しましょう。

一方で、水洗いNGのマークがある場合は衣類用洗剤を使用しても洗濯はできません。
衣類には洗濯方法や干し方などがマークで記されています。
せっかくの素敵な服をダメにしないように、必ずタグを確認してください。

セーター・ニットを家で洗濯するなら専用洗剤が必要

ウールセーターやアクリルニットを家で洗濯する場合は専用洗剤が必要です。
液体タイプの中性洗剤が基本ですが、製品によって対応する素材が異なるため必ず製品情報を確認してください。
繊細なシルクやレーヨンなどには使えない場合もあります。

また、手洗いにも対応する手洗いマークが表示されている製品もあります。
洗濯機での使用だけでなく手洗いの際にも使用できるので、汎用性が高くおすすめです。
界面活性剤の含有量が少ないものほど衣類を傷めず、天然由来成分を使用した製品なら手肌にも優しく洗い上げることができます。

手洗いするべきセーターとは?

手洗い表示のついたセーターは、洗濯機のドライや手洗いコースではなく手洗いするのが基本です。
ドライや手洗いコースの使用がOKなセーターでも、汚れがひどい場合やシミが気になる場合は手洗いがおすすめ。
また、色物は洗濯機にかける前に色落ちチェックをすることも大切です。

洗剤を裾の内側など見えない部分に少量つけ、5分ほど待ってキッチンペーパーなどを押し当てます。
ペーパーに色がつくようであれば、色落ちする可能性が高いため単独で洗いましょう。

縮まない! 洗濯機でセーターを洗濯する方法

ウールセーターやアクリルニットを対策をせずに洗濯すると、大切な衣類が縮んでしまうことがあります。
縮んだセーターがウールなら、その原因はウロコ。
ウールにはウロコ状の毛表皮があり、水に塗れるとウロコが開きます。
洗濯機で洗濯するとウロコ同士が擦れて絡まることで縮んだセーターになるのです。
シルクやレーヨンなども水洗い不可の表示があるものは、水につけるだけで縮んでしまうため注意が必要です。
洗濯機で洗濯する際に、セーターが縮むのを防ぐ方法は次のとおりです。

  • 衿、袖、裾など汚れやすい箇所を表に畳む
  • 畳んだ状態でネットに入れ、洗濯物が動かないようにする
  • ドライ、手洗い、おしゃれ着コースなど、弱水流モードで洗濯

どうしてる?セーターを洗う頻度

セーターの洗濯頻度はどれくらいが良いのでしょうか。
実は、セーターやニットを頻繁に洗いすぎると、寿命が縮まってしまうことがあります。
そのためセーターやニットの洗濯頻度はシーズン中1回程度で十分です。
こまめなブラッシングやスプレーによるケアをすれば、毎回洗う必要はありません。
セーターやニットは高頻度で洗うのを避けて、適切な頻度で洗濯するようにしましょう。

ヨレさせない! 伸びさせない! セーターの干し方、基本は平干し

セーターを洗濯する際は、干し方も非常に重要です。
ウールセーターやアクリルニットの多くは熱によって縮むので、乾燥機で乾かすのは避けましょう。
またハンガーを使った吊り干しは、セーターが伸びる原因になります。
セーターやニットは平らな物の上に置いて干す「平干し」が基本。
また、平干しが必要な衣類は、タグにも表示されています。

平干しには便利な平干し専用ネットがおすすめです。
他にも、ピンチハンガーの天面を使用したり、洗濯かごをひっくり返して底面に広げたり、メタルラックやテーブルに置いたりと、干し方はさまざま。
普段から平らに置ける場所を意識しておくと、洗濯の際にスムーズに平干しができます。

セーター・ニットにおすすめの洗濯洗剤

セーターやニットを洗う際の洗剤をどう選べば良いか悩んでいる人は、ピックアップした商品をチェックしてみてください。

NSファーファ (NS FaFa Japan) おまかせドライ

かわいいクマのキャラクターで知られるファーファ。
「おまかせドライ」は気になる洗剤の香りを抑えているのが特徴の商品。
傷みや縮みが気になる服にも使える、ドライマーク対応の中性洗剤です。
汗ジミや皮脂汚れにも植物性洗浄成分でしっかりケアし、ドライモードの洗濯でもスッキリ洗い上げるのが魅力。
利用者からは「クリーニング店に出していたような服も、今ではこれで洗っている」といった声も上がっています。


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エコベール デリケートウォッシュ

ウールのニットやシルクのブラウスなど、デリケートな服にも使える「デリケートウォッシュ」。
植物成分を使用した、衣類にも人にも優しいエコベールの洗剤です。
蛍光増白剤や、シリコンなどを使用していないため、色物や傷みやすい下着、優しく洗いあげたいベビー服などにも使用が可能。
ウールのニットなどがふんわり仕上がると口コミでも評判です。
おしゃれ着洗剤にしては容量がたっぷりな点も魅力の一つです。

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アイメディア (Aimedia) クリーニング屋さんのダウンも洗えるニット洗い洗剤 80g

セーターからニットキャップ、マフラーやダウンなど、デリケートな衣類を洗濯できる洗剤です。
汚れるたびにクリーニングに出していたニットやダウンも、洗濯機のドライコースを使えばクリーニング代の節約に。
こちらは縮み補修機能がついているため、大切なセーターにも安心して使えるでしょう。
主に、形を崩さずに洗うのが難しい冬場の衣類に対応しているため、ひとつ常備しておくと大変役に立ちます。

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セーター・ニットをきれいに干せるアイテム

セーター・ニットを伸ばさずきれいに干せるアイテムを厳選しました。
それぞれ干し方をどうしてるか、口コミなども見て参考にしてください。

折りたたみいろいろ物干しネット 2段

2段にも1段にも使える、分離タイプの物干しネットです。
室内・屋外両用で、使用しない時はくるっとねじってコンパクトに収納が可能。
ぬいぐるみ、枕、ニット、セーターなど、伸びや型崩れが気になる物の平干しに便利です。
風に揺れて物が落ちないように、ラウンドガードが付いているところもポイント。
耐荷重は約5kgのため、厚みのあるセーターでも十分に干せます。

  • 外形寸法 幅69cm 奥行69cm 高さ71.5cm

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型崩れせずに干せる平干し3段ネット

枕2~3個、ニット約6枚、Tシャツなら約10枚も干せる、ワイドサイズの平干しネットです。
一気に多くのセーターを干せるため、家族の多い家庭や、一度にまとめて洗濯する方人にもおすすめ。
フックにはストッパーがついているため、風にも強く安心して使えます。
衣類や枕を止めておくズレ防止バンドも付いており、衣類そのものが風に飛ばされるのも防ぐことができます。

  • 外形寸法 幅77cm 奥行61cm 高さ78cm

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積水樹脂 平干し ネット SW-1

テーブル型の平干しネットは、物干し竿にピンチハンガーなどがたくさんかかっており平干しネットを引っかけるスペースがない家庭におすすめです。
足元のスペースを利用して使えるため、雨の日には浴室乾燥で利用することもできます。
平干しネットの上に同じ製品を重ねることで、2段3段で使うことも可能。
使用しない時はコンパクトに畳んで保管しておけます。

  • 外形寸法 幅72cm 奥行72cm 高さ16cm

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平干しネット ネットハンガー 物干しネット

こちらは二段タイプの平干しネットです。
ジッパーで半密閉することができるうえ、防風、防滑フックなので風の強い日でも安心して外干し可能。
使わないときはぐるっとひねって折りたためばコンパクトに収納でき、バンド付きなので広がってしまうこともありません。
シンプルなデザインのため、部屋干しでもインテリアを損なわず干せるでしょう。

  • 外形寸法 幅60cm 奥行40cm 高さ84cm


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縮んだセーターを戻す方法

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縮んだセーターは、髪の毛のキューティクルが剥がれてゴワゴワになった状態と似ています。
そのため、ゴワゴワになった繊維をコーティングすれば、縮みを戻すことができます。

縮みを戻す身近な方法

  1. 髪用のトリートメント約15g、もしくは柔軟剤をニットが漬かるほどのぬるま湯に溶かす(トリートメントは、ニットの絡まりを解くジメチコンという成分が入っているものを使用。
    柔軟剤はシリコンが入っているものを使用する。)
  2. 2. 30分漬ける
  3. ゆっくりとニットを元の形に引き伸ばす
  4. ネットに入れて弱水流で1分脱水する
  5. 平干しで乾かす

戻す方法を試してもなおらない時はプロに任せるのもおすすめです。

まとめ

アクリルやウールといったセーターの洗い方や干し方を知っていれば、家でも縮まないよう洗濯できます。
毛玉や汚れを気にして高い頻度で着られなかったお気に入りのセーターも、自分で洗濯できるようになれば気軽に着られるようになるでしょう。
汚れや臭いが取れてすっきりした衣類を見ていると気持ちも明るくなるもの。
ぜひトライしてみてください。

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※本記事はIECOLLECTION編集部の調査結果に基づいて作成しています。

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