布団圧縮袋おすすめ5選 防虫剤は必要? 収納に便利な商品をサイズ別に紹介

毛布や羽毛布団、夏掛け布団などの季節ものの布団や、普段は使わない来客用の布団。 そのまま押入れなどにしまうと、かなりのスペースをとってしまいます。 そこでおすすめなのが布団圧縮袋。 今回は、布団圧縮袋の種類や使い方の注意点、おすすめの布団圧縮袋をご紹介します。 もしかしたら間違った圧縮の仕方をして、布団や掃除機に負担をかけてしまっているかもしれません。 布団と掃除機どちらも長く使えるように、この機会に改めて確認しましょう。
布団の収納には圧縮袋がおすすめ
布団はボリュームがあるので、そのまま収納すると収納スペースが大きく占領されてしまいます。 圧縮袋を使用すれば、必要とするスペースはそのまま収納したときの1/3程度に抑えることができ、出し入れも簡単になります。 圧縮袋は、布団以外にもオフシーズンの衣類やぬいぐるみなども圧縮できるのでおすすめです。
布団圧縮袋の選び方のポイント
チャック式とバルブ式
掃除機を活用できる圧縮袋には、チャックだけのタイプと、チャックを閉めてバルブから空気を抜くタイプがあります。 チャックだけのタイプだと、掃除機を引き抜いたあとにせっかく抜いた空気が逆流してしまい、また膨らんでしまうことがあります。 そのため、一般的な掃除機がある場合は、バルブ式のものが便利です。
また、チャックは使う前に水で濡らして固く絞った布で拭くと、ほこりがとれて密着性がアップし空気が入りにくくなります。 ただし、ダニやカビの原因になるので濡らしすぎないことが大切です。
掃除機を使わないタイプ
最近ではハンディタイプの掃除機や海外製の掃除機を使っている家庭も多く、「圧縮袋が使用できない」と諦めている方もいるかもしれません。
ですが、最近では海外製の掃除機にも対応している圧縮袋も販売されており、他にも衣類用の小さな圧縮袋のように手で押して空気を抜くものや、付属のポンプで空気を抜くタイプの商品もあります。 この記事でも紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
収納場所に合わせたサイズ
押入れの奥行きは80cm程度のことが多いですが、家庭によってサイズが違うこともあります。押入れやクローゼットのサイズはあらかじめ測っておきましょう。 収納場所に合った布団圧縮袋のサイズを選べば、収納するときにはみ出したり折り曲げたりしなくてすむため、すっきり収納できますよ。
防ダニ・抗菌効果のある袋を使うと安心
布団圧縮袋は気密性が高い分、湿気まで閉じ込めてしまい、ダニや菌が繁殖しやすい環境になってしまうことも。 圧縮袋自体にダニや菌の繁殖を防ぐ効果があるものを選ぶと、衛生的に保管ができるので安心です。
圧縮袋を使うときの注意点
布団圧縮袋は、正しく使わないと布団や掃除機を傷めてしまうことがあります。 長く使うためにも、注意すべきポイントをみていきましょう。
布団は干してから圧縮する
ダニやカビなど、菌の発生を防ぐため、布団は圧縮する前に必ず一度干して乾燥させましょう。 また、夏は特に湿度が高いので、圧縮するときはエアコンや除湿機で室内の湿度を下げておくことをおすすめします。
羽毛布団は専用の袋を使う
かさばる羽毛布団こそ圧縮したいところですが、圧縮すると羽毛の羽軸がとびだしてしまったり、ふわふわ感がつぶれ、保温性が失われてしまったりするおそれがあります。 どうしても羽毛布団を圧縮したい場合は、羽毛布団にも対応している圧縮袋を選びましょう。
圧縮しすぎない
省スペースを重視するあまりカチカチになるまで布団を圧縮してしまうと、布団の中綿素材が傷んで元の形状に戻りにくくなってしまいます。 布団のふわふわ感を維持するために、圧縮は元の厚みの3分の1程度、羽毛布団は2分の1に留めておきましょう。
また、圧縮のしすぎは掃除機にも負担がかかります。 吸引時間は1分以内にし、何枚かの布団を連続で圧縮する場合は10分程度の間隔をあけ、モーターを冷やしましょう。
防虫剤は入れない
ダニやその他の虫を防ぐため防虫剤を入れたくなりますが、防虫剤が触れた部分ににおいが残ったり、変色の原因にもなるので圧縮袋には防虫剤を入れないようにしましょう。
1シーズンに1度は袋から出す
来客用の布団は、使う機会がないと1年以上圧縮したままだった、なんてことがあります。 布団もずっと圧縮したままでは傷んでしまったり、防ダニ抗菌効果のある圧縮袋を使っても、ダニや菌の発生を完全に防ぐことはできません。 定期的に袋から出して陰干しするようにしましょう。
おすすめの布団圧縮袋5選
楽天やamazonで評判の布団圧縮袋を紹介します。 まだお気に入りがない人はぜひ参考にして下さい。
石崎資材 (ISHIZAKI) アクアトーク 立体圧縮布団袋 FM-01BN
マチつきでストレスなく収納できる圧縮袋
密封パックや圧縮袋を専門に製造している石崎資材の羽毛布団にも対応した圧縮袋専門店の日本製圧縮袋です。 オリジナルに開発した「逆流防止弁付き超薄型バルブ」は、バルブにキャップが装着されているので、ほこりや小さなゴミで弁がちゃんと閉じきれていなくても、キャップが空気の漏れを確実に防ぎます。 さらに、12mmという薄さのバルブは重ねて収納しても厚みが気にならず、底マチがあることによって袋がたるまないので、押し入れサイズにぴったりと布団を圧縮することができ、すっきり美しく収納することができます。
- 外形寸法 幅90cm 奥行85cm 底マチ46cm
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オリエント 超薄型バルブ式 ふとん圧縮袋
掃除機で吸い込んでしっかり圧縮できる袋
ダブルサイズの掛け布団に対応したダウン80%以上の羽毛布団も圧縮することができる圧縮袋です。 この圧縮袋の最大の特徴は、超薄型のバルブ。 改良されたバルブは従来の1/3の厚さまで薄くなっており、重ねやすくなっています。 また、掃除機で空気を吸った後バルブの蓋部分をワンプッシュ押し込むだけで空気の逆流を防ぐことができます。 簡単な手順で圧縮することができ、さらに安心の1年保証つきなので、初めて圧縮袋を使う人におすすめです。
- 外形寸法 幅120cm 奥行92cm
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石崎資材 (ISHIZAKI) 圧縮BOXふとん用 BFL-02N
ジャストサイズの収納ケースとセットで買える布団圧縮袋
圧縮袋と収納ケースが一体化した石崎資材の圧縮ボックスです。 ケースに入れることで中身が見えず、押し入れの見た目もすっきりと片付きます。 圧縮袋とケースはファスナーで取り外しできるようになっており、別々に使うこともできます。 たっぷり入る圧縮袋は、シングルサイズの掛け布団2枚、毛布2枚、枕2つをまとめて入れられる大容量。 複数の圧縮袋をまとめて移動するのが楽だったり、圧縮袋に空気が入ってきてもケースの大きさ以上に膨らまない点が好評です。
- 外形寸法 幅74cm 奥行56cm 高さ22cm
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Q-PON 圧縮袋 ポンプセット 防ダニシート2枚付 B520-SET
掃除機がない家におすすめの電動ポンプ付き圧縮袋
専用の電動ポンプと圧縮袋2枚のお得なセットです。 全長15.5cmのコンパクトな専用ポンプは、重さも630gと軽量で場所を取らず扱いやすいのがポイント。 片手で操作できるので圧縮しているときに布団の形を整えやすく、掃除機を使用したときよりも綺麗に圧縮することができます。 また、このポンプは他のバルブ式圧縮袋にも対応しているので、現在お持ちの圧縮袋が「超薄型バルブ」「フラットバルブ」「簡単吸出バルブ」のタイプであれば使うことができます。 防ダニシートも付いたお得なセットをぜひチェックしてください。
- 外形寸法
- 圧縮袋 幅90cm 奥行120cm
- ポンプ 幅11.5cm 全高15.5cm (取っ手を含む)
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リビングート 布団収納袋 円筒型
紐できゅっとしばって省スペースに収納できる袋
こちらは圧縮袋ではなく、コンパクトに収納できる布団収納袋です。 圧縮しないので布団を痛める心配がなく、羽毛布団もコンパクトに収納することができます。 使い方は簡単で、布団を丸めて紐で縛り、ケースに入れるだけ。 積み重ねて収納すると下のものが取りづらくなってしまうものですが、このケースは立てて収納することができるので取り出しやすく、持ち運びも簡単。 重い布団の出し入れは大変ですが、この収納袋なら隙間に立てて収納することができるので、持ちやすく力が入りやすいので、女性やご年配の方でもおすすめです。
- 外形寸法 直径45cm 高さ70cm
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まとめ
いかがでしたか? 圧縮袋はとても便利ですが、間違った使い方をすると中に入れた布団が傷んでしまいます。 布団を長く使えるように、この記事の注意点を参考にして正しく圧縮してください。
また、羽毛布団対応のものやケースとセットになっているものなど、圧縮袋のタイプはさまざまです。 家庭の布団の種類や収納スペースに合わせて商品を選びましょう。