ベランダや庭、玄関におすすめの最強虫除けハーブ8選 ゴキブリに効くローズマリーも

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出典:jill111 / Pixabay

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ハーブは自宅で育てられるものも多く、庭やベランダでのガーデニングに取り入れている人も多いでしょう。
虫除けに効果的なハーブは、上手に選べば玄関やベランダに植えているだけで虫を寄せ付けないようにすることも可能。
今回はそんな虫除けハーブの種類と、ガーデニング初心者でも育てやすい苗を紹介します。
加えてローズマリーの虫除けスプレーの作り方も解説。
絶対に虫がつかないハーブを知りたい人も参考にしてください。

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ローズマリーなどの虫除けハーブの効果とは

一言でハーブといっても、その種類は実に多種多様。
香りを楽しむものや、食材として使用できるものなど、特徴もさまざまです。
そんなハーブの中には、虫除けに効果的なものもあります。

虫除け効果を持つハーブは、主に虫が苦手な香りを放ちます。
中でも、ハッカのスーッとする香りは、蚊やゴキブリを寄せ付けないことで有名でしょう。
ハーブは種類によって香りや成分が異なり、忌避できる虫も異なるので、寄せ付けたくない虫でハーブを選ぶと、より効果的に虫除けができます。
育ったハーブは、虫除け以外に料理やポプリにも活用できるので、ぜひ大切に育ててみてください。

虫除けハーブの最強は?庭に効果的な種類も

数ある虫除け最強ハーブの中から、効果が期待できる品種を紹介します。
忌避できる虫や栽培のときの注意点などもチェックしてみましょう。

ペパーミント

シソ科ハッカ属のペパーミント。
料理やお茶、歯磨き粉などによく使われている馴染み深いハーブです。
香りの元である「l-メントール(エルメントール)」が、虫除けに効果的。

蚊やゴキブリ、ハエへの虫除け効果が期待できます。
ミントの中でも清涼感が強く、ハーブティーにすれば気分転換やリフレッシュになるでしょう。
生命力が強いので、ガーデニング初心者の人でも簡単に育てられられるハーブです。

ハッカ(ニホンハッカ)

シソ科ハッカ属のニホンハッカ。
ハッカは英語でミントという意味ですが、ハッカと呼ばれる場合は主に「ニホンハッカ(ワシュハッカとも呼ぶ)」を指すことが多いです。
ニホンハッカも「l-メントール」を含んでいますが、ペパーミントより多くのメントールを含んでおり、強い清涼感が特徴。

その清涼感ある香りは、蚊やゴキブリに対して効果的。
市販でもよく見るハッカ油やハッカスプレーを自作すれば、植木鉢でカバーできない部分もしっかり虫除けできるでしょう。
ペパーミントと同様に、育て方が簡単な品種なので初心者の人にもおすすめです。

バジル

シソ科メボウキ属のバジル。
イタリア料理に欠かせないバジルには、150種類の品種があります。
そんなバジルに含まれる、抗菌作用を持った「シネオール」に虫除け効果があります。

シネオールは蚊や昆虫、寄生虫などに効果的。
しかし、バジルそのものが虫がつきやすいハーブなので、こまめに手入れができる人におすすめです。
摘心をして脇芽を成長させるとどんどん葉が増えてくるので、育てたバジルを使ったイタリア料理も楽しめます。

レモングラス

イネ科オガルカヤ属のレモングラス。
レモンの香りの成分である「シトラール」を含んでおり、その爽やかな香りは料理やお茶にも使われます。
このシトラールは虫が嫌がる香りでもあり、特に蚊に効果的。

滅多に虫はつきませんが、まれにナメクジやダニ、蛾の幼虫などが葉を食べてしまうことがあるので、時々チェックすると良いでしょう。
レモングラスはプランターでの栽培もできますが、地植えの方が大きく育ちます。
しかし、暑さに強い半面、寒さには大変弱いので、地植えをしてしまうと冬は越せない可能性があります。

カレンソウ(蚊連草・蚊嫌草)

フウロソウ科テンジクアオイ属のゼラニウムと、イネ科オガルカヤ属のコウスイガヤ(シトロネラとも呼ばれる)を交配してつくられたカレンソウ。
元々ゼラニウムもコウスイガヤも蚊が嫌がる香りを発していますが、交配させることでさらに蚊よけに効果的に。

カレンソウに含まれる「シトロネラール」という成分には、虫を寄せ付けない効果のほか、蚊の二酸化炭素察知能力を低下させて人間に近寄りにくくなる効果も期待できます。
この虫除け成分は新芽の方が多く、より強い香りがするのも特徴。
暑さには強いですが寒さには弱いため、地植えをせずに移動できるプランターで育て、冬は室内に入れて栽培するのがおすすめです。

ローズマリー

シソ科マンネンロウ属のローズマリー。
肉や魚の臭み消しとして料理に用いられるだけでなく、アロマオイルにも用いられています。
そんな使い勝手の良いローズマリーは、バジルと同じ「シネオール」という抗菌作用が虫除けに効果的。

香りが強いローズマリーは、蚊やゴキブリ、ダニを遠ざけます。
剪定した枝を焼いていぶせば、さらにその効果は絶大。
湿気が苦手なため、日当たり・風通しがよい場所を選び、水のやりすぎには注意しましょう。
ハーブの中でも香りが強く、その香りが苦手な人もいるので、玄関よりベランダ・庭での栽培がおすすめです。

タンジー(ヨモギギク)

キク科ヨモギギク属のタンジー。
丸くて黄色い花が特徴で、その姿がボタンのように見えることから、英名では golden button ともいいます。
強いハーブの香りは虫除け効果が強く、特にアリやハエなどには効果的。

暑さにも寒さにも強いので、初心者の人でも育てやすいハーブです。
ポンッと咲いたようなかわいい花は、玄関にもベランダにも彩りを与え、華やかな雰囲気にしてくれるでしょう。
非常に香りが強く、またその香りは独特なので、購入前に香りを確認することをおすすめします。
また、タンジーには毒性が確認されているので、食用には用いないよう注意しましょう。

ラベンダー

シソ科ラヴァンドラ属のラベンダー。
紫色のかわいい花が特徴で、アロマテラピーでは最も使われるハーブです。
ラベンダーの芳香成分のうち、「リナロール」という成分には「1.8シネオール」が含まれており、この成分が虫除けに効果的です。

蚊や蛾のほかダニ対策にも効果的とされ、玄関やベランダ以外にベッド周りで使用すれば、リラックスしながら虫除けもできて一石二鳥。
ラベンダーは高温多湿に弱いので、玄関やベランダの環境を確認し、真夏は風通しのよい日陰へ移動させるのがおすすめです。

手軽にはじめられる天然虫除けハーブの苗を紹介

ここからは、紹介したハーブから、手軽にはじめられるハーブの苗を紹介します。

ペパーミント 9センチポット苗

寒さに強くオールシーズン栽培できるペパーミント

虫除けのほかに料理やデザートに添えたり、お茶にしたりと幅広く使えるペパーミントの苗です。
花が咲いてしまうと、葉っぱが硬くなってしまうため、定期的に刈り込んで収穫します。
寒さにも強く、多年草なので季節を問わず栽培できるのが魅力的なハーブです。

  • 外形寸法 直径9cm

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ニホンハッカ 3号ポット

メントール含有量が豊富な独特な香りが特徴のニホンハッカ

他のミントに比べ、ずば抜けてメントール含有量が豊富なニホンハッカです。
ハッカ特有の強い香りは、玄関やベランダからの侵入してくる虫をブロックしてくれるでしょう。
肥料を与えすぎると香りが弱まってしまうので注意。
大きく育ったあとは、ハーブティや虫除けスプレー、ポプリ等でも楽しめます。

  • 外形寸法 直径9cm

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スイートバジル 9センチポット苗

虫除け以外にも料理に使える万能なスイートバジル

虫除けだけでなく、イタリア料理をはじめとする多くの料理に使える万能なハーブです。
草丈が20cmほどの高さになったら摘心して、脇芽を伸ばします。
剪定を繰り返すと全体的にこんもりとした形になり、葉をたくさん収穫できます。
日当たりの良い場所で水はけのよい土を使うと大きく育ち、育てやすいのが魅力です。

  • 外形寸法 直径9cm

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レモングラス 9cmポット苗 2個組

害虫がつきづらく育てやすいススキのようなデザインのレモングラス

イネ科のレモングラスはススキのような見た目で、害虫がほとんどつかず育てやすいハーブです。
大きくなると草丈が1メートルくらいになることもあるので、間隔を広めにとって植えるのがおすすす。
寒さに弱い植物なので、プランター栽培の場合は寒くなったら室内で栽培をしましょう。

  • 外形寸法 高さ40cm、直径9cm(ポット)

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蚊連草 蚊嫌草 (カレンソウ) 3号(1ポット)

睡眠を邪魔する厄介な蚊を追い払ってくれる蚊連草

夏の夜、耳元に迫るプーンという蚊の羽音のせいで安眠できない人も多いでしょう。
そんな厄介な蚊を寄せ付けないよう、手助けをしてくれるのがこちらの蚊連草です。
新芽が香りが強くて虫除けの効果が大きいので、適度に剪定を繰り返して新芽を増やしていくように育てましょう。
プランターが大きければ大きいほどよく育つので、購入したら苗より一回り大きい鉢に植え替えをするのがおすすめです。

  • 外形寸法 直径9cm

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立ち性ローズマリー苗(ポット)

成長してもすっきりした印象のローズマリー

垂直に伸びていく、立ち性タイプのローズマリーです。
縦長な見た目はすっきりとした印象が感じられるので、良い香りとともにすっきりとしたベランダや庭を演出できます。
虫除け対策にはもちろん、ベランダや庭を彩ったり料理にも使うことができるので、愛情を込めて丁寧に育ててみましょう。

  • 外形寸法 幅10cm 高さ20~30cm、鉢直径9.5cm(ポット)

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タンジー 3号ポット苗

暑さにも寒さにも耐性のある香りが強いタンジー

暑さにも寒さにも耐性があるタンジーの苗です。
まだ黄色い花が咲いていない状態なので、育て方を確認しながら花を咲かせてみましょう。
自分の力で咲かせた花は、きっと愛着がわいてまるで家族の一員のように感じられるでしょう。
強い香りは、家に虫を侵入させないバリアになるので玄関の横やベランダのドアの近くに置くと効果的です。

  • 外形寸法 直径9cm

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ラベンダー・グロッソ 9cmポット

花を咲かすとボリュームが出ておしゃれに飾れるラベンダー

高温多湿に弱いラベンダーですが、こちらの品種の苗は生育旺盛。
比較的高温多湿の環境でも育てることができるので、極端に高温多湿な環境でなければあまり敏感にならずに栽培できます。
たくさんの花が咲くと、ボリュームが出てとても華やかに。
強い香りには虫除けの効果があり、たくさんの花はドライフラワーやポプリとしても楽しめるでしょう。

  • 外形寸法 直径9cm

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育ったハーブの活用アイデア

紹介したハーブを玄関やベランダで栽培すると、虫除けができて便利ですがそのまま植えておくだけではもったいないです。
摘心した葉や花をアレンジして、さらに楽しいハーブ生活をしてみましょう。

ハーブスプレーにして手軽に虫よけ

虫除けの効果があるハーブは、虫除けスプレーにするのがおすすめ。
スプレーは持ち運びもできるので、外出先でも手軽に虫除けができます。

葉を煮だしてできるハーブスプレーは、天然由来の成分なので小さな子供がいる家庭でも気兼ねなく使えます。
ただし、日持ちはしないので、2日~3日以内に使い切るようにしましょう。
また、葉をアルコールに浸して日持ちするスプレーの作り方もありますが、アルコールに敏感な人や子供には不向きなので、使う人によって作り方を変えてみましょう。

インテリアにも最適なドライハーブ

ドライフラワーのようにハーブも乾燥させて、ポプリとして楽しむ方法もおすすめです。
乾燥させるだけなので誰でも簡単に作れ、スワッグやリースにして玄関に飾ればかわいい虫除けにもなります。

乾燥させたドライハーブを細かく砕き、布袋で包めば「サシェ」にもなります。
小さなものをたくさん作れば、鉢植えのハーブでは防げない場所でも虫除けができるでしょう。
どちらも香りが薄れると虫除けの効果が低下するので、こまめにチェックして取り換えてください。

ローズマリーの虫除けスプレーの作り方

香りが強いカンファーという成分を持つローズマリーは、防虫剤の原料に使われてきました。
以下では、ローズマリーの精油や生のローズマリーを使った虫除けスプレーの使い方を紹介します。

ローズマリーの精油で作る虫除けスプレー

虫除けスプレーを作るには、ローズマリーの精油を使う方法があります。
用意するものは、アロマ製油、アルコール、水です。
まず、アルコール3mlにアロマ製油を1滴ずつ入れて、そのたびにかき混ぜてください。
10滴を入れ終わったら、水50mlを入れてかき混ぜて完成です。
また、用意するスプレー容器はガラス製のものがおすすめ。
安価なプラスチック製容器はアルコールへの耐性がないものが多いので要注意です。

生のローズマリーで作る虫除けスプレー

生のローズマリーを使う方法もあります。
まず、水を入れた鍋に、洗ったローズマリーを入れて煮出します。
お湯が冷めたらローズマリーを取り除き、スプレー容器に移して完成です。
または、大きなボウルに沸騰したお湯とローズマリーを入れる方法でも、虫除け液が作れます。

ローズマリーの虫除けスプレーの保管方法

手作りで保存料が入っていないため、香りや溶液の鮮度が落ちる速度は早いです。
冷蔵庫で保管する場合も、だいたい1週間で使い切るのがおすすめ。
そのため、一度に大量の虫除け液を作るのではなく、小型ボトルに入れられる量を頻繁に作るとよいでしょう。

ローズマリーでサシェ(香り袋)の手作りも

ローズマリーのサシェをタンスの引き出しなどに入れて、防虫剤としても使用できます。
まず、適量の乾燥させたローズマリーを用意してください。
ローズマリーは電子レンジで乾燥させることができます。
その際は、低めの出力で焦げないようにしながら、時間をかけて乾燥させてください。
乾燥させたローズマリーは、お茶用パックに詰め、布製の巾着に入れて完成です。

まとめ

絶対に虫がつかないハーブを探している人や、効果がないと考えている人に知ってほしい、最強虫除けハーブを紹介しました。
ローズマリーの虫除けスプレーなど、自家製のハーブで虫除けグッズを作るのは安全で使いやすいのもメリット。
小さな子供への虫除け対策や、人工的な製品を使いたくない人にも最強のアイテム。
ハーブの種類によって適した虫の種類が異なるので、ハーブをうまく使い分けてより効果的に虫除けしましょう。

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※本記事はIECOLLECTION編集部の調査結果に基づいて作成しています。

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