絵描き・漫画家・イラストレーターにおすすめの椅子9選 作業環境をアップグレードしよう

長時間椅子に座ったままの姿勢で作業を続ける絵描きや漫画家・イラストレーターは、前傾姿勢になりやすく、肩こりや腰痛などの体の不調が起こりやすいです。
座りっぱなしで作業する人たちにとって、快適に座り続けられる椅子があれば、作業環境は一変します。
今回の記事では、絵描きや漫画家・イラストレーターの人の肩こり・腰痛の悩みを解決するおすすめの椅子を紹介します。
作業環境を改善したい人は必見です。

漫画家やイラストレーターは腰痛になりがち?

漫画家やイラストレーターは、机の上で手を前に出し、前のめりになって絵描き作業を行うため、頭が落ちて背骨が前に曲がった、いわゆる「猫背」の姿勢になりやすいです。
前傾姿勢で長時間作業をしていると、お腹に圧迫がかかって骨盤が後ろに倒れ、背骨が湾曲してしまいます。
その結果、腰痛やヘルニアなどの症状が発生する原因になってしまいます。

前傾姿勢には前傾チルト機能の椅子がおすすめ

アナログで絵を描いたり、液晶タブレットで描いたりする絵描きには、前傾チルト機能の椅子がおすすすめです。
前傾チルト機能とは、椅子の座面がデスク前方へ前のめりになるように角度を調整できる機能のこと。
座面が前に傾くことで、座っている間の姿勢を正せます。
背筋を使って姿勢を維持するので、体の負担を軽減でき、肩こりや腰痛などの不調が起こりにくくなります。

モニターを見て描くなら後傾タイプがおすすめ

板タブレットを使ったり、モニターを見ながら作業したりする絵描きには、背もたれと座面が後ろに傾いている後傾タイプの椅子がおすすめです。
目線がまっすぐから上向きになるため、後傾の座り姿勢の際に、機能効果を発揮します。
背もたれにもたれかかる体勢は、体への負担が少なく、長時間の作業でも高い集中力を保てます。

漫画家・イラストレーター向けの椅子の選び方

漫画家やイラストレーターの作業環境を快適にするためには、どんな椅子を選んだら良いのでしょうか。
作業椅子は、種類が多すぎてどれを選ぶべきか悩む人も多いのでは。
ここではおすすめの椅子の選び方を解説します。

背もたれの形状で選ぶ

背もたれの形状にもいくつか種類があります。
それぞれの形状により特徴が異なるので、自分のニーズに合う形状から選ぶのがおすすめです。

ローバック型

ローバック型とは、背もたれの高さが腰のあたりまでしかないタイプ。
作業用の椅子は、ベルト付近にある第4脊椎を支えるものが適していると言われています。
ローバック型は自然な姿勢を保ちたい人におすすめで、前傾姿勢での作業が多い場合は、ローバック型の椅子を選んでも良いでしょう。

ミドルバック型

ミドルバック型の椅子とは、背もたれの高さがローバック型とハイバック型の中間のタイプを指します。
ローバック型より座り心地が快適で、ハイバック型よりコスト面で費用を抑えられるのが特徴です。
高機能付きのタイプも増えているので、コスパの良い椅子を探している絵描きにおすすめのタイプです。

ハイバック型

座り心地を重視したい人には、背もたれが肩まであるハイバック型の椅子がおすすめです。
腰椎を含め、背中全体をしっかりサポートし、高機能付きのものが多いのが特徴ですが、その分価格も高いのがデメリットです。
しかし、座り心地は優れているので、長時間の作業をしても疲れにくく、デスクワークに最適です。

アームレストの有無

アームレスト付きの椅子は、腕や肘をのせられて疲れにくいというメリットがあります。
そのため、長時間デスクワークをする絵描き・漫画家・イラストレーターは、アームレスト付きのものがおすすめ。
一般的なアームレスト付きの椅子は、固定式が多いです。

固定式は事前に高さや幅を確認しておかないと、デスクに収納できない場合があるので注意が必要です。
また、自分の好みの高さに調整できる可動式のものや、背もたれの角度に合わせて位置が移動する連動式もあるので、自分のニーズに合ったものを選びましょう。

椅子の素材もチェック

椅子の素材によっても座り心地が変わってきます。
お尻の熱や蒸れを防ぐなら、通気性の良いメッシュ製の椅子がおすすめです。
メッシュは体にかかる圧力を分散するため、メッシュ製の背もたれは腰痛予防にも繋がります。
クッション製は、耐久性が高く、型崩れしにくいのが特徴。
適度な硬さで、骨盤を支えて腰への負担を軽減します。
そのため既に腰痛もちの人なら、座面はクッション製の椅子がおすすめです。

ニトリなどの安い価格のメーカーにも注目

椅子の価格帯は安いものから、10万円を超えるものまで幅広くあります。
もちろん高機能付きのチェアはそれに比例して価格も上がりますが、価格を抑えたい人は、コスパの良いアイテムを取り扱っているメーカーに注目です。
低コストで高品質な商品を提供するニトリなどの価格の安いメーカーはチェックしておきましょう。

絵描きの作業環境におすすめの椅子9選

ここからは、絵描き・漫画家・イラストレーターの快適な作業環境づくりに役立つおすすめの椅子を紹介します。
上記で解説した椅子の選び方のポイントも念頭におきながらチェックしてください。

オカムラ (OKAMURA) シルフィー (Sylphy) メッシュタイプ ハイバック 肘なし C635XW

背もたれのカーブを調整可能 前傾姿勢での作業にピッタリなハイバック型椅子

個人差のある腰回りの形状に合わせて背もたれのカーブを簡単に調節できる、バックカーブアジャスト機能付きのハイバック椅子です。
体と背もたれの高いフィット感で、長時間座って作業しても疲れにくいのが特徴。
また、前傾機能付きリクライニングで、絵描き作業に適した前傾姿勢が取れるのも魅力です。

• 外形寸法 脚部直径70cm 高さ95.4cm~10.54cm (座面:幅51.5cm 高さ42cm~52cm)
• 材質 ナイロン、ポリプロピレン、金属、ポリウレタン、ポリエステル、ウレタンフォーム
• 前傾チルト機能 あり

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イーウィン (E-WIN) ゲーミングチェア D9

肉厚クッションが体をサポート 前傾チルトを含む多機能椅子

前傾チルトをはじめ、リクライニング、3D調整アームレストなど多くの機能を備えたゲーミング用椅子です。
こちらはゲーマーだけでなく、長時間椅子に座ってすごくデスクワーカーやイラストレーターからも注目を集めています。
高密度高反発ウレタンを使用した肉厚のクッションが、体を心地良くサポートしてくれるでしょう。

• 外形寸法 脚部直径67cm 高さ120cm~126cm (座面:幅41cm 高さ41cm~47cm)
• 材質 ナイロン、ポリウレタン、鋼材、プラスチック
• 重量 23.6kg
• 耐荷重 150kg
• 前傾チルト機能 あり

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イトーキ (ITOKI) サリダ (SALIDA) YL2 可動肘 YL2-AEL

肘置きは11段階で細かく調整可能 座り心地もコスパも良いデスクチェア

11段階で調節可能なアジャスタブル肘置きを備えたチェアです。
モールドウレタンで成形されたクッションが体にフィット。
さらに背もたれの反発力も調整でき、自分好みの座り心地を設定できます。
コストパフォーマンスが高く、コンパクトなサイズなので、作業スペースが限られている人におすすめです。

• 外形寸法 幅59cm 奥行59cm 高さ77.5cm~88cm(座面高さ41.5cm~52cm)
• 材質 布地張り、ポリプロピレン、ガラス繊維強化ナイロン、ナイロン双輪キャスター、ポリウレタン
• 重量 12.7kg
• 前傾チルト機能 なし

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デュオレスト (DUOREST) NEXT1

人間工学の研究結果に基づいた設計 快適な作業環境作りに役立つデスクチェア

人間工学に基づき、デザインやメカニズムを研究して作られた椅子です。
左右に分離した背もたれが脊髄を包み込んで支えるので、腰への負担を和らげて腰痛を予防してくれるでしょう。
各パーツは使う人に合わせて調節できるため、より快適な作業環境の確保に役立ちます。

• 外形寸法 幅69cm 奥行83cm 高さ113.5cm~134.5cm (座面:高さ40cm~51cm)
• 材質 モールドウレタン、ポリプロピレン、ウレタン、スチール、ポリウレタン、ナイロン、ポリエステル
• 前傾チルト機能 なし

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ニトリ (NITORI) ワークチェア ファスKD IV 662071/662072

価格が安いのが最大の魅力 高コスパ作業用チェア

ニトリのワークチェアは、体を包み込む立体仕上げで、ハイバック型なので頭までしっかり支えてくれます。
座り心地が良いのはもちろん、水拭きできる素材を使用しているため手入れも簡単です。
また、ニトリのアイテムは高品質ながら、価格が安いのが最大の魅力。
高コスパ商品を探している人はぜひチェックしましょう。

• 外形寸法 幅60cm 奥行67cm 高さ105cm~113cm (座面:幅46.5cm 高さ43cm~50.5cm)
• 材質 合成皮革
• 重量 14.8kg
• 前傾チルト機能 なし

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ロウヤ (LOWYA) オフィスチェア ロッキング機能付 アーム可動タイプ 立体クッション高機能

長時間のデスクワークに シャチの流線型をデザインに取り入れた次世代チェア

腰を上手に使って泳ぐシャチの流線型デザインを取り入れた、次世代のオフィスチェアです。
どっしりとした弾力のある3次元クッションが上下左右から体をサポートするので、長時間机に向かう漫画家やイラスレーターにもおすすめ。
可動式のアームレストは、用途に合わせて上げ下げできるのも使いやすいポイントです。

• 外形寸法 脚部直径71cm 高さ110cm~118cm (座面:幅49.5cm 高さ45cm~53cm)
• 材質
  • PUタイプ PVC、スチール、ウレタンフォーム
  • メッシュタイプ ポリエステル、スチール、ウレタンフォーム
• 重量 15.5kg
• 耐荷重 100kg
• 前傾チルト機能 なし

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ニトリ (NITORI) オフィスチェア MCT024 3508948

価格は安いのに高機能 Y字のフレームが特徴的なオフィスチェア

価格は安いながらも機能性抜群なニトリのオフィスチェアです。
背面のY字のフレームに、背もたれはメッシュ生地を採用しているので、夏でも冬でも熱や蒸れを気にすることなく、快適に使用できます。
座面はモールドウレタン仕様のため、高弾力・高耐久性・型崩れしにくい設計で作られています。

• 外形寸法 幅62.5cm 奥行64cm 高さ95cm~104.5cm (座面:幅49cm 高さ45.5cm~55cm)
• 材質 ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン
• 重量 9.2kg
• 前傾チルト機能 なし

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関家具 (SEKI FURNITURE) エルゴヒューマン (Ergohuman) プロ (PRO) EHP-HAM

可動式のパーツで自分の楽な姿勢に調整可能 スタイリッシュなオフィスチェア

背もたれ・座面ともにメッシュ生地で、体圧分散と通気性が良くスタイリッシュなオフィスチェアです。
各パーツが可動性のため、自分の楽な姿勢に合わせて調節できます。
人間工学に基づいた設計かつ前傾チルト機能付きなので、漫画家やイラストレーターのような長時間机で作業する人も、快適な座り姿勢を保てます。

• 外形寸法 脚部直径65.5cm 高さ116cm~130cm (座面:幅50cm 高さ46cm~55cm)
• 材質 アルミダイキャスト、ポリエステル、エラストメリックメッシュ、3D(ファブリック)メッシュ
• 重量 28.3kg
• 前傾チルト機能 あり

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ハーマンミラー (HermanMiller) アーロンチェア (AERON) Bサイズ

唯一無二の感触が魅力 快適にこだわる人には最適なアーロンチェア

アーロンチェアは、メッシュ仕様でありながら、適度な張り感で体が沈み込むことがない唯一無二の感触を持つアイテムです。
前傾チルト機能・上下可動式アームレストで、体と作業に合わせて、使いやすい姿勢に微調整ができます。
価格は少々高めですが、快適な作業環境にこだわりたい人にはおすすめの一品です。

• 外形寸法 脚部直径68.5cm 高さ93cm~104.5cm (座面:高さ40.5cm~52cm)
• 材質 グラファイト、ビニールまたはレザー、8Zペリクル
• 重量 19kg
• 耐荷重 159kg
• 前傾チルト機能 あり

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まとめ

ここまで、絵描き・漫画家・イラストレーターにおすすめの椅子について紹介してきました。
絵描き作業がしやすい椅子の選び方や、おすすめのアイテムなど、役に立つ情報も多かったのではないでしょうか。
長時間の前傾姿勢でのデスクワークで、肩こりや腰痛が発症しやすい漫画家やイラストレーターの人にとっては、快適な作業環境は重要なポイントです。
ぜひ今回の記事の内容を、より良い作業環境作りに役立ててください。