ピアノやギターの練習におすすめのメトロノーム10選 振り子と電子どちらを使う?使い方や人気のヤマハ、セイコーの商品も紹介

レトロなメトロノームの写真
出典:Pictureman2014 / Pixabay

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「吹奏楽部に入っている」「趣味でバンドをやっている」「子供がピアノを習っている」など、日々何らかの形で楽器に触れる機会のある人は意外に多いものです。
そんな人たちにとっての必需品のひとつが「メトロノーム」。
演奏していて曲の速さがぶれないように、拍子を刻んでくれるアイテムです。

この記事では、楽器の練習時に活躍するメトロノームの種類や使い方、選ぶ時のポイントについて解説。
ヤマハやセイコーなど有名ブランドの振り子式メトロノームや、多機能でいろいろな使い方ができる電子式メトロノームなど、おすすめの品も紹介します。

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テンポを刻むメトロノームはピアノやギターの練習に便利

どんな楽器でも、上手になるためには基本的なスキルを伸ばすためのトレーニングが重要です。
基本的なスキルといってもいろいろありますが、中でも大切なのが、一定のテンポと正確なリズムを保ち、全ての音を均等な強さで出せるようになること。
これができていないと、強弱をつけて表情豊かな演奏をしようとしてもうまくいきません。

だから、途中で速くなったり遅くなったり、リズムが狂ったりすることなく、全ての音をしっかり出しながら弾く練習が大切。
そのために、音でテンポを刻んでくれるメトロノームが必要なのです。
まだ持っていない人は、早めに手に入れて練習に使ってみましょう。
きっと上達が早くなるはずです。

メトロノームの種類と使い方

メトロノームには、ゼンマイを巻いて動かす振り子がついたタイプと、電池で動くタイプの2種類があります。
それぞれに違う長所や短所があるため、自分に合う方を選びましょう。

振り子タイプのメトロノーム

昔なつかしい雰囲気の振り子式のメトロノーム。
子供の頃ピアノの練習に使っていた、という人も多いのではないでしょうか。
振り子式は音だけでなく振り子の動きからもテンポを確認できるので、感覚をつかみやすいのが特徴。
使い方が簡単で、小さな子供でも簡単にテンポを設定できるのもポイントです。
一方、大きくて重いので持ち運びには不向き。
水平な場所にしか置けない、というデメリットもあります。

電子音タイプのメトロノーム

電子式メトロノームの長所は、小さくて持ち運びが簡単なこと。
服や楽譜、譜面立てなどに留めておけるクリップ式や、直接耳にかけて使えるイヤホン式など、形状も豊富です。
さらにチューニングができるもの、リズムパターンが収録されたものなどもあり、多彩な使い方ができるのもポイント。
ただ、人によっては電子音が耳障りに感じられるかもしれません。
さまざまな機能がある分、操作も振り子式に比べるとやや複雑になります。

演奏する楽器で選ぶ

振り子式と電子式、自分にはどちらのタイプが合うのかよく分からないという人もいるでしょう。
そんな時は、演奏する楽器で選ぶのがおすすめです。

ピアノ

ピアノを弾く人なら、メトロノームは振り子式がおすすめ。
振り子のカチカチという音はピアノの音に消されにくくよく聴こえる上に、ピアノと同じアナログな音色で、長時間聴いていてもあまり疲れません。
またピアノの場合、「アンダンテ」や「アレグロ」といったテンポを表す音楽用語が楽譜に書かれていますが、振り子式のメトロノームの文字盤にもそれらの用語が書いてあるので、分かりやすいという点もポイントです。

ギター

一方ギターの場合、おすすめは電子式のメトロノーム。
家で弾くだけなら振り子式でもよいのですが、ギターをスタジオに持ち込んでバンド練習する時には、ギターケースのポケットに入れて持ち運べる電子式が断然便利です。
電子式の中でも、チューニング機能がついたものはさらにおすすめ。
数値で確認しながら音程を合わせられるので、いつでも正しいピッチで演奏できます。

ドラム、管・弦楽器

ドラムの場合、振り子式では音が被ってしまうので、電子式がよいでしょう。
電子式の中でもイヤホン式を使うか、身につけられるクリップ式にイヤホンをつないで使えば、メトロノームの音がよく聞こえます。
リズムパターンが収録されたものもトレーニングに使えて便利です。
フルートなどの管楽器や、バイオリンなどの弦楽器の場合は、ギターと同じでチューナー機能のついた電子式のメトロノームが最も使いやすくおすすめです。

付加機能もチェック

メトロノームの役割といえば、一定のテンポで正しく拍を刻むこと。
ですが、それ以外の使い方もできる、多機能なメトロノームもあります。
付加機能についても簡単に紹介していきます。

拍子ベルの音

「拍子ベル」とは、2拍ごと、3拍ごと、4拍ごと、6拍ごと…というように一定の間隔で、通常と違う音を鳴らす機能のこと。
一部の振り子式を除く、ほとんどのメトロノームについている機能です。
例えば4分の3拍子の曲なら、3拍ごとに拍子ベルを鳴らすように設定すれば、1拍目をより意識しながら練習でき、3拍子特有のリズム感を早くつかめます。
電子式では7拍子や9拍子といった複雑な拍子を刻めるものもあります。

チューニング

上でも触れましたが、ギターやバイオリン、フルートやサックスなど音のチューニングが必要な楽器に使うなら、チューナー機能つきのメトロノームが断然便利。
特定の音だけでなく、12の半音全てに対応する「クロマチックチューナー」つきのものなら、いろいろな楽器に使えます。
中には、基準音のピッチを微妙に変えられるものもあり、曲に合わせて変則的なチューニングをしたい時などに便利です。

おすすめのメトロノーム10選

楽器の練習に欠かせないメトロノームの中から、おすすめの人気商品を紹介します。
ヤマハやセイコーをはじめ、信頼のおける有名ブランドのものを中心に集めました。
メトロノーム選びの参考にして下さい。

セイコー (SEIKO) メトロノーム SPM320

時計メーカーとして信頼を集める「セイコー」のコンパクトな振り子式メトロノーム。
機能はシンプルですが、音が聞きやすく正確なテンポを刻んでくれます。
定番の黒のほかに、ブルーやピンク、パープルといったパステルカラーも揃っているので、ピアノを習い始めた子供にもおすすめ。
口コミでも見た目のかわいさが好評で、軽量で子供でも扱いやすい点が高評価を得ています。

  • 外形寸法 幅11.4cm 奥行11.9cm 高さ20.2cm
  • テンポ範囲 40~208/min
  • 拍子ベル 0・2・3・4・6 拍子

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ニッコー メトロノーム スタンダード

音にこだわるメトロノーム専業メーカー「日工製機」の代表ともいえる一品。
精密に作られた金属のつまみや巻き鍵は動きがとてもスムーズ。
文字盤の目盛りや文字が立体成型になっており、とても見やすいのもポイントです。
老舗メーカーらしい、ややレトロなデザインも魅力的。
遊錘の重さに合わせ1台ごとにテンポを調整して出荷されるため、正確なリズムを刻みます。

  • 外形寸法 幅11cm 奥行11.7cm 高さ20.7cm
  • テンポ範囲 40~208/min
  • 拍子ベル 2・3・4・6拍子

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ヤマハ (YAMAHA) 定番振り子メトロノーム MP-90

安心の定番ブランド「ヤマハ」の振り子式メトロノーム。
内部のスペースを十分に確保して設計されているので、音の響きが豊かで心地よいのが特徴です。
外装はマット仕上げで指紋がつきにくいのも嬉しいポイント。
三角錐のフォルムがスタイリッシュでデザイン性が高いのも魅力です。
「ヤマハなので安心して購入できた」という声も複数ありました。

  • 外形寸法 幅9cm 奥行11.1cm 高さ20.2cm
  • テンポ範囲 40~208/min
  • 拍子ベル 0・2・3・4・6 拍子

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ウィットナー (Wittner) メトロノーム タワーラインシリーズ (Tower Line Series) 856

120年以上の歴史を誇るドイツのメーカー、ウィットナー社の振り子式メトロノームです。
洗練されたフォルムや、中の機構が見えるスケルトン仕様、カバーにあしらわれたゴールドのブランドロゴがとてもおしゃれ。
ピアノのデザインともしっくり溶け込み、インテリアアイテムとしても優れています。
もちろんメトロノームとしての品質も一流。
大切な人への贈り物にもおすすめです。

  • 外形寸法 幅11.3cm 奥行11.3cm 高さ21cm
  • テンポ範囲 40~208/min
  • 拍子ベル 0・2・3・4・6 拍子

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ウィットナー (Wittner) メトロノーム デザイナーシリーズ 855

こちらもウィットナー社のメトロノーム。
モダンで高級感があり、ピアノ教室やライブバーなど人目に触れる場所での使用にも最適です。
ウィットナー社のメトロノームは、耳に優しい落ちついた音色でも人気。
長い時間練習していても聞き疲れしにくいので、とにかくピアノが大好きでできるだけたくさん弾いていたい、という人にもおすすめです。

  • 外形寸法 高さ22cm
  • テンポ範囲 40~208/min
  • 拍子ベル 2・3・4・6 拍子

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ヤマハ (YAMAHA) 電子メトロノーム ME-110

軽くて持ち運びに便利なヤマハの電子式メトロノームです。
拍子を刻むのはもちろん、裏拍を鳴らす「オフビート」や、3連符の中の音だけ抜いたスキップのようなパターンなども鳴らせるので、リズム練習の時なども活躍します。
ポップでかわいい色遣いも魅力的です。
口コミでもシンプルな操作性とコンパクトなサイズ感が好評です。

  • 外形寸法 幅10cm 奥行4cm 高さ1.1cm
  • テンポ範囲 30~250/min
  • 拍子ベル 0~7拍子2~4連符2連後打ち、3連中抜き、4連中抜き

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ヤマハ (YAMAHA) 電子メトロノーム ME-55

上のME-110よりさらにコンパクトな、クリップ式の電子メトロノーム。
口コミによると、譜面台や楽譜に挟んで使っている人が多くいました。
小さいながら、ちゃんと拍子ベルも3連符などのリズムも鳴らせて機能面も充実。
「ラ」と「シのフラット」の2種類の音程が出せるので、オーケストラやブラスバンドのチューニング時にも充分使えます。

  • 外形寸法 幅6.2cm 奥行4.4cm 高さ1.7cm
  • テンポ範囲 30~250/min
  • 拍子ベル 0~7拍子、2~4連符

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モーリス (MORRIS) クリップ型チューナー メトロノーム機能付き (CLIP STYLE METRO-TUNER) CT-3

アコースティックギターで有名なブランド「モーリス」による、クリップ型のチューナー兼メトロノーム。
12の半音全ての調律ができるクロマチックチューナーつきで、ギター、ベース、バイオリン、ウクレレなどのチューニングが簡単にできます。
メトロノームとしても、30~250/minと幅広いテンポを刻める上に8種類のリズムパターンも入っている優れもの。
表示部が大きく視認性がよいのもポイントです。

  • 外形寸法 幅6.5cm 奥行6.3cm 高さ1.2cm
  • テンポ範囲 30~250/min
  • 拍子ベル 8種類

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ボス (BOSS) ドクタービート (Dr. Beat) DB-30

ドラマーにおすすめのメトロノームはこちら。
24種類もの豊富なビートと9種類のリズムパターンを搭載した、クリップ付きの電子式メトロノームです。
複合ビートを選ぶことで、7拍子や17拍子といった複雑な変拍子にも対応可能。
ボタンをタップするだけで好きなテンポを設定できる機能も便利です。
ヘッドホンジャックがついており、メトロノーム音をイヤホンなどで確認できるのも嬉しいポイントです。

  • 外形寸法 幅6.1cm 奥行9cm 高さ2cm
  • テンポ範囲 30~250/min
  • 拍子ベル 9種類

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ヤマハ (YAMAHA) チューナーメトロノーム TDM-700P

チューナーとメトロノームを「同時に」使える、デュアル機能を搭載した一品。
メトロノームを使ってリズム練習をしながら、正しい音程を保って弾けているかも確認できます。
多彩なリズムパターンや好みのテンポを測定してくれるタップ機能、3オクターブもの幅広い音程や細かいピッチの微調整に対応するチューナー、オートパワーオフ機能など、たくさんの機能を詰め込んだ欲張りな一品です。

  • 外形寸法 幅11.1cm 奥行7.4cm 高さ1.8cm
  • 拍子ベル 0~9拍子

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まとめ

楽器練習の頼れる相棒ともいえる、便利なメトロノーム。
電子式のメトロノームは、コンパクトで持ち運びがしやすく、チューナーやリズム練習のお供としての使い方もできるのが魅力です。
一方、大きく動く振り子でテンポの確認がしやすく、落ちついた音色とレトロな外観をもつ振り子式のメトロノームも根強い人気があります。
自分の練習環境に合ったものを手に入れて、ぜひ毎日の練習に活用して下さい。

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※本記事はIECOLLECTION編集部の調査結果に基づいて作成しています。

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