ロードバイクのハンドル8選 交換方法や種類、持ち方のコツや選び方も紹介

元々はレース用に開発されたロードバイク。 前傾姿勢をとるためハンドルは特殊な形をしています。 そんなハンドルは、メーカーによってサイズやデザインがさまざま。 また、ハンドル幅やサイズが合っていないと、最適な姿勢をとれないことも。 そこで今回は、ハンドルの種類ごとの特徴、選び方やおすすめ商品などを紹介。 ステムの角度や高さ調整、持ち方、体から遠いと感じるときの対処法など、ハンドル交換に必要な情報もまとめました。

ロードバイクのハンドルを交換するメリット

冒頭でも触れたように、ハンドルはポジショニングや乗り心地を大きく左右する重要なパーツ。 ハンドルの幅、ステムの高さや角度、持ち方は乗る人によって最適なものが異なります。 より快適な乗り心地を手に入れるためには、自分に合うハンドルを見つけることが必要です。 ハンドルを交換することで、ロードバイクをよりかっこよく、快適な乗り物へとアップグレードしましょう。

ロードバイクのハンドルの種類

ロードバイクのハンドルには複数の種類があります。 それぞれ持ち方やコントロール性、使用感が異なるため、まずは各ハンドルの特徴を見てみましょう。

ドロップハンドル

ロードバイクを象徴するドロップハンドルは、ふたつのCカーブが特徴的なハンドルです。 ドロップハンドルにもさらに細かく種類があるため、それぞれ紹介します。

  • ラウンド

別名「丸ハン」とも呼ばれるラウンドは、曲線部が丸いのが特徴です。 中でもドロップが深いものを「ディープ」、浅いものを「シャロー」と呼び分けています。 ディープはより深い前傾姿勢を取れるため、スピード重視の人におすすめです。

  • アナトミック

ドロップハンドルの中でも、曲線部が角張っているのがアナトミックです。 下ハンドル部分が真っすぐなため力を入れて握りやすく、姿勢やスピードを維持できます。 シフトレバーが遠いため、手の小さい人にとってはやや不向き。 見た目はかっこよく、スタイリッシュな印象です。

  • アナトミックシャロー

アナトミックシャローは名前の通り、シャローのようにドロップが浅めで、アナトミックのような角張った形状をしているのが特徴。 下ハンドルは緩やかな曲線となっているため初心者でも握りやすく、ブレーキとの距離が近いことから手の小さめな人にもおすすめです。

エアロハンドル

エアロハンドルは、上ハンドル部分が平らに潰れたような形状が特徴です。 ドロップ部分はラウンド型となっており、握りやすさや操作のしやすさを考えて作られているのが特徴。 平らな上ハンドルにより空気抵抗が少なく、スピードにのり続けられます。 特殊な形状のエアロハンドルは、丈夫なカーボン素材で造られていることがほとんど。 プロの選手や一般のサイクリストも愛用する人が増えてきています。

ブルホーンハンドル

もともと競技用のハンドルとして主流だったブルホーンハンドル。 「ブルホーン(牛の角)」という名前の通り、ハンドルの端が牛の角のように前に向かっているのが特徴です。 未舗装路でもハンドルコントロールがきくよう、幅が広いのもこのハンドルならでは。 肘の角度や手のひらの向きなど、自然な形でハンドルを握れるため、腕や手首が疲れにくいというメリットがあります。 長距離はもちろん、街乗りにも人気です。

ハンドルの持ち方いろいろ

ロードバイクのドロップハンドルには握る場所がたくさんあるため、走る道のコンディションや走行時間など、環境に応じて持ち方を変えられます。 ブレーキに最も近いブラケットはドロップハンドルの持ち方の標準位置となり、こまめなブレーキ、ハンドルコントロールが必要な街乗りなどに使用します。

下ハンドルは姿勢が一番低くなる持ち方で、スピードを保ちたいときに使用。 上ハンドルは前傾姿勢が緩やかになるため、呼吸を整えたいときの持ち方に最適です。

ロードバイクのハンドルの選び方

数ある種類の中から、最適なハンドルを選ぶにはどんな点を確認すればいいのか、ロードバイクのハンドルの選び方を紹介します。

素材は軽量で丈夫なカーボン製が人気

ハンドルの素材は、多くがアルミやカーボン製です。 アルミ製のハンドルはコスパに優れたものが多く、安価に購入できるのが特徴。 予算を抑えてハンドル交換をしたい人におすすめです。 一方、カーボン製ハンドルはアルミに比べて価格帯がやや高くなりますが、軽量、丈夫、振動吸収性に優れているなどメリットが多数。 また、カーボン素材は形を自由に変えやすいため、デザインが豊富なのも魅力です。

各部位ごとの幅に注目

ハンドルが遠いなどの悩みがある人は、各部位の幅に注目してハンドルを選びましょう。 まずは、ドロップ。 どんな姿勢で走行したいかによって適したドロップのサイズは異なりますが、前後上下の長さやリーチが長いと前傾姿勢が深くなることを覚えておきましょう。 また、ハンドル幅は肩幅と同じくらいが理想です。 もともとついているハンドルの幅は400mmが多いため、これを基準に幅を選ぶといいでしょう。

バークランプ径は必ず確認

現在愛用中のロードバイクに適したクランプ径を選ぶことも、忘れてはならないポイントです。 クランプ径とは、上ハンドルの中心部の太さのこと。 サイズを間違えると取り付けできない可能性も。 ヴィンテージバイクには、以前主流だったクランプ径25.4mmが使われていることがありますが、現在の主流は31.8mmで、ほとんどがこのサイズとなっています。 念のためクランプ径を確認してから購入しましょう。

握りやすさは?テープを巻くのも良い

自転車のハンドルに巻くバーテープは、カラーや材質の異なるさまざまな種類が売られています。 バーテープは主にロードバイクに使われることが多く、ハンドルを握りやすくする、汗や雨で滑りにくくする、振動を緩和するなどの目的で使用されるアイテム。 また、アクセサリーとしての用途もあり、ハンドルをおしゃれに見せたいときにもおすすめです。

メーカー品から選ぶ

ハンドル選びに迷ったときは、メーカーで選ぶのもおすすめです。 この記事では、安くて品質が良く、パーツの種類やそのラインナップが豊富なことで有名なアメリカ発の自転車用品メーカー「TNI」や、自転車用品を扱うジャパンブランド「GORIX」などの商品を紹介しています。 愛用者が多いブランドなら、はじめてハンドルを交換するという人も安心です。

ロードバイクのハンドルおすすめ8選

通販で購入可能なハンドルを紹介します。 TNIやGORIX、シマノプロなど、おすすめの自転車用品メーカーの商品を集めました。

TNI エルゴ スウィープ (Ergo Sweep) カーボン

アメリカに拠点を置くロードバイクメーカー「TNI」。 低価格で高品質なアイテムが揃うとあって、幅広いスキルのサイクリストに人気です。 こちらは、軽量かつ振動吸収性に優れたカーボン製。 ハンドルのトップが6度後ろに引いているため、肘や手の角度を快適に保ちやすく、適切なポジションを維持したまま走行できます。

  • 外形寸法
    • ハンドルバーコラム径 32mm
    • ブラケット部C-C 380mm、400mm、420mm、440mm
    • リーチ 73mm
    • ドロップ 123mm(380mm/400mm)、128mm(420mm/440mm)
  • 素材 カーボン
  • 重量 188g(380mm)、202g(400mm)、209g(420mm)、194g(440mm)

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DIXNA (ディズナ) クロス バンディー26 M V23P032

ハンドルの幅を狭く、ドロップは非常に浅く設計されたこちらのハンドル。 幅が通常よりも狭いことにより、小柄なライダーでも扱いやすくなっています。 また、上ハンドルと下ハンドルの落差が小さいため、持ち方を変えた際の腰や腕への負担が少ないのもポイント。 幅の狭い道のすり抜けもしやすく、街乗りにもおすすめです。

  • 外形寸法
    • クランプ径 26mm
    • トップ幅 385mm、エンド幅470mm(C-C)
    • リーチ 60mm
    • ドロップ 100mm
    • ドロップエンド付近120mm、区間ハンドル径22.2mm
  • 素材 6061-T6 ダブルバテッドアルミ
  • 重量 280g

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ゴリックス (GORIX) SENBA ショートリーチ 末広がりタイプ

大阪に拠点を置く自転車部品メーカーの「GORIX」。 このハンドルはショートリーチでブラケットを握りやすい他、ハンドリングもスムーズに行えます。 また、エンド部分に向けて末広がりとなっているため、未舗装路でもハンドルを取られにくいという点もポイント。 オフロードツーリングを楽しみたい人にもおすすめです。

  • 外形寸法
    • クランプ径 31.8mm
    • ハンドル幅400mm
    • リーチ 86mm
    • ドロップ 130mm
  • 素材 アルミ
  • 重量 294g

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シマノプロ (SHIMANO PRO) LT コンパクト エルゴノミック R20RHA0285X

プロの視点や斬新なアイデアを取り入れ、優れた自転車用品を販売する「シマノプロ」。 こちらのハンドルはエルゴノミック形状により、ライディング時のしびれを軽減させる仕様です。 リーチやドロップはコンパクトで、ハードな前傾姿勢ではなく、呼吸しやすいアップライトポジションで快適に走行できる設計となっています。

  • 外形寸法
    • クランプ径 31.8mm
    • ハンドル幅 400mm
    • リーチ 70mm
    • ドロップ 125mm
  • 素材 AL-6061 ダブルバテッドアルミ
  • 重量 280g

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RXL SL ロードバイク ハンドル

軽量で高耐久なT700カーボン製のロードバイクハンドル。 カーボンは数値が大きいほど軽くて丈夫なことが示されていますが、T700カーボンはちょうど中間ぐらいのグレードです。 つや消しデザインで手触りや見た目が良いのも魅力。 カーボン素材を活かして、振動の軽減や手の痛みを改善したい人におすすめです。

  • 外形寸法
    • ハンドル幅 400mm、420mm
    • リーチ 104mm
    • ドロップ 127mm
  • 素材 T700カーボンファイバー
  • 重量 210g±10g

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EC90 フルカーボン ドロップハンドル ロードバイクバー

こちらのカーボン製ハンドルは、T800カーボンを使用した軽量かつ丈夫さが魅力です。 ドロップはハンドルをコントロールしやすいコンパクトサイズ、かつマット仕様のため汗や雨でも滑りにくくなっています。 ロードバイク、マウンテンバイクなど、さまざまな自転車に対応可能です。

  • 外形寸法
    • クランプ径 31.8mm
    • ハンドル幅 400mm、420mm、440mm
    • リーチ 80mm
    • ドロップ 130mm
  • 素材 T800炭素繊維
  • 重量 250g

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PLATT ハンドルバー フルカーボンファイ超軽量 ドロップハンドル

こちらのドロップハンドルは、フルカーボン製のハンドルを一度試してみたいという人におすすめの商品。 軽量で、カーボンならではの振動吸収性を体感できます。 見た目にもかっこよく、ハンドル交換でロードバイクの印象をガラッと変えたい人にもぴったりです。

  • 外形寸法
    • ハンドル幅 400mm、420mm、440mm
    • リーチ 80mm
    • ドロップ 130mm
  • 素材 炭素繊維
  • 重量 250±40g

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自転車 ブルホーン バー ハンドル

持ち方の幅が広がるブルホーンハンドルは、前傾姿勢でスピードを出したい人におすすめです。 ブラックやレッドなど3色展開で、愛車がおしゃれにランクアップすること間違いなし。 クランプやバーのサイズ感は多くのバイクにマッチする設計のため、ロードバイクやミニベロなど幅広い自転車に対応します。

  • 外形寸法
    • クランプ径 25.4mm
    • ハンドル幅 400mm
    • バー径 22.2mm
  • 素材 アルミニウム合金
  • 重量 282g

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ステム高さやハンドル角度の調節方法

ステムの高さを調整する際は、まずステムのボルトを緩め、トップキャップを外します。 そしてステムを抜き、スペーサーを必要分にし、高さを調整しましょう。 ステム、トップキャップを取り付け、ステムとホイールの角度を合わせます。 その後ボルトを均等に締めていき、ハンドルが重くならない程度にボルトを締め付けて完成です。 最後に異音がないか確認しましょう。

ハンドルが遠い?腕が疲れてしまうとき確認したいポイント

ハンドルが遠い、前傾姿勢がつらく腕が疲れてしまう。 その原因はハンドルのサイズにあるかもしれません。 通常のフラットハンドルに比べて、レバーが前方にあって体から遠いドロップハンドルでは、より腕を前に伸ばす必要があります。 そのため、ステムの高さや角度はもちろんのこと、ハンドルの幅、サイズが合っていないと腕の疲れが長引く可能性も。

ハンドル交換で体が快適にポジションを取れるようになると、ハンドルの支点が最適化し、上半身や腕の負担は楽になります。 ステムの高さや角度調整を行うと共に、ハンドル幅の見直しもぜひ行ってみてください。

まとめ

今回は、ロードバイクのおすすめハンドルについて紹介しました。 ハンドル交換は、持ち方のバリエーションが広がり、シーンに合った走行を楽しめるようになるほか、自分の体格に合ったハンドルに交換することで、ハンドルが遠いと感じなくなり、体が疲れにくくなるといったメリットがあります。 買ったままのハンドルをなんとなく使用している人は、ハンドル交換でポジションを最適化し、今よりもっと快適な走行を目指してみましょう。

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