散歩や防災におすすめの猫用ハーネス9選 ダブルロックタイプのハーネスや付け方も紹介

事故にあうリスクやノミダニなどの害虫予防、他の猫との接触やケンカでの病気のリスクを考えて、猫を室内だけで飼う人が増えています。
そのため、運動不足やストレス解消のために、猫を散歩に連れ出したいと思う人も多いのではないでしょうか。
猫を外で遊ばせる時には飛び出しや逃走事故を避けるために、リード付きハーネスを使うのがおすすめ。

また、散歩目的だけではなく、災害時の避難や動物病院へ行く時にも、逃走や飛び出しを防ぐ心強い味方となってくれます。
今回はハーネスの選び方と、おすすめの猫用ハーネスを紹介。
猫を飼ったばかりで災害時の対策グッズを揃えたい人、猫が嫌がる時の対処法を知りたい人はぜひ参考にしてください。

散歩や病院に行く時の必須アイテム、猫用のハーネスとは

ハーネスは、リードを付けて移動時に猫が逃げないよう、猫の胴に装着するアイテムです。
猫の首は犬に比べて短く体が柔らかいため、首輪に直接リードをつけても首輪ごと抜け出してしまいます。
そのため、リードを枝にひっかけて首をつってしまうような大惨事に発展することも。

胴を固定するハーネスの方が抜ないので、移動時の安全性が高くなりおすすめです。
ケージやキャリーで動物病院へ行く時などの外出時、災害時の飛び出しや脱走防止に大変役立ちます。

猫のサイズ測定と着心地が大切、ハーネスの選び方

猫に合うハーネスを選ぶには、猫のサイズ測定と抜けないための付け方が大切です。
ここからは、猫用ハーネスの選び方をご説明します。

適切なサイズを選ぶ

ハーネスは胴回りのサイズが合わないと使えません。
猫が抜けないハーネスを選ぶためにもきちんとサイズを測定することが大切です。
測り方は、猫が立った状態で胴回り(前足後ろの一番太い部分)を柔らかいメジャーや伸びないひもを使って測定します。
手作りサイトのハーネスの作り方を見て、猫に合うハーネスを手作りしても良いでしょう。
ホールド力の高いベストやダブルロックタイプの作り方を参考にするのがおすすめです。

猫にとって着心地が良いハーネスを選ぶ

サイズが合っていても、素材が硬すぎる、締め付けが強い、体が動かしにくいハーネスでは猫も嫌がります。
実際に着せてみて、脇に食い込んでいないか、歩きにくそうではないかをしっかり確認してください。
市販でも手作りの際もコットンやメッシュ素材など、肌当たりの柔らかいモノが良いです。
せっかく作り方を調べるなら、猫が嫌がらない生地にこだわったハーネスにしてみましょう。

猫のハーネスの種類

ハーネスは着脱が楽なタイプを選ぶことはもちろん、猫の性格に合わせて選ぶことも大切です。
紐、ベスト、ダブルロックなどハーネスの種類ごとの特徴を紹介します。

紐タイプのハーネス

こちらは紐が猫の前足のまわりをぐるっと囲む、紐タイプのハーネスです。
紐の長さを調節して猫の体にぴったり合うサイズにできます。
布面積が少なく動きやすいのも特徴ですが、その分抜け出しやすいため、活発な性格の猫には向きません。
大らか、物静かなど猫の性格を把握した上で選ぶのがおすすめです。
歩いているうちに紐が食い込むこともあるので、最初のうちは特に注意して見てあげましょう。

ベストタイプのハーネス

ベストタイプは、服を着るように胴を覆うハーネス。
紐タイプに比べて装着に時間がかかる分ややハードルは高めですが、抜け出しや食い込みの心配は低いです。
ただし、毛に布があたる感覚が苦手な猫も多く、ハーネスが嫌なモノと思わないよう、少しずつ慣らす必要があります。
また、敏感な猫の場合、人気のマジックテープで留めるタイプだと「ビリッ」という音に驚いて逃げ出すこともあるので、バックルタイプも検討してみましょう。

ダブルロックタイプのハーネス

ダブルロックタイプはその名の通り、首と胴の部分の2カ所で固定するハーネスです。
このタイプは抜け出し防止効果が高いのが大きなメリット。
ホールド力が強く、万が一肩の部分が抜けても胴の部分で止めることができ、完全に抜けてしまうことを防ぎます。
とっさに飛び出してしまう臆病な猫や、抜け出すのが得意な活発な猫ならダブルロックタイプはとてもおすすめです。

猫が嫌がるなら、まずはハーネスに慣れさせる

服を着る習慣がない猫はハーネスを嫌がることの方が多いです。
災害時など限定的な使用を考えている人も、いざという時に嫌がるせいで着せられないとならないよう少しずつ慣らしておきましょう。
まず、最初のころは短時間でハーネスをつけます。
おやつで気を引きながら、ハーネスに対しての嫌悪感を紛らわすのがおすすめです。

そして装着時間を少しずつ増やし、ハーネスを着ても自由に動けるようになったらリードを付けます。
もしひどく嫌がるようなら、猫が忘れたころにまた再チャレンジして慣れてもらう努力をしましょう。
無理に着けると猫はハーネスを嫌なモノだと覚えて、見ただけで逃げるようになってしまいます。
必要なのは飼い主さんの根気強さです。

おすすめのおしゃれな猫のハーネス9選

猫の身体に負担を掛けないクッション素材を使用したハーネスや、デザイン性の高いおしゃれで機能的なハーネスなど、おすすめの猫用ハーネスを紹介します。
まだ持っていない人はこの機会に検討してみてはいかがでしょうか。

クリスタルポイント (CRYSTAL POINT) シンプル革ハーネスセット Sサイズ10mm幅

着せやすくておしゃれな本革製猫用ハーネスがおすすめ

葛飾の工房で専属の皮職人が製造する、上質でおしゃれな紐タイプの牛皮ハーネス。
リードはナスカンで簡単に取り付けできるカフェタイプ。
ダブルのDカンでしっかりと留められるので、口コミでも「安心して使用できる」と高評価を得ています。
散歩中や荷物のある時も片手で扱いやすくおすすめです。
別売りですが迷子札も注文できるので是非活用しましょう。

• 外形寸法
  • S 胴回り36cm~44cm
• 材質 牛革、プラスチック金具、ナスカン等金具
• ハーネスの種類 紐タイプ
• リード付き 長さ120cm

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犬と生活 (Life with Dogs) 猫の暮らし ハンドルベスト セーラーマリン

セーラー服風のデザインがかわいいベストタイプの猫用ハーネス

マリンなセーラーデザインがおしゃれでかわいいと好評のベストタイプの猫用ハーネスです。
付け方は背中のマジックテープを開き、足を通して閉じるだけの簡単設計。
背中のバックル部分を握ると猫をホールドできるので、動物病院での飛び出しや災害時の脱走防止に役立ちます。
肌あたりの良いオーガニックコットンを使用し、着心地にも配慮されているので安心です。

• 外形寸法
  • XS 首回り19cm~22cm 胴回り30cm~33cm
  • S 首回り 22cm~25cm 胴回り34cm~37cm
  • M 首回り 25cm~28cm 胴回り38cm~41cm
  • L 首回り 28cm~31cm 胴回り43cm~46cm
• 材質 綿100%(裏地オーガニックコットン)
• ハーネスの種類 ベストタイプ
• リード別売

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プラスナオ (Plus nao) 猫用ハーネスリードセット リーシュ

豊富なカラー展開から選べるドット模様のリボン付きハーネス

胸のところのドット柄リボンがかわいい、おしゃれなベストタイプの猫用ハーネス。
ベスト部分はシンプルな無地や水玉、キュートな柄モノなどバリエーション豊富。
おしゃれなハーネスを探している人におすすめです。
口コミではその可愛さだけではなく、「つけやすい」「脱げにくい」と、簡単な付け方や抜けない仕様も人気で、機能性も安心できるハーネスです。

• 外形寸法
  • S 首回り20cm~24cm 胴回り28cm~32cm
  • M 首回り24cm~30cm 胴回り34cm~38cm
  • L 首回り26cm~32cm 胴回り40cm~44cm
• 材質 ナイロン
• ハーネスの種類 ベストタイプ
• リード付き

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猫用ハーネス&リードセット 唐草柄

唐草模様で和の雰囲気漂う猫用ハーネスは日本猫にぴったり

唐草模様が目を引く、ベストタイプの猫用ハーネスです。
ベスト裏側はメッシュクッションで、暑い夏でも快適。
縁側はフランネル素材で縫製され、摩擦による痛みと炎症を起こしにくく、猫に優しい着心地を実現しました。
胴回りが20cmの猫にも対応しているので、子猫用としても使えます。
マジックテープ固定で、付け方もサイズ調整も簡単。
持ちやすくデザインされたハンドル部分は手触りもよく、飼い主へ配慮されてる点も魅力です。

• 外形寸法
  • XS 首回り27cm 胴回り20cm~38cm
  • S 首回り31cm 胴回り30cm~48cm
• 材質 ポリエステル、メッシュ
• ハーネスの種類 ベストタイプ
• リード付き 長さ120cm

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ラディカ (RADICA) キャットストロール (CAT STROLL) ソフトハーネス&リード (SoftHarness&Lead)

立体裁縫や中綿入りで付け心地の良い猫用ハーネス

おしゃれなリード付きのベストタイプの猫用ハーネス。
中綿入りのソフトな付け心地で、猫を優しくホールドします。
ハーネスについた調整カンで、体形に合わせた細かい調節が可能。
猫の形に合わせた立体的な作りや、剥がれにくいタイプのマジックテープ使用など、たくさんの抜けない工夫が隠されています。
口コミでも「作りがしっかりしている」と定評があるハーネスです。

• 外形寸法
  • S 首回り17cm~20cm 胴回り32cm~36cm
  • M 首回り19cm~23cm 胴回り37cm~44cm
  • L 首回り22cm~26cm 胴回り44cm~51cm
• 材質 綿、ポリエステル、ポリウレタン
• ハーネスの種類 ベストタイプ
• リード付き

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ゴロにゃん オリジナル猫用ハーネス ダブルロックタイプ

子猫から成猫までひとつで対応できるダブルロックタイプの猫用ハーネス

猫専門店が抜けないようこだわり、研究を重ねて制作した、特許取得済みの猫用ハーネスです。
サイズ展開が豊富で、子猫用のサイズがあるのもポイント。
子猫から成猫になっても同じハーネスを選ぶことで、猫に余計なストレスを与えません。
胸当のサイズ調整、肩やお腹のフィット感へもこだわり、猫の着心地や快適さを追求しています。
抜け出し上手な猫に苦戦している人にもおすすめです。

• 外形寸法
  • S 胴回り27cm~31cm
  • M 胴回り31cm~35cm
  • L 胴回り35cm~39cm
  • LL 胴回り39cm~43cm
  • 3L 胴回り43cm~47cm
• 材質 コットン、ポリエステル綿、スライド金具、丸カン、PPテープ、マジックテープ、反射テープ、樹脂ホック
• ハーネスの種類 ダブルロックタイプ
• リード別売

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ゴロにゃん オリジナル猫用ハーネス ダブルブロックタイプ ラミネートシリーズ

普通のハーネスだと抜け出してしまう子にもおすすめのダブルロックハーネス

ゴロにゃんのオリジナル猫用ハーネスの生地にラミネート素材を使用したタイプ。
汚れのふき取りなどのメンテナンスも簡単にできます。
柔らかい生地素材を使用しているため、猫にとっても着心地の良いハーネスになっています。
サイズ調節用の紐を括れるパーツも取り付けられているので、ハーネス単体で使用した時に猫が引っかかる心配もありません。
胴回り30cm以下のサイズもあるので子猫用を探している人にもおすすめです。

• 外形寸法
  • S 胴回り27cm~31cm
  • M 胴回り31cm~35cm
  • L 胴回り35cm~39cm
  • LL 胴回り39cm~43cm
  • 3L 胴回り43cm~47cm
• 材質 コットン、ポリエステル綿、スライド金具、丸カン、PPテープ、マジックテープ、反射テープ、樹脂ホック
• ハーネスの種類 ダブルブロックタイプ
• リード別売

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ペティオ (Petio) エニーキャット (Anycat) ハーネス ストライプ

ダブルロックでホールド感があり安心して外出できる猫用ハーネス

首と胴回りの2ヶ所のサイズ調節でフィットさせるダブルロックタイプの猫用ハーネス。
肌に当たる面はクッション生地で、猫の体に負担をかけにくい優しい仕様です。
表面はストライプデザインがおしゃれなダブルラッセル生地と、落ち着いた配色で上品なダンボールニット生地から選べます。
引き紐の位置を工夫し、猫の首への負担を軽減。
体の柔らかい猫を優しく、抜けないようにホールドする、安心感のあるハーネスです。

• 外形寸法
  • S 胴回り28cm~37cm
  • M 胴回り36cm~45cm
• 材質 ポリエステル、ナイロン
• ハーネスの種類 ダブルブロックタイプ
• リード付き 長さ12cm

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クリスタルポイント (CRYSTAL POINT) デニム革ハーネス 10mm幅

こだわりのデニムと本革が使われたおしゃれな猫用ハーネス

デニム×ヌメ革のコンビネーションがおしゃれでかっこいいベストタイプの猫用ハーネスです。
ハーネスのダブルDカンでしっかりリードを留められて移動中も安心。
また長さ調節も可能で、猫の体重の増減や洋服の有無にもすぐに対応できます。
バックルで留めるタイプなので、マジックテープの音が苦手な猫を飼っている人におすすめ。
上品さを感じさせるおしゃれなハーネスはプレゼントにも最適です。

• 外形寸法
  • SS 胴回り30cm~38cm
  • S 胴回り36cm~44cm
• 材質 デニム、牛革、プラスチック金具、Dカン等の金具
• ハーネスの種類 前紐背面ベストタイプ
• リード別売

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まとめ

猫のハーネスは散歩だけでなく、災害時や動物病院への通院時の脱走防止にも役立つ重要なアイテムです。
抜けないハーネスを選ぶためには、しっかり固定できるか、猫が嫌がる硬い生地でないかを十分に確認しましょう。
また最初はハーネスを嫌がる猫がほとんどなので、いざという時に慌てないために付け方や着る練習をし、子猫の時から慣らしておくのが理想です。
見ても楽しめるおしゃれなハーネスを用意し、気長に挑戦してください。