ニット・セーターの収納方法 ハンガーのかけ方や厚手ニットのしまい方

お気に入りのニットをきれいに保管しておくには、ボックス収納や吊り下げ収納を上手に活用するのがおすすめです。
今回はクローゼットやラック、圧縮袋などを活用した、オンシーズン・オフシーズンのニットの保管方法を紹介します。
厚手ニットのかさばらないたたみ方や型崩れしにくいハンガーのかけ方、セーターなどのしまい方もチェックしていきましょう。

かさばらないニットのしまい方を知りたい!

セーターなどの厚手ニットはかさばりやすく、収納場所に困ってしまうのが難点。
たたみ方やしまい方、ハンガーのかけ方に気を付けてもスペースを取ってしまいます。
かさばらない保管方法を知れば、オンシーズン・オフシーズンともにすっきりときれいに収納できるでしょう。

【シーズン別】セーターやニットの保管方法

セーターや厚手ニットに適した保管方法をシーズン別に紹介。
ニットをよく着用するオンシーズンや、きれいに保管しておきたいオフシーズンなど、シーンに適したしまい方を参考にしてください。

オンシーズンはたたむかハンガーで収納が◎

ニットをよく着るオンシーズンでは、生地へのダメージを軽減しながらきれいに収納するのがコツ。
たたんでラックにしまう、ハンガーを使ってクローゼットに整理する保管方法がおすすめです。
スムーズに取り出しやすくなるほか、擦れたり圧縮されたりしにくくなるため、オンシーズン中の負担も軽減できます。
毛玉などができないように、こまめに手入れも行いましょう。

オフシーズンは収納ボックスを活用

オフシーズンではきれいな形状をキープしながら、かさばらないように収納するのがコツ。
ボックスなどのアイテムを使って整理するしまい方がおすすめです。
圧縮袋を活用すれば、省スペースでの収納も可能。
オフシーズンはシワが付きやすいので、圧縮袋を使う場合はできるだけきれいにたたんで入れましょう。
また、虫食いによる穴あきを防ぐため、防虫剤などを用いた虫対策も忘れずに。

基本的なセーター・ニットのたたみ方

基本的なセーター・ニットのたたみ方を紹介します。
オンシーズン・オフシーズンともに、ラックやケースに収納する際に活用しましょう。
たたみ方は、まずニットを裏返し中央線に向けて両肩をたたみます。
身幅に添って腕をたたみ、最後に四角く半分折りしたら完成です。

たたんだニットは、詰め込み過ぎに注意しつつ立てて収納するのがおすすめ。
圧縮されず、ダメージを軽減してくれます。
また、薄手のニットの場合は折りたたむ部分にタオルを挟むとシワ防止になります。

クローゼットでのセーター・ニット収納術

厚手ニットやセーターをクローゼットに保管するときの収納術を紹介します。
吊り下げラックや専用ハンガーなどの収納グッズを使い分けると、すっきりと整理できて便利です。

厚手ニット・セーターは吊り下げラックに

厚手ニットやセーターの収納には、吊り下げラックを使うのがおすすめ。
省スペースにまとめられるのでクローゼット内でもかさばらないほか、ニット同士が擦れにくいので毛玉も防げます。
生地が伸びる、型崩れといったトラブルも起きにくいため、重さのある厚手ニットの保管にも適した方法です。

薄手のニット・セーターは専用ハンガーに

薄手のニットやセーターをハンガーに吊り下げて収納するときには、専用ハンガーを使ったかけ方がおすすめです。
ハンガーの跡が付いたり滑り落ちたりしにくいため、お気に入りのニットやセーターをきれいな状態で保管できます。

使用頻度の低いニットは下段の引き出しへ

着る機会が少ない厚手ニットやセーターは、クローゼット下段の引き出しへ収納しましょう。
よく着るニットと分けて入れることで、生地同士の擦れによるダメージや型崩れの防止に。
収納する場所をきちんと決めておくと、衣服の整理整頓にも役立ちます。

棚板を足したカラーボックス、突っ張り棚も活用

棚板を足したカラーボックスや突っ張り棚を活用するのもおすすめ。
お気に入りのニットが増えたときなど、クローゼット内の収納スペースを増やしたいときに使えます。
自分が使いやすいようスマートに収納できるだけでなく、出し入れもしやすいのが魅力です。

ニット・セーターの収納グッズ5選

吊り下げラックや圧縮袋など、オンシーズンやオフシーズンに使いやすいニット・セーターの収納グッズを紹介します。

イケア (IKEA) ストゥーク (STUK) 003.708.69

クローゼット内でも省スペースに収納可能な6段吊り下げラック

クローゼット内の収納スペースを増やしたいときにぴったりな、ポリエステル製の吊り下げラック。
厚手ニットも分けて整理できる6段タイプで、最下段には仕切りが付いているので手入れ用品も収納できて便利です。
また、コンパクトにたためるため、オンシーズン・オフシーズンで使い分けも可能。
ハンギング収納を活用してすっきりとした部屋を目指したい人にもおすすめです。

• 外形寸法 幅30cm 奥行30cm 高さ90cm
• 材質 ポリエステル、ポリプロピレンプラスチック

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マワ (MAWA) エコノミック46 10P MA0310005-10

ニットの型崩れを防いで収納できるスリムな形状のハンガー

肩先の緩やかなカーブが型崩れを防ぐ、シンプルかつ機能的なデザインのハンガーです。
特殊なコーティングが施されているため、ニットがぴったりとくっつき、滑り落ちにくいのが特徴。
また、ハンガー自体に厚みがなく、たくさんのニットをクローゼットに収納してもかさばらない点も魅力です。
薄手ニットのほか、前開きのカーディガンや襟なしのトップスにも適しています。

• 外形寸法 幅46cm 奥行1cm 高さ22cm
• 材質 スチール(PVC樹脂コーティング)、ニッケルメッキ
• 本体重量 0.08kg

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ニトリ (NITORI) クローゼットケース セレスFD S

半透明で中身が見やすい引き出しタイプのクローゼットケース

クローゼット内やベッド下のスペースを有効に活用できる、プラスチック製の衣装ケースです。
箱型引出しタイプなので衣類をきれいに整理でき、オフシーズン中のニットの保管にも役立ちます。
引き出しには半透明の素材が使われているため中身を確認しやすく、積み重ねにも対応しているのが便利。
ワンルームや一人暮らしの人にもおすすめです。

• 外形寸法 幅40cm 奥行55cm 高さ20cm幅40×奥行55×高さ20cm
• 材質 ポリプロピレン
• 本体重量 1.7kg

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山善 (YAMAZEN) どこでも収納ボックス 3個セット YTCF3P

ホコリや汚れから守る、インナーボックスに便利な収納ボックスセット

カラーボックスにインナーとして入れられる、不織布製の収納ボックスセット。
お気に入りのニットをホコリから守るインナーボックスにおすすめです。
左右と前面に取手が付いているので、楽に持ち運べます。
また、使わないときはスリムに折りたためるため、オンシーズンとオフシーズンで、さまざまな使い方ができる点も魅力です。

• 外形寸法 幅38cm 奥行25cm 高さ25cm
• 材質 不織布、原紙
• 本体重量 1.3kg

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ティーティーシー (TTC) 衣類用圧縮袋 4枚セット

簡単に空気を抜いて収納できるコーナー排気式の圧縮袋

ニットをできるだけかさばらないように収納したい人にぴったりな圧縮袋です。
衣類を入れてチャックを閉じ、巻きながら空気を抜いていくコーナー排気式なので、手軽に圧縮できるのが特徴。
厚手ニットやセーターにも適したLLサイズから、帽子や靴下にぴったりのSサイズまで、異なる大きさの圧縮袋がセットになっています。
掃除機いらずで簡単に収納できる圧縮袋を探している人におすすめです。

• 外形寸法
  • Sサイズ 幅28cm 奥行35cm
  • Mサイズ 幅35cm 奥行42cm
  • Lサイズ 幅42cm 奥行50cm
  • LLサイズ 幅50cm 奥行55cm
• 材質 ナイロン、ポリエチレン

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【ハンガーで】 型崩れしにくいニットのかけ方

ハンガーを使ったニットのしまい方は、かけ方を工夫して型崩れを防ぐのが大切。
ここではV字に折りたたむ保管方法と半分に折りたたむかけ方を紹介します。

V字に折りたたんでかける

ニットをコンパクトに収納したいときには、V字に折りたたむかけ方がおすすめ。
まずニットを縦半分にたたみ、脇の下の部分にハンガーのフックを当てて置いてください。
次に袖と身頃部分を、ハンガーを包むように折りかえして中に入れ込みます。
V字のたたみ方をする際は、型崩れやずり落ちを防ぐために整えながらかけましょう。

半分に折りたたんでかける

きれいなたたみ方のままハンガーにかけておきたいときは、半分に折りたたむかけ方がおすすめです。
まずは基本のたたみ方と同様に、身頃と袖の部分を縦にたたみます。
次にニットをそのままハンガーに通し、半分に折った状態にしてかけましょう。
かさばらないので、クローゼットなどでニットをすっきりと収納したいときに活躍します。

セーター・ニットの手入れ方法

ニットをきれいに着続けるには、日頃から手入れしておくことが大切です。
まず、脱いだあとは汚れやホコリを落とすためのブラッシングを。
そして、毛玉を見つけたら、繊維の絡まりを防ぐためにこまめに処理しましょう。
また、複数のニットを着回すなど、連日で着用せず数日休ませる工夫をすると毛玉の発生も軽減できます。
汚れたまま放っておくと変色やカビなどの原因にもなるので、シミ抜きは早いうちにおこなってください。

セーター・ニットの洗濯方法

セーター・ニットを洗濯するときは、まず洗濯表示と素材を確認しましょう。
手洗いや洗濯機で洗えるものであれば、自宅での洗濯が可能です。
ただし自宅で洗う場合は、生地への負担を軽減するため洗剤の種類に注意してください。
一方で、水洗いができないセーター・ニットはクリーニングに出すのがおすすめ。
クリーニングはひどい汚れが付いてしまったときや、自分で手入れするのが不安なときにも便利です。

まとめ

今回はクローゼットやラック、圧縮袋などを活用した、オンシーズンやオフシーズンのニットの保管方法を紹介しました。
かさばりがちなニットをすっきりと保管するには、目的に合わせて適したしまい方を選ぶのが大切です。
セーター・ニットは型崩れしやすいデリケートな衣類なので、たたみ方や手入れにも気を配って、長くきれいに着続けましょう。