ストウブの鍋おすすめ8選 形やサイズ別の特徴や無水鍋レシピ、鍋つかみも
デザインがおしゃれで使いやすいと評判のストウブ鍋。
料理が好きな人なら、一度は目にしたことがあるでしょう。
ストウブ鍋とは、様々なレシピを作れて、IHやオーブンでも使える万能鍋です。
サイズやカラー展開、種類が豊富で、値段設定も幅広いストウブ鍋は選ぶのに悩んでしまうことも。
そこで今回は、ストウブ鍋の特徴や一般的な圧力鍋との違い、選び方やおすすめ商品も紹介します。
プロも愛用! ホーロー製のストウブ鍋とは
ストウブ鍋とはフランス生まれの調理鍋。
伝統的な製造方法で作られる鋳物ホーロー鍋で、世界中のシェフや料理愛好家に選ばれてきました。
ストウブ鍋は「無水鍋」でもあり、食材から出る水蒸気を水滴に変えてくれるため、水を入れなくても調理可能です。
構造は圧力鍋と似ていますが、圧力鍋のような圧力はかからず、「低圧圧力鍋」とも呼ばれます。
ストウブの低圧圧力鍋・無水鍋の魅力とは
低圧圧力鍋であり、無水鍋でもあるストウブ鍋は無水調理ができるほか様々な特徴や魅力があります。
ここでは、その魅力をさらに詳しく紹介します。
無水調理で幅広いレシピをおいしく仕上げる
無水調理は無水鍋の蓋を閉じて火にかけます。
そのとき、ストウブ鍋の蓋の内側にある「ピコ」という突起物に、食材から出た水蒸気がぶつかって「アロマレイン」と呼ばれる水滴に。
鍋の中でそれらの水分が対流することで、食材の旨味と香りが閉じ込められ、様々なレシピがおいしく仕上がります。
高い熱伝導率・保温力の鋳物ホーロー
ストウブ鍋の材質として使われる鋳鉄ホーローは、熱伝導が均一で、保温性や蓄熱性にも優れています。
温度が下がりにくいので弱火や低温で調理でき、節電効果も。
食材にゆっくりと熱が伝わっていくため、煮崩れしにくいのも嬉しいポイントです。
熱伝導が良いので鍋つかみは必須です。
IHやオーブンなどの熱源にも対応
内側にザラザラとした黒マットエマイユ加工が施されているストウブ鍋。
油なじみが良く、焦げ付きにくく、耐久性にも優れています。
直火はもちろん、IHやオーブンなどの熱源にも対応でき、蓋のつまみが高温対応しているので、蓋をしたままオーブン調理もできます。
多彩なカラーバリエーション
ストウブ鍋は8色のカラーで展開しています。
スタンダードカラーはシンプル系で、「ブラック」「グレー」「チェリー」「カンパーニュ」の4色。
マジョリカカラーは食材や自然の色から名付けされていて、「グランブルー」「バジルグリーン」「シナモン」「グレナディンレッド」の4色。
上品な発色で、キッチンやテーブルを彩ります。
洗練された美しいデザイン
キッチンやテーブルで映えるデザインも、ストウブ鍋の魅力の一つ。
シンプルなものから、野菜や動物を形どったものなど、デザインバリエーションも豊富で置いておくだけで食卓をおしゃれに演出してくれるでしょう。
キッチンまわりのインテリアにこだわる人にもおすすめです。
サイズ・形が豊富! ストウブ鍋の選び方
サイズも形も豊富なストウブ鍋はどれが良いのか迷ってしまうでしょう。
ここからは、家族の人数や用途、家庭での使い方など、選び方のポイントを紹介します。
人数や用途に合ったサイズを選ぶ
ストウブ鍋初心者は、まずメインディッシュ用のストウブ鍋を選びましょう。
家族が2人以上いるなら、ラウンド型の20cmか22cm、オーバル型の23cmか27cmがおすすめ。
一人暮らしの人は、ラウンド型の14cmや16cm、オーバル型の15cmや17cmを選ぶと、一人分の器としても使えて便利です。
卓上使いには浅型の「ブレイザー」や「ラウンドシャロー」
作った料理をテーブルにそのまま出しやすいのは、浅めの「ブレイザー」か「ラウンドシャロー」。
ブレイザーはドーム型の蓋付きのため、炒めて煮込む料理に最適で、パエリヤやおでんなどにもおすすめです。
ラウンドシャローはブレイザーよりも大人数に向いています。
家族の人数や作る量が、どちらかを選ぶときのポイントになるでしょう。
和食が多い家庭なら「ジャポネスクシリーズ」に注目
鍋料理や豚汁、肉じゃがなど、和食好きの人におすすめなのが「ジャポネスクシリーズ」。
特に、「ワナベ」は、ラウンド型で水分が対流しやすく、出汁もほどよく煮立って美味しく仕上がります。
雪平鍋のように使えて、定番のものより深すぎず、ブレイザーなどより浅すぎないので、普段使いに重宝するはず。
炊飯用なら「ラ・ココット デ ゴハン」が、ご飯がふっくら炊き上がるのでおすすめです。
使いやすい楕円形の「ココットオーバル」
定番のココットの中でもオーバル型のものは、無水調理・焼く・炒める・蒸す・揚げるなど幅広い調理に対応する万能タイプ。
魚一匹丸ごとやかたまり肉、長い野菜などを切らずに使えるのも便利です。
オーブントースターにも入れやすく、テーブルにそのまま出して取り分けるときなどにも使いやすいです。
はじめて使うなら「ココットラウンド」が便利
ストウブ鍋のココットシリーズの中でも、ラウンド型は初心者におすすめのタイプ。
無水調理・焼く・炒める・蒸す・揚げるなどはもちろん、ケーキやパンの焼き型としても使うことができます。
サイズもカラーも豊富に展開されているため、小さいものから大きなものまで、つい集めたくなるシリーズです。
値段やコストパフォーマンスで決める
ストウブ鍋は、鍋の中で決して安い値段ではありません。
しかし、高品質で耐久性に優れ、料理が美味しく仕上がるので値段以上の価値があります。
それでも、ストウブ鍋の値段に抵抗がある人は、ネットショップのセール時期を狙うのがおすすめです。
ストウブ鍋のおすすめ8選 鍋つかみも紹介
数あるストウブ鍋の中から厳選した、8つのおすすめストウブ鍋と、合わせて使いやすい鍋つかみを紹介します。
ストウブ (STAUB) ブレイザー ソテーパン 28cm
炒めて煮込む料理に向いている「ブレイザー」。
保温力も良く、テーブルに出しても温かさを保ってくれます。
鍋の蓋の裏にある「システラ」が、食材から出る水分を鍋の中で対流させ美味しく仕上げてくれます。
システラとは、ピコと同じような働きをする突起物。
野菜の蒸し煮やすき焼きのほか、揚げ物にもおすすめです。
- サイズ 幅36cm 奥行28cm 高さ12.6cm
- 重量 5.4kg
- 材質 鋳鉄ホーロー
- 対応熱源 直火、IH(100v/200v)、ハロゲンヒーター、シーズヒーター、オーブン
- 食洗機対応
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ストウブ (STAUB) ワナベ (Wa-NABE) M 18cm IH対応
日本食からインスピレーションを受けて作られた「ジャポネスクシリーズ」の「ワナベ」。
ラウンド型で、中の水分や素材を対流させ、均一に熱を通してくれます。
ココットシリーズより浅く、ブレイザー型よりも深いため様々な料理に使いやすいでしょう。
- サイズ 幅18cm 奥行12.5cm 高さ11.3cm
- 重量 3.1kg
- 材質 鋳鉄ホーロー
- 対応熱源 直火、IH(100v/200v)、ハロゲンヒーター、シーズヒーター、オーブン
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ストウブ (STAUB) ピコ・ココット オーバル 15cm
「一人暮らしでもストウブ鍋を使いたい」「小さなおかずもおしゃれにテーブルに出したい」という人におすすめの、ピコ・ココット オーバルの15cmサイズ。
鶏ささみ2本程度なら、切らずに入れることができます。
アヒージョやグラタンなどにもぴったりのサイズ。
低圧圧力鍋と無水鍋の効果で、副菜の蒸し野菜なども手軽に作れるでしょう。
- サイズ 幅19cm 奥行12cm 高さ9cm
- 重量 1.4kg
- 材質 鋳鉄ホーロー
- 対応熱源 直火、IH(100v/200v)、ハロゲンヒーター、シーズヒーター、オーブン
- 食洗機対応
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ストウブ (STAUB) ピコ・ココット オーバル 23cm
ストウブ鍋の定番、ピコ・ココット オーバル。
メインディッシュにも小さめのおかずにもマルチに使えるタイプです。
ローストビーフや魚の煮付け、鯛めし、海老フライなど、様々なレシピに対応可能。
一つあれば、料理の幅が広がるでしょう。
- サイズ 幅29.5cm 奥行21.5cm 高さ14cm
- 重量 3.4kg
- 材質 鋳鉄ホーロー
- 対応熱源 直火、IH(100v/200v)、ハロゲンヒーター、シーズヒーター、オーブン
- 食洗機対応
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ストウブ (STAUB) ピコ・ココット オーバル 27cm
ローストチキンや魚丸ごと一匹、とうもろこしなども丸ごと入れて調理できる、ピコ・ココット オーバルの27cmサイズ。
カレーなどの煮込み料理をたくさん作りたいときにもおすすめです。
高さがラウンド型よりも低めなので、テーブルで鍋料理をするときにも使いやすく重宝します。
- サイズ 幅33.5cm 奥行21.5cm 高さ14cm
- 重量 4.8kg
- 材質 鋳鉄ホーロー
- 対応熱源 直火、IH(100v/200v)、ハロゲンヒーター、シーズヒーター、オーブン
- 食洗機対応
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ストウブ (STAUB) ピコ・ココット ラウンド 20cm
ストウブ鍋のピコ・ココット ラウンドは、丸い形が愛らしいスタンダードなタイプ。
20cmサイズは大きすぎず、小さすぎず、毎日の炊飯や味噌汁作りにも使いやすいです。
ラウンド型は幅を取らないので、キッチンに2個?3個あっても、かわいらしく収まります。
- サイズ 幅26cm 奥行17.5cm 高さ14.5cm
- 重量 3.6kg
- 材質 鋳鉄ホーロー
- 対応熱源 直火、IH(100v/200v)、ハロゲンヒーター、シーズヒーター、オーブン
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ストウブ (STAUB) ピコ・ココット ラウンド 22cm マジョリカカラー
煮込み料理に最適なのが、ピコ・ココット ラウンドの22cmのサイズ。
煮魚や煮豆などもふっくらと出来上がるので、一つ備えておいて損はありません。
マジョリカカラーは自然の色にインスピレーションを得たもので、ニュアンスのある色味がシックで個性的。
一つでもキッチンにあると、インテリアにぐっと洗練感が出ます。
- サイズ 幅28.5cm 奥行22cm 高さ15cm
- 重量 4kg
- 材質 鋳鉄ホーロー
- 対応熱源 直火、IH(100v/200v)、ハロゲンヒーター、シーズヒーター、オーブン
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ストウブ (STAUB) ピコ・ココット ラウンド 24cm
ピコ・ココット ラウンドの中で、大きめサイズの24cm。
キャベツが丸ごと入る大きさで、煮込み料理に最適です。
自宅でパーティーを開く機会があるなど、大人数の料理に役立ちます。
おでんやカレーのほか、茶碗蒸しなどにも対応。
たっぷりと作れるので、定期的に作り置きをする人にもおすすめです。
- サイズ 幅30.5cm 奥行22cm 高さ 16cm
- 重量 4.6kg
- 材質 鋳鉄ホーロー
- 対応熱源 直火、IH(100v/200v)、ハロゲンヒーター、シーズヒーター、オーブン
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ストウブ (STAUB) ポットホルダー 鍋しき 鍋つかみ 40501-349-0
調理後すぐ、熱くなったストウブ鍋を置くときなどに便利なポットホルダー。
鍋つかみとしても使えます。
綿とポリエステルで、素朴ながら、フレンチテイストがなんともおしゃれ。
トリコロールのタグが愛らしいポイントです。
- サイズ 幅21.4cm 奥行21.4cm
- 材質 綿、ポリエステル
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ストウブ鍋で作るおすすめレシピをチェック
ストウブ鍋レシピで、まずおすすめは煮込み料理。
しっかりと煮込む必要があるタンシチューやポトフのほか、無水調理で、カレーや肉じゃがなども美味しく仕上がります。
また正月料理に欠かせない黒豆煮もふっくらとした仕上がりに。
ストウブ鍋は野菜や魚の蒸し料理なども、手軽に作れます。
小さめのストウブ鍋なら、オニオングラタンスープやミネストローネなどスープ作りにもぴったりです。
詳しいレシピはストウブの公式サイトに多数掲載されているのでチェックしてください。
ならしの手順は? ストウブ鍋の手入れ方法
ストウブ鍋を買ったら、「ならし」をしましょう。
ならしはシーズニングと呼ばれ、鍋の内側に油を塗ることでストウブ鍋の持ちを良くする作業で、サビなども防ぎます。
手順は、洗ったストウブ鍋の内側やフチ、蓋の裏に油を塗り広げるだけ。
油はなたね油など匂いが少ないものを使いましょう。
その後3分?4分弱火で加熱し、冷めたら余分な油を拭き取って終了です。
ストウブ鍋を焦げ付かせた場合は、重曹を水に溶かしていれ、沸かしてから冷ますと焦げが落ちやすくなります。
まとめ
今回は、ストウブ鍋の魅力について紹介しました。
特徴や使い方などのほか、おすすめのストウブ鍋や鍋つかみ、手入れ方法も紹介したので、ぜひ商品選びの参考にしてください。
ストウブ鍋はサイズやデザインも様々なので、人数や用途、好みに合った商品をチェックしましょう。
お気に入りのストウブ鍋を見つけて、幅広いレシピに挑戦してみてください。