リビングを北欧風にするアイデア 北欧インテリアのおしゃれなリビング実例も
おしゃれなリビングにしたい人は、シンプルで生活感の少ない北欧インテリアのリビングを演出してみましょう。
この記事では、おしゃれな北欧テイストのリビングを作るコツを紹介。
キャビネットやチェスト、テーブル、空間のアクセントになるラグや照明まで、おすすめアイテムとリビング実例を取り上げます。
北欧インテリアのリビングに模様替えしたい人、北欧とナチュラルインテリアの違いを知りたい人もぜひ参考にしてください。
北欧テイストのリビングを作るには
北欧テイストのリビングの魅力は明るくシンプル、かつ自然の中にいるような癒しがあるところ。
白を基調とした爽やかなテイストで、使われる木材の色も明るい傾向があります。
室内で明るさを感じられるように温かみのある電球色やビビッドカラーを取り入れる例も。
部屋が暗い場合も、カーテンやラグなど大きなアイテムに淡色を使うと明るい印象になります。
家具は、木目の自然な表情を活かしたシンプルなものだと温かみが出ておすすめ。
北欧テイストの植物や動物柄のファブリックをボードに貼って壁に飾るのもおしゃれです。
北欧インテリアとナチュラルインテリアの違い
シンプルな雰囲気が似ている北欧インテリアとナチュラルインテリア。
ナチュラルインテリアは茶色などのアースカラーを基調とし、木材の色も暗いものが多い傾向があります。
自然そのままの風合いを再現し、直線的なデザインの家具が多いのもナチュラルインテリアの特徴です。
2つを組み合わせた北欧ナチュラルインテリアのリビングは、王道の北欧テイストにリラックス感をプラスした雰囲気が特徴。
北欧カラーをベースに木目調の家具で揃えたり、観葉植物を置いたりするのもコーディネートの例です。
まずは北欧インテリアのリビングをコーディネートして、そこに直線的な家具やアースカラーのアイテムを取り入れるなど工夫してみましょう。
北欧インテリアのリビング実例 | テーブル
ここからは、おしゃれな北欧リビングを作るためのアイテムの選び方を紹介していきます。
まずは食事や勉強、家事など生活に欠かせないテーブルから見てみましょう。
木目調のダイニングテーブルは北欧インテリアの王道
食事を囲むためのダイニングテーブルは、暮らしの中心といってもよいほど大切なアイテム。
大きくて存在感があるもののため、家具の中でも特にこだわってお気に入りのテーブルを選びましょう。
木目調のシートを貼ったものでもよいのですが、本物ならではの味わいのある、天然木のダイニングテーブルならより理想的。
年数の経過とともに色合いが変化したりと使い続けるほどに愛着がわいてくること間違いなしです。
ローテーブルも木目調ならしっくりくる
ソファの前にローテーブルを置けば、飲みかけのドリンクや雑誌などをちょっと置いておくのにも便利です。
家族でゲームなどをする時にも何かと役立つでしょう。
北欧テイストを極めたいなら、ローテーブルもナチュラルな木製、または木目調のものがおすすめ。
ローテーブルに限らず北欧インテリアの場合、塗装の光沢が強いものは避けるのがベストです。
ガラステーブルもホワイトオークやホワイトの脚なら違和感なし
クールなガラス天板のテーブルは北欧テイストには合わないのでは、と思われるかもしれません。
しかし、脚にホワイトオークなど淡色の木や白く塗装した木材を使ったものなら問題なし。
清潔感のあるさわやかな北欧リビングが完成します。
冷たい印象に傾きすぎないよう、ラグやソファ、クッションなど他のアイテムでナチュラルな雰囲気を作るとよりよいでしょう。
北欧インテリアのリビング実例 | チェスト・キャビネット
何かと散らかりやすいリビングには、チェストやキャビネット、テレビボードといった収納家具が必須です。
北欧テイストに合ったおしゃれなものを選んで、温かく洗練された空間に仕上げましょう。
周りの家具と色味を合わせると上手くまとまる
チェストやキャビネット、棚は、家具の中でも縁の下の力持ち的な存在といえるでしょう。
存在感があって目立つものよりも、空間になじむものを選んだ方が上手にまとまります。
そのため、他の家具とできるだけ似た色味のものを選ぶのがおすすめです。
デザインも同系色の柄物を選んだり、シンプルですっきりしたものを選べば、失敗が少ないでしょう。
ホワイトチェストも北欧インテリアにはおすすめ
シンプルで周りのインテリアを邪魔しないホワイトのチェストやキャビネットも、北欧リビングにぴったり。
自分はあまり主張せず、ソファやテーブル、グリーンや壁にかけたアートといった他のアイテムを引き立ててくれる、名脇役のような存在です。
白いチェストやキャビネットは部屋を広く見せる効果もあるため、大きな収納家具が必要な場合や、もともとリビングがコンパクトな場合にもおすすめ。
棚付きのチェストなら観葉植物などインテリアが置けてよりおしゃれなリビングになるでしょう。
天然木×ホワイトはチェストにもおすすめ
あまりにシンプルすぎるものはつまらないと感じるなら、天然木と白塗装のツートンカラーや2つの素材が組み合わさったおしゃれなチェストやキャビネットがおすすめ。
シンプルながら少しだけひねりを効かせたデザインで、空間にちょっとしたアクセントをつけてくれます。
照明やクッション、グリーンの鉢など他のアイテムにもところどころ白を使うと、より統一感が出ます。
テレビボードも木目調がおすすめ
どうしても無機質な印象が強くなりがちなのが、テレビ周り。
インテリア好きな人には悩みの種かもしれません。
少しでも冷たい印象を和らげるために、テレビボードも木目を活かしたものを選びぶとよいでしょう。
オブジェやグリーンなどをセンスよく飾ると、ナチュラルで居心地のよい雰囲気を作れます。
北欧インテリアのリビング実例 | ラグ
面積の大きいラグは、空間の印象を大きく左右します。
部屋全体の明るさや雰囲気、家具とのバランスなどを考えて選ぶとよいでしょう。
北欧インテリアと相性抜群なベージュ
木目調やホワイトでまとめた北欧リビングは、ナチュラルで優しい印象。
その雰囲気を最大限に活かしたいなら、木の色に近いベージュや茶系のラグがおすすめです。
カラーコーディネートに自信がない人でも、この色なら失敗もなく安心。
クッションや雑貨などであとからカラフルなアイテムを足しても、ごちゃごちゃした印象にならず上品にまとまります。
モノトーンならインテリアの引き締め役に
ホワイトやナチュラルな色味だけだと素朴すぎて少し物足りないという人もいるでしょう。
そんな時に引き締め役として使えるのが、ブラックです。
木目を活かした温かみのある空間にモノトーンのラグは相性抜群。
ブラックの分量が多すぎると重い印象になるため気をつける必要がありますが、都会的でスタイリッシュな雰囲気がほどよく加わります。
ナチュラルなカラーなら挿し色におすすめ
カラーを差し色として取り入れるなら、自然の風景にある色をイメージして選ぶのがおすすめです。
例えば森を思わせるナチュラルなグリーンや、光を感じさせるイエロー、空を連想させるブルーなど。
ラグのように面積の大きいもので取り入れても、おしゃれにまとまります。
ビビットカラーなどの強い色を取り入れたい場合は、小さめの雑貨を棚に置くなどポイントとして使うとよいでしょう。
北欧インテリアのリビング実例 | 照明
照明にこだわることで、インテリアのグレードは確実にアップします。
北欧テイストに似合うおしゃれなものを選んで、雑誌に出てくるような洗練されたリビングを目指してみましょう。
個性的な照明も木目調やホワイトならまとまる
北欧には優れた照明デザイナーが多く、彼らの作品は多くのインテリア愛好家から愛されています。
本物は高価ですが、最近はレプリカも増えているため、そうしたものを上手に使うのもひとつの方法です。
個性的な形のものも多いですが、木目調やホワイトなどのなじみやすい色を選ぶのがベスト。
不思議と違和感なく空間に溶け込み、ワンランク上のリビングを演出してくれます。
ランプシェードがないペンダントライトもおすすめ
シンプルな照明ももちろん北欧リビングによく似合います。
ここ数年人気なのが、シェードがなく電球がむきだしになったペンダントライト。
電球自体の形を活かしたデザインで、レトロ感があるおしゃれなスタイルを楽しめます。
天井にダクトレールなどをつけて、そこにいくつかライトを並べて吊り下げるのもおしゃれ。
あえて高さを揃えずに吊るすと、空間にリズム感が出ます。
北欧インテリアと相性の良いホーローのランプシェード
どこか懐かしい雰囲気の漂うホーローで作られたランプシェードもおすすめ。
つるっとしたガラスのような質感が、ナチュラルな空間のほどよいスパイスになってくれます。
大人っぽくまとめたいなら、モノトーンのシェードがスマートでよいでしょう。
スモーキーなグリーンやイエロー、淡いブルーなどカラフルな色の小さめのシェードをポイントアイテムとして使う、という手もあります。
まとめ
北欧風リビングを作れるテーブルや棚などの収納家具、テレビボード、ラグや照明の選び方を紹介しました。
白系のカラーやナチュラルな木の家具を中心ににラグやおしゃれな照明、グリーンのインテリアを足して北欧リビングを演出しましょう。
北欧風リビングに、観葉植物やアースカラーのアイテムを取り入れて北欧ナチュラルインテリアにするのもおすすめ。
おしゃれで温かみのある、居心地のよい北欧リビングを作ってみてください。