味噌の保存容器9選 ホーロー製の入れ物や味噌作りにおすすめのケースも
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古くから日本人の食生活を支える「味噌」。
味噌汁をはじめ様々な料理に使える味噌は、毎日使用する家庭も多い調味料です。
そんな味噌、みなさんどのように保存していますか。
味噌は減塩タイプやだし入りタイプなどの加工味噌でなければ基本的には腐らない食材。
買った時の味噌パックのまま保存することもできますが、より美味しく味噌を食べるなら詰め替え容器に移し替えるのがおすすめです。
今回は、味噌の保存方法や市販の味噌の詰め替え容器、手作り味噌の保存に最適な容器など、おすすめの商品を紹介します。
味噌は保存容器に移し替えるのがおすすめ
味噌は腐りませんが、時間の経過と温度の影響により色が濃くなり、味が落ちてしまいます。
また、常温で保存すると温度の変化による影響を受けやすく、色も変化しやすくなってしまいます。
市販の味噌はもちろん味噌作りをする人も、美味しさを保つために、保存容器に詰め替えて冷蔵庫や冷凍庫での保存がおすすめです。
市販味噌・手作り味噌の保存容器の種類
まずは市販味噌・手作り味噌の保存容器の種類について解説。
ホーロー容器やガラス容器など、保存ケースごとに特徴があります。
ホーロー容器
無印などのホーロー製保存容器は、味噌のニオイや色がつきにくいため、味噌作りやニオイが気になる漬物、ぬか床の保存にも向いています。
また、ホーロー製容器はプラスチック製味噌詰め替え容器とは違い、直火がけできるものもあり便利です。
手作りの味噌はもちろん、味噌の種類やメーカーを頻繁に変える人におすすめ。
プラスチック容器
プラスチック製の味噌保存ケースは軽量なため、取り出す時や収納時も楽に持ち運びが可能です。
また、プラスチック製味噌保存ケースは比較的低価格で購入できるため、ちょっと手作り味噌を試してみたい人や初心者にも最適。
ただし、味噌のニオイや色はつきやすく、中には酸や塩に弱い保存ケースもあるため注意が必要です。
ガラス容器
ガラス製の味噌ケースは割れたり欠けたりしやすいのが難点。
また、口が狭めなジャータイプだと手作り味噌の仕込み作業がしにくい点もネックです。
一方、透明で味噌の状態や残量を確認できる点や、おしゃれでかわいいデザインが豊富な点、ニオイがつきにくいところは大きなメリットといえるでしょう。
陶器
漬物の保存容器としても使われる陶器製の味噌保存ケースは、密閉製が高く塩分にも強いのが魅力。
ガラスやホーローの保存ケース同様ニオイがつきにくい点もメリットです。
陶器製保存ケースのデメリットとしては、重たいことと、強い衝撃を受けると割れてしまうことが挙げられます。
市販味噌・手作り味噌の保存容器の選び方
ここでは、市販味噌や手作り味噌の収納・保存に最適な容器の条件を解説します。
味噌を正しく便利に保存するためのポイントを抑えて、味噌の詰め替え容器を選ぶ際の参考にしてください。
味噌の容量に合うサイズ
市販の味噌を詰め替える場合は、味噌と空気が触れる面積を減らすために、1キロや500グラムなど内容量に合った詰め替え容器を選ぶようにしましょう。
大きすぎる詰め替え容器を選ぶと酸化や乾燥を促してしまうだけでなく、冷蔵庫の中でもかさばってしまいます。
中には市販の味噌パックのまま収納できる保存容器もあるので、気軽に使いたい人は要チェック。
自分で味噌作りをする人は、手作り味噌の容量に合わせて詰め替え容器を選ぶのがポイントです。
密閉性が高いもの
味噌が空気に触れることで、酸化や乾燥の原因になってしまいます。
そのため味噌の収納・保存には、密閉製が高いフタが付いた保存容器がおすすめ。
できるだけ空気に触れることを避けるため、表面にラップを張るとより効果が高まります。
持ち手付きなど取り出しやすいもの
味噌は頻繁に使用する食材なので、持ち手がついていると冷蔵庫や冷凍庫から取り出しやすく便利です。
反対に、他の食材の保存容器と重ねたい、省スペースの保存容器が良いという場合はシンプルなタッパー型がおすすめ。
買ってきた容器ごと入れられる容器なら、移し替えの手間がかからず、手入れも簡単です。
【100人に調査】味噌の保存ってどうしてる?
実際、味噌を料理で使っている人は保存方法や容器はどうしてるのか気になる人もいるでしょう。
今回イエコレクション編集部では、日ごろ味噌を使っている100人にアンケートを実施。
まず、味噌の保存方法について伺いました。
アンケートの結果、「詰め替える」は36%、「詰め替えない」は64%でした。
「詰め替えない」を選んだ人は、特に「手間がかかる」「面倒」という理由が多い傾向に。
中には「衛生的にそのままが良いと思うため」「液体だからそのまま使用」という声もありました。
しかし、味噌の美味しさを維持したり、料理にこだわったりするなら詰め替えるのがおすすめです。
どのような容器に詰め替えて保存する?
続いて「詰め替える」を選んだ人に、味噌を入れる容器についても調査しました。
最も多かった回答は、「プラスチック容器」23名、2位は「ホーロー容器」7名、3位は「ガラス容器」4名という結果に。
「プラスチック容器」を選んだ人の理由には、「簡単に収納できるから」「割れにくいので安心できます」との声もありました。
味噌の保存容器やケースの購入に迷っている人は、ぜひこちらのアンケート結果も参考にしてみてください。
味噌作りにおすすめの容器は?
初めて味噌作りをする、手作り味噌初心者におすすめの容器はどんなものがよいでしょうか。
自宅で手作り味噌を作る時に重要なのが「衛生面」です。
そのため外気との温度差で結露し、雑菌が繁殖しやすいホーローや金属製の味噌保存容器は避けた方がベター。
プラスチック製はさっと洗えて乾燥しやすく、軽いので収納時の持ち運びに便利です。
また、安価なので味噌作りのたびに買い替えれば衛生面も心配無用。
こうした点を踏まえて、味噌作りにはプラスチック製の味噌容器がおすすめです。
味噌の収納におすすめ保存容器・ケース7選
ここからは、市販味噌・手作り味噌の保存におすすめの詰め替え容器を紹介します。
ホーローなど、お気に入りの容器を見つけて、味噌を美味しくいただきましょう。
イワキ (iwaki) 密封パック 550ml KT7001MP-R
味噌の入れ物としても使える万能タイプのガラス製保存容器
味噌の入れ物に最適な、イワキのガラス製密閉パック。
フタをしたまま電子レンジが使えたり、食洗機で簡単に洗えたりと、味噌容器として以外にも便利に使える万能な入れ物です。
こちらはフタの中央に位置するバルブをぐっと押すことで密閉が完了。
ガラス製のため酸や塩分に強く、味噌による変色やニオイが染み付く心配もありません。
- 外形寸法 直径12.4cm 高さ9.5cm
- 重量 280g
- 容量 0.55L
- 材質 耐熱ガラス、ポリブチレンテレフタレート、シリコーンゴム
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野田琺瑯 (Nodahoro) レクタングル深型M ホワイトシリーズ WRF-M
重ねて収納可能。直火やオーブンにも対応している深型タッパー
野田琺瑯のタッパー型味噌詰め替え容器です。
いくつか揃えると重ねて整理整頓でき、市販の味噌や手作り味噌以外の食材にも適しています。
直火やオーブンにも対応しているので、スープやカレーなど冷蔵庫から出してそのまま温めが可能。
洗いやすく衛生的なのもポイントで、大変便利な保存容器です。
- 外形寸法 幅12.5cm 奥行き18.3cm 高さ6.2cm
- 重量 300g
- 容量 0.85L
- 材質
- 本体 琺瑯
- フタ ポリエチレン(EVA樹脂)
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無印良品 (MUJI) 液体とニオイが漏れない バルブ付き密閉ホーロー保存容器 深型・中
高い密閉性が魅力。ニオイが付きにくく塩分にも強いホーロー容器
無印のシンプルなホーロー保存容器です。
無印のホーロー保存容器は、バルブ付きなので高い密閉性を保ち、ニオイや液体が漏れる心配がありません。
ニオイの付きにくいホーロー製で、塩分にも強いので味噌の詰め替え容器にぴったり。
同シリーズのサイズ違いのものも積み重ねて使用することができます。
味噌の詰め替え容器だけでなく、他の食材も無印の保存容器で揃えると冷蔵庫に統一感が出てすっきりするでしょう。
- 外形寸法 幅11.5cm 奥行19cm 高さ7.5cm
- 重量 380g(梱包含む)
- 容量 1.03L
- 材質 ホーロー用鋼板
野田琺瑯 (Nodahoro) 持ち手付ストッカー角型L 密閉蓋付 MSM-12K
密閉性の高い蓋&取り出しやすい持ち手付きの角型ホーロー容器
創業80年の野田琺瑯の持ち手付きホーロー容器です。
持ち手がついているので取り出しやすく、ホワイト一色のシンプルなデザインは清潔感があります。
密閉性が高いので味噌を酸化や乾燥から守り、美味しく保存してくれます。
市販の味噌や手作り味噌だけでなく、砂糖の保存容器としてもおすすめ。
- 外形寸法 幅17.4cm 奥行12.8cm 高さ12cm
- 重量 435g
- 容量 1.06L
- 材質
- 本体 ホーロー
- 蓋 ポリブチレンテレフタレート、シリコーンゴム
富士ホーロー (Fuji Horo) 角型みそポット 密閉フタ NEIGE N-KP
軽い力で開閉できる密閉蓋&持ち手付きの詰め替え容器
富士ホーローの味噌用詰め替え容器です。
取っ手がついていて取り出しに便利。
密閉性が高いですが、軽い力で開閉することができます。
味噌パックのまま入れることができるので、移し替えが面倒な人にもぴったりです。
- 外形寸法 幅18.5cm 奥行14.5cm 高さ11.5cm
- 重量 500g
- 容量 1.2L
- 材質 ホーロー用鋼板
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保存容器 1.2L 味噌 袋のまま お味噌保存ケース
袋タイプの味噌パックをそのまま収納できる味噌の入れ物
袋に入った味噌パックをまるごと収納できる味噌保存ケース。
耐熱は60度、耐冷は-20度まで対応できるため、冷凍保存して味噌の発酵を押さえたい人にもぴったりです。
さらに入れ物にはぴっちり閉じられるフタ付きで、冷蔵庫の乾燥や室内の湿気から味噌をしっかり守ってくれます。
また、1.2L容量があるため、味噌も1キロ前後収納できるでしょう。
- 外形寸法 直径13.3cm 高さ12.2cm
- 容量 1.2L
- 材質 ポリエチレン、ポリプロピレン
万葉庵 ミソカップ おみその効能 136-2-43
レンジ対応の磁器製。味噌の効能などが書かれた珍しいデザイン
味噌の効能や、美味しい味噌汁の作り方が記載されている磁器製の詰め替え容器です。
市販の味噌や手作り味噌を使いながら、味噌の栄養情報をチェックできて便利。
丸みのあるかわいいフォルムは、北欧テイストや、ナチュラルテイストのキッチンにおすすめです。
電子レンジでの使用も可能。
- 外形寸法 幅13.3cm 奥行17.4cm 高さ11.8cm
- 重量 720g
- 容量 1.3L
- 材質 磁器(美濃焼)
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味噌作りにおすすめの容器・入れ物2選
最後に味噌作りにおすすめの保存容器・入れ物を紹介します。
自宅で手作り味噌に挑戦したい人はぜひ参考にしてください。
山崎実業 (Yamazaki) 密閉ぬか漬けケース 水取り器付
手作り味噌や手作り漬物の入れ物にぴったりな保存容器
もともとはぬか漬けケースのため水取り付きですが、外せば手作り味噌の入れ物としても活躍します。
こちらはたっぷり3Lのぬか漬けを保存できる容量で、家庭で作る1キロ、2キロ程度の味噌を入れるには十分。
パッキン付きのフタがしっかり密閉してくれるため、冷蔵庫や冷凍庫の中でのニオイ漏れを防ぎます。
長方形型の入れ物なら冷蔵庫の中でも変にかさばらないので、整理整頓がしやすいでしょう。
- 外形寸法 幅28cm 奥行16.5cm 高さ12.2cm
- 重量 580g
- 容量 3L
- 材質 ポリプロピレン、ABS樹脂、シリコーン
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蝶プラ工業 保存容器 ビルポット万能型 No.5 280376
プラスチック製で手入れ・収納の負担が少ない味噌の入れ物
万能型のプラスチック製ビルポットには、およそ5キロもの味噌が入れられます。
こちらはリーズナブルな価格で購入しやすく、汚れや傷が目立ってきた時に買い替えやすいのがメリット。
フタには日付を管理できるメモリー機能が付いているため、作成日の記録やいつまでに使い切るべきかを的確に判断できます。
また、クリアなプラスチック製のため、カビや変色などの異変を外からチェックできるのも魅力のひとつです。
- 外形寸法 直径20.8cm 高さ19.9cm
- 重量 295g
- 容量 4.8L
- 材質 ポリプロピレン、ポリエチレン
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まとめ
今回はホーロー製をメインに、手作りの味噌にもぴったりの味噌の詰め替え容器を紹介しました。
味噌以外にも調味料や食材の保存にも適している詰め替え容器がたくさんあるので、この機会に同じシリーズで揃えてみてはいかがでしょうか。
キッチンや冷蔵庫内に統一感が生まれて、すっきりおしゃれな印象になります。
今回紹介したおすすめ商品を参考に、使いやすい味噌の詰め替え容器を探してみてください。