ビリヤードキューおすすめ9選 選び方や持ち方、アダムなどの人気商品も
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ビリヤードを楽しむために不可欠なビリヤードキュー。
マイキューを手にいれて、本格的に楽しみたい人も多いでしょう。
しかし、キューは種類や材質もさまざまで、性能や値段の差も大きく、選び方が難しいアイテムです。
今回は選び方の参考になるように、種類やメーカー別の特徴、アダムやMezzといった人気メーカーのおすすめ商品を紹介します。
合わせて、基本的な持ち方も紹介するので、マイキュー選びの参考にしてください。
ビリヤードに欠かせないビリヤードキューとは
多くのキューは持ち手側のバットと撞く側のシャフトのツーピース構造になっていて、さらに細かいパーツに分かれます。
主な部位の名称を紹介します。
- タップ 球が触れる先端部で、球に与える回転や動きに影響を与える。
- フェーラル(先角) タップとシャフトの間で、衝撃からシャフトを守る部品。
- パイプスクリュー シャフト側のメスネジにあたる部分。
- ジョイントスクリュー バット側のオスネジにあたる部分で、バットとシャフトの一体感に影響を与える。
- グリップ 持ち手の部分で、糸巻きや革巻き、ゴム仕様にできノーラップタイプもある。
ビリヤードキューの持ち方と使い方
ビリヤードキューは利き手の中指と親指でキューのグリップの中心部分を握る持ち方が基本。
あとは足を肩幅くらいに広げ、キューを足に対して45度くらいの場所に置きます。
次に、キューの発射台になるブリッジを残った手で作ります。
今回は初心者向きのスタンダードブリッジを紹介。
ブリッジを作る手を前に出し、中指と人差し指、人差し指と親指の間にシャフトを通します。
人差し指と親指で輪を作ってから残りの指をしっかり広げ、キューの先が手球に当たらないようブリッジした手を台に密着させれば完成。
利き手の肘を90度以上広げないようにしながら振って球を撞きます。
キューの種類
キューは主にプレーキュー、ブレイクキュー、ジャンプキューの3種類があります。
用途やレベルに合ったキュー選びのために、まずはそれぞれの特徴をつかんでおきましょう。
初心者ならまずは「プレーキュー」
プレーキューは1本でさまざまなショットが打て、実戦のメインキューとして使われます。
オールラウンドに使えるので、初心者にもおすすめ。
素材やデザインのバリエーション、値段も幅広く、プレイヤーの好みが分かれます。
プレーキューの持ち方や打感、癖を掴んだ上で球を狙う練習をすると、上達が早くなります。
キューを長く使いたいなら「ブレイクキュー」
ブレイクキューは最初のブレイクショットに使われるキューで、頑丈で力強いショットを繰り出せます。
プレーキューでブレイクショットを打ってもよいのですが、衝撃に強いブレイクキューを使えばプレーキューが長持ちします。
また、ブレイクキューは球が跳ねにくく、強打の衝撃で球が台から飛び出すのを防いでくれます。
技術が付いてきたら「ジャンプキュー」
ジャンプキューは、斜め上から球を撞くジャンプショット用のキューです。
ジャンプショット特有のフォームや持ち方を作りやすいよう、通常のキューより少し短めに作られています。
ジャンプキューはプレーキューで技術が身に付き、より高度な技に挑戦したい人、ジャンプショットを集中して練習したい人におすすめです。
シャフトの種類
シャフトはキューを選ぶ際に最も重要な部分です。
シャフトの3つの種類とそれぞれの特徴について解説します。
値段が安い「ノーマルシャフト」
ノーマルシャフトは、1種類の木材から削りだして作られており、値段も手頃で初心者にもおすすめのシャフトです。
「見越し」などの基本的技術の練習に適しています。
製造の特性上、木材のしなりや反りが出やすいため、性能がよくない商品に当たった場合の返品や交換対応も確認しておくとよいでしょう。
ミスショットが減る「ハイテクシャフト」
数種類の複合材や木材以外の素材を使用するなどの加工が施されたハイテクシャフト。
ノーマルシャフトで出やすい手球のズレが少なく、手球に素早く力が伝わるため、より正確なショットを追及できます。
ノーマルで基本を習得してハイテクに移行する人が多くいます。
耐久性の高い「カーボンシャフト」
カーボン繊維複合材を用いたカーボンシャフトは、ハイテクシャフトの改良版。
木材の性質による個体差をなくし、同じ特性のシャフトを安定的に製造できるようになりました。
しなりや反りが出ず、耐久性にも優れています。
木製と比べて手球を撞いた時の衝撃が手首に戻るなど、打感も大きく変わる点に注意が必要です。
ビリヤードキューの選び方
最適なビリヤードキューを選ぶために、キューやシャフトの種類の他、選び方のポイントを押さえておきましょう。
革巻きやノーラップなど、グリップ部分の素材で選ぶ
グリップ部分は、糸巻きや革巻きタイプ、材質そのままのノーラップタイプとがあります。
糸巻きタイプでは汗を吸収するリネン素材が一般的。
吸湿性があり、使い込むほどに手に馴染む革製は、高級感があり上級者にも人気です。
素材によって色や風合いも異なり、型押しなどのデザイン性が加わります。
他にもシリコンや特殊加工のものなど素材はさまざま。
初めにタイプを決めておけば、傷んだ時に他の素材に交換することもできます。
キューの重さやバランスで選ぶ
キューの重さは一般的にオンスで表記されることが多く、1オンスは約28.3gで計算します。
自身に合った重さのものを選ぶことが重要ですが、おもりを着脱して調整可能です。
おもりが軽くなればキュー先にバランスが傾く「前バランス」、重くなれば「後ろバランス」と呼ばれ、振りやすさやパワーに影響します。
前バランスは振りやすいがパワーが出にくい、後ろバランスは振りにくいがパワーが出るといわれます。
シャフトの太さで選ぶ
シャフトやバットの太さは持ち方にも大きく影響します。
全体的に、キューの太さは先端から徐々に太くなり、その太くなっていくピッチ(テーパー)は、モデルやメーカーにより異なります。
人によって手の大きさや指の長さが異なるため、適したテーパーを選びましょう。
シャフトに関しては、ブリッジを作ってシャフトを通した時に隙間が広すぎず狭すぎず、指通りがスムーズな太さがベストです。
初心者はデザインで選ぶのもおすすめ
ビリヤードキューの好みや相性は、実際に使ってみてわかることも多く、選び方が難しいアイテムでもあります。
初心者で自分に合うスペックがわからず選び方に迷う場合は、プレーキューから好みのデザインで選んでみるのも一つの方法。
好みのデザインならキューに愛着もわくので、使いながらパーツの特徴や使い心地を確かめ、そこから自分に合ったスペックを探りましょう。
アダムやMezzなど人気メーカーは要チェック
ビリヤードキューをはじめ、ビリヤードアイテムはメーカーによって特徴があります。
アダムやMezzの他、伝説のバラブシュカなど、人気のメーカーとその特徴を紹介します。
選び方の参考にしてください。
メッズ (Mezz)
上級者向けの実戦用キューが多数揃うMezz。
高度なテクニックのショットも、Mezzのキューで成功率を上げていく練習ができます。
初心者にはショットが定まりにくいため、別のメーカーのオーソドックスなキューで基礎的な技術を習得してからMezzを購入するほうがよいでしょう。
アダム (Adam)
職人の手による高い技術力を誇るキューメーカー、アダム。
一度使用すると他のメーカーに戻れなくなる快適な使い心地。
値段設定は高めですが、確かな品質で多くの上級者を魅了しています。
中でも「ムサシ」は最小の見越しと最大のパワー、最高の打球感、バランスの優れた究極のキューとして人気のモデルです。
プレデター (Predator)
独創的なキューの開発で、ビリヤード界の歴史を変えたプレデター。
現在でも先進的な開発を続ける、注目のメーカーです。
ただ、その独創性ゆえに、プレデターのキューは使いやすいと感じる人と、そうでない人に分かれます。
そのため、商品説明や口コミなどを確認して使い心地をチェックしてから購入するとよいでしょう。
バラブシュカ (BALABUSHKA)
ビリヤード界の伝説的メーカー、バラブシュカのキューは「キューのストラディバリウス」とも呼ばれる名品。
現存する本物が少なく、鑑定書付きで取引されています。
アダム社などがバラブシュカの遺族とライセンス契約してGeorge Balabushkaの商標で販売しているキューは手頃な値段設定で、希少価値はないので注意しましょう。
メウチ (Meucci)
メウチはデザイン性の高さで世界をリードする、米国のキューメーカーです。
また、品質や機能性の高さも折り紙付き。
メウチのキューはプレーする人のために、しなやかさ、調和のとれた打感、低デフレクションを最優先に作られています。
おすすめのビリヤードのキュー9選
品質、デザインともに定評のあるメーカーのキューを中心に、おすすめを厳選して紹介します。
伝説のバラブシュカやアダムのムサシも紹介するので、チェックしてください。
カナディアンメイプルハウスキュー by-7654
破格の値段で購入できるカナディアンメイプルのプレーキューを紹介。
安いながら材質には反りのないメイプルが使われています。
さらに携帯に便利なキューケースも付属したお得なセットです。
まずは安い値段のマイキューを持って慣れたい人におすすめです。
- 外形寸法 全長148cm 直径1.3cm
- 材質 カナディアンメイプル
スコーピオン (Scorpion) ビリヤード キュー SCORP21
USAのトッププレイヤーであるジョニーアーチャーが開発に加わり、今も使い続けているスコーピオンシリーズのプレーキュー。
ハードメープルをファイバーグラスでシールドしてあり、しっかりとした打球感が魅力のプロモデルです。
同シリーズにはジャンプキューやブレイクキューもあり、一式揃えることもできます。
- 材質 グラスファイバー、メープル
- グリップ アイリッシュリネン
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アダム (ADAM) ビリヤードキュー ムサシ (MUSASHI) HM-8P 304-4 JPBA浦岡プロモデル
アダムの熟練した職人により最小の見越し、最大のパワー、最高の打球感を実現したムサシを紹介。
特殊なコアを入れ、複数の素材を組み合わせたムサシ独自の構造を採用。
高い技術を駆使した削り出しと貼り合わせにより、曲がりや見越しの原因を軽減しています。
高い機能性と上質なデザインは、上級者に人気です。
- 材質 レザー、PVC樹脂、メープル
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バラブシュカ (Balabushka) ビリヤード キュー GBT
キューのストラディバリウスとも呼ばれる、名品バラブシュカのキューです。
多様なキューデザインの中でも、クラシカルで上質なデザインスタイルは、キューコレクターならずともビリヤードプレイヤーなら一度は手にしてみたいもの。
コレクションとしてもおすすめです。
- 材質 カナディアンハードメープル、ローズウッド
- グリップ ノーラップ
メッヅ (MEZZ) ビリヤード キュー EC9-D パドゥーク (WX-Σ/WXシグマ シャフト装備)
銘木の美しさが魅力のMEZZのECシリーズが、新しいシャフトWX-Σ(シグマ)を装備してリニューアルしたEC9を紹介。
WX-Σの軽量設計された新先端構造によりディフレクションを軽減します。
正確なストロークを実現するプロスリムテーパーを採用し、手球のコントロールを向上。
スタイリッシュなデザインも魅力です。
- グリップ アイリッシュリネン
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メウチ (Meucci) キュー SWBB-1 Barbox Proシャフト装備 MEUSWBB1
洗練されたデザインと品質の高さで世界をリードするメウチから、スタイリッシュなプレーキューSWBB-1を紹介。
メウチのBarbox Proシャフトを装備しています。
キューのデザインにこだわる人はもちろん、トータルバランスに優れたキューを探している人におすすめです。
- グリップ ウレタンコート、アイリッシュリネン
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メッヅ (MEZZ) ビリヤード キュー パワーブレイク魁 XPGグリップ PBKW-A
MEZZから人気のブレイクキュー、パワーブレイク魁を紹介。
改良によってブレイクスイートスポットをさらに拡大し、的球への強烈なブレイクと手球のコントロールが可能になりました。
ブレイクショットのパフォーマンスを高めたい人におすすめです。
- 外形寸法 全長147cm
- グリップ XPGスポーツグリップ
- 材質 コンポジットウッド
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アダム (ADAM) ビリヤード キュー ジャンプ&ブレイク AJB-2N
技術の高い職人による高品質のキューを提供しているアダムから、ジャンプキュー&ブレイクキューを紹介。
ブレイクにジャンプに、ストレスを感じさせずオールラウンドに扱えるモデルです。
繋ぎ目にはクイックリリースジョイントを採用し、簡単にブレイクキューからジャンプキューに付け替えできるので、ゲーム用にも最適です。
- グリップ リネンブラック
- 材質 メープル
プレデター (Predator) ブレイクキュー BK-RUSH
独創性と高い技術を誇るプレデターのBK-Rushを紹介。
4分割構造のバットはブレイクバランスに優れ、より少ない力で最大限のパワーを生み出す設計です。
正確さに加え、力をそのまま伝えるREVOカーボンファイバー複合シャフトを搭載。
パワフルなブレイクキューを探している人におすすめです。
- 材質 カーボンファイバー
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まとめ
種類が豊富で、好みやメーカーの特徴、値段設定もさまざまなビリヤードキュー。
今回は選び方がわからず、購入を迷っている人向けに、基本的なポイントとアダムやMezzなどの人気メーカーの特徴、プレーキューの他、ブレイクキューやジャンプキューのおすすめ商品を紹介しました。
初心者向けに、キューの使い方がイメージできるよう持ち方も解説しているので、マイキュー選びの参考にしてください。