グルーガンとは? 使い方やボンドとの違い、素材に合った強度など選び方も

出典:amazon.co.jp

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手芸やアクセサリー製作、工作などでよく使うグルーガン。
通販でも多く販売されていて、使いこなすためにはグルーガンの使い方や強度などの選び方が重要です。
この記事では、グルーガンとは何なのか、種類や選び方、安全なグルーガンの使い方を解説。
初心者も使いやすい低温タイプ、プラスチックや金属もしっかりつけられる高温タイプなどおすすめ商品も紹介します。
充電式や透明スティックとのセットなど、使いやすい一台を見つけましょう。

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グルーガンとは 使い方の特徴も紹介

グルーガンはグルースティックと呼ばれる樹脂製の棒を溶かし、接着したい場所に注入する道具。
グルーが冷えて再び固まると接着できるという仕組みです。
普通のボンドより接着力は若干低いですが、臭いが気にならず、熱によって溶けたり固まったりするため使い勝手がいいのが魅力。
工作や手芸、アクセサリー作り、ちょっとした修繕のときに活躍する便利アイテムです。
グルーガンの使い方を簡単に紹介します。

  • グルースティックをセットする
  • 電源を入れる
  • スティックを温める
  • トリガーを引いてゆっくり出す
  • しばらく固定する
  • 手を離し、動かなければ接着完了

グルーガンの接着強度は素材に合った温度を

グルーガンを選ぶ上でまずチェックしたいのが接着するときの温度。
温度によって接着の強度が変わり、素材によって適した接着強度が異なります。
金属などの素材や用途に適した温度タイプを選びましょう。

布や木材には「低温タイプ」

初心者や子どもも扱いやすい低温タイプ。
手芸用の布や革、リース用の花材、木の小片といったものなら十分に接着できます。
ただし低温といっても、溶けたグルーが出てくる先端部分の温度は100度~130度ほど。
特に子どもと一緒に使う場合など、うっかり触ってやけどをしないように注意しましょう。

プラスチックや金属には「高温タイプ」

重いガラスや金属、表面がなめらかでくっつきにくいプラスチックなどには、接着強度の高い高温タイプが適しています。
約180度まで温度が上がり、DIYで大きめの木材の仮止めをするときにもおすすめ。
低温タイプより固まるまでに時間がかかりますが、だからこそ失敗したときに修正しやすいのも利点といえます。

グルーガンの選び方

自分に合ったグルーガンを見つけるためには、接着強度の他にもさまざまな選び方のポイントがあります。
100商品説明や口コミも参照しながら比較してみましょう。

コード? 充電? 乾電池? 給電方法で選ぶ

まずは使いやすい電源のタイプを選びましょう。
コード式は電池切れや充電切れを気にせず長時間使えるのがメリット。
パワーが安定しているのも魅力ですが、コンセントがある場所でしか使えません。
一方、充電式や乾電池式は使う場所を選ばないのが利点。
ただし、連続使用時間は1時間以内と短いものが主流です。

サイズと重量をチェック

大きさや重さも使いやすさを左右します。
例えば子どもや小柄な人が使うなら、なるべくコンパクトで軽いものがおすすめ。
長さ15cmくらいまでのものが理想的です。
一方手の大きな男性にとっては、小さなグルーガンはかえって使いづらい場合も。
長さ20cm以上の、持ち手が太めのものが適しています。

対応しているスティックを確認

グルーガンによって、使えるグルースティックのサイズや種類が異なります。
グルースティックの太さは直径7mmが基準。
10mm以上の太いスティックもありますが、グルーガンによっては使えないこともあるので注意しましょう。
ちなみに接着に使うグルーガンは、なるべく透明度の高いものを選ぶときれいに仕上がります。

その他便利機能にも注目

予熱時間が短いとうれしい

グルーガンは、使う前に予熱をしてグルースティックを溶かす作業が必要です。
予熱時間はグルーガンの性能によって変わり、約15秒~5分とさまざま。
作業をスムーズに進めるためには、予熱時間はなるべく短い方がよいでしょう。
ただしすぐに使える機種でも、適温になるまでしっかり待つことが大切です。

手元に切り替えボタンがあると便利

手元にボタンが付いていて、オンオフを切り替えられるタイプのグルーガンがおすすめ。
手元スイッチがないと、オンオフ切り替えのたびに電源コンセントを抜き差しする必要があり、とても面倒です。
省エネのためにも、こまめにオフにできる手元スイッチの付いたものがよいでしょう。

安全に使えるスタンド付き

作業時の安全性が気になる人は、ノズルの先端部分にスタンドが付いたものを選びましょう。
作業の手を止めてグルーガンを置くとき、スタンドがあれば先端に触ってしまう危険が少なくなります。
スタンド付きのグルーガンがほとんどですが、ペンタイプなどで付いていないものもあるので購入前に確認しましょう。

すぐ使い始められるセット商品も

はじめてグルーガンを使う人は、必要なものが揃ったセットを買うのがおすすめ。
自分で対応しているスティックを探して揃えたりしなくても、届いたらすぐに使い始めることができます。
中には接着に使う白や透明のスティックの他に、デコレーションに役立つ色付きスティックが付属しているものもあるのでチェックしましょう。

100人に調査!グルーガンの選び方と用途は?

グルーガンを買った人が何を重視して選んだのか、イエコレクション編集部が男女100人にアンケートを実施。
グルーガンを買うときに重視したポイントを聞いたところ、最も多かったのが「給電方法」と「サイズ・重量」でした。
続けて「スティック付きなど付属品の有無」、「スタンド付きなどの機能性」を重視しているという結果に。
やはり使いやすさという面で、コードレスの電池式などの給電方法、ペン型のグルーガンなどサイズ感を求める人が多いようです。

グルーガンを持っている人はどんな用途で買った?

グルーガンの用途についても同じ男女100人に調査しました。
多かった回答の例は、100人中15人が「アクセサリー作り」、8人が「家具のDIY」や「スマホケースなどハンドメイド品のアレンジ」にグルーガンを使用。
他にも「子供の工作」や「リース作り」「プラモデル」などの回答が見られました。
グルーガンをどんな用途で使うかによっても、自分が使いやすいタイプ、機能が異なるので、用途に合ったグルーガンを選んでみましょう。

グルーガンの上手な使い方と剥がし方

まず準備として、溶けたグルーが机に付くのを防ぐために、クッキングペーパーを敷いておくのがおすすめ。
グルーガンの使い方のコツとしては、すぐに固まりやすいので、糸を引いた時に円を描いて糸を切ることです。
また、接着したい場所をきちんと決めてから、そのポイントにグルーを素早く付けるのがポイント。

続いてグルーガンの剥がし方ですが、グルーガンはそこまで強度が強くないので、やさしい力で剥がすときれいに剥がれます。
材質によっては、ドライヤーやアイロンで温めると、剝がしやすくなるでしょう。

グルーガンの使い方の注意点

グルーガンを使用する時は、いくつかの注意点に気を付けて作業しましょう。
思わぬケガを防止するために、適切な使い方で使用してください。

ノズルを上に向けて置かない

ノズルを上向きにしていると、高温のグルーが本体を逆流して、故障および爆発を引き起こす恐れがあります。
グルーガンは基本的に「下向き」で使うことが大事です。
使用している最中や使用後にグルーガンを置きたい時は、先端に付いているスタンドを使用しましょう。

やけどしないように、加熱されたノズルやグルーを触らない

一般的な低温タイプのグルーガンでも、ノズルの温度は高温になるので、触るとやけどをする恐れがあります。
そのため、高温になったノズルや、まだ冷えていないグルーには触らないようにしましょう。

グルーガンおすすめ9選

工作や手芸、アクセサリー作りに使えるグルーガンを紹介します。
使いやすい低温タイプ、金属やプラスチックもしっかりつく高温タイプなどグルーガンの強度も要チェック。
充電式やコード式など幅広く揃えました。

ボッシュ (BOSCH) コードレスグルーペン グルーイ (Gluey)

グルースティックの種類豊富なペンタイプのグルーガン

電動工具を幅広く手がけるボッシュのコンパクトなグルーガン。
コードレスのペンタイプのため使い方が簡単で、初心者にもおすすめです。
150度と比較的高温で接着力が高いのがポイント。
接着用の透明グルースティックの他に、小物のデコレーションなどに使える色付きやラメ入りのグルースティックも付属しています。

  • 外形寸法 幅19.5cm 奥行2.5cm 高さ2.9cm
  • 重量 120g
  • 予熱時間 60秒
  • 最大温度 150度
  • 対応グルースティックサイズ 直径7mm
  • 給電方法 充電式単3電池

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ボッシュ (Bosch) コードレスグルーガン グルーペン (GluePen)

屋外などさまざまな場所で使えるペンタイプのグルーガン

こちらもペンタイプのグルーガンで、上で紹介したものより太いタイプです。
USB充電式で使う場所を選ばず、予熱時間が15秒ととても短いのも便利。
170度の高温タイプで接着強度が高く、ノズル先端が細いため細かいものの工作に向いています。
液だれ防止機能付きで、透明のグルースティックが4本付属しているのも魅力です。

  • 外形寸法 幅17.1cm 奥行4cm 高さ6.2cm
  • 重量 140g
  • 予熱時間 15秒
  • 最大温度 170度
  • 対応グルースティックサイズ 直径7mm
  • 給電方法 Micro USB端子充電

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イチネンミツモト (ICHINEN MTM) スリーアキシス (three axis) 電池式コードレスグルーガン 20303

LEDライト付きで作業しやすいコードレスタイプのグルーガン

手頃な価格が嬉しい、乾電池式のコードレスグルーガン。
先端にLEDライトが付いているのが特徴で、暗い場所で作業するときにも活躍します。
カラースティック対応タイプで、接着に使える透明のグルースティックが3本付属。
最大連続使用時間が40分と長いのも便利なポイントです。

  • 外形寸法 幅16.5cm 奥行3.7cm 高さ15cm
  • 重量 150g
  • 予熱時間 3分~4分
  • 対応グルースティックサイズ 直径7mm~7.5mm
  • 給電方法 単3形アルカリ乾電池

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高儀 (TAKAGI) アースマン (EARTH MAN) 乾電池式 コードレスグルーガン GG-210CL

低温タイプで手芸にも対応しているコードレスグルーガン

高儀が手がける乾電池式のコードレスグルーガンです。
最大温度125度の低温タイプで、手芸用の紙や布、リース用の花材などを使った作業に適しています。
仮止めならプラスチックやガラスにも使用可能。
連続使用時間は最大45分で、LEDライト付きのため暗い場所での作業も快適に行えます。

  • 外形寸法 幅15.2cm 奥行4.1cm 高さ16.5cm
  • 重量 150g
  • 予熱時間 5分
  • 最大温度 125度
  • 対応グルースティックサイズ 直径7mm~7.5mm
  • 給電方法 単3形アルカリ乾電池

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藤原産業 (Fujiwara Sangyo) SK11 ピタガンEX GM-130

スタンド型のため液漏れや火傷の心配が少ないグルーガン

こちらは本体の底部が大型のスタンドになっているタイプ。
置いたときにノズルが机の面と平行になるため、液漏れしにくいのがポイントです。
手元にスイッチがあるのも便利で、電源コードを抜かなくてもオンオフの切り替えが可能。
最大温度160度で、布や革を使った手芸の他、プラスチックの接着にも使える一台です。

  • 外形寸法 幅14cm 奥行4.8cm 高さ13cm
  • 重量 200g
  • 予熱時間 3分
  • 最大温度 160度
  • 対応グルースティックサイズ 直径7.5mm
  • 給電方法 コード式

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TOPELEK グルーガン スティック50本付き 強力粘着

グルースティック50本が付属したコスパ抜群のグルーガン

高温タイプのグルーガン。
高い接着強度が必要なプラスチックや金属にも十分対応できます。
ノズル先端には高品質な保護カバーが付いていて、やけどの危険性が少ないのもメリット。
加えて透明グルースティックが50本も付属しています。
手のひらに収まるコンパクト設計で、接着剤の出る量を調節できる構造も魅力です。

  • 外形寸法 幅14cm 奥行5.4cm 高さ13.5cm
  • 重量 349g
  • 予熱時間 3分~5分
  • 最大温度 250度
  • 対応グルースティックサイズ 直径7mm
  • 給電方法 コード式



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ベストブレーン グルーガン 高温タイプ 手元スイッチ付 GL-01

シンプルな機能ではじめての人も使いやすい高温グルーガン

こちらも高温タイプのグルーガン。
スティックを安定して送り出せる構造、液だれ防止用ストッパーのついたノズルが特徴です。
溶けたグルーが逆流するのを防ぐコーキングなど、安全性にしっかり配慮した作りも魅力。
口コミでは手元スイッチなどの機能性や価格以上の使いやすさなど、コスパの良さが高く評価されています。

  • 外形寸法 幅14.6cm 高さ11.5cm
  • 予熱時間 5分~8分
  • 対応グルースティックサイズ 直径7mm
  • 給電方法 コード式

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高儀 (TAKAGI) アースマン (EARTH MAN) 交流AC100V グルーガン GG-100

低温タイプで硬化も早い手芸におすすめのグルーガン

スタンド付きの高儀のコード式グルーガン。
低温タイプのため接着強度が必要なプラスチックや金属などよりも、紙や布、花材などの接着におすすめです。
1分~2分で硬化するため、短時間で手早く接着できるのも便利なポイント。
手頃な価格も魅力で、グルーガンをはじめて使う初心者も試しやすい一台です。

  • 外形寸法 幅14cm 奥行5cm 高さ23.5cm
  • 重量 197g
  • 最大温度 85度
  • 対応グルースティックサイズ 直径7mm~7.5mm
  • 給電方法 コード式

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Anesty グルーガン 50W

立ち上がりの早さが魅力、使い勝手も抜群のグルーガン

こちらのグルーガンは予熱時間の早さが強みで、90秒ほどで作業を始められます。
電源ランプが付いているのもポイントで、電源のオンオフが一目で判別可能。
はみ出し逆流防止、グルーの量を調整しやすい設計で、余計な場所にグルーをつけてしまう失敗を減らせます。
安定感のあるスタンドとノズルカバーで安全性が高く、子どもの工作にもおすすめです。

  • 外形寸法 幅15.8cm 奥行4.3cm 高さ12.3cm
  • 重量 200g
  • 予熱時間 1.5分
  • 給電方法 コード式

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グルーガンを使ったDIYアイデア3選

グルーガンでできることは接着だけではありません。
カラフルなグルースティックを使って、いろいろなものをDIYしてみましょう。
アイデア次第でオリジナルのおしゃれなアイテムができあがります。

アクセサリーを作る

100均などにあるシリコン型に色付きのグルースティックを出して固めると、かわいいアクセサリーモチーフを作れます。
ヘアピンやピアスのベースに接着すれば、あっという間にオリジナルアクセサリーの完成です。
あえて透明のグルーを使い、後からアクリル絵の具などで部分的に着色しても面白いでしょう。

シーリングスタンプを作る

クッキングシートの上に、小さく切った両面テープを接着面が上の状態で置きます。
その上から丸くグルースティックを押し出し、スタンプを垂直に押します。
ワックスが少し固まってきたらスタンプを外して、おしゃれなシーリングスタンプが完成。
スタンプの印面を保冷剤などで冷やしておくと、きれいに外せます。

スマホケースをDIY

シンプルなスマホケースもグルーガンで個性的に生まれ変わります。
ビーズやスパンコールをつける他に、グルーガンで文字や絵を描いて固めたものを貼り付ける方法も。
クッキングペーパーやクリアファイルの上に描き、固まったら剥がす使い方です。
手書きアートでオリジナルのスマホケースを簡単に自作しましょう。

まとめ

手芸やアクセサリー作り、子どもの工作、家具製作中の仮止めまで、グルーガンの使い方はさまざま。
初心者も安心して使える低温タイプ、プラスチックや金属などにも使える高温タイプなどグルーガンの強度も重要です。
使うときは十分に予熱をし、必ずノズルを下に向けながら作業しましょう。
本記事の選び方や使い方、おすすめ商品を参考に、自分が使いやすいグルーガンを見つけてください。



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※本記事はIECOLLECTION編集部の調査結果に基づいて作成しています。

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