かわいいミニ盆栽おすすめ7選 桜の盆栽や寿命、初心者におすすめの入門書も
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インテリアに彩りを与えてくれる観葉植物、緑は目にやさしく、空気もきれいに、そして何より心を癒してくれます。
その中でも盆栽は一風違った存在感があり、インテリアに風景美を与えてくれます。
ただ、盆栽と聞くと敷居が高くて手が出せないイメージがありませんか。
ただ水や肥料を与えるだけでは育たないような、お手入れの難しさも感じます。
しかし、なんでも手をかければかけるほど可愛くなるもの、日々の成長を眺めたり、育てる楽しみが増え、日常が特別なものに変わるかもしれません。
もし盆栽に少しでも興味があると思っているなら、まずはミニ盆栽からはじめてみてはいかがでしょう。
初心者にもおすすめの小さくてかわいいミニ盆栽7選と、分かりやすい育て方が載った評判の良い参考本をいくつか紹介します。
小さくてかわいいミニ盆栽の魅力
ミニ盆栽は名前の通り小さくてかわいいコンパクトサイズの盆栽です。
小さくでもやはりその凜とした佇まいは変わらず、インテリアのアクセントとしても効果的。
玄関先や床の間など、大事な空間でのシンボル的な役割はもちろんですが、ミニ盆栽なら置く場所を選ばないので、好きな所に飾れるメリットがあります。
ミニ盆栽は、小さめなので作業する際も場所をとらず、移動も簡単で女性にも扱いやすいサイズも魅力です。
盆栽が敷居が高いイメージなのは、高価なことも理由の一つ。
しかし、ミニ盆栽は、比較的手に入りやすい価格なので、とりあえずはじめてみたいという人にはおすすめです。
ミニ盆栽の寿命はどのくらい?
ミニ盆栽をこれから購入しようとしている人にとっては、寿命も気になるポイントです。
普通のサイズの盆栽は一般的に、寿命が長いものが多いとされていますが、ミニ盆栽はそこまで長くないと言われています。
ミニ盆栽の寿命は、その種類や育て方によって変わると言えるでしょう。
ただ、丁寧な手入れをこまめに行うことで、寿命を延ばす効果も期待できます。
植物を愛情をこめて育てるのが好きという人には盆栽の育成も向いているでしょう。
盆栽の種類
盆栽とひと口に言っても、一体どんな種類が存在するのかご存知でしょうか。
盆栽は、大きく分けて松柏(しょうはく)、花もの、実もの、雑木もの、の5種類となります。
盆栽の種類によっては花のつき方、枝や葉の伸び方、色味など季節とともにその変化も様々で、楽しみ方も全く変わってきます。
部屋の雰囲気に合う盆栽がどの種類なのか、イメージしながら見ていきましょう。
松
代表的な盆栽といえば、やはり松。
常緑針葉樹の総称として松柏(しょうはく)盆栽と呼ばれ 一年中緑が楽しめるのが魅力です。
寿命も長く、ゆっくり成長するので、形をじっくり作っていくことができます。
松柏だけでも10種類以上の盆栽が存在しますが、五葉松、黒松、赤松、真柏、杉、桧などが代表的な品種です。
梅
梅は1月から2月頃にに美しい花の彩りが楽しめる、花ものの盆栽です。
品種も多く、初心者の人でも扱いやすいですが、樹形の可能性も豊富なので、玄人にも愛好家が多いことが特徴。
梅は縁起物で、特に長寿梅は贈り物やおめでたい行事などの飾り物として大変重宝されています。
桜
桜は花ものの代表的な盆栽として 基本的には3月から4月に花を咲かせます。
出会いや旅立ち、それぞれが想いを巡らせる、日本の春の到来を感じさせてくれる盆栽です。
日本の文化とも言える桜は様々な品種があり、海外でも非常に人気がある盆栽です。
桜の盆栽は、水やりなどの日常管理が簡単なので、初心者にも育てるのは容易ですが、枝の切り方には繊細さが必要で、剪定技としては難易度が高い樹種です。
もみじ
もみじは雑木もの盆栽の代表的な品種で 紅葉落葉樹の中でもダントツ人気の盆栽です。
秋の紅葉色にはうっとりさせられますが、春の爽やかな新緑もまた引けをとらず、見ごたえある美しさです。
夏の鮮やかな緑葉や冬の深みある樹色と、季節ごとに魅力が異なり、四季の移り変わりを見事に楽しませてくれる盆栽です。
好きなものを選んで育てる
盆栽は調べれば調べるほど奥が深く、種類も豊富なので、始めるにしてもどれを選べば良いか悩んでしまいます。
それなら、あれこれ考えず、まずインスピレーションで好きなものを選んでみるのはどうでしょう。
好きな盆栽なら大事に育てることができ、かわいく育て甲斐も出てくる、そして日々の楽しみにもなります。
盆栽の栽培に慣れてきたら、その時に幅広くいろんな品種を育ててみましょう。
自分なりの鑑賞力や表現力も養われ、ワンランク上の楽しみ方が味わえるようになっているかもしれません。
小さくてかわいい初心者におすすめのミニ盆栽7選
では、初心者にも扱いやすい、小さくてかわいいおすすめのミニ盆栽をいくつか紹介していきます。
まずは、あなたの好きなタイプ、そして部屋の雰囲気にもぴったり合う、そんなあなた向けの盆栽を見つけてみましょう。
遊恵盆栽 五葉松 瀬戸焼小鉢
大胆な構図を生み出せる五葉松は初心者にもおすすめの盆栽
五葉松は一つの芽から5つの葉がつき、その房ごとの展開で見事な葉ぶりを作り上げてくれる盆栽です。
名前から「御用を待つ」という意味を表すともされ、雄々しく縁起の良い樹木として古くから親しまれています。
分枝力があり、変化に富んだ樹形創作が可能なため、玄人にとっても奥が深い魅力あふれる樹種です。
芸術的な名盆栽につけられる価格は数億円がつくことも。
しかし、成長速度が遅く、日常管理もわりと簡単なので初心者にも扱いやすく、幅広い人気を保っています。
かわいいミニ盆栽を長くじっくり楽しみたいという人におすすめです。
- 外形寸法 樹高15cm 鉢径9cm
- 樹種 五葉松(ゴヨウマツ)
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花心盆栽 盆栽 希少千寿丸
ボリュームたっぷりに伸びる葉がかわいらしい千寿丸の盆栽
突然変異から固定種になった八房性の千寿丸は、黒松の品種に属します。
千寿丸の特徴には、枝が細かく出る、葉が小さく数が多い、太く短く濃緑色、芽が多い、枝づくりが簡単などがあげられます。
なんといっても黒松特有の生命力あふれる、力強い存在感が魅力です。
こちらの小さくかわいいミニ盆栽は、和風モダンのインテリアなどに最適なアクセントとなるでしょう。
樹形が出来上がるまでの成長が早いため、初心者でもすぐ盆栽の楽しみが味わえます。
- 外形寸法 幅10cm 奥行8cm 樹高10cm
- 品種 黒松「千寿丸」
遊恵盆栽 長寿梅 瀬戸焼三彩鉢
小さな庭園のごとく季節感ある風景を楽しめる梅の盆栽
長寿梅はその名前の通り長寿を示し、縁起の良い樹種とされてきました。
年配の人への贈り物やお祝いの席での飾り花として人気が高い盆栽です。
春に一番多くの花を咲かせますが、四季咲き性により年に何度か落葉し、また花を咲かせることがあります。
上手に育ててあげると、赤く小さな花が年に数回顔を出してくれるので、育て甲斐も出てきます。
その可憐な装いに癒される愛好家も多く、品評会には必ず何点かお目見えする評判の良い盆栽の樹種です。
長く育てるほど、幹肌の表情も変化をもたらし、年月と共に風情が増していきます。
こちらのミニ盆栽も、赤い花と小さな佇まいがかわいい人気の盆栽です。
- 外形寸法 樹高15cm 鉢径12cm
- 樹種 長寿梅(チョウジュバイ)
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遊恵盆栽 一才桜 信楽焼小鉢
華やかな薄ピンクの花を咲かす日本の桜を使った盆栽
一才桜は特に花付きが良く、4月中旬に薄ピンクの可憐な花びらを咲かせます。
また若木のうちから開花が楽しめることも一才桜の特性です。
つぼみから育て、開花が始まるその瞬間に出会えたなら、まさに感動もの。
一年に一度訪れる喜び、それが桜を育てる醍醐味でもあります。
鑑賞的にも最適、また時に感傷的にもなれる存在、どこに置いても絵になる盆栽です。
大事な節目や門出を祝う思い出の贈り物としても大変喜ばれています。
小さな花見もできそうな、新年度の記念におすすめのかわいいミニ盆栽です。
- 外形寸法 樹高20cm 鉢径12cm
- 樹種 一才桜
- 鉢 信楽焼小鉢
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遊恵盆栽 極姫ばら 姫乙女
見ているだけで癒される、桃色の小さな薔薇を使った盆栽
極姫(ごくひめ)ばらは 姫乙女(ひおとめ)という品種に属し、その名の通り小さくて愛らしいお姫様のようなばらの花をつける樹種です。
花自体も小ぶりですが葉っぱもとても小さく、手のひらに乗るサイズが魅力です。
四季咲きの特性をもち、春と秋の2回、気品ある小さな花を咲かせてくれます。
咲き始めは淡いピンク色で、だんだん鮮やかなピンク色になり、小さいながらも変化に富んだ鮮やかさが楽しめる樹種です。
その女性らしいイメージから、母の日の贈り物に人気の高い盆栽です。
こちらのミニ盆栽も小さな花びらは葉っぱがかわいい盆栽です。
- 外形寸法 幅10cm 樹高8cm 鉢径10cm
- 樹種 極姫薔薇(ごくひめばら)
- 品種 姫乙女(ひめおとめ)
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遊恵盆栽 出猩々もみじ 信楽焼鉢
緑の苔と赤いもみじのコントラストが美しい盆栽
出猩々(でしょうじょう)もみじの最大の特性は、春の新葉からとても鮮明な赤い葉に出会えるところです。
春の新芽時期からたった数週間しか味わうことができない艶美な赤、その美しさを堪能できるのは出猩々もみじ盆栽を手にした人のみでしょう。
日々葉の色は変化をとげ、夏には一旦新緑になり、秋にはまたもみじらしい紅葉がお目見えします。
初夏には葉ぶりも増してくるので、葉落としで風通しを良くしてあげたり、盆栽の醍醐味でもあるお手入れ感も十分味わえます。
和の風景をたっぷり味わいたいという人におすすめのミニ盆栽です。
- 外形寸法 樹高16cm 鉢径10.5cm
- 樹種 出猩々もみじ(デショウジョウモミジ)
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育て方や手入れの仕方の参考本の紹介
気になった盆栽はありましたか。
もしくは魅力的なものが多すぎて迷ったりしていませんか。
それなら思い切ってひとつ手に入れてみて、育てながらお手入れの知識を習得するのもありです。
逆に慎重な人は、失敗のないよう育て方のノウハウを熟知して、これならできそうと思う樹種を選ぶのも賢明です。
では参考になる本をいくつか紹介していきましょう。
はじめての盆栽つくり方&育て方
はじめて盆栽に挑戦する人にもおすすめの写真イラスト付き参考書
タイトル通り盆栽の基礎の基礎から丁寧に説明されている入門書です。
盆栽をつくり、育て、楽しむ方法を人気の盆栽家、山田香織さんがやさしく説明しています。
基礎知識から、100種類以上もの植物別作例や管理の仕方まで、初心者にもわかりやすいよう豊富な写真とイラストで解説しています。
基本用語や樹木ごとの年間作業カレンダー付きで、とてもわかりやすいと 評判です。
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よくわかる盆栽基礎から手入れまで
盆栽の手入れまで詳しく説明されている参考書
基礎知識からさらに詳しいお手入れの方法まで、写真とイラストでわかりやすく解説しています。
初心者の人がつまずきやすい要点を押さえ、樹種別の管理や作業方法など、参考例と共に詳しく説明しています。
人気樹種54種を徹底解説しており、深く掘り下げて知りたいという人におすすめです。
また、盆栽の本質的な捉え方から、タネまきや挿し木といった素材作りの楽しみ方など、盆栽の醍醐味を体感したい中級者の人にも役立つ参考本です。
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まとめ
盆栽は鉢と植物が織りなす芸術作品、という捉え方ももちろんあります。
確かに奥が深く、手を出さなければ楽しみを知ることなく、縁遠い存在に終わってしまうでしょう。
しかし、ミニ盆栽なら意外とお手入れも簡単で、日常に張りと活力を与えてくれる存在になるかもしれません。
まずは気になるミニ盆栽を手にとり、相性を感じてみてはいかがでしょう。
気がついたら、盆栽マスターになっているかもしれません。