【家にあるもので】石鹸置きの代用アイデア 固形石鹸を置く箱を手作りする方法も

箱などのパッケージから出した固形石鹸は、置き場所に困るもの。
普段ハンドソープを使っていると、固形石鹸用の石鹸置きがないという人も少なくないでしょう。

そこで今回は、石鹸置きがない時の代用アイデアを紹介。
石鹸を置くための入れ物や保管用の箱を自作するアイデアを集めました。
家にあるもので簡単に手作りできるので、石鹸置きになる箱や入れ物の作り方も参考にしてください。

石鹸置きは代用できる? 選び方のポイント

石鹸置きの代用品を選ぶ時には、いくつかチェックしておきたいポイントがあります。
まず、水はけがいいかどうかを確認しましょう。

水が溜まりやすいものだと石鹸が水に溶けてしまうので、底の部分が凸凹していたり、穴や傾斜があったりするものがおすすめです。
また、石鹸が付着した時に洗いやすい素材であることも大切。
あとは、落とした時に割れにくい素材だと安心して使えます。

【家にあるもので】石鹸置きの代用品

まずはどんなものが石鹸置きがない時の代用品になるのかを紹介します。
家にあるもので代用できるので、急に石鹸置きが必要になった時は参考にしましょう。

スポンジ石鹸

食器洗い用などのスポンジは石鹸置きの代用として使えます。
固形石鹸をそのままスポンジの上に置くだけと簡単で、すぐにできるのがメリット。
特に目の粗いスポンジなら通気性や水はけもよく使いやすいでしょう。
薄いスポンジの方が安定感があるので、必要に応じてカットするのもおすすめです。

陶器の小皿

集めている人も多い陶器の小皿は、よく家にあるもののひとつ。
陶器の小皿を石鹸置きの代用にするのもおすすめです。
洗いやすく、プラスチック製よりも生活感が抑えられるので、おしゃれに石鹸を置きたい時にぴったり。
小皿にビー玉を乗せ、その上に石鹸を置いて保管すれば、水切れがよくなってべたべたしにくいです。

ネット

洗顔用の泡立てネットやみかんなどが入っているネット、排水口用ネットなど網状の入れ物のを使って代用することもできます。
吊るしておくことで水はけがよくなり、泡立てる時も使やすいのがメリットです。
紐がついていない場合は、手芸用の紐など家にあるもので縛って吊るして保管するといいでしょう。

毛糸

毛糸を編んでネットやスポンジのように仕上げれば、石鹸置きの代用になります。
こちらもネットと同じく隙間があるので水はけよく保管できます。
入れ物を袋状に編めば、小さくなった石鹸も一緒に入れておきやすくて便利。
石鹸の付いた毛糸はスポンジとしてそのまま掃除に使うこともできます。

珪藻土コースター

吸水性に優れた珪藻土コースターは石鹸置きにぴったり。
濡れた石鹸も乾きやすくなり、衛生的に保管できます。
特に表面が凸凹したデザインのものなら、水はけもよくなります。
ただし、付着した石鹸はそのままでは取れないため、定期的に洗って乾燥させるのがおすすめです。

石鹸置きを代用して使う時の注意点

石鹸置きを代用する時は衛生的に保てるよう注意しましょう。
水はけの悪いものだと雑菌やカビが繁殖しやすくなります。
また、水はけがよくても定期的に洗って清潔にすることが大切です。
スポンジや毛糸などを石鹸置きにする場合は、汚れてきたら新しいものに取り替えると安心です。

石鹸置きがない時の手作りアイデア

石鹸置きがない時に自作するためのアイデアを紹介します。
家にあるもので簡単にできるものも多いので、自宅にある材料を使って石鹸置きを手作りしてみましょう。

ヘチマで自然由来の石鹸置きを作る

ヘチマをカットして石鹸置きを自作するアイデア。
ヘチマは隙間が多くて水はけもいいので、固形石鹸を置きやすいのが魅力です。
また、石鹸の付いたヘチマをスポンジとしてそのまま掃除に使えるのもメリット。
洗面台などを掃除したあとは洗って絞り、その上に石鹸を置いて保管すれば完璧です。

おゆまるでオリジナルの石鹸置きに

おゆまるはお湯につけるとやわらかくなる樹脂素材。
冷えると固まる性質を持っており、粘土のように成形できるので手作りの材料として向いています。
そんなおゆまるを使えば、固形石鹸置きも簡単に自作可能。
かわいくて水はけのいい形状にするのがおすすめです。

木材で温かみのある石鹸置き箱に

温かみのある木材を石鹸置き箱にするアイデアです。
冷たい印象になりがちな洗面所のインテリアをおしゃれにしたい人にぴったり。
100均のフォトフレームなどを使って手作りすれば、リーズナブルに自作の石鹸置き箱が用意できます。
手作りする際は仕上げに防水加工をしておくと安心です。

麻紐とS字フックでホルダーに

固形石鹸に穴をあけ、紐を通して石鹸置きを自作するアイデアです。
S字フックで吊るすので石鹸もしっかり乾いて衛生的に保管できます。
麻紐を使えばおしゃれに見えて、インテリアにも馴染みやすくなるでしょう。
シンプルで邪魔になりにくいのもポイントです。

固形石鹸の入れ物を自作する方法

家にあるものでできる固形石鹸の入れ物の作り方を紹介します。
ただ石鹸を置くだけではなく、箱のように石鹸を入れておけるものを手作りするアイデアを集めました。

スポンジで作る手作り石鹸置きの作り方

食器洗い用のスポンジを使って石鹸の入れ物を手作りするアイデア。
安定しやすい箱状の四角いスポンジを選ぶのがおすすめです。
まず、固形石鹸をスポンジの上に置いてペンでかたどり、カッターで線に沿って切り込みを入れます。

その後、線の内側部分に網目状の切り込みを入れ、ハサミでカットしてくり抜きましょう。
石鹸をスポンジにはめ込むようにして置いたら入れ物の完成です。
石鹸を取り出せば簡単に手を洗えて、石鹸をスポンジに乗せたまま洗面台などの掃除までできて便利に使えるでしょう。

ペットボトルで作る石鹸置きの作り方

空の1.5Lペットボトルを使って石鹸の入れ物を手作りすることもできます。
ペットボトルの底部分を使用しましょう。
まずボトルの底から少し上のところにぐるっと20か所の穴を開けます。
穴の部分から4cmほど上の位置に印をつけていき、その印に沿ってハサミを入れてペットボトルを切断します。

次に切り口から穴に向かって切れ込みを20か所入れ、切れ込み部分を内側・外側と交互に折り込みましょう。
内側に折り込んだ部分の上に固形石鹸が乗せられるようになります。
底の部分に穴を開け、水が切れるようにしておけば石鹸の入れ物が完成です。

固形石鹸を使い切れない時の対処法

固形石鹸が余っていて使い切れない時は、アレンジして使いやすくするのがおすすめ。
液体やクリーム状になるように加工するアイデアを紹介します。

すりおろして液体ソープとして使う

固形石鹸も液体にしてハンドソープとして使うことができます。
おろし金で固形石鹸をすりおろし、耐熱容器にすりおろした石鹸を入れて熱湯を注ぎます。
熱湯は固形石鹸の3倍の量を使いましょう。

一晩おいておくとジェル状になるため、ポンプに移し替えれば液体のハンドソープとして使えます。
頂き物などの固形石鹸が使い切れない時に便利です。

無添加せっけんをアロマソープに作り替える

使い切れなくて余っている固形石鹸が無添加のものなら、アロマソープに作り替えるのもおすすめです。
固形石鹸を細かく刻んで湯煎し、溶けたら好みのアロマオイルを数滴垂らします。
型に入れて固めれば、いい香りのオリジナルアロマソープの完成です。
かわいい形に仕上げてラッピングし、プレゼントにすれば喜ばれるでしょう。

クリーム状にして靴洗い用として使う

小さくなった固形石鹸は、靴を洗う時に使いやすいクリーム状に変化させましょう。
固形石鹸を耐熱皿に乗せて電子レンジで加熱し、数倍に膨らませます。
この時、様子を見ながら少しずつ加熱時間を調節してください。

膨らんだ固形石鹸が冷めたら、手で崩して粉状にしていきます。
丁寧に細かくすることでなめらかなクリームになります。
石鹸の粉末にお湯を少しずつ足しながら混ぜるとクリーム状の石鹸の完成です。

まとめ

いかがでしたか。
今回は石鹸置きがない時に代用するアイデアや固形石鹸の使い道について紹介しました。
固形石鹸を使おうと思った時に専用の保管箱や入れ物がない場合は代用しましょう。

作り方も簡単なものがたくさんあり、家にあるもので自作可能です。
またスポンジやネットなどでも代用できるので、固形石鹸の置き場所やに困ったらぜひこのアイデアを採用してください。