サッカーソックスはセパレートがいい? カーフソックスや靴下の作り方も
近年サッカーやフットサルをプレーする人の間で浸透してきている、サッカーソックスのセパレート履き。
手持ちのソックスをセパレート加工するために自分で切る人もいるようです。
この記事では、サッカーソックスのセパレート履きをする上で知っておきたいルール、なぜセパレート靴下にするのか、おすすめ商品などを紹介。
手持ちのチーム靴下をセパレート加工する際の作り方も解説します。
サッカーソックスのセパレート履きとルール
サッカーソックスをセパレート履きする際に気を付けたいのが、ルールに反していないかどうか。
ソックスのルールはユニフォームと同様、前面と背面の色彩が同じであること。
カーフソックスを固定するテーピング類はソックスと同系色であることがルールで決まっています。
また、試合によってはショートソックスとカーフソックスが同じ色でないとレフェリーから警告を受けることもあるため、色選びには注意が必要です。
なぜ分ける?セパレートソックスのメリット
なぜサッカーソックスをセパレートにする必要があるのでしょうか。
ソックスをセパレート履きすることにより、足首から下と上で分かれるため、これまでよりも足と脚がそれぞれ独立して動くことができます。
特に足首から下の可動域が広がることで、パフォーマンスアップや怪我防止にも効果的。
また、すねを覆うカーフソックスはより保護性の高いものを、つま先や足首を覆うショートソックスは靴とのフィット感など、使用目的に合ったアイテムを選べるのもセパレート履きのメリットです。
セパレートのサッカーソックスを選ぶポイント
なぜセパレートソックスを好む人がいるのかわかったところで、セパレートソックスの選び方を解説します。
ショートソックスとカーフソックス、それぞれ選ぶポイントをおさえることで、よりよいパフォーマンスにつながります。
靴下の生地の厚さで選ぶ
薄地、中厚、厚地など生地の厚みは色々。
厚みによってシューズとの一体感や、履いたときの足の感覚などが異なり、プレーヤーの好みによって選ばれる厚みは変わってきます。
シューズとのフィット感を重視する場合は中厚~厚地、素足の感覚や足裏かかとなどの感触を重視したい場合は薄地~中厚がおすすめです。
ショートソックスは足に合うサイズ、形状で選ぶ
ショートソックスは足の実寸に合わせることで、足指や足裏の感覚が研ぎ澄まされ、繊細かつ柔軟なプレーにつながります。
また、シューズ内でのソックスのズレも防止でき快適です。
足の長さや幅など細かな部分も計測して足に合ったサイズを選びましょう。
指の感覚が高まる五本指や、グリップ力がアップする足袋型など形状も要チェックです。
カーフソックスは耐久性、伸縮性を確認
脚の保護や、ふくらはぎのコンディションを快適に保つために機能するカーフソックス。
段階的に圧力をかけて血行促進・疲労軽減を促すものや、ヘタリやすい足首部分をリブ編みにしてフィット感を高めているものなど機能や仕様はさまざま。
編み方や素材などを確認し、耐久性の高さや伸縮性を重視して選ぶといいでしょう。
滑り止めや消臭などの機能性にも注目
サッカーソックスによっては、シューズとソックスのズレを防止する滑り止めや、長時間のプレーによる蒸れや臭いに対応した消臭機能をプラスしたものなどもあります。
快適にプレーするために、こうした機能性にも注目して選ぶのがおすすめです。
カーフソックスとショートソックスのセットも
ショートソックスとカーフソックスをそれぞれ選んだり、色を合わせたりしなくとも気軽にセパレート履きを試せるセット商品もあります。
中にはテーピングを別に用意しなくて済むよう、固定バンドがセットになった商品も。
アイテムの調達がスムーズかつ、デザインも統一されているためルールを違反危惧する心配なく、セパレート履きでプレーが可能です。
サッカーのセパレートソックスの履き方
はじめにショートソックスを履き、次にカーフソックスを脚に通し、膝まで上げる前にレガースを差し込みます。
最後にカーフソックスを膝下まで伸ばしきり、サッカーソックスのセパレート履きは完成。
レガースがズレたりカーフソックスがめくれたりするのを防止する目的で、カーフソックスとショートソックスの境目にテーピングやバンドを巻く人もいますが、これは個人の自由です。
巻く場合はルールに則りソックスと色味を合わせましょう。
サッカーソックスのセパレートにおすすめのアイテム
サッカーソックスのセパレート履きにおすすめのカーフソックスや、機能性ショートソックスなどを紹介します。
境目に使うバンドや、バンドがセットになったセパレートソックスなども厳選しました。
ランテージ (Runtage) フィールドプロ ソックス (Field Pro socks) 5本指 IF70
3D技術で素足のような感覚を実現 耐久性や吸水速乾性にも優れたソックス
ランテージは1919年創業の老舗靴下メーカーから誕生した日本のブランドです。
こちらは3D編みで高いフィット感を生み出し、素足感を大事にした5本指ソックス。
部位に合った縫い方や糸を採用し、優れた耐久性、吸水・速乾性などを実現しました。
別売りのふくらはぎサポートを併用すれば、サッカーソックスのセパレート履きが可能です。
- サイズ
- 23cm~25cm
- 25cm~27cm
- 素材 ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン
- ショートソックス
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タビオ (Tabio) フットボール五本指ソックス 072140014
摩擦性・耐久性など機能性に優れた靴下メーカーによるサッカーソックス
靴下メーカータビオから待望のサッカーソックスの登場です。
土踏まずには弾性糸を、滑り止めにシリコンラバーを使用。
足の形状に合わせて立体編みされており、摩擦の多いつま先やかかとは強度を高めた特殊編みを採用しています。
吸水速乾性・消臭性にもこだわっている、全12色の豊富なカラーから選べる5本指ソックスです。
- サイズ
- 21cm~23cm
- 23cm~25cm
- 25cm~27cm
- 27cm~29cm
- 素材 ポリエステル、ナイロン、綿、ポリウレタン、再生繊維(デオセル)
- ショートソックス
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タビオ (Tabio) フットボール足袋ソックス 072140112
足の疲労軽減やグリップ強化が期待できる足袋型のサッカーソックス
つま先とかかとの摩擦に強い特殊編みや、土踏まずの弾性糸、滑り止めのシリコンラバーなど部位に最適な作りを採用したサッカーソックス。
パフォーマンスアップにつながる細かな設計はタビオのフットボール五本指ソックスと同様ですが、こちらは指の形が足袋状になっています。
足袋型は足の疲労軽減やグリップ力強化が期待でき、プロも愛用する形です。
- サイズ
- 23cm~25cm
- 25cm~27cm
- 27cm~29cm
- 素材 ポリエステル、ナイロン、綿、ポリウレタン、再生繊維(デオセル)
- ショートソックス
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フットクラウン (FOOTCROWN) カーフソックス セパレートタイプ 無地 サッカーソックス
他ショップで購入したソックスとも合わせやすいカラー豊富なカーフソックス
10色の豊富なカラー展開で、他ショップやブランドで購入したソックスとも合わせやすいフットクラウンのカーフソックス。
大人用、子供用とサイズ展開があるところも魅力です。
こちらは手持ちのショートソックスをセパレートで履きたいと検討中の人にもおすすめ。
- サイズ
- 大人用 幅10cm 全長37cm
- 子供用 幅9cm 全長31cm
- 素材 ポリエステル、綿
- カーフソックス
日本ニット (Nihon Knit) サッカー カーフ ラインなし 3本ライン コンプレッション ソックス so8
段階的コンプレッションで長時間のプレーをサポート 足元の疲労軽減に期待
段階的に圧力をかけて血流促進を促し、長時間のプレーでも軽やかな足元をサポートする特殊な編み分けを施したカーフソックスです。
裾口にはケンビースポーツソックス研究所独自の開発で生み出したスペンサー編みを採用し、ヘタりにくい強さも魅力。
国内生産にこだわる日本ニット社が製造を行っている、安心の日本製です。
- サイズ 足首9.5cm 履き口12cm 長さ46cm
- 素材 ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン、有機繊維
- カーフソックス
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プーマ (PUMA) TEAMLIGA スリーブストッキング 658036
カラー展開が豊富 他ブランドのサッカーソックスとセパレート履きにも
ショート丈のサッカーソックスとセパレート履きするのに最適なプーマのカーフソックスです。
有名ブランドながら比較的リーズナブルに購入でき、カラーも豊富な中から選べます。
口コミでは「生地がしっかりしていて、足首が締まる」「タビオのサッカーソックスとセパレート履きするのにぴったり」などと好評です。
- サイズ 足首7.5cm 履き口8.5cm 長さ39cm
- 素材 ポリエステル、ポリウレタン
- カーフソックス
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プーマ (PUMA) ソックス ストッパー J 051740
ソックスのズリ落ち防止に便利なストッパー セパレート履きにも活躍
プーマの伸縮性を備えたソックスストッパーです。
ゴムが緩んだソックスや、レガースを着けることでズリ落ちやすいソックスをしっかり留めておくのに便利。
試合によってはソックスのズレ落ちで厳しく警告を受けることがある他、安全面を確保するという点でも、ズリ落ち防止にストッパーを活用するのはひとつの方法です。
- サイズ 幅2.5cm 全長36cm
- 素材 ポリエステル、ナイロン
- バンド
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タビオ (Tabio) フットボールノンスリップバンド 072190004
優秀バンドでサッカーソックスのセパレート履きにズレない安心感を
シリコンラバーがサッカーソックスとカーフソックスの境目をつなぐ、タビオのノンスリップバンド。
これまでテーピングを使っていた人にもおすすめです。
購入者には中学から大学まで愛用している人や、5年以上愛用しているという人も多く、リピート購入が多く見られます。
安心感が高まり、快適にプレーできると評判です。
- 素材 ポリエステル、ポリウレタン、ナイロン
- バンド
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フジスポ (FUJISPO) オリジナルセット 5FINGER3SET-2
届いてすぐ履ける サッカーソックスのセパレート履きセット
サイズ展開豊富なショートソックスと、カーフソックス、リピーターの多いノンスリップバンドがセットになったオリジナル商品です。
カラーはシンプルなブラックにホワイト、ユニフォームカラーにも多く採用されているレッドやブルーなど4色展開。
サッカーソックスのセパレート履きデビューにもおすすめです。
- サイズ(ショートソックス)
- SS 21cm~23cm
- S 23cm~25cm
- M 25cm~27cm
- L 27cm~29cm
- 素材
- ソックス ポリエステル、ナイロン、綿、ポリウレタン、再生繊維(デオセル)
- カーフストッキング ポリエステル、ポリウレタン
- バンド ポリエステル、ポリウレタン、ナイロン
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どこを切る?ソックスのセパレート加工と作り方
手持ちのサッカーソックスを自分で切ることで、セパレート加工したいという人もいるのでは。
作り方は意外と簡単で、その際切るところは足首部分。
断面をライターで炙ってほつれを防止する方法が知られていますが、裁断箇所を折り返して裁縫用接着剤などでノリ付けする方法もあります。
他には、裁断箇所を折り返してミシンで縫う方法もあり、こちらは見栄えが良いです。
作り方が難しいと感じる場合は加工してくれる店の利用も検討してみるといいでしょう。
まとめ
今回はサッカーソックスのセパレート履きはなぜいいのか、浸透してきている理由やメリット、おすすめの商品などを紹介しました。
自分で切るセパレート加工ソックスの作り方なども解説しましたが、参考になりましたか。
ショートソックスやカーフソックス、バンドのルールを把握しておけば、どの試合に出てもひとまず安心。
足と脚により良い効果をもたらすお気に入りの靴下を見つけて、パフォーマンスアップにつなげてください。