洗面所の扇風機設置アイデア 穴を開けないおしゃれ・かっこいい壁掛け扇風機も紹介
気温の上昇をますます感じる今年の夏。
エアコンだけでなく扇風機も上手に利用したいという方も多いのではないでしょうか。
しかし、扇風機というと、どこか生活観が出ますし、置き場にも困ると思っている方も多いと思います。
そこで今回は、扇風機の中でも、近年人気の高まっている、壁掛扇風機について紹介します。
一度使うと手放せないほど便利な壁掛け扇風機の中から、おしゃれで機能的なものを、その魅力と共に紹介します。
洗面所・脱衣所の扇風機設置アイデア
洗面所・脱衣所の扇風機アイデアはさまざま。
- 壁掛け
- 棚の上に設置
- 床置き
- 吊り下げ
- クリップ式
持ち家の場合は洗面所の壁に穴を開けて壁掛けすることができます。
賃貸なら、棚を設置してその上に載せる、高さのある椅子に載せるといった方法も。
そのほか、タオル掛けやつっぱり棒にかけて吊り下げる、クリップで挟める場所に固定するのもおすすめです。
おしゃれな壁掛け扇風機の魅力
壁掛け扇風機とは、一般的な床置きの扇風機ではなく、壁面に設置する扇風機のことです。
金具や、ビス止めをし、壁や柱に設置します。
近年では、おしゃれなものも多く、スペースをとらない分選ぶ方も多くなっています。
ここでは、壁掛扇風機のメリットや、デメリットについて紹介します。
壁掛け扇風機のメリット
壁掛け扇風機のメリットは何と言っても置き場所に困らないことです。
一般的な扇風機は土台部分が必ずあるので、床に置くスペースを確保しなければなりません。
また、首振り時はさらに大きなスペースが必要なため、部屋の動線をふさいでしまったり、狭い場所では邪魔になることも。
その点、壁掛け扇風機なら床置きしないので邪魔になることはなく、壁や柱があればどこへでも設置できることが魅力です。
また、床に置かないので、フローリングワイパーや掃除機をかけやすいのもメリット。
小さな子供やペットのいる家庭などでは、子供が指を入れたりペットがうっかり扇風機を倒してしまうなどの事故も防ぐことができます。
頭上から、家具等に遮られにくい効率の良い風を起こすことができるので、人に直接風を当てるのはもちろん、冷暖房の部屋の空気循環用としても便利なので1年中利用することができます。
壁掛け扇風機のデメリットと注意点
壁掛け扇風機のデメリットは、買ってきてコンセントを差し込めば使える普通の扇風機と違い、設置に手間がかかることです。
壁掛け扇風機の多くは、壁に穴をあけたり、金具を取り付けて設置しなければなりません。
また、賃貸住宅の場合は設置が可能かどうか、賃貸契約をよくチェックする必要もあります。
その他に、一度設置してしまうと自由に動かせないので、風がどのように当たるかを事前に確認しておくといいでしょう。
コードの長さもチェックし、電源が確保できるかをよく確認しておくことも大切です。
壁掛け扇風機を選ぶ際のポイント
壁掛け扇風機を選ぶときは、いくつか把握しておきたいポイントがあります。
モーターによって違う電気代や羽根の枚数など、購入前に知っておくことでよりご家庭にぴったりの扇風機を選ぶことができます。
モーターの種類
扇風機を選ぶ際にACモーターやDCモーターといった表記を見かけます。
ACモーターは、交流の電源で動作するモーターです。
交流電源の周波数に合わせて回転数が決まるモーターで、DCモーターに比べブラシ等の機械的消耗が少ないため、比較的安く耐久性のあるモーターを作ることができます。
そのためACモーターの扇風機は比較的安いことが特徴です。
電源の周波数を変えることは難しいので、一定の速度で回すには向いていますが、回転速度の微調整が苦手というデメリットがあります。
一方、DCモーターは、直流の電源で動作するモーターです。
ACモーターに比べると回転部のコイルに電気を流すためのブラシが必要なため、耐久性を保とうとするとコストが高くなってしまう点がデメリットです。
DCモーターは直流電源の電圧を変えることで回転数を調整でき、電圧は抵抗等を挟むことで容易に変えられるので、回転速度の微調整を行いやすいのがメリットです。
回転速度の微調整が行いやすいので、より低回転で回して騒音を抑えたり、回転数の段階を増やし、より適切な速度で回せるので省エネとも言われています。
ACモーターに比べると構造が複雑で、弱音や省エネという点も考えられています。
このように、DCモーターの扇風機の方が、風量の調整がしやすく、ACモーターの扇風機の方がコストパフォーマンスが高いという違いがあるので、どちらを重視するかで選ぶのがおすすめです。
扇風機のサイズ
壁掛け扇風機のサイズは、ほぼ羽根の大きさで決まります。
羽根が大きければ少ない回転数でより多くの風を送ることができるので、モーター音や風きり音が静かになります。
また、大きな風が起こせるので、一度にたくさんの人に風を送りたい場合にも向いています。
一方で、小さいサイズのものは狭い場所にも設置できるため、キッチンや洗面所などの狭い場所でも活躍します。
使う場所やシーンに合わせて最適なサイズを考えてみましょう。
羽の枚数と快適さ
一般的な壁掛け扇風機は5枚羽が多いですが、中には3枚羽や7枚羽などもあります。
羽の枚数が少ないと、風きり音は小さく風量が多くなり、羽根が多くなるほど風きり音が大きく風量は少なくなります。
例えば3枚羽は1回転で3回しか風きり音を出さずに、面積の広い羽で一回転の間にたくさんの風を送ります。
7枚羽は一回転に7回の風きり音を出しますが、小さな羽根が少しずつ風を送り風量を確保するので、肌当たりの良いやわらかい風になります。
扇風機の近くで涼む場合は、羽根の枚数が多めのものを、扇風機で遠くまで風を起こし、空気を循環させる場合は、羽根が多めのものがおすすめです。
リモコン有りが便利
例えば寝室で、壁掛け扇風機を利用しながらうとうとし始めたら、少し肌寒くなってきたとします。
そんな時、もしもリモコンがなかったら立ちあがって扇風機まで歩き、背伸びか、場合によっては踏み台を用意してスイッチを切ることになります。
そのころにはすっかり眠気も吹き飛んでいることでしょう。
そのようなことがないように、壁掛け扇風機にはリモコン付きが便利です。
特に壁掛け式の扇風機は、手の届かない位置に設置する場合もあるので、特によく使うリビングや寝室に設置する場合は、リモコン操作できる商品を選んでおきましょう。
その他機能をチェック
壁掛け扇風機には、風量調節やタイマー機能がないものもあります。
洗面所などで限られた時間しか使わない場合はそれでもいいですが、リビングや寝室などで、ある程度長時間使うなら、風量調節やタイマー機能、さらには首振り機能までがあると便利です。
取り付けたい場所や環境よって必要な機能がついているか確認ましょう。
賃貸OKの穴を開けない壁掛け扇風機も
壁掛け扇風機は、商品によって取り付け方が違います。
壁に穴を開けて取り付けるタイプはビスなどで壁に取り付けます。
その場合は壁の下地が入っている部分に取り付けるか、壁を補強してから取り付けなければなりません。
壁の下地とコンセントの位置が極端に離れていると、長い延長コードを駆使して電源を確保しなければならないので、設置場所や取り付け方法をよく確認しましょう。
一方、賃貸に住んでいる人は、穴を開けない壁掛け扇風機がおすすめ。
好きな場所に設置でき、クリップタイプや吊り下げタイプなどが壁に穴を開けない壁掛け扇風機です。
フック式でも壁に穴を開けない方法はこちら
【洗面所にも】おしゃれ・かっこいい壁掛け扇風機
それではここからおしゃれで機能的な壁掛け扇風機を紹介していきます。
羽の枚数や取り付けの方法、便利な機能に注意してみてください。
また、インテリアに合わせたカラーにも注目して、お気に入りを探してみましょう。
シンプラス (Simplus) 壁掛け扇風機 メカ式
シンプルでおしゃれなデザインが魅力の壁掛け扇風機
シンプラスから、真っ白で空間に溶け込むおしゃれなデザインの壁掛け扇風機が販売されています。
もちろん見た目の良さだけでなく、7枚羽がスムーズに動いてきめ細やかで柔らかい風を届けてくれます。
風力の3段階切り替えや首振りなど基本の機能も備わっており、必要十分といったところ。
壁に取り付ける必要があるため、持ち家の人におすすめです。
- 外形寸法 幅34cm 奥行27cm 高さ46cm
- 重量 2.1kg
- 消費電力 45W
タンスのゲン DC7枚羽扇風機
静かな操作音でもしっかり風を届けてくれる壁掛け扇風機
タンスのゲンから、5枚羽の自然風に近い優しい風で体を冷やしてくれる壁掛け扇風機を紹介。
ブラウン木目調のカラーリングがおしゃれで、さらに操作はスタイリッシュなタッチパネル式。
5段階から風量を選べるうえ、首振りやオフタイマーなどもできます。
DCモーター扇風機ならではの静音仕様なので、洗面所や脱衣所以外に寝室や子供部屋などに取り付けるのもおすすめです。
- 外形寸法 幅34cm 奥行27cm 高さ46cm
- 重量 3.1kg
- 消費電力 45W
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山善 (YAMAZEN) DCモーター搭載 30cm壁掛扇風機 YWX-BGD301
スタイリッシュなデザインが特徴のDCモーター搭載壁掛け扇風機
同じく山善のAV機器の様な雰囲気のおしゃれなデザインのリモコン付き壁掛け扇風機です。
DCモーターを採用した静音設計で風量は5段階で調節できます。
また、タイマー機能、リズム風機能付きで、壁掛け扇風機にありがちなスイッチの切り忘れを防止する8時間自動オフタイマーもついて安心です。
羽は5枚羽で濃い目のグレーカラーと直線的なデザインがモダンな印象。
扇風機の白物家電ぽさを抑えたい人にもおすすめです。
- 外形寸法 幅36cm 奥行33cm 高さ43cm
- 重量 2.3kg
- 消費電力 20W
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DC 折りたたみ扇風機 3WAY USB充電
充電&折りたたみ式で持ち運びもできる静音壁掛け扇風機
折りたたみ式が嬉しい、コンパクトな壁掛け扇風機です。
7枚羽の優しい風が草原のような心地よい風を作り出します。
こちらは、充電式なのでコードレスで使えるのが魅力。
そのため洗面所など、部屋のインテリアを損ねることなく設置でき、気軽に持ち運ぶことも可能です。
また、折りたたんでコンパクトになるので、家の外で使うときも携帯が楽。
さらにDCモーターを使っており、超静音設計のため羽根の音が気になることもありません。
- 外形寸法
- 展開時 幅19.8cm 奥行19cm 高さ102cm
- 折りたたみ時 幅19.8cm 奥行10.4cm 高さ19.8cm
- 重量 1.1kg
- 消費電力 7W
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テクノス (TEKNOS) 壁掛け扇風機 フルリモコン フラットガード KI-W302RK
和室にもモダンインテリアにも合うおしゃれな壁掛け扇風機
テクノスのACモーター壁掛け扇風機です。
いかにも家電らしいホワイトカラーが気になる、という人にぴったりのブラック。
モダンインテリアをはじめ、男らしいインテリアなど、ハードな雰囲気にも溶け込みます。
タイマー機能、おやすみ風、リズム風モード付。
6枚羽でやわらかな風当たりです。男性にもおすすめできる扇風機です。
リモコン付きで遠くから操作ができる壁掛け扇風機です。
- 外形寸法 幅35cm 奥行28cm 高さ48cm
- 重量 2.3kg
- 消費電力 40W~50W
テクノス (TEKNOS) クリップ扇風機 CI-237
クリップタイプで賃貸物件でも使えるおすすめの壁掛け扇風機
大きなクリップでしっかり固定できる小型の壁掛け扇風機です。
賃貸物件など、壁に傷をつけられない方におすすめです。
羽の直径が一般的なクリップ式よりも大きく23cmあり、パワフルな風を作り出します。
背面のつまみで首振りモードに切り替えられ、風量は強弱の2段階。
クリップをしない場合は壁にビスで固定することもできます。
洗面所やトイレ、キッチンなど、暑くて作業するのが不快な場所に、簡単に取り付けられるのがポイント。
移動も楽にできるので、一台あれば欲しいところにサッと取り付けて使用できます。
- 外形寸法 幅25cm 奥行29cm 高さ46cm
- 重量 1.5kg
- 消費電力 25W~23W
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パナソニック (Panasonic) 壁掛扇 引きひもタイプ F-GU301-A
レトロなヒモ式でも操作性は抜群の壁掛け扇風機
パナソニックのひも式壁掛け扇風機は、ブルーの羽がさわやか。
5枚の羽でしっかりした風を作り出します。
ポイントは風量調節や首振り調節にひも式を採用している点。
例えば洗面所やキッチンなどで手が濡れていても、ひも式なら気にすることなく操作ができます。
比較的狭いところで限定的に利用したい人にぴったりの商品です。
- 外形寸法 幅36cm 奥行31cm 高さ50cm
- 重量 2.8kg
- 消費電力 37W~43W
ベルソス 羽根なし サーキュレーター DCモーター搭載
羽なしで子供がいる家庭にもおすすめの壁掛け扇風機
羽がなくてもしっかり風を送れるベルソスの壁掛け&卓上扇風機です。
壁掛け扇風機ではどうしても発生しがちな生活感。
インテリアに合わずに取り付けを迷っていた人も、この扇風機なら合格ではないでしょうか。
壁付け以外でも卓上で使用でき、羽がないので、小さい子供の指が巻き込まれることもなく安心です。
直感的でわかりやすいリモコンも使い勝手の良さに繋がっています。
カッコイイ壁掛け扇風機を探している人にぴったりです。
- 外形寸法 幅30.5cm 奥28.3cm 高35cm
- 重量 1.9kg
- 消費電力 26W
- コード長さ 1.8m
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まとめ
扇風機は場所をとるものというイメージを覆す壁掛け扇風機。
また、そのおしゃれさにも驚いた方もいるのではないでしょうか。
取り付けたらその便利さに驚くかもしれません。
夏に涼をとるのはもちろん、冬は暖気を効率よくいきわたらせるサーキュレーターとしても大活躍。
取り付け方法を確認しながら、ぜひ最適な一台を選んでみてください。