中国茶の歴史や種類、入れ方や飲み方を解説 おしゃれな中国茶器セットやガラスポット おすすめ白磁マグカップも

中国茶の画像
出典:directmonitor / Pixabay

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数千年もの歴史を持つ中国茶。
世界的にも認められており、その種類が非常に多いことでも知られています。
色、香り、風味は茶葉によってそれぞれ異なり、数百もの種類があるにも関わらず、どれもひとつの茶樹からできていることにも驚きを覚えます。
身近なものから希少なものまであり、ついつい掘り下げたくなるような歴史と魅力を持つ中国茶。

この記事では、そんな中国茶の歴史や効能、おしゃれな中国茶器についても紹介。
代表的な中国茶の種類も解説します。
中国茶をはじめてみたい人や、食器好きで中国茶器を探している人にもおすすめです。
それでは、一緒に中国茶について見ていきましょう。

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中国茶の歴史

中国茶とは、茶樹栽培面積世界一を誇る中国で作られるお茶のことを指し、その種類は1000種類以上とも言われています。
中国茶については、三国時代の書物からすでに記録が残されており、その時代には酒と同じように飲まれていた特別なものだったそうです。

当初は貴族や文人などの富裕層に親しまれていましたが、次第に市民に広がり、茶の入れ方、茶具、中国茶器なども完成し、中国茶を飲む習慣が定着していきました。
個性豊かな様々な種類の茶葉があり、香り高い中国茶はリラックスタイムや毎日のちょっとした贅沢にふさわしいものとして、日本でも愛されています。

中国茶の効能

美容や健康に良いとされる中国茶。
バランスの良い食事や規則正しい生活の中に取り入れることで、様々なサポートをしてくれることでも注目されています。
たとえばカフェインには、血液循環の向上、体脂肪の分解促進、利尿作用、中枢神経興奮などの作用があり、集中力を高める助けになります。
他にもタンニンの美肌効果や殺菌作用、ポリフェノールの動脈硬化予防、抗酸化作用など、中国茶の成分には体に嬉しい効果があるものがたくさんあります。

また、「七大茶」のひとつ、花茶などは香りによるリラックス効果も高いことで知られています。
病気の症状が完全に治るというものではないため、あくまでもサポート役として効能を参考にすると良いでしょう。
空腹時、寝る前、薬の服用時などは避けて、期待される効能に合わせて取り入れてみてください。

中国茶の種類

茶葉の種類の豊富さ、個性豊かさで多くの人を魅了している中国茶。
全てのお茶は「カメリアシネンシス」という茶樹が基となり、それぞれ加工方法を分けることで様々な種類のお茶が生まれていきます。
では、どのような種類の中国茶があるのか見ていきましょう。

凍頂烏龍茶や鉄観音などの「青茶」

「青茶(あおちゃ)」は、凍頂烏龍茶、鉄観音、黄金桂などの有名銘柄が該当する「七大茶」のひとつ。
七大茶はそれぞれ茶葉の発酵度合いや製造方法により分類されていますが、青茶は発酵を途中で止めた半発酵のお茶です。

発酵した褐色の茶葉と、未発酵の緑色の茶葉が混ざっているのが特徴で、これらを合わせた茶葉の色合いが青っぽく見えることから青茶と呼ばれています。
銘柄によっても発酵度合いが異なるため、同じ青茶の分類でも様々な香りや味わいを楽しめます。

プーアル茶などの「黑茶」

微生物を植え付けることで発酵させた「黒茶」には、ダイエット効果でもお馴染みのプーアル茶や、200年以上の歴史を持つロッポ茶などが該当します。
途中までは緑茶と同じ工程で作られていますが、完成後に高温多湿の環境に保存し、麹菌の力で発酵させていく独特の製法が特徴です。
保存期間が長く、中にはヴィンテージワインのように扱われる貴重な銘柄などもあります。
黒茶は薬や木材のような、癖のある香りも特徴のひとつです。

世界的にも珍しい「白茶」「黄茶」、飲みやすさが魅力 の「緑茶」「紅茶」など

日本でも多く親しまれている「緑茶」や「紅茶」なども七大茶に数えられます。
緑茶は発酵をせず、青々しい緑色の茶葉が特徴です。
紅茶は最も発酵度合いが高く、果物や花のような香りを特徴としています。
イギリス紅茶とはまた違った風味があり、飲み方はストレートがおすすめです。

他にも、茶葉が芽吹き、白毛がついたままの状態で採取が必要な「白茶(しろちゃ)」や、手間のかかる発酵が必要な「黄茶(きちゃ)」などは希少価値が高く、世界的にも珍しいとされています。
いずれも口当たりまろやかで、癖のない上品な味わいが人気です。

ジャスミン茶のように香りが魅力の「花茶」

もともとは六大茶として数えられてきた中国茶ですが、この「花茶」が加わったことで「七大茶」と呼ばれるようになりました。
花茶の中にも分類があり、ひとつは緑茶に花を混ぜることで花の香りを茶葉に移したもの。
代表的なものではジャスミン茶があり、ジャスミン茶だけでも様々な種類があります。

他にも、ユズやキンモクセイの香りを移したものなどもあり、その種類は豊富です。
もうひとつが、菊花茶のように花のエキスを抽出して飲むもの。
どちらも優しい花の香りと爽やかな味が特徴です。

見た目もおしゃれな「工芸茶」

「工芸茶」は花茶の一種ですが、香りに加えて見た目の芸術性も楽しむことができます。
気軽に手に入れることができ、カフェなどでも取扱いがあることがあります。
工芸茶は茶葉にお湯を注ぐと花そのものが姿を現し、花びらを綺麗に広げる様子やお湯に花が浮かんでいる様子を見ることができます。

ジャスミン、ユリ、マリーゴールド、牡丹など、花の種類は豊富で、カーネーションは母の日などにも人気があります。
使用後は水中花や消臭剤として使えるところも魅力です。

中国茶器の種類

お茶を楽しむための道具「茶器(ちゃき)」。
日本でも抹茶や煎茶を楽しむときに使われますが、中でも中国茶器はおしゃれで粋なデザインが人気です。
せっかく手に入れた中国茶は最高の飲み方をしたいもの。
専用のおしゃれな中国茶器を揃えて使えば、味でも見た目でも中国茶を楽しむことができます。
ここからは、代表的な茶器の種類を見ていきましょう。

蓋碗(ガイワン)

蓋椀は蓋付きの茶器です。
茶葉を直接入れ、蓋をして蒸らし、蓋を少しずらして飲むという入れ方。
簡易的な茶壺(急須)にもなるため使い勝手のいい茶器で、中国茶の香りが引き立ち、メリハリのある味わいを楽しむことができます。

磁器製のものが一般的ですが、耐熱ガラス製のものもあり、中の茶葉の様子を見ながら入れることもできます。
中国茶の香りが器に残ることがないため、様々な茶葉で入れることができるのも魅力です。
蓋碗は中国茶器の中ではオーソドックスなアイテムのため、どれを買おうか迷ったときにもおすすめです。

茶壺(チャフー)

茶壺とは日本でいう急須のことです。
中国茶では香りを楽しむために飲み切れる量を少量ずつ入れるため、日本茶用のものより小ぶりな作りとなっています。
特に紫砂壺(しさこ)と呼ばれる茶壺が有名で、中国茶の渋みを取り除き、使い込むうちに茶葉の油分で器に艶が出てきます。
この経年変化は、茶器を育てる楽しみを味わえると人気です。
購入の際には容量を確認し、自分が入れたいお茶の量に合ったものを選ぶと良いでしょう。

茶海(ちゃかい)

茶海とはピッチャーのようなもので、蓋椀や茶壺で淹れたお茶を一旦茶海に移すことで、濃さを均一にする役目を持っています。
注ぎ口がシャープなものだと水切れも良く使いやすいでしょう。
蓋椀や茶壺のデザインと合わせて陶器、磁器、ガラスなどの素材を選ぶことをおすすめします。

飲杯(いんはい)

飲杯とは湯飲みのことで、蓋椀や茶壺と同様に小ぶりなものが一般的ですが、中にはマグカップのような大きさのものもあり、種類は様々です。
底が平らでお茶が残らないもの、お茶の色が確認しやすい白いもの、味や香りが引き立つ薄手のもの、手のひらに収まる小ぶりなものが良いとされています。
こちらも他の茶器とデザインを揃えるとよりおしゃれです。

その他の中国茶器

紹介した茶器の他にも、茶器をのせるお盆「茶盤(ちゃばん)」や、使用した茶葉を捨てておく「水盂(すいう)」、茶葉を使う分入れておく「茶荷(ちゃか)」、茶挟(トング)や茶匙がセットになった「茶道組」、茶托(ちゃたく)、茶こし、茶筒など、中国茶を本格的に楽しみたい人はチェックしてみるといいでしょう。

おしゃれな茶こし付きマグカップで手軽に中国茶を楽しむ

中国茶器の定番、蓋椀(ガイワン)を使うのは少し難しそう、もっと気軽な飲み方、入れ方がいいという人には、茶こし付きのマグカップもおすすめです。
茶葉を簡単にこすことができるため、カジュアルに中国茶を楽しむことができ、日常的にも気軽に使えます。
1度にたくさんの量のお茶を入れたい人にもおすすめです。
日頃からコーヒーや紅茶などをマグカップで飲んでいる人は、より親しみやすいでしょう。

通販で買えるおしゃれな中国茶器セットや白磁のマグカップを紹介

中国茶器は高価そう、専門店にしかなくて手が出しづらい、という人もいるかもしれません。
しかし、実は中国茶器は身近なもので、通販でもおしゃれなものがたくさん揃っています。
ここでは、白磁や青磁、ガラスなど様々な素材の質感がおしゃれな中国茶器を紹介します。

中国茶器セット・維多利亜的秘密 FH-204-7M

茶葉の色や形を眺めるのも、中国茶の楽しみのひとつ。
おしゃれなガラス製の中国茶器も人気です。
特にこちらは茶壺(急須)、茶海(ピッチャー)、飲杯がついたセットのため、届いてすぐに中国茶を楽しめます。
飲杯は2層仕立てで熱くなりにくく、やけどの心配もありません。
飲杯は6個ついており、来客時にも重宝しそう。
ガラス製ならお手持ちの食器類とも合わせやすいため、気軽に取り入れやすく、はじめて中国茶に挑戦する人にもおすすめです。

  • 外形寸法
    • 茶壺 直径9.1cm 幅14.3cm 高さ9.2cm
    • 茶海 直径9.1cm 幅13.5cm 高さ9.6cm
    • 杯 直径6.5cm 高さ4.3cm
  • 容量
    • 茶壺 250ml
    • 茶海 350ml
    • 杯 50ml
  • 材質 耐熱ガラス

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青磁茶器セット 弟窯粉青

中国陶磁器最大の生産地としても知られる、龍泉の青磁。
その歴史は古く、今から約1500年ほど前から中国茶器が焼かれていたといいます。
様々な色がある中でも薄いブルーの茶器は、龍泉を代表するものです。
白から水色へのグラデーションが美しく高級感があります。

焼成時の温度や気候により、ひとつひとつ個体差があるのも青磁ならではの魅力。
上で紹介した茶器セットにもある茶壺、茶海、飲杯に加え茶こしも付いているため、本格的でありながら気軽に中国茶を楽しむことができます。
美しい色味が口コミでも評判です。

  • 外形寸法
    • 茶壺 直径8.7cm 幅13.2cm 高さ7.9cm
    • 茶海 直径7.7cm 幅11cm 高さ7.4cm
    • 茶杯 直径6cm 高さ3cm
    • 茶漉 直径7.1cm 高さ6.4cm
  • 容量
    • 茶壺 150ml
    • 茶海 140ml
    • 杯 25ml
  • 材質 磁器

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モクレン柄蓋碗

オーソドックスな中国茶器が欲しいという人には、蓋椀がおすすめです。
華やかなモクレンの柄が描かれた、品のある模様が綺麗な蓋椀。
選ぶポイントとされる縁にはきちんと反りもあり、はじめての人でも扱いやすい形となっています。
「薄くて繊細で、厚さもちょうど良い」「写真通りでかわいい」「モクレンが綺麗で、お茶入れが楽しくなる」など、口コミでも好評です。

  • 外形寸法 直径9.5cm 高さ8.5cm
  • 容量 100ml
  • 材質 磁器

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中国茶器 茶漉し付マグカップ 金花杯

白磁の中国茶器は中国茶の色をはっきりと確認できるとあって人気があります。
こちらは白磁に金で花が描かれており、中国の伝統や気品を思わせる絵柄や高級感が魅力。
茶こし付きで、取り出した茶こしを蓋に乗せておけるため使い勝手も良く、見た目以上にカジュアルに中国茶を楽しめます。

オフィス用のマグカップにもおすすめで、仕事の合間に中国茶でリラックスすることができます。
口コミでは「このお値段なのにとても高級感があり、リッチな雰囲気」など、コスパも評価されています。

  • 外形寸法 直径8.5cm 幅11cm 高さ12.5cm
  • 容量 300ml
  • 材質 白磁

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アルコールランプ付き 湯沸しガラスポット セット twea-xs

アルコールランプでゆっくりと中国茶を入れることができるガラスポットセット。
モダンなガラス製、もしくはアンティークな強化プラスチック製の台座どちらかを選択できます。
特にプラスチック製は中国の伝統を思わせる荘厳な印象で、テーブルの上をおしゃれにしてくれそう。

色の変化や茶葉が開く様子を優雅に眺めることができ、リラックスタイムも充実。
東京にある中国茶専門店がセレクトしたもので、高さがあるため工芸茶にも向いています。
自分へのご褒美やギフトにもおすすめ。

  • 外形寸法
    • ガラスポット 幅17cm 高さ22cm
    • アルコールランプ台[シンプルモダン] 幅16cm 高さ13cm
    • アルコールランプ台[アンティーク] 幅17cm 高さ13cm
  • 容量
    • 満水 1400ml
    • 適正 1200ml
  • 材質 耐熱ガラス、強化プラスチック、スチール

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まとめ

歴史ある中国茶は大変奥深く、知れば知るほどその魅力に引き込まれていきます。
緑茶や紅茶など、普段から馴染みのあるお茶に加え、新たに中国茶にも手を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
この記事を参考に、おしゃれなデザインの中国茶器も一緒にお楽しみください。
何気ない日常が、中国茶で特別なものに変わることでしょう。

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※本記事はIECOLLECTION編集部の調査結果に基づいて作成しています。

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