【大人向け】ペットボトルキャップ工作アイデア おしゃれな花かごの作り方も
ペットボトルキャップの工作は、費用もあまりかからず作り方さえ覚えればさまざまなものを手作りできるのが魅力です。
今回は、高齢者やハンドメイド好きにおすすめの、大人のペットボトルキャップ工作の作り方を解説。
おしゃれな花かごや帽子マグネットをはじめ、それらを活用した小物製作のアイデアも紹介します。
デイサービスなど、高齢者向けの介護施設で働く人も参考にしてください。
ペットボトルキャップで大人も工作を楽しもう!
ペットボトルキャップは気軽に集めやすく、色が豊富で加工がしやすいため工作の材料にうってつけ。
工作といえば子供向けなイメージがありますが、大人が作ったおしゃれなペットボトルキャップの作品がSNSでも多く見られます。
花かごなど、形を活かしたミニチュアの高クオリティなハンドメイドは趣味にもおすすめ。
指先を使う細かい作業が多いことから、介護施設などでの高齢者向けレクリエーションにも適しています。
ペットボトルキャップのおしゃれな花かごの作り方
ここからは、ペットボトルキャップを使った大人向けのおしゃれな花かごの作り方を2つ紹介します。
好みのデザインに仕上がる材料を選んで、高齢者も楽しみながら作ってみてください。
【工作1】紙紐で編む花かごの材料
- ペットボトルキャップ1個
- 紙紐or麻紐
- ポンポンボール(2cmくらい)などの詰め物
- ボンドや接着剤
- 小さい造花
- ハサミ
- 両面テープ
作り方【1】ペットボトルキャップに両面テープを貼り、紙紐を巻きつける
まずはペットボトルキャップに両面テープを貼り、紙紐を巻き付けるところから。
両面テープはキャップの側面と底に貼りましょう。
紙紐は、ペットボトルキャップのふちから重ならないように丁寧に巻き付けて、最初と最後をボンドで固定してください。
作り方【2】紙ひもで持ち手を作り、両面テープでかごに付ける
20cmくらいの紙紐を2本用意し、ねじって編んでいきます。
ペットボトルキャップの花かごの持ち手となる部分なので、適切なサイズにカットしましょう。
持ち手の両端にボンドをつけ、キャップの内側に取り付けたらかごの出来上がりです。
作り方【3】ポンポンボールを入れ、造花などを挿して完成
あとは、花かごにするためのポンポンボールに小さな造花を飾って完成です。
挿しにくいときは目打ちで穴を空けたり、接着剤で付けたりすると安定感が出ます。
造花の代わりに花をフェルトで手作りするのもかわいいので、ハンドメイドが得意な人は試してみてください。
【工作2】布を巻いて作る花かごの材料
- ペットボトルキャップ1個
- 布やフェルト、布テープなど
- ポンポンボール(2cmくらい)などの詰め物
- ボンドや接着剤
- 小さい造花やドライフラワー
- ハサミ
- 両面テープ
作り方【1】ペットボトルキャップに両面テープを貼り、側面に布を巻く
手芸用の布テープだと直接貼れて便利ですが、ない場合はキャップに両面テープを貼って、側面を布でカバーします。
キャップに布を巻くときは、半分に折ってキャップに被せながら巻いていくときれいに仕上がります。
巻いていて余った布は切り込みを入れてキャップの中に折り込んでください。
作り方【2】キャップの底に厚紙に布を貼ったものを重ねる
見映えを良くするために、ペットボトルキャップの底にも布を貼り付けましょう。
キャップのサイズに厚紙を切り、布は厚紙よりも少し大きめに切っておきます。
布ののりしろを厚紙に折りこみ、キャップの底に合わせてボンドで貼り付け。
細かい作業ですが、高齢者の手指の運動にもなるので丁寧に行いましょう。
作り方【3】側面をかわいくアレンジしたらポンポンボールを入れる
側面を布テープなどでアレンジしたら、土台となるポンポンボールをかごに入れましょう。
100均などで購入できる2.5cmのポンポンボールだと、ちょうど良いサイズ感に。
側面の色に合うポンポンボールを選ぶと、統一感が出ておしゃれにまとまります。
作り方【4】造花などをポンポンボールに挿して完成
最後に造花やデコパーツをポンポンボールに挿せば、ペットボトルキャップで作る大人向けの花かごの完成です。
色の組み合わせなど配置を考えながら挿していくことで、おしゃれに仕上がります。
挿しにくいときは目打ちで穴を空けたり接着剤で付けたりすると安定するでしょう。
ペットボトルキャップ花かごのアレンジアイデア
おしゃれなペットボトルキャップの花かごができたら、個性を出すために少しアレンジしてみましょう。
ここでは、高齢者のレクリエーションにもおすすめの大人向けのアレンジアイデアを紹介します。
小物入れ
外側に紙紐、内側に布を貼って作る大人の小物入れアイデア。
クリップや安全ピンを入れたり、指輪やピアスなどのアクセサリーを入れたりとさまざまな使い方ができます。
写真のように、左右に持ち手を付けてもおしゃれです。
ピンクッション
こちらは花かご工作をピンクッションにするアイデアです。
布に綿を入れてボールを作ったら、ボンドを使って花かごに接着するだけ。
ピンクッションなら、施設での高齢者のレクリエーションとして手芸をする際にも使えます。
ペットボトルキャップのおしゃれな帽子マグネットの作り方
次に、おしゃれな帽子型マグネットの作り方を紹介。
ペットボトルキャップ工作に挑戦したい大人はぜひ参考にしてみてください。
ペットボトルキャップで作る帽子マグネットの材料
- ペットボトルキャップ1個
- 布やフェルト
- 装飾用のリボン
- 厚紙
- ボンドや接着剤
- ハサミ
- マグネット
作り方【1】帽子のつば用2枚、トップ用1枚、側面用1枚の型紙を用意する
帽子マグネットを作る前に、まず型紙を用意します。
直径5cmの円(トップ用)、直径5.4cmの円2枚(つば用)、横11cm・縦2.5cmの型紙(側面用)を作成しましょう。
トップとつば用はサークルカッターを使うときれいにカットできます。
作り方【2】つば用の型紙にのりしろを残して布を切り、2枚重ねて貼る
次に、3種類の型紙をもとに布を切っていきます。
つば用の2枚の布だけのりしろを残してカットし、それぞれボンドで型紙に貼り付けます。
貼り付けた2枚をさらにボンドで重ねたら、帽子のつばの完成。
トップ用と側面用は、型紙サイズぴったりに切りましょう。
作り方【3】重ねたつばの上に両面テープでマグネットを貼り付ける
出来上がったつばの中央に、両面テープでマグネットを貼り付けます。
このとき、マグネットの上にも両面テープを貼っておきましょう。
テープが大きすぎるとトップを被せたときにはみ出るため、小さめに貼るのがポイントです。
作り方【4】ペットボトルキャップに綿をボンドで付け、トップ用の布で包む
次に帽子のトップに丸みが出るよう、ペットボトルキャップに綿をのせ、トップ用に切った布を被せて包みます。
外側から見える部分なのできれいに、丁寧に作業してください。
間に挟む綿の量は欲張らず、包みやすいように少なめにするのがおすすめです。
作り方【5】側面の布をキャップに貼り、余った布は中に折り込む
側面用にカットした布をペットボトルキャップのサイドに貼っていきます。
あらかじめ布の長辺を片方折っておき、折った側が上に来るように巻くのがコツ。
これによって見映えが良くなります。
余ってしまった布はキャップの中に折り込んでおきましょう。
作り方【6】トップの下にリボンを巻き、キャップの内側にフェルトを巻いてのりしろを作る
ここまで来たら、帽子のトップの下にリボンを巻いて仕上げに入ります。
巻くリボンとは別に、帽子のつばにトップをのせてから装飾用のリボンを貼る方法もおすすめです。
リボンを付けたら、キャップの内側にフェルトを巻いてのりしろを作り、切り込みを入れておきましょう。
作り方【7】のりしろを中にしまうようにトップをつばに被せ、乾いたら完成
最後に、のりしろを中にしまうようにしてトップをつばにのせ、ボンドで固定します。
その際、つばはマグネットが付いた面を上にし、両面テープをはがしてから重ねましょう。
付けてすぐは取れやすいので、軽くトップを押しながら固定すると安心。
装飾用のリボンを付ける場合は、細い両面テープやボンドを活用しましょう。
ペットボトルキャップマグネットのアレンジアイデア
帽子型マグネットの作り方がわかったところで、アレンジアイデアも見ていきましょう。
個性的でおしゃれなアイテムを作ってペットボトルキャップ工作を楽しんでください。
つばの形を変えてキャップにするアレンジも
こちらは帽子マグネットのデザインをハット型ではなく、キャップ型にするアイデア。
真っ黒な布を使えば昔の学生帽風に、紙紐を使えば麦わら帽子風にもなり夏っぽさを演出できます。
ハットやキャップだけでなくハンチング風にするなど、応用してさまざまな形、素材の帽子マグネットを手作りしてみましょう。
ストラップやブローチピンを付ける
マグネットの代わりに、ストラップやブローチピンを取り付けるアイデアもおすすめ。
アイデア次第でオブジェとしてはもちろん、大人のおしゃれなアクセサリーも作れます。
かんざしや帯飾りにするなら、布を和柄にするなどデザインにもこだわってみてください。
まとめ
高齢者でも楽しく作れる、大人のペットボトルキャップ工作を紹介しました。
大人向けの材料を選び、ディテールにこだわれば、おしゃれな工作も可能です。
また、今回は花かごとマグネットをメインに紹介しましたが、作り方をアレンジすれば色々な小物を手作りできます。
ハンドメイド好きの人は、自分なりのアレンジを加えて個性豊かな工作を楽しんでください。