ヒートガンの代用品5選 ドライヤーで代用可能? おすすめのヒートガンも紹介

※本ページにはプロモーションが含まれています
塩ビパイプの曲げ加工、ステッカー剥がし、塗装の乾燥など、さまざまな作業に活躍するヒートガン。
ドライヤーとの違いを疑問に思う人もいるでしょう。
この記事では、ヒートガンとドライヤーは何が違うのかといった疑問解消の他、ヒートガンがなくても、家のもので代用できるアイテムを解説。
記事の後半では、おすすめのヒートガンを紹介します。
ヒートガンとドライヤーの違いは?
温風が出るという点で、似たような機能を持つヒートガンとドライヤー。
形も機能も似ているふたつですが、その違いは排出温度にあります。
ヒートガンは物の加工や作業に使用するもので、排出温度は300°C~600°Cにもなる高温です。
一方、ドライヤーは吹き出し口から3cmのところが140°Cと、ヒートガンに比べると低い仕様。
JIS規格で排出できる温度が決められています。
ヒートガンの代用品はコレ!
ヒートガンが無い場合は自宅にあるアイテムで代用可能な場合があります。
それぞれの特徴を確認し、安全に代用しましょう。
ドライヤー
塗ったもの、貼り付けたものなど、何かを乾かすのに向いているのがドライヤーです。
家庭に1台は置いてあるような身近なもので、新たに購入する手間がないというのも特徴。
ヒートガンでは温度が高すぎて、素材を溶かしてしまうといった際にもおすすめです。
ライター・チャッカマン
ドライヤーと同様に家庭に置いてあることが多く、気軽に手に入るライターやチャッカマン。
ヒートガンと同様、高温にすることも可能ですが、素材が焦げてしまう可能性があるので注意が必要です。
素材の状態を見極めながら行えば使えます。
ターボライター
高温の青白い炎を瞬時に出せるターボライター。
燃焼に最適なガスを使用しており、通常のライターよりもパワフルに燃焼します。
また風の影響を受けにくい点もターボライターならでは。
簡単な作業には、ヒートガンの代用として使用できるでしょう。
ガスバーナー
ガスバーナーは炎を出すことで熱風を発生させられるもので、ガストーチと呼ばれるものは車の修理などにも用いられます。
ガスボンベを使用するため、安全に配慮する必要がありますが、ヒートガンより高温を出すことも可能です。
エンボスヒーター
レジン液の気泡の除去などに用いられることが多く、250°C程に設定されているエンボスヒーター。
先端が細かい作業に向いている形状となっており、余計な風を出すことなく作業がはかどります。
熱風を細かく当てたい人におすすめです。
よく使うならヒートガンがおすすめ
塩化ビニルなどの素材の曲げ加工、はんだごての代わり、ステッカー剥がし、塗装の乾燥など、ヒートガンが活躍するシーンが多い場合は、ヒートガンを備えておくのがおすすめ。
使用頻度、用途が幅広い場合は、色々と使えるヒートガンが便利です。
ヒートガンおすすめ5選 コード式
一般的なコード式のヒートガンのおすすめ商品を紹介します。
主に家の中で作業を行う、庭でも電源を確保できるという人におすすめです。
マキタ (makita) ヒートガンAC100V用 HG6031VK
軽量かつ縦置きができる仕様 マキタカラーでおしゃれなデザイン
国産で安心の、マキタのヒートガン。
グリーンブルーのような色味が目を惹くカラーリングです。
9段階で温度調整が可能なダイヤル付き。
軽量かつ縦置きができる仕様で、作業しやすいのも特徴です。
保管や持ち運びに便利なケースが付いています。
- 外形寸法 幅8.5cm 奥行25.7cm 高さ20.6cm
- 重量 0.67kg
- 温度 50度~550度
ヒートガン ホットガン 無段階調温 2段階風量
5種類のノズル付き 作業に合わせて適切な形状にカスタマイズ
熱収縮チューブ加工のように、両手で作業する際に便利な自立式のヒートガンです。
電気用品の安全法、日本PSE認証を取得しており、安心して使えます。
調温は無段階、風量は2段階で調整可能。
ノズルが5種類ついており、作業に合わせて適切な形状にカスタマイズできるのが魅力です。
- 温度 50度~650度
白光 (HAKKO) ヒーティングガン 工業用ドライヤー 高温・高風速タイプ 883-13
最高温度500°C 高いモーター性能で色々な作業に重宝
白光の他機種に比べ、3倍以上の風速を誇る高いモーター性能が特徴のヒートガンです。
最高温度は500度。
パテ剤を使った自動車の補修や、塩ビパイプの曲げ加工、水道管や機械類の加熱など、さまざまな作業に使えます。
熱量が必要な人におすすめです。
- 外形寸法 幅26cm 奥行7.5cm 高さ19cm
- 重量 0.75kg
- 温度 500度
高儀 (takagi) EARTH MAN ヒートガン 小型 HG-1450A
種類豊富なノズルがセット 幅広い作業に対応するヒートガン
ワイド、ヘラ型、フックなど豊富なノズルがセットになっている高儀のヒートガン。
さまざまなノズルを活用して、幅広い用途に対応できます。
曲げ加工、塗料の乾燥、シュリンク包装など、熱量を利用した色々な作業が可能です。
- 外形寸法 幅24.5cm 奥行8cm 高さ19.5cm
- 重量 0.6kg
- 温度 500度
ハイコーキ (HiKOKI) ヒートガン RH600T
急速冷却機能付きで後片づけが簡単 シンプルなスイッチ操作も魅力
電動工具のプロ専門店、ハイコーキのヒートガンです。
温度や風量は、2段階で切り替えができます。
高温・低温、強風・弱風と、スイッチで簡単に切り替え可能です。
加熱包装、シールはがし、塩ビ板曲げ加工など、さまざまな用途に使用できます。
急速冷却機能付きで、作業後、高温の材料やノズルの取り外しが可能です。
- 外形寸法 幅24.5cm 奥行8.3cm 高さ25cm
- 重量 0.57kg
- 温度 50度~500度
ヒートガンおすすめ4選 充電式
電源のない外でも作業が可能な充電式。
外で作業することが多い、持ち運びに便利なものが良いという人はぜひ充電式をチェックしてみてください。
ハイコーキ (HiKOKI) 18V コードレスヒートガン RH18DA
電池残量や出力温度は便利な液晶表示 縦置き可能で両手作業も楽々
液晶画面で温度設定が可能なハイコーキのコードレスヒートガン。
液晶には出力温度や電池残量が表示され、温度調整ボタンも液晶の近くに付いています。
風量や温度の調整はスイッチで簡単に可能。
両手で作業できる縦置きができます。
- 外形寸法 幅16.5cm 奥行7.8cm 高さ26.8cm (BSL36A18装着時)
- 重量 1.3kg (BSL36A18装着時)
- 温度 30度~550度
マキタ (makita) 充電式ヒートガン HG181DZK
環境温度から550度の高温まで無段階で調整が可能なコードレスヒートガン
コードレスで550°Cの高温出力が可能なマキタの充電式ヒートガン。
環境温度から550°Cまで、無段階で調整を行えます。
1回の充電で連続運転時間は20~30分ほど。
カッティングシートの伸ばし、シール剥がしなどさまざまな作業に使えます。
- 外形寸法 幅17.3cm 奥行7.9cm 高さ25.5cm
- 重量 1.3kg
- 温度 環境温度~550度
高儀 (takagi) EARTH MAN SHARE LINK 18V充電式ヒートガン SL-HG550-A
3つのノズルでさまざまな加工・作業を行える充電式ヒートガン
3つのノズルがセットで幅広い用途に使用できる高儀の充電式ヒートガン。
シュリンクフィルムの収縮、熱収縮チューブの加工、パイプの曲げ加工など、3つのノズルでさまざまな作業を行えます。
約550°Cまで温風を排出できます。
- 外形寸法 幅17cm 奥行7.1cm 高さ21cm
- 重量 0.65kg
- 温度 約550度
アストロプロダクツ (ASTRO PRODUCTS) DC18V 充電式 ヒートガン
細かいところも広い範囲もノズルの付け替えで作業がスムーズに
細かい部分に温風を当てるスポットノズル、均等に風を当てるワイドノズル、曲げ加工などに便利なベントノズル、3種類のノズルがセットになった充電式のヒートガンです。
LEDライト付きで、手元が見えづらい作業場にもおすすめ。
最高で500°Cの熱風を吐き出します。
- 外形寸法 幅16.5cm 奥行7.2cm 高さ20.5cm
- 重量 0.63kg
- 温度 500度
まとめ
ヒートガンとドライヤーの違いや代用品、プロも愛用する電機工具メーカーのヒートガンなどを紹介しました。
配線を気にせず作業できるコードレスタイプ、電池切れの心配が少ない有線タイプなどがあるため、それぞれ使用シーンや作業内容に応じて適切なものを選んでみてください。
家に代用できるものがあれば、代用品も試してみるといいでしょう。