【服を見せる収納のほこり対策も】おしゃれなオープンクローゼットの作り方
KEYWORD
ワンルームなどの狭い部屋でもおしゃれに服を収納できるオープンクローゼット。
DIYで楽しむ人も多いですが、市販の収納ラックをうまく使えばDIYをしなくても簡単に見せる収納が作れます。
今回は、オープンクローゼットにおすすめの収納ラックやその作り方、アイデアを紹介。
見せる収納にすれば、服の出し入れがしやすく、おしゃれなインテリアにもなります。
オープンクローゼットが気になる人はぜひ参考にしてください。
服をおしゃれに飾って見せる「オープンクローゼット」とは?
オープンクローゼットとは、扉や目隠しのないシェルフなどを使って洋服を見せる収納にする方法のこと。
扉がない分出し入れがスムーズにでき、片付けやすいというメリットがあります。
また、ショップのようにおしゃれに服を飾りながら収納でき、インテリア性もアップ。
DIYしなくても市販の商品を組み合わせれば、自分好みのオープンクローゼットができるのも魅力です。
オープンクローゼットのメリット
まずはオープンクローゼットのメリットについて紹介します。
オープンクローゼットは、服が見やすくなってコーディネイトが楽になるほか、収納の少ない部屋にも最適です。
手持ちの服が一目で分かる
あえて目隠しをせずに服をディスプレイするオープンクローゼット。
そのため自分がどんな服を持っているのか確認しやすく、うっかり似たような服を買ってしまうのを防げます。
また、子供服をオープンクローゼットに収納すれば、自分の服を把握できる上に片付けがしやすいという点もメリットです。
全身のコーディネイトがしやすい
服のコーディネイトを考える時にもオープンクローゼットは便利。
手持ちの服が分かりやすいため、組み合わせもスムーズに決まります。
また、近くに姿見を置いておけば、ショップのように服を合わせられるのも魅力です。
収納が少ない部屋にも最適
クローゼットや押入れなどの収納が少ないワンルームのような部屋にもオープンクローゼットがおすすめ。
インテリアとして服を見せる収納にしてしまえば、チェストやワードローブといった圧迫感のある家具を用意する必要もなく、狭い部屋も広く見せられます。
オープンクローゼットのデメリット
オープンクローゼットのデメリットはなんなのでしょう。
メリットとあわせて考え、自分なりに使いやすい方法を見つけてください。
服の量に合わせてすっきり収納するのが難しい
オープンクローゼットを作る場合、畳んで収納する服やハンガーに掛けて吊るす服など、手持ちの服の量に合わせて収納を組み合わせなければなりません。
市販のラックだけではうまく収まらない場合もあるため、DIYで工夫する必要がでてくることもあります。
服のほこりが気になる
オープンラックはどうしてもほこりの影響を受けやすいのがデメリット。
そのため、あまり着ない服はオープンクローゼット以外のところに収納したり、ほこりがかぶりにくいよう目隠しスペースを作ったりするといいでしょう。
また、こまめにほこりのケアをするなどの対策も必要です。
オープンクローゼットでのほこり対策
オープンクローゼットでも、極力ほこりをためないようにする予防策はあります。
高い位置にハンガーをかける方法です。
ほこりは低い位置に溜まりやすいため、天井に近いほど影響を受けにくくなります。
棚の低い部分も有効活用したい場合は、収納ボックスを合わせて使うことがおすすめです。
それでも、生活をしているとほこりは出てしまうもの。
オープンクローゼットに掛けている服はこまめにメンテナンスするようにしましょう。
飾っている服の掃除には洋服ブラシがおすすめ
DIYだけじゃない! 市販のラックで作れるオープンクローゼットのアイデア・実例
DIYをせずに市販のラックを使うオープンクローゼットの作り方を実例で紹介します。
ショップのようにおしゃれに、見せる収納を実現したい時の参考にしてください。
スチールラックを利用
スチールラックは棚の数や間隔を自由にカスタマイズできて、手持ちの服の量や種類に合わせたオープンクローゼットが作れます。
作り方も簡単で、追加パーツを気軽に揃えられるのも取り入れやすいところ。
無機質な印象で、シンプルなインテリアにもぴったりです。
オープンラックを利用
ラック1台でアウターからボトムスまでしっかりと収納されていて、機能的なオープンクローゼットになっています。
こちらのアイデアはデスクとオープンラックが統一されたデザインで、まとまりのあるインテリアになっているのもポイント。
ハンガーラックを利用
こちらはハンガーラックを使ってディスプレイ感覚で服を収納するアイデア。
隣に置いたミニラックはバッグを見せる収納にしていて、雑貨を組み合わせることでショップのようなディスプレイになっているのが魅力です。
突っ張りハンガーラックを利用
突っ張り式のハンガーラックを組み合わせて機能的なオープンクローゼットを作ったおしゃれなアイデア。
服をギュウギュウに詰め込まず、スペースに余裕を持たせていることでショップさながらの見せる収納を実現しています。
カラーボックスを利用
こちらはカラーボックスを組み合わせたオープンクローゼットの作り方です。
服の種類ごとに仕分けながら収納できるため、出し入れもスムーズ。
ボックスの上にはコスメやアクセサリーをきれいに並べていて、ここだけでコーディネイトが完成します。
多目的シェルフを組み合わせる
こちらはポール付きのウォールシェルフを取り付けて、オープンクローゼットにするアイデア。
ハンガーに掛けて吊るす収納と、畳んで置く収納を組み合わせていて、クローゼットの中のような機能的な収納システムになっています。
オープンクローゼットにおすすめの収納ラック10選
それではここで、オープンクローゼットにおすすめの収納ラックを紹介します。
デザインや大きさ、収納量にあったものを選び、オリジナルの作り方でオープンクローゼットを楽しんでみてください。
ニトリ (NITORI) スチールラック STANDARD 3段
便利なスチールラックで簡単オープンクローゼット
ニトリから、3段タイプのスチールラックを紹介。
幅や高さを選べるほか、別売りの棚板やキャスターを追加すれば、自分なりの作り方でオープンクローゼットにアレンジすることができます。
カラーは定番のシルバーのほかにモノトーン色も揃っていて、インテリアテイストに合うものが見つけやすいのもおすすめのポイントです。
- 外形寸法 幅64.5cm 奥行29.5cm 高さ115.5cm
- 素材 スチール
アイリスオーヤマ (IRIS OHYAMA) メタルシェルフ SE-1218
キャスター付きのメタルシェルフなら模様替えの時も楽
アイリスオーヤマの定番人気商品であるメタルシェルフです。
大きなサイズのため大容量のオープンクローゼットを作りたい時におすすめ。
こちらはオプションパーツが豊富で、フックやバスケットなどを使えば、小物もすっきり収納できます。
さらに、突っ張りポールで支えれば耐震対策ができて、たくさん収納しても安心して使えます。
- 外形寸法 幅120cm 奥行46cm 高さ183cm
- 素材 スチール
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ニトリ (NITORI) シェルフ N ステイン 1680 BR
ヴィンテージ服はダメージ加工風のおしゃれなシェルフに
ヴィンテージテイストがおしゃれなニトリのシェルフです。
ダメージ風の棚板と黒いフレームがインダストリアル風のインテリアにぴったり。
また、ニトリのステインシリーズは、シェルフのほかにもテレビボードやローテーブル、ソファなど豊富な商品が揃うのが魅力。
部屋をトータルでコーディネイトしたい時にもおすすめです。
- 外形寸法 幅80cm 奥行40cm 高さ160cm
- 素材 プリント紙化粧パーティクルボード
ドウシシャ (DOSHISHA) ラスティア (Rustier) ヴィンテージ調 オープンシェルフ RT8012-OP
靴下やタオルなど小物も収納しやすいオープンラック
家電やインテリア用品など幅広い商品を手掛けるドウシシャのオープンシェルフ。
こちらはヴィンテージテイストでガレージ風インテリアなどに合わせやすいデザインです。
ボックスが3つ付属していて、靴下などの細かい衣類も一緒に収納可能。
また、サイドがメッシュパネルになっているため、フックを使ってアクセサリーやバッグを吊るすのもおすすめです。
- 外形寸法 幅83cm 奥行26.5cm 高さ120cm
- 素材 スチール、プリント紙化粧パーティクルボード、合成樹脂化粧繊維板、ポリエステル、板紙
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エア・リゾーム (Air Rhizome) アロカシア (Alocasia) ワイドタイプ fub-ap100
ワンルームに置きたいナチュラルな天然木製ハンガーラック
ナチュラルなインテリアによく合う、天然木で作られたハンガーラックです。
ショップのようにおしゃれにディスプレイしつつ、すっきりと服を収納したい時にぴったり。
こちらは下には棚が付いているため、畳んだ服の収納も可能です。
両サイドにポールが伸びていて、帽子やバッグ、ベルトなどを引っかけておけるのも使いやすいポイント。
- 外形寸法 幅100cm 奥行45cm 高さ147.8cm
- 素材 ラバーウッド
アイリスオーヤマ (IRIS OHYAMA) スタイルハンガー2WAYタイプ プレミアム ボード1枚+ラック付き PI-B3
帽子やバッグもディスプレイできるオープン収納ラック
こちらのアイリスオーヤマ製ハンガーラックは、掛ける収納と置ける収納が1つになったタイプ。
木製棚板とスチールフレームのコントラストがおしゃれで、インテリア性をアップしてくれます。
また、ハンガーパイプから下の板までは127cmあり、ロングのコートやワンピースも掛けやすいデザイン。
ハンガーのみのタイプもあり、組み合わせて自分なりのオープンクローゼットにアレンジすることもできます。
- 外形寸法 幅101.1cm 奥行40cm 高さ150cm
- 素材 スチール、パーティクルボード
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Liv House ツインハンガーラック
服や小物をたくさん収納できる大容量のハンガーラック
大容量の服が収納できるハンガーラックです。
ポールが2本あるためハンガーを使った掛ける収納がたくさんでき、それぞれの高さを変えれば服の長さに合わせて仕分けできます。
また、ポールは左右に広げられて、服が増えた時も安心。
さらに、引き出しが4杯あるためニットや小物の収納もしやすく、キャスター付きで掃除しやすいのもメリットです。
- 外形寸法 幅85.5cm~140cm 奥行42cm 高さ125cm~168cm
- 素材 スチール、PP
山善 (YAMAZEN) 天井突っ張り式 ハンガーラック 2段幅伸縮式 WJ-775
壁一面をオープンクローゼットにできるつっぱりタイプのハンガーラック
壁面に大きなオープンクローゼットを作れる突っ張り式のハンガーラックです。
狭い部屋でも天井までのスペースを有効活用して、大容量の服を収納できるのがメリット。
耐荷重は上下ともにそれぞれ30kgあるため、重たいアウターもしっかり掛けられます。
手の届きにくい上段の服を上げ下げしやすいように、引っかけ棒が付属しているのも使いやすいポイント。
- 外形寸法 幅97.5cm~166cm 奥行9.5cm 高さ140cm~280cm
- 素材 スチール、ABS樹脂、ポリプロピレン、ゴム
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アイリスオーヤマ (IRIS OHYAMA) カラーボックス CBボックス 3段 CX-3
子供部屋や一人暮らしの服収納におすすめのカラーボックス
こちらはアイリスオーヤマのカラーボックス。
サイズのバリエーションが豊富なため、部屋のスペースや収納したい服の量に合わせて組み合わせられます。
また、こちらのカラーボックスは専用のオプションパーツも豊富。
バスケットや引き出し、キャスターなどを使って簡単なDIYをすれば、自分なりの作り方でオープンクローゼットをアレンジできます。
- 外形寸法 幅41.5cm 奥行29cm 高さ88cm
- 素材 プリント紙化粧パーティクルボード、MDF
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森田アルミ工業 (Moritaalumi Industry) 多目的シェルフ ウォーリー (WALLY) 1650 バーチ
省スペースに取り付けられるポール付きウォールシェルフ
ナチュラルなデザインでインテリア性が高い、ポール付きのウォールシェルフです。
シェルフの上にはバッグや帽子を置いて、ポール部分に服を掛ければ、簡単におしゃれ仕様の見せる収納が完成します。
壁に取り付けるタイプは部屋が狭くならないのが魅力で、取り入れやすいのもポイントです。
いくつか組み合わせて、オリジナルのオープンクローゼットにするのもおすすめ。
- 外形寸法 幅165cm 奥行26.2cm 高さ8cm
- 素材 アルミ押出材、ABS樹脂、PVC、スチール
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服をおしゃれに飾る、見せる収納の作り方のポイント
おしゃれなオープンクローゼットを目指したい時に、いくつか気を付けておきたいポイントがあります。
まるでショップのような、見せる収納の作り方のコツを紹介しましょう。
服の詰め込み過ぎに注意
ギュウギュウに服を詰め込んでしまうと、いくらおしゃれなシェルフやラックを使っても雑然とした印象になってしまいます。
おしゃれな見せる収納を目指すためには、余裕を持った収納を心掛けましょう。
ゆとりがあれば見た目もよくなり、出し入れしやすくなるなどのメリットもあります。
収納アイテムを統一する
いくつかの収納アイテムを組み合わせる場合は、統一したデザインにすることが大切です。
収納ボックスやハンガーなどの小物を同一シリーズで揃えたり、色を揃えたりすることで統一感がうまれ、おしゃれな見た目になるでしょう。
目隠しスペースを作る
細々したものや肌着など見せたくないものを収納する時のために、目隠しスペースを作るのも大切です。
全てのアイテムが見える状態だとごちゃごちゃした印象になる場合もあります。
収納ボックスやカゴ、目隠し布などを使って見えない部分を設けておくと便利です。
まとめ
いかがでしたか。
おしゃれに洋服を収納できるオープンクローゼットの作り方とおすすめ商品を紹介しました。
ショップのように服を飾りながら収納したい時は、ぜひオープンクローゼットを作ってみましょう。
DIYしなくても市販の商品を組み合わせるだけで、部屋のスペースや服の量に合わせた収納が完成します。
自分なりの作り方でアレンジできる楽しみもあるため、この機会にぜひオープンクローゼットを検討してみてください。