パターマットおすすめ11選 ゴルフの練習に便利な防音仕様や自作方法も紹介

スコアの40%を占めるというパッティング。
上手な人は少ないパット数にまとめてきます。
パッティング練習を自宅でいつでも行えるパターマットが、気になっている人もいるのではないでしょうか。

今回は、パターマット工房やタバタゴルフといったメーカーをはじめ、Amazonや楽天でも買えるおすすめのパターマットを紹介。
あわせて選び方や自作のアイデアも解説します。
ぜひ商品選びの参考にしてください。

そもそも「パッティング」って何?ゴルフにおけるパッティングの打ち方や芝目の読み方も紹介

パッティングとは、ゴルフの最終コースである「グリーン」というエリアで、ホール(カップ)にボールを入れるショットのこと。
このショットに使われるクラブを「パター」と言います。
パターは、他のショットとは打ち方が大きく違うため、独自のパッティング練習が必要です。
芝が白っぽく見える場合は「順目」、色が濃く見える場合は「逆目」。

芝目が読めるようになると、「逆目だから少し強めにパターを打とう」といった判断ができます。
また例えホールまで10cmであっても、1打は1打。
何度も打てばスコアに影響するため、自宅で練習を積み重ねるのがベストです。
パッティングのスタンスは狭く、体や手首に余計な動きをつけないのがポイント。

パッティングの舞台となるグリーンとは?プレーヤーが火花を散らす場所

グリーン上のカップにボールを入れると各ゲームが終わります。
いわば、グリーンは「ゴルフのゴール地点」。
勝負が決まるこの場所は特に、プレーヤー同士の熾烈な戦いが繰り広げられます。
傾斜があったり、芝がきめ細かく整備されて平らだったり、山のように盛り上がっていたりと、グリーンのパターンはコースによりさまざま。

プロのゲームを見ていると卒なくこなしているように見えますが、パッティングにはカップまでの距離、風向き、傾斜角度といった緻密な計算と繊細な技術が必要です。
それには、実践とパターマットを使った事前練習が有効。
パターマットの下にタオルを敷いて傾斜を自作するなど、本番を想定した練習も可能です。

グリーンを再現した最高の練習台!スコアアップも狙えるパターマットとは

パターマットとは、コースのグリーン部分をコンパクトに切り取った、ゴルフの練習グッズのこと。
自宅にいながらいつでもパッティングの練習ができ、上達スピードが速まります。
パターマットにもいろいろとあり、芝の状態、傾斜の有無、長さは商品によりさまざま。

長いパターマットを使ってカップまでの距離を掴む練習や、傾斜のあるグリーンを想定した練習など、思い思いの練習をすることが可能。
自分の苦手を克服したい人やスコアアップを目指す人におすすめのアイテムです。

パターマットには傾斜有りのタイプと平坦なタイプがある

パターマットの大まかな種類は、傾斜のあるものと平らなものの2つ。
傾斜付きはカップの手前に坂があり、ボールを入れるタッチが身に付きます。
パッティングはオーバー目に打つのがコツとも言われています。
そのため傾斜付きのパターマットでジャストタッチで入るようになると、平坦なグリーンでオーバー目に打つ感覚が養われ、パッティング成功率もアップ。

打ったボールを取りにいかなくとも、転がって戻ってくるのも傾斜タイプのメリットです。
一方、平坦なものは距離感を掴む練習に最適。
他にも、タオルや雑誌を下に敷いて傾斜を付けて練習したり、途中でボールを止める練習をしたり、アレンジ次第で練習のバリエーションを増やせます。

パターマットを使った練習が効果的な理由は?

パターマットでの練習が効果的と言われるのは、実践に近い練習ができるから。
芝特有のボールの転がりや摩擦を人工芝などを使って再現したパターマットであれば、いざグリーンに出たときにも練習で身に付いた感覚を発揮できます。

絨毯や畳の上でもスイングの練習は可能ですが、材質によりボールの軌道や回転は大きく異なります。
スコアアップ、パッティング精度の向上を図るのであれば、やはりパターマットを使った実践に近い練習が効果的と言えるでしょう。

種類もいろいろ!パターマットの選び方

自分に合ったパターマットや、あると嬉しい機能とは何なのでしょうか。
ここでは、パターマットを選ぶ際に参考にしてほしい選び方のポイントを紹介します。

練習の目的や用途に合わせたパターマットの傾き加減で選ぶ

スコアアップに欠かせないショートパットは、30cm程オーバータッチで打つのがコツ。
傾斜がある場合は強めに打たないと坂を超えられないため、必然的に力加減を掴む練習ができます。
平らなものは距離を掴んだり、目指した位置にボールを止める練習ができたりと、細かい修正におすすめ。
練習目的に合うタイプを選びましょう。

初心者?上級者?短いものや長いものなど自分のレベルに合わせた長さで選ぶ

パターマットは長いものほど上級者向きです。
初心者がいきなり長いものを使うと、力加減がわからないため強張ってしまいフォームが安定しません。
初心者は慣れてきた頃を想定して、2~3mくらいの短いサイズを選ぶといいでしょう。
フォームが安定している中・上級者は、距離感を養うためにも3m以上を選ぶのがおすすめです。

パターマット工房やタバタ、ミスターゴルフなどのメーカーで選ぶ

練習の質を高めるには、練習道具もそれなりに質の良いものを使うことが大切。
パター練習専用メーカー「パターマット工房」や、プロゴルファーとの共同開発グッズなども扱うゴルフメーカー「タバタ」、高級パターマットの「ミスターゴルフ」など、商品選びに迷ったときは、メーカーで選ぶのもひとつの手です。

防音効果や静音性があるものなど、機能性で選ぶ

集合住宅で、隣人や下の階の住人に配慮したい場合は、防音仕様や静音仕様のパターマットがおすすめ。
パッティング練習の際に生じる音は騒音とまではいきませんが、集合住宅となるとボールが転がる音、カップに落ちる音などはケアが必要。
赤ちゃんやペットなど、音に敏感な家族と暮らしている場合も、防音効果はあると嬉しい機能です。

本番の環境を想定して芝の長さで選ぶ

ゴルフにおいて、芝の長さはコースによってさまざまです。
短い芝はボールの転がりが速くなり、芝が長いと遅くなります。
上級者の中には、あえて芝の長いパターマットを選んでスキルアップに臨む人もいるほど。
短い芝は微細な修正が可能なため初心者にもおすすめですが、短いものと長いもの、それぞれひとつずつ持っておくのも良いかもしれません。

マット上にガイドラインがついているかどうかで選ぶ

ガイドラインは、真っすぐショットを打ちたいときやパットの角度を修正したいときなどに便利です。
また、カップまでのラインを読むのにも重宝します。
中には、パターヘッドのふり幅が記載されているものなども。
ガイドラインがあることで練習の質が高まります。

練習器具や第二カップなどの付属品が充実しているものを選ぶ

ゲーム性のあるパターマットであれば、楽しく練習を重ねられます。
カップの30cm先に第2カップが用意されているものやスコアボード付きで得点を競えるものなど、応用練習となるオプション機能にも注目してみましょう。
家族や仲間との練習も盛り上がるはずです。

実はハンドメイドも可能!パターマットの自作方法

パターマットは、ホームセンターなどで材料を調達して自作することも可能。
実際、部屋の一画に自作グリーンを設置しているプレーヤーは意外と多いです。
では、自作パターマットの一例を紹介しましょう。
少し厚めの板、ラバーなどのクッション材、芝、強力な両面テープを用意します。

芝の好みの位置に「ゴルフボール2個+2cm(ピンの幅)」直径の円を下書きし、カッターでくり抜きます。
板を一番下に、すべてを接着すれば完成です。
雑誌やタオルで傾斜をつけてもOK。

質の良い人工芝を使えば、おもりを使って芝目を付けることもできます。
自分の好きなサイズ、好きな芝の長さ、機能性を自由に追加できるところが自作の魅力です。

使うシーンや練習目的に合わせて選べる!Amazonや楽天のおすすめパターマット11選

Amazonや楽天、Yahooといったネットショッピングでも気軽に購入できる、おすすめのパターマットを紹介。
短いタイプやパターマット工房の防音タイプなど、おすすめメーカーの商品も多数紹介します。

タバタゴルフ (Tabata GOLF) マルチカップ パットの極意 GV0138

音でパッティング練習できる、平面仕様のパターマット

藤田寛之プロもおすすめする、タバタゴルフの「パットの極意」。
4mmのボール穴が空いたマルチカップを使って、いろいろな練習を行える比較的短いサイズのパターマットです。
壁打ちで安定した振りとリズムを身につけたり、戻ってくるボールの音で「耳で聞くパッティング」練習したりと万能です。

• 外形寸法 幅22.5cm 長さ120cm

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amazonで見る3,609円
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パターマット工房PROゴルフショップ 45cm×3m SUP ER-BENT パターマット SB45-300

日本のベント芝を想定して作られた、順目と逆目で練習できるパターマット

パターマット工房が本芝にこだわり、徹底的に再現したベント芝が特徴のパターマット。
密度が濃くやわらかいベント芝は、繊維がカールしていて本物の芝のようにボールが多方向に軌道を描きます。
打つ方向を変えれば、順目と逆目どちらも練習可能。
さらに防音設計のため、集合住宅でも安心です。

• 外形寸法 幅45cm 長さ300cm
• マットの材質 スーパーベント繊維

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amazonで見る3,980円
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パターマット工房PROゴルフショップ パット練習システムSB 45cm×3m SYSTEM-SB-45-300

パターの精密な軌道を練習できる、まっすぐぱっど付きのパターマット

繊維の加工から製造まで日本産、パターマット工房の「パット練習システム」。
こちらも、パターマット工房の魅力であるベント繊維を使っています。
真っすぐなストロークが身に付く「まっすぐぱっと」と、オーバータッチが身に付く「距離感マスターカップ」の練習器具付き。
防音仕様で順目と逆目どちらでも練習できます。

• 外形寸法 幅45cm 長さ300cm
• マットの材質 スーパーベント繊維

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amazonで見る4,880円
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タバタゴルフ (Tabata GOLF) 絨毯パターマット GV0140

おしゃれなデザインで絨毯としても使える、平面パターマット

部屋のインテリアに馴染む、おしゃれなデザインが嬉しいパターマット。
絨毯として敷いたままにしておけるため、その都度しまう手間が省けます。
コースをモチーフとしたデザインと、アメリカンテイストのロードデザインの2種類。
真っすぐ打つ練習がしたい、気が向いたら気軽にパターを握りたい、そんな人におすすめです。

• 外形寸法 幅50cm 長さ300cm

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タバタゴルフ (Tabata GOLF) パターマット ゴルフ練習用 Fujita (藤田) マット1.5

まっすぐ打つための白線で、穴までの軌道を練習できる傾斜のあるパターマット

こちらは、藤田寛之プロとの共同開発、1.5mのパットに自信をつけるために開発されたパターマットです。
ガイドラインに沿ってパッティングすることで、真っすぐなストロークが身に付きます。
また、通常よりも小さめなカップにより、ストロークの精度も向上。
初心者から上級者まで幅広く楽しめます。

• 外形寸法
  • ベース部分 幅30.5cm 奥行51.6cm 高さ9cm
  • マット部分 幅22.5cm 長さ170cm
• マットの素材 ポリプロピレン

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ダイヤ (DAIYA) ダイヤツインパターマット パター一夜漬け TR-260

ボールが戻るリターン機能付きの、大小2つの穴でさまざまな練習ができるパターマット

大小2種類のホールが設計された、傾斜付きのパターマット。
より高度なパッティング技術と集中力を養います。
また、打ったボールがパッティングスタンスに戻ってくるため、いちいちボールを取りに行く手間がありません。
スムーズなパッティング練習が可能です。

• 外形寸法 幅30.8cm 長さ208cm
• マットの材質 ポリエステル

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タバタゴルフ (Tabata GOLF) パターマット F-2.2 GV0131

折り目がつきにくい素材で、コンパクトに収納できる明るいカラーのパターマット

タバタゴルフの「F-2.2」は、特殊フォーミング素材によりスムーズな打ち出しと転がりを体感できます。
実戦に近い感覚で練習できると、藤田寛之プロも絶賛。
ラインに乗せる練習とフェートマークを通す練習により、パッティングの精度が向上します。
初心者から上級者まで楽しめるデザインです。

• 外形寸法
  • ベース部分 幅38.8cm 奥行52.3cm 高さ9cm
  • マット部分 幅30cm 長さ220cm
• マットの材質 PVC

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amazonで見る3,804円
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ダンロップ ゴルフィングワールド (DUNLOP GOLFING WORLD) パッティングマット GGF-38112

収納ケースやパターカップが付属した、収納しやすいパッティングマット

タイヤメーカーでおなじみのダンロップによるパターマット。
収納袋にしまえばコンパクトになります。
シンプルなデザインで、インテリアの雰囲気を大きく損ねません。

また、カップを好きな位置に置けるため真っすぐ打つ練習の他、距離感を掴む練習にも最適。
初心者から上級者まで幅広く愛用できます。

• 外形寸法 幅30cm 長さ320cm
• マットの材質 ポリプロピレン

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ミラージュ スリーホールパターマット

3つのホールとカップ付近の傾斜で、豊富な練習パターンを楽しめるパターマット

本物のグリーンに近い緩やかな傾斜や、カーブを再現したパターマット。
素材には、ボールの滑りがなめらかな人工芝を採用。
水洗いが可能なため汚れても安心です。

また、くるくる丸めて収納できるしなやかさも特徴。
3つのホールにより、さまざまなパターンのパッティングを練習できるのが嬉しいポイントです。

• 外形寸法 幅95cm 長さ300cm
• マットの材質 EVA樹脂

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ゴルフスタイル (GolfStyle) 父の日 プレゼント 本格派 パターマット

距離感や軌道を練習できるパッティングミラーが便利な、平面パターマット

こちらのパターマットは、本物のグリーンのような、ふわっとした足場感覚が魅力。
ボールがマットからはみ出ないよう、ラフマットで囲んである本格派も喜ぶ仕様です。
ラフエリアからのアプローチなど応用練習も可能で、シリコン製のカップは好きな位置に簡単に移動できます。

• 外形寸法 幅50cm 長さ300cm
• マットの材質 SBR、PP

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ダナクト (Danact) 距離感練習パターマットセット

家でも手軽に練習できるカップや練習器具付きのパターマット

パッティングに重要な、距離感の練習に適したパターマットセット。
実際のグリーンでの転がりを再現した絶妙なスピード感が特徴。
Amazonなどでは目標を自由に設定できるシリコンカップや、ストローク練習器具などもセットで購入できます。
初心者から上級者まで使えるシンプルなパターマット。

• 外形寸法 幅45cm 長さ300cm

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まとめ

天候を気にせず好きな時間にスキルを磨けるパターマットについて、パターマット工房などからおすすめ商品を紹介しました。
パター練習はドライバーやアイアンの練習に比べれば地味ですが、スコアアップには見過ごせない大事な練習です。
今回紹介したパターマットを自宅に取り入れ、日々コツコツとパッティング練習を積み重ねてはいかがでしょうか。
自分だけのパターマットを自作してみるのも良いかもしれません。