360度ドライブレコーダーおすすめ9選 全天球カメラ搭載や日本製も紹介

全方位を録画できる360度ドライブレコーダーとは
360度ドライブレコーダーとは、前方後方だけではなく、両サイドも含めた車の全方位を録画できるレコーダーのこと。 全方位の映像が記録できるため、後方から追突された時やあおり運転、幅寄せなどのトラブル時に証拠として残せるのが大きな特徴です。 また、最近は前後左右の録画機能だけでなく、自動補正や駐車監視機能など、便利な付加機能が付いたものも多く販売されています。
360度ドライブレコーダーのメリット・デメリット
360度ドライブレコーダーは、全方位を録画することで事故やトラブル時の証拠を残せるのがメリット。 車内も撮影できるため、車上荒らしにも役立ちます。 一方で、前後方向だけ録画するタイプよりも高額なところがデメリット。 また、中には映像の解像度が低いものもあり、ナンバープレートが読み取りにくかったり、夜間は鮮明に映りにくかったりというデメリットも。 そのため、デメリットをカバーしたものを選ぶのがポイントです。
360度ドライブレコーダーは2種類ある
360度ドライブレコーダーには2種類のタイプがあります。 それぞれのメリット、デメリットを加味して、比較しながら選びましょう。
比較的取りつけが簡単な一体型
一体型は、360度ドライブレコーダー本体にカメラが内蔵されているのが特徴。 フロントガラスの裏側など決められた位置に取りつけて電源につなぐだけで設置できます。 また、配線が電源のみで見た目がスッキリし、比較的簡単に取り付けられるのがメリット。 ただし、後方の映像は鮮明に録画しにくいというデメリットもあります。
後方を鮮明に記録できるセパレート型
セパレート型の360度ドライブレコーダーは、カメラを内蔵したレコーダーとは別に、リヤカメラが付属したタイプ。 後方の映像が鮮明に録れるため、あおり運転や後ろからの追突事故対策としてもおすすめ。 一方、リヤカメラの配線が必要になり、設置が少し難しいのが難点です。
360度ドライブレコーダーを選ぶ時のポイント
ここからは360度ドライブレコーダーを選ぶ時のポイントを解説します。 取りつけ方法や全天球カメラなど、さまざまな特徴を比較しながら選んでいきましょう。
取りつけ方法で選ぶ
ドライブレコーダーの取りつけ方法は、両面テープ、吸盤、ルームミラー取りつけが主。 両面テープや吸盤のタイプはフロントガラスに取りつけますが、設置位置が法律で定まっているのでしっかり確認しておきましょう。 ルームミラータイプは取りつけ位置で迷わず、視界を遮りにくいのがポイントです。
日本製・海外製で比較する
360度ドライブレコーダーには日本製のものと海外製のものがあります。 海外製は安価な製品が多く、日本製は価格が多少高くなりますが、品質の高さや保証つきのレコーダーもあって安心感があります。 有名メーカーの日本製も多数あるため、価格とあわせて比較するのがおすすめ。
全天球カメラならより安心
全天球カメラとは前後左右の全方位に加えて上下の撮影も備わったタイプのもの。 360度パノラマ写真や360度動画が撮影できるカメラです。 全方位に加えて前後、左右、上下の720度を記録できる全天球カメラであれば、死角がなく安心できます。
画素数の高いモデルがおすすめ
360度ドライブレコーダーを選ぶ時は高画素モデルがおすすめ。 画素数が高くてもナンバープレートの認識は難しい場合がありますが、画像が見やすくなり、信号や歩行者の様子などの録画にも役立ちます。 各製品の画質を比較しながら、なるべくいいものを選びましょう。
LED信号に対応していると役立つ
LED信号は、東日本では1秒間に100回、西日本では1秒間に120回の周期で点滅しています。 ドライブレコーダーが1秒間に撮影できるコマ数とLEDライトの点滅周期が重なってしまうとうまく撮影できないため、LED信号対応などと書かれた製品を選ぶと安心です。
自動補正付きや暗所対応だとより便利
逆光やトンネルの出入り時など、明暗差の激しい場所でもくっきりとした映像を記録するには、自動補正機能付きや暗所対応のドライブレコーダーが便利です。 映像の白とびや黒つぶれを抑えてくれ、夜間でも安心して運転できます。
駐車監視機能があると不在時も安心
駐車監視機能が搭載されたレコーダーなら、不在時のトラブルの証拠を残せます。 駐車監視機能は、人の動きを感知したら録画する動体感知タイプと、車体に衝撃が加わったら録画する衝撃検知タイプが主。 駐車監視機能はオプションの場合もあるためよく確認しておきましょう。
ナンバー認識には高画素カメラとの併用がおすすめ
360度ドライブレコーダーでも、全方位をカメラに収めようとすると解像度が低くなってしまい、映像が粗くなる場合があります。 特に、360度ドライブレコーダーのカメラが1台だけだとナンバー認識が難しいことも。
事故にあった時に犯人を特定したいという人は、フルHDカメラや性能のいい高画素カメラを併用するのがおすすめです。 カメラが複数あれば、それぞれの方向の撮影精度が高まり、ナンバープレートの証拠証明としても役立つでしょう。
360度ドライブレコーダーおすすめ9選
ここからはおすすめの360度ドライブレコーダーを紹介します。 コムテックやユピテルなどの日本製をはじめ、さまざまなタイプを集めました。 全天球カメラや駐車監視機能などもチェックしながら選びましょう。
コムテック (COMTEC) ドライブレコーダー 360度全方向対応 340万画素 HDR360G
コムテックは自動車用電子精密機器や放送衛星用ダブルコンバーターを手掛ける愛知県のメーカーです。 こちらのコムテック製ドライブレコーダーは、360度全方位に対応しているのはもちろん、垂直方向の視野角も240度あり、信号までしっかり撮影できるのが特徴。 オプションの直接配線コードを使えば駐車監視機能を追加できて、衝撃を検知したら自動的に録画が始まります。
- 外形寸法 幅6.6cm 奥行5.2cm 高さ11cm
- 画素数 340万画素
- 取りつけ方法 両面テープ
- 駐車監視機能付き(オプション)
- 一体型
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ユピテル (Yupiteru) 全方位360度ドライブレコーダーマルミエ (marumie) Q-20P
無線通信機器の国内メーカーで、ポータブルカーナビなどの自動車用機器を手掛けているユピテルのドライブレコーダー。 こちらの全方位360度ドライブレコーダーは、500万画素の高画質タイプ。 オプションで駐車監視機能を追加した場合は、録画コマ数がタイムラプスモードに変更されるため、長時間の録画を可能にしています。
- 外形寸法 幅6.9cm 奥行4cm 高さ7.3cm
- 画素数 500万画素
- 取りつけ方法 両面テープ
- 駐車監視機能付き(オプション)
- 一体型
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LSJZZ ドライブレコーダー 360度録画 簡単取りつけ
こちらは録画した映像がスマホで確認できるミニドライブレコーダー。 スマホとレコーダー本体をWi-Fiで接続して設定を行い、自動的に録画をスタートします。 また、市販のAC電源コードを繋げて常時通電すれば、駐車監視をすることも可能。 消したくない動画はスマホに保存することもできるなど、PCがない人でも使いやすい360度ドライブレコーダーです。
- 外形寸法 幅7cm 奥行2.5cm 高さ4.2cm
- 取りつけ方法 両面テープ
- 駐車監視機能付き(オプション)
- 一体型
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ユピテル (Yupiteru) 全天球ドライブレコーダー マルミエ (marumie) Q-01dP
こちらはユピテル製の全天球ドライブレコーダー。 前後左右に上下方向を加えた映像を全天球カメラで記録します。 Gセンサーにより衝撃を検知すると、その前後の時間の映像を1ファイルとして保存するイベント機能が付いているのもポイント。 また、2度目の衝撃を検知した際には新たなファイルに記録してくれて安心です。 全天球タイプならではの球体型カメラは角度が変えられ、車種にあわせて調整できます。
- 外形寸法 幅7.8cm 奥行5.8cm 高さ6.7cm
- 画素数 200万画素
- 取りつけ方法 両面テープ
- 駐車監視機能付き(オプション)
- 一体型
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ドリームメーカー (DreamMaker) 360度パノラマ撮影ドライブレコーダー microSDカード付 DMDR-19
ポータブルナビやDVDプレーヤーなどのカー用品を提供する、ドリームメーカーの360度ドライブレコーダー。 こちらは4.5インチの液晶画面と全天球型カメラが一体になったタイプで、タッチで画面を操作できるのが使いやすいポイント。 また、300万画素と画質面でも問題なく、内蔵バッテリーでの駐車監視も可能。 両面テープで取りつけるため、設置も簡単です。
- 外形寸法 幅13cm 奥行1.9cm 高さ7.7cm
- 画素数 300万画素
- 取りつけ方法 両面テープ
- 駐車監視機能付き
- 一体型
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ダクション360 (daction360) カーメイト (CAR MATE)ドライブレコーダー機能付き 360度車載カメラ DC5000
さまざまなカー用品を手掛けるカーメイトのダクション360。 こちらは360度レンズが2つ搭載されていて、全天球カメラとフロントカメラの両方を備えています。 そのため全天球録画で周囲の様子を捉えながら、フロント録画で前方のナンバープレートなどを記録できるのがメリット。 スマホと連動し、夜間映像を明るく調節できるなど日本製ならではの高機能なドライブレコーダーです。
- 外形寸法 幅13.1cm 奥行6.8cm 高さ9.9cm
- 画素数 410万画素~730万画素
- 取りつけ方法 両面テープ
- 駐車監視機能付き(オプション)
- 一体型
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セイワ (SEIWA) PIXYDA 360EYEドライブレコーダーPDR650SV
セイワはカーナビをはじめさまざまな車用品を手掛けるメーカー。 こちらのドライブレコーダーは5インチタッチパネル搭載で、画面操作で映像を360度回転できます。 さらに360度全方位をしっかり録画したうえで、画面を4分割して表示。 広角映像を平面に補正するため見やすいのもポイントです。 また、日本製でありながら比較的低価格な点も魅力のひとつ。
- 外形寸法 幅13.2cm 奥行4.1cm 高さ8.4cm
- 画素数 200万画素
- 取りつけ方法 両面テープ
- 駐車監視機能付き(オプション)
- 一体型
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ドライブレコーダー ソニーセンサー&3カメラ 360度 前後カメラ
前方・車内・後方と3つのカメラが備わったドライブレコーダー。 超広角レンズで死角をなくしているため、あおり運転などのトラブル時に役立ちます。 また、業界最高クラスのSONYイメージセンサーを使っていて、高画質で記録できるのもポイント。 画像補正機能により映像の白とびや黒つぶれを抑えてくれて、逆光やトンネル走行時の記録もしっかり残せます。
- 外形寸法 幅13.6cm 奥行2cm 高さ7.6cm
- 画素数 300万画素
- 取りつけ方法 吸盤
- 駐車監視機能付き
- セパレート型
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AKEEYO ドライブレコーダー スマート ミラー型 AKY-V360S
珍しいルームミラー型のドライブレコーダー。 従来のミラーと異なり後部座席の人や荷物で視界が遮られず、ミラー全体が画面になっていて映像を大きく映すことができます。 前方カメラとリヤカメラを2台設置するセパレート型で、前後同時に高画質な映像を記録できるのもポイント。 こちらもSONYイメージセンサー搭載で白とびや黒つぶれを抑えてくれます。
- 外形寸法 幅28.8cm 奥行6.8cm 高さ2.2cm
- 画素数 200万画素
- 取りつけ方法 両面テープ
- 駐車監視機能付き(オプション)
- セパレート型
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まとめ
今回は、おすすめの360度ドライブレコーダーを紹介しました。 360度ドライブレコーダーはメリット・デメリットを理解して、全方位や全天球など記録できる範囲を比較しながら、使いやすいものを選んでください。 また、駐車監視や衝撃検知などの便利なオプションや、日本製ならではの高機能な製品も確認しておくのがおすすめです。 使いやすい360度ドライブレコーダーを設置して、運転をより安心できるものにしましょう。