【いらない?】カメラの防湿庫9選 自作方法や必要性も紹介

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出典:amazon.co.jp

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カメラやレンズなどの精密機器を湿度から守る防湿庫。
高価な防湿庫はいらないと感じる人もいるかもしれませんが、機材をカビから守るには必要性の高いアイテムです。
この記事では防湿庫の必要性や選び方を解説。
おすすめ商品や自作方法も紹介します。
カメラの保管方法が気になる人や、防湿庫がいるかいらないか迷っている人はぜひ参考にしてください。

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湿気からカメラを守る! 防湿庫とは

湿度が一定に保たれた空間で精密機器を保管する防湿庫。
湿気など外部環境の影響で内部にカビが発生したり、コーティングのはがれなどの劣化が起きやすいカメラやレンズを、良質な環境で保管できます。

防湿庫はいらない、必要性を感じない人もいるかもしれませんが、カメラの修理には高額の費用がかかるため、事前に保管環境を整えることも大切。
選び方を参考に、市販や自作の防湿庫、ドライボックスなど、使用環境に合うタイプを選びましょう。

カメラの防湿庫はいらない? 必要性について解説

カメラやレンズの場合、湿度60%以上だとカビが発生しやすく、湿度30%以下だと乾燥によるコーティングやゴムの劣化が起きやすくなります。
20°C以下の一定温度で、ほこりや汚れを落とし、湿度40~50%程度で保管するのが望ましい状態。
カメラを毎日使用する場合は防湿庫の必要性が低く、いらない場合も。
一方、一定期間保管する場合は、防湿庫を利用する方が機材を長持ちさせることができます。

カメラの防湿庫の選び方

カメラの防湿庫の選び方を解説します。
防湿庫がいるかいらないか迷っている人も、カメラの保管に必要な点を今一度確認してみましょう。

設置場所に合うサイズを選ぶ

扉付きの防湿庫は、扉分のスペースも考えて設置場所に合うサイズを選びましょう。
また、スペースに余裕があれば、ワンサイズ大きめの防湿庫を選ぶのがおすすめ。
サイズの違いによるランニングコストは大きくは変わらず、機材が増えた時も余裕をもって収納できます。

機材の量に合わせて容量を選ぶ

防湿庫の容量は、機材の量に合わせて選びます。
50L以下は、1眼レフカメラ4台~5台、レンズ数本を収納できる初心者向けの小型タイプ。
55L~120Lの中型タイプは10台~20台、150L以上の大型タイプはカメラ30台以上でも収納でき、上級者やプロカメラマンにおすすめです。

湿度計が付属しているか確認

庫内が正しく管理できているかを確認するために、防湿庫には湿度計が必要になります。
デジタルの湿度計とアナログの湿度計があり、電池交換の必要性や見やすさなどの好みで選びましょう。
湿度計が付属していない場合は、後付けの湿度計を別途用意する必要があります。

除湿方式で選ぶ

ペルチェ方式

気密性に優れる電子式の中でも、湿気を冷却版に吸着させて、放熱板により放散させて除湿するペルチェ方式。
細かな湿度コントロールが行える点、スピーディな除湿効果が得られる点、音の静かさや振動の少なさも特徴です。

乾燥材方式

防湿庫内ユニット専用の乾燥剤に水分を吸着させる乾燥剤方式。
数時間に一度排出時間が必要ですが、使い捨て乾燥剤を使用するドライボックスとは異なり、定期的に乾燥剤を取り換えることなく半永久的に使用できます。
電気効率の良さ、ランニングコストを抑えられる点が魅力です。

クッションやレンズホルダーの有無で選ぶ

防湿庫の中には、機材を守る保護クッション、レンズ形状に合わせた波型ホルダーが付属しているタイプがあります。
通常時に機材同士の摩擦による破損リスクを軽減する点はもちろん、地震などの際にも大切な機材を守ってくれるでしょう。

光触媒機能付きだとより安心

臭いやカビの原因になる微細不純物を分解して除去する「光触媒」機能が備わったモデルを選ぶと、より安心して保管できます。
撮影機材へのほこりやチリなどの付着も軽減できるため、大切な機材を守るのにおすすめの機能です。

その他付加機能もチェック

防湿庫内や背部などに充電用コンセントが付属したタイプだと、カメラやレンズを保管すると同時にバッテリー充電が行えます。
その他にも、鍵付きタイプ、庫内の様子が見えやすいLED付きタイプなど、付加機能もチェックしてみましょう。

カメラの防湿庫 使用時の注意

防湿庫使用時の注意点を見ていきましょう。
防湿庫に保管する前に、カメラやレンズに付着した汗や指紋、ホコリや水滴などを拭き取り、清潔な状態で収納します。
湿度計の無い防湿庫やドライボックスでは湿度計を自分で準備して管理が必要です。
使いきりタイプの乾燥剤を使用している場合は交換時期も定期的に確認しましょう。

自作できる! 簡易カメラ防湿庫の作り方

いるかいらないか必要性を迷っている人、防湿庫が届くまでの保管場所に悩んでいる人におすすめの自作防湿庫。
ここでは、簡単な自作方法を紹介します。
自作防湿庫の材料は、プラスチックケース、防湿剤、湿度計、粘着テープ。
プラスチックケースにカメラを入れ、湿度計を入れます。
ケース内がカメラの保管に適した40%程度の湿度になるよう、湿度を計りながら防湿剤の個数を調整。
外気が入らないよう、粘着テープでふさいで完成です。

ドライボックスでの保管もおすすめ

乾燥剤を入れて湿度管理をする、安価なドライボックスでの保管もおすすめ。
ドライボックスは防湿庫と比較すると簡易的なアイテムですが、電気も使用せず、軽量でコンパクトな点も特徴で、持ち運びしやすいタイプです。
防湿庫の設置スペースがない人や、電気代などのランニングコスト、購入時のコストを抑えたい人におすすめ。

【購入者に調査】カメラの防湿庫を購入する際に重視したポイントは?

今回イエコレクション編集部では、カメラの防湿庫を3年以内に購入したことのある人にアンケートを実施。
購入の際、最も重視したポイントについて伺いました。

iecolle.com
調査対象:カメラの防湿庫購入者64名/調査方法:インターネットでのアンケート調査/調査日:2023年11月/調査機関:イエコレクション編集部

最も多かった回答は、「価格」で16pt、2位は「サイズ」で11、3位は「容量」で9ptという結果に。
続いて「デザイン」が8pt、「メーカー」が6pt、「その他」が2ptでした。
「その他」には「クッションやホルダーの有無」などの声がありました。

「デザイン」を選んだ人の理由には、「シンプルで白色なので、インテリアとしても馴染むので選びました」、「サイズ」を選んだ人からは「狭い部屋なので小さいものを選んだ」という回答もありました。

【購入者に調査】カメラの防湿庫の使用満足度を教えて!

続いてカメラの防湿庫のを使用した満足度についても、アンケートを実施しました。

iecolle.com
調査対象:カメラの防湿庫購入者64名/調査方法:インターネットでのアンケート調査/調査日:2023年11月/調査機関:イエコレクション編集部

「必要(購入して良かった)」54.7%、普通(どちらでもない)が32.8%、不要(いらないと感じた)が12.5%という結果になりました。

「必要(購入して良かった)」と回答した人の理由

・湿気が多い日は重宝した
・機材を長く使いたいので必要
・汚れを気にしているので、掃除の手間が減った
・梅雨の時期や保管場所を決める事により、紛失もなければ所有欲や愛着も更に沸いたため

不要(いらないと感じた)と回答した人の理由

・正直そこまで使わないと思いました
・使用してみてあってもなくてもいいですね
・尺の長い望遠レンズは入らなかった

カメラの防湿庫おすすめ9選

大切な機材を保管する防湿庫のおすすめ商品を紹介します。
機材の量や付加機能、除湿方式など、紹介した選び方を参考に選んでください。

東洋リビング (TOYO LIVING) 全自動防湿庫 オートクリーンドライ ミニドライシリーズ ED-25CAM(W)

オートクリーンドライ機能付き、コンパクトなカメラ防湿庫

日本製電子ドライユニット搭載の「ミニドライシリーズ ED-25CAM」。
容量24Lのコンパクトモデルで、電気代1日1円以下の省エネタイプです。
全面強化ガラス扉、外部コンセント付き、鍵付きなど、保管に最適な機能が満載。
光触媒「オートクリーンドライ」機能を搭載し、低湿度に保ちつつ、光と対流により庫内全体をクリーン化。
消臭、抗菌、防カビ効果を発揮します。

  • 外形寸法 幅30.1cm 奥行28.8cm 高さ39.2cm
  • 容量 24L

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東洋リビング (TOYO LIVING) 全自動防湿庫 オートクリーンドライ スタンダードシリーズ ED-120CATP2(B)

機材を安心して保管できる、使いやすいカメラ用防湿庫

全自動防湿庫「オートクリーンドライ」シリーズの116Lタイプ。
湿度管理などの機能性を備えつつ、タッチセンサー式スイッチのLEDバーライト、アルミ製フレームのハンドル一体型扉で、より使いやすいモデルです。
多くの収納物を出し入れしやすい引き出し棚タイプ。
波型レンズホルダー付きで、機材を安心して保管できます。

  • 外形寸法 幅42.3cm 奥行40.6cm 高さ86.6cm
  • 容量 116L

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サンワダイレクト (SANWA DIRECT) 防湿庫 200-DGDRY002

静音タイプがありがたいデジタル温度計付きカメラ防湿庫

デジタル温度計付き防湿庫「200-DGDRY002」。
静音タイプで、寝室やリビングにおいても作動音が気になりません。
手頃な価格ながら、鍵やクッション付き、がたつき防止のアジャスターや庫内LEDなど、安全かつ使いやすい工夫が詰め込まれています。
トレーはスライド式で高さ調整も可能。
庫内空間を無駄なく美しく活用できます。

  • 外形寸法 幅29cm 奥行32cm 高さ49cm
  • 容量 40L

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HOKUTO カメラ保管庫 HBシリーズ 50L HB-50EM

安定した湿度管理ができるハイスペックモデルのカメラ用防湿庫

高精度の湿度センサーを内蔵したHOKUTOのハイスペックモデル「HBシリーズ」。
ペルチェ式除湿システムで、素早く除湿し、安定した湿度管理を行います。
無音、無振動で、置く場所を選びません。
内蔵LEDは出し入れのしやすさと同時に、機材を美しくディスプレイ。
スチール製高気密キャビネットと強化ガラスで耐久性が高く、万が一割れてもケガをしにくいよう配慮されています。

  • 外形寸法 幅29cm 奥行32.1cm 高さ59cm
  • 容量 50L

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HOKUTO 防湿庫 ドライボックス HSシリーズ 25L HS25L

小さくて取り入れやすい、コスパ抜群なカメラ用防湿庫

防湿庫の入門機種としておすすめのHOKUTO「HSシリーズ」。
耐久性、気密性、静音性、省エネ性能など、防湿庫としての基本的機能が高い、コスパの良いモデル。
同社のHBシリーズと比較するとタッチスクリーンでは無く、湿度設定の微調整が必要な点がありますが、手頃な価格で防湿庫の利点を十分に感じられる商品です。

  • 外形寸法 幅38cm 奥行26cm 高さ28cm
  • 容量 25L

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ハクバ (HAKUBA) E-ドライボックス KED-60

高級感のあるアナログ式温湿度計付きのカメラ用防湿庫

大きめの交換レンズも入る中型タイプの電子防湿保管庫「E-ドライボックスKED-60」。
スチール製の頑丈な棚にはすべてに保護マットが付き、交換不要の乾燥剤除湿方式で湿度を一定にキープします。
アナログ式温湿度計で中の状態を把握しやすく、簡単なダイヤル設定で自動調整。
キャビネットは粉体塗装仕上げ、前面には強化ガラスを採用し、スタイリッシュで高級感のあるデザインです。

  • 外形寸法 幅35.8cm 奥行31.5cm 高さ59cm
  • 容量 60L

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ハクバ (HAKUBA) 防湿庫 E-ドライボックス KED-P20

鍵付きで子供やペットがいる家庭にもおすすめのカメラ用防湿庫

カメラ機材の他、貴金属の保管などにも役立つコンパクトな電子式防湿庫「E-ドライボックスKED-P20」。
ダイヤル操作で湿度を制御。
ほぼ無音状態で稼働します。
盗難や子供のいたずら防止にも役立つ鍵付き。
デジタル式温湿度計や傷防止用マットもあり、ミラーレスカメラ用や2台目の防湿庫としてもおすすめです。

  • 外形寸法 幅40cm 奥行27.2cm 高さ28cm
  • 容量 20L


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Re:CLEAN 防湿庫 RC-25L-WH

全自動で湿度調整するおしゃれなホワイトカラーのカメラ用防湿庫

細かなデザインにもこだわった、インテリア性の高い防湿庫「RC-25L-WH」。
コンパクトなつまみを操作し、乾燥剤不要で全自動で湿度調整。
明るいホワイトキャビネットは頑丈なスチール製で、強化ガラスと鍵付きで安心感も確保しています。
誤差を最小限に抑えたアナログ式湿度計を採用。
除湿中ほぼ無音で圧迫感もなく、インテリアにもなるおしゃれな防湿庫です。

  • 外形寸法 幅39.9cm 奥行27.5cm 高さ30cm
  • 容量 25L

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Re:CLEAN 防湿庫 RC-30L

ペルチェ方式で静音設計が魅力、耐久性も抜群なカメラ防湿庫

Re:CLEANの防湿庫「RC-30L」は、コスパ、デザイン、機能、耐久性などさまざまな点でおすすめの商品。
こちらは容量30Lタイプで、見た目以上に収納力があると口コミでも定評があります。
除湿はペルチェ方式を採用し、ほぼ無音で運転。
スタイリッシュなブラックで、おしゃれにかっこよくディスプレイ可能。
スライド棚の位置をカメラの大きさに合わせて自由に変更できます。

  • 外形寸法 幅29cm 奥行36cm 高さ41.5cm
  • 容量 30L

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まとめ

カメラやレンズをカビや劣化から守り、美しくディスプレイするおすすめの防湿庫を紹介しました。
防湿庫がいるかいらないか迷っている人は、自作品や安価なドライボックスで試してみてもいいでしょう。
梅雨時期だけでなく、結露や住居環境によっても湿度は変化し、カビの発生や劣化につながります。
使用頻度や環境などから必要性を検討し、カビなどが発生する前に対策をしましょう。

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※本記事はIECOLLECTION編集部の調査結果に基づいて作成しています。

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