カメラ収納におすすめのドライボックス4選 乾燥剤や防カビ剤の必要性も解説

カメラ収納におすすめのドライボックス4選 乾燥剤や防カビ剤の必要性も解説
出典:satschnt / Pixabay

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カメラやそのレンズは湿気に大変弱く、使わない期間は適切な収納方法で、防湿ケースに入れて保管する必要があります。
しかし、カメラを適切な湿度で保管できる防湿庫は高価で場所を取るものが多く、導入が難しいのが実状。
それでもカメラレンズの湿気が気になる人や、手持ち台数の少ない人にはドライボックスがおすすめです。
今回は、カメラの適切な収納方法と、防湿におすすめのドライボックス、防カビ剤を紹介します。

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カメラを湿度から守るドライボックス

ドライボックスとは、カメラを湿気から守るための防湿ケースです。
ドライボックス内と外の空気を遮断して、そこに乾燥剤を入れることで湿度を管理するケースで、基本的にはキッチンの密閉ケースのようなものです。
簡易ケースとしてキッチン用密閉ケースも使えますが、カメラ用の防湿ケースとは細かな違いがあります。

キッチン用ケースと異なる点は、カメラを入れるのに適したサイズや形になっていたり、湿度が管理しやすいように湿度計が付いている点。
そのため、湿度管理がしにくいキッチン用密閉ケースは簡易ケースとして緊急用に使うか、湿度計や乾燥剤を入れて改良する必要があります。

どうして除湿が必要なのか

除湿をしないとどんな問題が発生してしまうのか。
大切なカメラを長く使うために、カメラ本体やレンズの除湿の必要性を解説します。

カメラ本体やレンズにカビが生えてしまう

カメラやレンズなどの撮影機器は、金属やガラス等の結露しやすい材質。
そのため湿気にとても弱く、湿気の多い場所に放置したままにしてしまうとカビが発生する原因になります。
カビが生えたレンズで撮影した写真は、白いモヤがかかったような仕上がりに。
また、カビにフォーカスしてしまい撮影時にピントが合わないなどの不備が生じる場合もあります。

一度発生したカビは完全に除去することはできない

カビが発生してしまったレンズやカメラは、修理で改善することができます。
しかし、カビの菌糸は非常に頑固なため、改善はできても全てのカビを取り除くことはほぼ不可能。
目に見えないカビ菌は付着したままで、再発生する可能性も少なくありません。
また、発生したカビ高額なの除去には高額な修理費がかかるので、やはり大元の原因である湿気をシャットアウトすることに意味があります。

ドライボックスを導入するときのポイント

ドライボックスにはいくつかのサイズや容量があり、はじめて導入するときには迷うことも多いでしょう。
レンズをつけたまま収納したいときなど、ドライボックス導入時のポイントと収納方法を紹介します。

手持ちの機材が入る大きさよりワンサイズ上を選ぶ

防湿に効果的なドライボックス。
さまざまな大きさがありますが、選ぶポイントとして重要となってくるのはケースのサイズです。
現在使用している、あるいは持っている機材などが入る大きさより、ワンサイズ上のドライボックスを選びましょう。

ワンサイズ上を選ぶ理由は、「大は小を兼ねる」からです。
また、小さいケースをいくつも購入するより、大きいケースをひとつ購入する方が割安なことも多々あります。
レンズをつけたまま収納できたり、機材が増えたりしたときにも便利なので、あらかじめ大きいケースを購入するのがおすすめです。

湿度計は必ず用意する

カメラが湿気に弱いからといって、ケース内の湿度を完全に0に近づければいいというわけではありません。
湿度を下げすぎると、静電気の原因になったり、ゴムやオイルが劣化しやすくなったり、レンズを貼り合わせている接着剤が剥がれてくることがあります。
カメラやレンズを保管するのに適切な湿度は諸説ありますが、だいたい40%前後といわれています。
そのため、ドライボックス内の湿度が下がりすぎていないかを確認できるように、ドライボックスを開けずに確認できる湿度計を用意してください。

乾燥剤のキャパシティと交換目安を確認しておく

ドライボックス内の湿度を下げるには防湿用の乾燥剤を使用します。
一口に乾燥剤といっても沢山の種類があるので、乾燥剤によって異なる乾燥できる容量を確認し、交換目安を確認して定期的に取り替えましょう。
梅雨や夏の季節には、ドライボックスの蓋を少し開けただけでも大量の湿気が侵入します。
さらに、防湿用乾燥剤の効果も短くなるので、湿気の多い季節には湿度計をこまめに確認するようにしましょう。

防カビ剤も入れるとより意味がある

原因菌であるカビ菌の繁殖を防ぐ、防カビ剤を防湿ケースに入れるのも意味があります。
ただし、防カビ剤も乾燥剤と同じく効果に限りがあり、無視して使うと防湿の意味がなくなります。
ドライボックスに防カビ剤を取り入れる際は、交換目安をあらかじめチェックしておいてください。
フジカラーからは、カメラ専用の防カビ剤が販売されています。

おすすめのドライボックス4選

定評のあるおすすめのドライボックスを紹介します。
カメラやレンズを湿気から守ってくれる防湿ケースを求めている人はぜひ見てください。

ナカバヤシ キャパティドライボックスシリーズ

湿度計付き。一眼レフ2台、交換レンズが5本入る容量のドライボックス

アルバムや製本業界の大手ナカバヤシのドライボックスは、湿度計も付いています。
保管に最適な湿度も色分けされているので、最適な湿度を忘れて調べ直すことがなく、湿度管理がしやすくなっています。
一眼レフカメラを2台、交換レンズを5本入れても余裕のある収納力が魅力的です。

  • 外形寸法 幅30.6cm 奥行48.6cm 高さ27cm
  • 内形寸法 幅25cm 奥行41cm 高さ23.5cm
  • 容量 27L
  • 材質 ポリプロピレン、強化スチロール樹脂、スチロール樹脂、シリコンゴム
  • 付属品 乾燥剤(再使用可)、湿度計

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ハクバ (HAKUBA) ドライボックスNEOシリーズ

コンパクトながら一眼レフが2台入るサイズの乾燥剤付きボックス

カメラのメンテナンス用品で有名なハクバのドライボックスです。
このシリーズは3種類のサイズを展開しており、今回紹介している5.5Lはそれらの中でも一番小さいサイズになります。
乾燥剤が付属しており、コンパクトサイズなのに一眼レフカメラが2台収まる絶妙なサイズなので、初心者の人におすすめです。
湿度計は付いていないのでドライボックスと一緒にそろえておきましょう。

  • 外形寸法 幅22cm 奥行33cm 高さ13.5cm
  • 内寸 幅17.5cm 奥行25cm 高さ10.5cm
  • 容量 5.5L
  • 材質 ポリプロピレン、ABS樹脂、シリコンゴム
  • 付属品 乾燥剤(再使用不可)

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アスベル キッチンボックス F-35 9.8L

パッキンの交換可能。ロックが外れにくい仕様&密閉度の高いボックス

カメラ用ではありませんが、意外とユーザーが多いのがアスベルの密閉ケース。
キッチン用品なので湿度計や乾燥剤は付いていませんが、密閉度が高くドライボックスとしても優秀です。
蓋を固定する留め具が上側から左右に押し開くように開ける方式を採用しており、持ち上げる際に指を引っ掛けてうっかりロックを外してしまう、という心配がありません。
パッキンが劣化した際は交換用パッキンを別途購入できるので、長く使い続けられます。

  • 外形寸法 幅24.1cm 奥行33.1cm 高さ19cm
  • 容量 9.8L
  • 材質ポリプロピレン、ABS樹脂、シリコン
  • 付属品 なし

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ハクバ (HAKUBA) ドライソフトボックス KDSB

カメラ1台とレンズが2本入る容量、仕切り&ポケット付きの軽量ボックス

ビニールポーチのような見た目がおしゃれなドライボックス。
カメラ1台とレンズ2本分の収納力があり、仕切りや乾燥剤用のポケットもあるのですっきり整理できます。
持ち手もついておりそのまま外へ持ち運ぶことも可能、ドライボックスからケースへの入れ替えが面倒な人にもおすすめです。
他の素材に比べて軽量なため、力の弱い女性でも安心して扱えます。

  • 外形寸法 幅23cm 奥行14cm 高さ19cm
  • 内形寸法 幅22.5cm 奥行13.5cm 高さ11cm
  • 材質 PVC、ポリエステル
  • 付属品 なし

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ドライボックスにおすすめの乾燥剤・防カビ剤5選

続いては、ドライボックス用の防湿乾燥剤や防カビ剤を紹介します。
防湿ケースと合わせて購入するのがおすすめです。

東洋リビング モバイルドライ MD-2

コンセント接続で除湿機能を復活できるモバイルドライ

ドライボックスでも紹介した東洋リビングのモバイルドライです。
除湿機能が無くなると、インジケーターの色が青色からピンクに色が変わります。
除湿機能がなくなると、本体に内蔵のプラグを出し、コンセントに繋ぐことでヒーターが加熱され、吸収した湿気を乾燥させることで再度吸収できる仕組みになっています。
25Lを超えてくるようなドライボックスだと除湿を賄いきれないこともありますが、2年ほど使用しても問題ないとの口コミもあり、ランニングコストも高いこと間違いありません。

  • 外形寸法 幅11.6cm 奥行7.6cm 高さ3.3cm
  • 乾燥剤

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ハクバ (HAKUBA) 強力乾燥剤キングドライ3パック

吸湿性に優れた石灰タイプ&交換時期がわかりやすい乾燥剤

ハクバの強力な乾燥剤、キングドライの成分は石灰を使用しています。
石灰タイプはシリカゲルタイプのものよりも吸湿性に優れているので、少量でも絶大な効果を発揮します。
交換時期が近づくと袋が膨らんで来るので、シリカゲルのように、タイミングがわからず交換しそびれていた、という可能性が低いのもおすすめポイントです。

  • 内容量 1袋30g×4入×3個パック
  • 有効期限 8~14ヶ月
  • 使用量の目安 22Lケースに1袋
  • 乾燥剤

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エツミ (ETSUMI) カラット 3袋入

安全性の高いシリカゲルタイプの乾燥剤3袋入り

カメラバッグ等で有名なエツミのシリカゲルタイプの乾燥剤です。
シリカゲルタイプは石灰タイプのものより吸湿力は劣るものの、食品と一緒に入れられる乾燥剤にも使用されているので、安全に使用することができます。
誤って水がかかってしまっても石灰タイプとは違い発熱などの心配もありません。

  • 内容量 1袋30g×4入×3個パック
  • 有効期限 6~12ヶ月
  • 使用量の目安 20Lケースに1袋
  • 乾燥剤

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フジカラー (FUJICOLOR) カビ防止剤 2個セット

楽器や革製品にも使えるカメラ・レンズ用カビ防止剤2個セット

こちらはフジカラーのカメラ・レンズ用カビ防止剤。
シリカゲルにカビ防止剤を浸透させたBCAゲルが、カビの発生や増殖を抑えます。
ケースの中に簡単に入れるのも良いですが、カビから守りたいアイテムを本体から10cm以内に配置することで高いカビ抑制効果が期待できます。
さらに、カメラだけでなく楽器や革製品のカビ対策にも使える汎用性の高さも魅力。

  • 内容量 1袋5g×5入×2個パック
  • 有効期限 12ヶ月
  • 防カビ剤

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ハクバ (HAKUBA) ハクバ レンズ専用防カビ剤 レンズフレンズ KMC-62

交換時期を記すシール付き。レンズのコーティングを守る専用防カビ剤

ハクバのレンズ専用防カビ剤は防湿ケースのお供にぴったり。
湿気が好きなカビと乾燥に強いカビのどちらにも有効で、湿度を調節するときも安心。
湿度20%以下の環境で繁殖するカビの大好物である、レンズのコーティングをしっかり守ります。
また、カビ防止剤本体には交換時期を記入できるシールが付いているため、うっかり交換を忘れる心配も少ないでしょう。

  • 内容量 1袋5g×2入
  • 有効期限 12ヶ月
  • 使用量の目安 20Lケースに1袋
  • 防カビ剤

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まとめ

カメラやレンズの防湿には、ドライボックスという専用のケースが必要不可欠です。
専用ケースといっても防湿庫のように高価なものではなく、用意するものはケースに温度計、乾燥剤・防カビ剤だけ。
収納方法や管理も決して難しいわけではないので、カメラ初心者の人もぜひ検討してください。
ドライボックスで大切なカメラをカビから守り、素敵な作品や思い出をたくさん撮影しましょう。

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※本記事はIECOLLECTION編集部の調査結果に基づいて作成しています。

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