正月飾りの処分を忘れた! お焚き上げ出来なかった時の自宅での捨て方を解説

正月飾り
出典:photo-ac.com

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しめ縄や松飾りなどのお正月飾り。
慌ただしく過ごすうちに、しめ飾り処分を忘れたことがある人もいるでしょう。
そこでこの記事では、しめ飾り処分・正月飾りの廃棄について解説。
お焚き上げや塩で清める方法など、さまざまな処分方法を紹介します。
しめ飾り処分・正月飾りの廃棄を忘れたときの処分方法についても解説するので、正月飾りの捨て方を知りたい人はぜひ参考にしてください。

目次

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お正月飾りはいつまで飾る?


しめ縄や松飾りなどのお正月飾りは、「松の内」の期間中に飾るもの。
したがって、しめ縄や門松などの正月飾りは、松の内の最終日に片付けます。
ただし、松の内の期間は地域によって異なるため、住んでいる地域の風習に従いましょう。
関東や東北、九州地方などでは1月7日、関西地方を中心とした地域では1月15日まで飾るのが一般的です。

お正月飾りの種類と捨てるタイミング


お正月飾りは捨て方だけでなく、いつ捨てるかも重要なポイント。
まずはしめ縄や門松など、正月飾りの種類や捨てるタイミングについて解説します。

しめ縄

歳神様を迎え入れるために飾るしめ縄。
しめ縄は神聖な場所であることを示すもので、玄関・神棚・床の間などに飾ります。
しめ飾りはしめ縄に縁起物の飾りをつけたもの。
玉飾りや輪飾りなどさまざまな種類があり、最近ではデザインのバリエーションも豊富になっています。
しめ飾り処分は松の内の期間が過ぎてから、正しい捨て方で処分しましょう。

破魔矢

初詣などの際に神社で購入する破魔矢は、厄除けや魔除けの意味を持つ縁起物。
破魔矢を飾る場所は神棚が理想的ですが、神棚がない家庭は床の間や玄関などの目線より高い位置に飾るようにしましょう。
破魔矢は1年の災いや厄を払うためのものなので、1年飾ったら年末や翌年の正月頃に処分するのが一般的。
神社への返納やお焚き上げで燃やすなど、適切な捨て方で処分します。

門松・松飾り

門松は松飾り、飾り松などとも呼ばれ、松や竹を用いたお正月飾りです。
しめ縄と同様に門松・松飾りも、歳神様を迎え入れるための目印として飾るもの。
門松を飾っておくことで、歳神様が迷うことなく自宅に訪れます。
そのため家の門や玄関前など、家の外に飾るのが一般的。
門松・松飾りも松の内の最終日に片付け、適切に処分しましょう。

鏡餅

大小2つの丸い餅を重ねた鏡餅は、歳神様の依り代としてお供えするもの。
鏡餅を下げるタイミングはしめ縄や松飾りなどとは異なり、鏡開きの日まで飾っておきます。
ただし鏡開きもまた、地方によって違いがあります。
関東や東北、九州など、松の内が1月7日までの地方は1月11日。
関西など松の内が1月15日までの地方は、1月15日または1月20日になります。

お正月飾りの廃棄・処分方法


ここからはお焚き上げや塩で清める方法など、正月飾りの廃棄・処分方法について解説。
お正月飾りの捨て方がわからない人は、ここでしっかりチェックしておきましょう。

神社のお焚き上げで燃やす

しめ縄や門松などの正月飾りは、燃えるゴミとして捨てて良いのか迷うところ。
近くにお焚き上げを行っている神社があれば、神社に持っていきお焚き上げで燃やす方法がおすすめです。
初詣の時期はお焚き上げを行っている神社が多いので、ホームページなどで確認してみると良いでしょう。
中には初詣の時期以外でお焚き上げを行っている神社もあります。

塩でお清めをしてから自宅で処分

自宅で正月飾りの廃棄をするなら、塩でお清めしてから処分するのがおすすめ。
塩には穢れを払うという意味があるため、塩を振ってお清めすることで役目を終えた正月飾りを清められます。
方法は大きな紙や布の上に置いた正月飾りに塩を振り、そのまま包んで燃えるゴミに出すだけ。
燃えるゴミとして出すのに抵抗がある場合も、塩でお清めすることですっきりした気持ちで処分できるでしょう。

不良品回収業者へ依頼

お正月飾り以外のものもまとめて処分するなら、不用品回収業者に引き取りを依頼する方法もあります。
大型の門松など処分するのが難しいものでも、専門業者に依頼すれば手軽に処分できるでしょう。
費用はかかってしまうものの、処分が難しいものを捨てたい場合にはおすすめの処分方法です。

正月飾りの廃棄を忘れたときの捨て方


しめ縄や松飾りなどの正月飾りの廃棄を忘れたことがある人もいるでしょう。
正月飾りの廃棄を忘れた場合も、適切な処分方法を知っておけば安心です。
ここからは自宅でのお焚き上げで燃やす方法や燃えるゴミに出す方法など、正月飾りの廃棄を忘れたときの捨て方を紹介します。

神社で処分してもらう

お正月飾りを処分し忘れたときは、神社に持ち込んで処分してもらうのがおすすめ。
中には初詣の時期だけでなく、年間を通して処分を受け付けている神社もあります。
使い終わった正月飾りを処分してもらえるか、近くの神社に問い合わせてみましょう。
神社ではきちんとお焚き上げしてもらえるので、適切に処分したい人にもおすすめの処分方法です。

自宅でお焚き上げをして燃やす

神社などに持ち込まずに処分するなら、自宅でお焚き上げをして燃やす方法もあります。
ただし自宅で燃やす方法だと、煙や臭いが発生することから近所とのトラブルになる可能性も。
近所との距離が近い場合などは、自宅でのお焚き上げはおすすめできません。
どうしても自宅でお焚き上げする場合は、周囲に配慮しつつ十分に注意して行いましょう。

郵送のお焚き上げサービスを利用する

自宅で燃やすのに抵抗がある場合は、郵送のお焚き上げサービスを利用して燃やすのも方法の1つ。
神社と提携したサービスで、処分したいものを送るだけでお焚き上げしてもらえます。
近くにお焚き上げしてもらえる神社がない場合にもおすすめ。
こちらも費用はかかってしまいますが、神社などに持ち込まず手軽に処分できる方法です。

そのまま燃えるゴミなどに分別して出す

燃えるゴミとして捨てるのに抵抗がなければ、分別してそのまま燃えるゴミに出しても良いでしょう。
燃えるゴミなら燃やす手間もなく、簡単に処分できます。

しめ縄・しめ飾り処分のポイント


おしゃれなものや贈り物として貰ったものなど、思い入れのあるしめ縄飾りは処分に困るものです。
ここではしめ飾り処分のポイントについて解説。
しめ飾り処分するときの適切な捨て方や、しめ飾り処分するか悩むときの対処法を紹介します。

おしゃれしめ縄は分解して捨てる

おしゃれなデザインのしめ飾りは、金属など燃やせない素材が使われていることもあるため注意が必要。
パーツを分解した上で、住んでいる地域の分別方法に沿って処分しましょう。

貰ったしめ縄も処分が必要?

贈り物として貰った大切なしめ縄など、使い終わった後も捨てずに残しておきたいものもあるでしょう。
捨てたくないお気に入りのしめ縄は、無理に捨てなくてもOKです。
ただし保管には注意が必要。
カビや色褪せ、虫食いなどが起こらないよう、乾燥剤や防虫剤を入れて適切に保管しましょう。

お正月飾りは繰り返し使っても良い?


お正月飾りは毎年新しいものを飾るのが一般的ですが、1回の使用で処分するのがもったいないと感じる人もいるでしょう。
毎年同じ正月飾りを使うことに全く抵抗がなければ、繰り返し使うことは可能。
ただ、繰り返し使うことに少しでも抵抗がある場合は、毎年新しいものを用意するのがおすすめです。
新しいお正月飾りを飾ることで、新たな気持ちで新年を迎えられるでしょう。

まとめ

この記事ではしめ縄や松飾りなどの捨て方、正月飾りの廃棄を忘れたときの処分方法について解説しました。
神社のお焚き上げや塩でお清めする方法など、正月飾りの処分方法はさまざま。
正月飾りの廃棄を忘れた場合も、神社で処分してもらったり自宅でお焚き上げしたりと適切に対処することが大切です。
役目を終えた正月飾りは、感謝の気持ちを持って正しい方法で処分しましょう。

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