【乾かし方も紹介】スキットルの洗い方 ウイスキー向け水筒をきれいに
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スタンレーのようなアウトドアブランドがお酒用の水筒としてスキットルを発売しています。
スキットルは、ウイスキーやウォッカなどを手軽に持ち運べる便利なアイテムですが、洗い方や乾かし方に悩む人も珍しくありません。
今回は、チタンやステンレスなどスキットルに多い素材の特徴、スキットルの洗い方や乾かし方を紹介します。
また、洗浄に便利なアイテムなどを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
スキットルの中が上手く洗えない!
スキットルは、ウイスキーのようなお酒を持ち運ぶのに使う入れ物です。
スキットルはアウトドアにも似合うおしゃれな入れ物ですが、ボトル内部の汚れや臭いが取りにくく、使ってる人を悩ませることも。
スキットルの衛生面が気になる人は、チタンやピューターなど素材に合う洗い方を知っておくと便利です。
洗う前に確認したいスキットルの材質
スキットルの素材で多いのがピューターです。
強度が低いのが難点ですが、ウイスキーの味がまろやかになるという意見も。
チタン製は値段が高めですが軽量で強度があり、お酒本来の味が楽しめるのが魅力です。
チタン製のスキットルは使いやすく初心者の人にもおすすめ。
ほかにも、錆びにくいステンレスや光沢が美しい銀、手入れがしやすく軽量なポリエステル、生産数は少な目ですがガラス製もあります。
スキットルの洗い方
スキットルは一般的な水筒よりも口が狭く、洗い方に悩む人も少なくありません。
スキットルの洗い方をいくつか紹介します。
素材やシーンに合う洗い方を試してみてください。
中性洗剤を使う方法
最も手軽なものが、中性洗剤とお湯を使った洗い方です。
洗剤を付けたスポンジで飲み口を洗ったあと、ボトル内部に半分程度熱湯を入れて振り洗いして終了。
ウイスキーのようなアルコール度数が高いお酒しか入れない場合に向いている洗い方です。
重曹を使う方法
ステンレスやチタンのスキットルには、重曹を使った洗い方がおすすめです。
ボトルにお湯と5gの重曹を入れてよく振り洗いします。
1時間ほど放置したあと、ボトルの中身を捨てて水洗いすれば終了です。
気になる臭いもすっきり取れるでしょう。
漂白剤は材質をチェック
入れ物内部の汚れがひどい場合には、漂白剤を使う洗い方もあります。
お湯に対して5%程度を目安に漂白剤を混ぜ、スキットルに注いで20分~30分放置しましょう。
その後はよくすすげば完了。
漂白剤は手軽ですが錆びや黒ずみの原因になることがあり、ステンレス製や銀製のスキットルには不向きです。
長く使ってる人には入れ歯洗浄剤がおすすめ
タブレット状の入れ歯洗浄剤を砕いて使う洗い方も。
ボトルにお湯と洗浄剤を入れるだけという手軽さや、入れ歯は口に入れるものなので安全性が高い点も魅力です。
ウイスキーなどを入れて長く使ってる人にもおすすめ。
ステンレス製なら、水筒用の粉末洗浄剤も使えます。
におい対策には酢
入れ物についたにおいが気になるときには、お酢でにおいを取るのがおすすめです。
鍋に濃度10%程度の酢水を沸騰させ、そのなかにスキットルを1時間程度浸します。
その後、よく洗い流して終了です。
食品を使うため、薬品で洗浄するのが気になる人におすすめ。
ステンレスは酢に弱いため事前にチェックしてから行いましょう
卵のカラや砂で洗う方法も
細かく砕いた卵の殻や砂をスキットルに入れて振ったあと、お湯と洗剤を入れて再度振って洗う方法もあります。
入れ物の内側についた汚れがひどいときにおすすめの洗い方です。
しかし、振りすぎるとボトル内部を傷付けてしまう恐れがあるため、加減に注意が必要。
その後は洗って、アルコールや熱湯で消毒をすれば終了です。
スキットルの乾かし方
スキットルを洗ったあとは、入れ物の内側までよく乾かすことが重要です。
水分が残っていると、雑菌が繁殖してしまうため注意が必要。
スキットルの乾かし方を紹介します。
乾かす前に湯を掛ける
スキットルを洗ったあとは、熱湯をかけておきましょう。
熱湯をかけると水分が蒸発しやすくなり、乾燥時間を短縮できます。
スキットルにお湯が跳ね返ることがあるため、熱湯をかける際は、やけどをしないように気を付けて作業してください。
蓋を外す
乾かし方のコツは、入れ物の内部から水分をしっかり出してカビの発生やサビの原因を防ぐことです。
乾かす際は必ず蓋を外して、本体・蓋ともに内側に水分が残らないようにしましょう。
蓋も本体同様に先に洗浄しておくことが基本です。
風通しの良い場所で注ぎ口を下に向けて干す
スキットルの内側の水分が早く外に出るように、風通しの良い場所に布巾やキッチンペーパーを敷きましょう。
その上に注ぎ口を下に向けて立てかけます。
よりスピーディーな乾かし方を求める人には、スキットルを網の上に置いて通気性をあげるのがおすすめです。
スキットルの保管方法
スキットルの長期保管には、入れ物の内部に雑菌が繁殖しないよう、捨て酒と呼ばれる方法で保管するのがおすすめです。
捨て酒とは、アルコール度数の高いお酒でスキットルを満たし、保管中の雑菌の繁殖を防ぐというものです。
次に使う際には、中のお酒を捨てて、入れたいお酒と入れ替えます。
捨て酒には、アルコール度数が高く無味無臭のウォッカを使うと良いでしょう。
スキットルを長く使うために気を付けること
スキットルを長く使うには、洗い方や乾かし方以外にもポイントがあります。
スキットルは、一般的な水筒とは異なり、ウイスキーやウォッカのようなアルコール度数の高い酒類の入れ物としての使用が推奨されています。
ジュースのように糖分を含んだものは、洗い残しや乾かし方を誤ると劣化が早まる可能性があり、使用にはおすすめできません。
スキットルの洗浄に便利なアイテム6選
お酒用の水筒であるスキットル。
普段から使ってる人でも、洗い方や乾かし方に悩む人も多いものです。
スキットルの洗浄や手入れに便利なアイテムを紹介します。
マーナ (marna) そそぎ口洗い4点セット
スキットルや水筒の口の細かな部分まできれいにできる
毛の長さが異なる4種類のブラシセットです。
スキットルの飲み口の汚れの細かな部分まで洗いたい人におすすめ。
セット内容が充実しているため、持っているとスキットルだけでなく、ストローまぐや急須などにも使えて便利です。
- 外形寸法
- SS 長さ12cm 直径0.7cm
- S 長さ16cm 直径1cm
- M 長さ21cm 直径1.8cm
- L 長さ23cm 直径2.5cm
- 材質 豚毛、ステンレス、スチール
まめいた くろまめ MK 中栓洗い
持ち手が長く使いやすい!スリムなスティック状スポンジ
スティック状のスリムなスポンジ。
使い勝手が良く、ウイスキー汚れが気になるスキットルの洗浄にぴったりです。
また、持ち手が長く扱いやすいため、初めて手入れ道具を買う人にもおすすめ。
超極細繊維を使用しており、水だけでもできます。
- 外形寸法 長さ17cm 幅1cm 厚さ0.5cm
- 材質 ステンレス鋼、プラスチック
花王 (Kao) キュキュット クリア(CLEAR)泡スプレー 無香性 本体
こすらなくても隅まできれいに!無香性でお酒の臭いを邪魔しない
手軽に使える泡状のスプレー式洗浄剤です。
こすらなくても汚れが落ちるため、スキットルのカーブやコーナーなど、ブラシなどで洗いにくい部分まできれいにできます。
無香性なので、水筒内部に残る洗剤の臭いが気になる人にもおすすめです。
- 容量 280ml
- 成分 界面活性剤、安定化剤、金属封鎖剤、酵素
花王 (Kao) ディープクリーン シュッシュデント 部分入れ歯用洗浄剤 本体
スプレーして5分おくだけ!短時間で手入れできる手軽さが魅力
スプレーをかけて5分おくだけで、こすらず隅まできれいにできる入れ歯用の洗浄剤です。
手間をかけずに、安全にキレイにしたい人におすすめ。
ミントの香り付きですが、仕上げに熱湯処理をすると水筒に香りが残るのを防げます。
- 容量 270ml
- 成分 界面活性剤、湿潤剤、pH調整剤、金属封鎖剤
アレスヘルスケア (ARES) 重曹 5kg
長く使ってる人におすすめ!スキットル内部のにおい対策に
スキットルの内側に染みついたウイスキーなどの香りが気になるときは、重曹を使うとすっきりします。
食品グレードの重曹なら、スキットルの洗浄にもぴったり。
ファスナー付きのアルミ袋入りで使用後の保管も簡単です。
- 容量 5kg
- 成分 炭酸水素ナトリウム
シャボン玉石けん 酸素系漂白剤
ステンレス製のスキットルもきれいにできる酸素系漂白剤
酸素系の漂白剤は、塩素系漂白剤が使用できないステンレス製のスキットルの洗浄にも使えます。
塩素系漂白剤にありがちな臭い残りもなく、手軽に使える洗浄剤を探している人におすすめ。
ベビー用品や食器など、家族で使うものの洗浄に幅広く対応できます。
- 容量 750g
- 成分 過炭酸ナトリウム
まとめ
アウトドア愛好家やお酒愛好家の人は、お酒の携帯にスキットルを使ってる人も多いのではないでしょうか。
手入れが難しそうなスキットルですが、チタンやステンレスなど素材の特徴を知れば、素材に合う手入れの仕方で、簡単にきれいな状態がキープできます。
お気に入りのスキットルを見つけたら、定期的に手入れをして、長く愛用してみませんか。