【どこに置く?】自転車ヘルメットの置き場所 持ち運ぶ人の割合や保管方法も
2023年に着用努力義務が大人にも課された自転車のヘルメット。
通勤や買い物など、自転車で出かけた先でヘルメットの置き場所に困った経験はありませんか。
今回は、 駐輪中のヘルメットのおすすめの置き場所について解説します。
ヘルメットの盗難対策や、かさばらないコンパクトな収納方法・ロックやホルダーなどを使用した保管方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
【通勤やママチャリを使う人】ヘルメットはどこに置く?
通勤で自転車に乗る大人や、買い物でママチャリに乗る大人は、自転車ヘルメットをどこに置くべきのでしょうか。
前カゴ
大人用自転車のヘルメットの置き場所として最も多いのが前カゴです。
しかし、前カゴにヘルメットをそのまま置いておくだけでは、盗難のリスクも高く、さらに雨に濡れてしまう可能性もあります。
ホルダーやワイヤーロックなどを利用しヘルメットを前カゴに固定した上で、カゴカバーをかけておくのがおすすめ。
後ろカゴ・子供乗せ
ママチャリには後ろカゴや子供乗せがついているものも多いです。
後ろカゴや子供乗せもヘルメットの置き場所として活躍します。
しかし、前カゴと同様盗難のリスクがあるため、盗難防止のロックやカゴカバーを利用しましょう。
ハンドル
自転車やママチャリのハンドルに、ヘルメットを引っ掛けて保管しているケースもよく見かけます。
自転車に前カゴなどがない場合などに、ヘルメットをさっと置いておける保管場所としては利用しやすいでしょう。
しかし、人の目につきやすいため、盗難のリスクがあることに注意してください。
フレーム
自転車やママチャリの本体フレームにヘルメットをくくりつけて保管する方法もあります。
ただし、この方法もハンドル同様、人の目につきやすいです。
そのため、ホルダーなどの盗難防止グッズと併用して保管するのをおすすめします。
持ち歩き
盗難防止の面で最も効果が高いのは、ヘルメットを持ち歩きする方法です。
通勤時にヘルメットを使う場合で、会社に置き場所がある場合は持ち歩きするのがいいでしょう。
しかし、自転車やママチャリを買い物に使う時など、一時的にヘルメットを持ち歩く場合はかさばって面倒です。
そのため、この場合はかさばらないヘルメットを持ち歩きするのがおすすめ。
自転車ヘルメットの盗難防止アイデア
大人用自転車のヘルメットの盗難防止対策にはどのようなものがあるのでしょうか。
ヘルメットホルダーやヘルメットロックを使った方法や盗難防止に役立つアイデアを紹介します。
ヘルメットホルダー・ヘルメットロックを使う
まず挙げられるのは、ヘルメットホルダーやヘルメットロックを使って、自転車やママチャリの本体に固定する方法です。
雨による水濡れを防ぐことはできませんが、盗難防止の効果は十分に得られます。
安く、簡単に盗難防止をしたい人は、100均などでも購入できるワイヤーロックや鍵付きチェーンなどがおすすめです。
リアボックスに収納
自転車にリアボックスを設置して、リアボックス内にヘルメットを収納するのも保管方法としておすすめです。
鍵付きのリアボックスであれば、盗難防止対策としても効果も高く、雨による水濡れも予防できます。
カゴがないタイプの大人用自転車に乗っている人はぜひ検討してください。
カゴカバーの中で保管
カゴ付きの自転車やママチャリに乗っている場合は、カゴカバーと併用してカゴの中で保管しましょう。
ヘルメットをカゴカバーの中に入れることで、人の目に触れなくなり、盗難のリスク軽減になります。
カゴカバーがあれば通勤後の駐輪中にヘルメットが雨で濡れることもなく、買った物を安全に運べるのでメリットも大きいです。
コンパクトな折りたたみのヘルメットを使う
大きく、場所をとるイメージがある自転車ヘルメット。
コンパクトになってかさばらない方法が気になる人には、折りたたみできるヘルメットがおすすめです。
折りたたみタイプのヘルメットを選べば、かさばらないでコンパクトに収納でき、持ち歩きもしやすいでしょう。
自転車の鍵と一緒に取り付ける
自転車の鍵と一緒にヘルメットを取り付ける方法もあります。
ヘルメットの盗難防止対策のために新たにグッズを買い足す必要がなくおすすめです。
ヘルメットの置き場所としてどこに置くか決まらない場合は、とりあえず自転車の鍵と一緒に取り付けておきましょう。
【100人に調査】自転車のヘルメットはどこに置く?
今回、イエコレクション編集部では、自転車用ヘルメットを使用している100人にアンケートを実施。
通勤や買い物などの駐輪中に、自転車のヘルメットをどこに置くかについて調査しました。
1位は「前カゴ」で55%を占め、2位が「持ち運ぶ」で21%、3位が「ハンドル」で10%と並ぶ結果に。
ヘルメットを置かずに「持ち運ぶ」と答えた人からは、「放置はできない」「一番安全で確実だからです。」「昔、バイクのヘルメットを盗まれた事があるので、放置はしません。」と、盗難を気にする声がありました。
自転車のヘルメットをどこに置くか気になっている人はこちらのアンケート結果を参考にしてください。
【100人に調査】自転車のヘルメットの盗難防止方法を教えて!
次に、自転車ヘルメットの盗難防止方法についても聞きました。
「何もしていない」が29%で1位、2位は「持ち運ぶ」で25%、3位は「カゴカバーに入れる」で19%という結果に。
さらに、「ヘルメットホルダー・ヘルメットロックを使う」が12%、「リアボックスに入れる」が2%と続きました。
「何もしていない」「その他」と答えた人の回答をそれぞれ抜粋して紹介します。
「何もしていない」と回答した人の声
・面倒なのでとくになにもしてない。
・心配ですが、荷物になるので。
・自転車のヘルメットは安価だから、盗まれても、まだ耐えられる
・盗難にあったことがないため何も対策をしていないが今後考えたい。
「その他」と回答した人の声
・ヘルメットのひもをひっかけてカギをかけています
・ワイヤーで車輪ごと括る
・ヘルメットと前カゴの網目に細いワイヤーの鍵を通してロックしてます。
ぜひ、アンケート結果も参考に、自転車のヘルメットの置き場所や盗難防止方法を検討してみてください。
おすすめの保管グッズやかさばらないヘルメットを紹介
大人の自転車利用者にも着用が努力義務化された自転車のヘルメット。
ここでは、ヘルメットを便利に保管できるアイテムや、コンパクトに収納できかさばらないヘルメットを紹介します。
ロックブロス (ROCKBROS) 自転車ヘルメット Z-016
ワンタッチでコンパクトに 持ち歩きしやすい軽量折りたたみ式ヘルメット
トップ部分を手で押し込むだけで3分の2の高さに折りたたみできる軽量タイプのヘルメットです。
リュックの中などにかさばらないでコンパクトに収納できるため、持ち歩きしやすいのが特徴。
スタイリッシュなデザインで、利便性も高いうえに、安全性・快適性もしっかり維持する優秀なヘルメットです。
- サイズ 推奨頭周 56cm~62cm
- 重量 360g
- 材質 牛革、ウレタン、衝撃吸収材
リンプロジェクト (rin project) カスク レザー 本革 東京産 頭部プロテクター
コンパクトに折りたたみ可能で持ち歩きしやすい ソフトタイプのヘルメット
衝撃吸収材を革で包み、頭部を保護するように縫製されたヘルメット。
ハードタイプに比べると衝撃吸収力は劣るもの、かさばらないでコンパクトに折りたたみすることが可能です。
持ち歩きしやすいのが特徴で、サイクルキャップの上からも着用でき、ファッション性を楽しみたい人にもおすすめ。
- サイズ
- Mサイズ 59cm
- Lサイズ 61cm
- 重量
- Mサイズ 110g
- Lサイズ 111g
- 材質 牛革、ウレタン、衝撃吸収材
川住製作所 (kawasumi) ヘルメットホルダー KW-79
ホルダーを取り付けてヘルメットの置き場所を確保 鍵付きで盗難防止対策も
自転車本体部分に設置して、ヘルメットを引っ掛けて保管するヘルメットホルダー。
ダイヤル式の鍵付きなので、盗難防止に役立ちます。
シルバーとブラックの使いやすい2色展開で、使う自転車本体の色に合わせやすいのも魅力的。
カゴがない場合などにヘルメット置き場として活躍するアイテムです。
- サイズ
- ホルダー部 幅4.5cm 長さ8cm 高さ2cm
- 鍵部 幅2.4cm 長さ5.4cm 高さ1.4cm
- 重量 48g
- 材質 ポリプロピレン、亜鉛合金、鉄
川住製作所 (kawasumi) SOKULOCK ショート SL-02
自転車の付属品の盗難防止に活躍 ダイヤルロック式の自転車用鍵
ヘルメットだけでなく、自転車に付属するバッテリーや電気などの盗難防止にも役立つダイヤルロック式の鍵です。
コンパクトサイズなので、ロックを使わない時も邪魔になりません。
結束バンドタイプで、扱いが簡単なのも嬉しいポイントです。
- サイズ 全長30.5cm
- 重量 59g
- 材質 亜鉛合金、ステンレス、ナイロン
ラボクル (LABOCLE) コイルケーブルカラビナロック L-KLK02
ケーブルが伸びてどこでも固定しやすい 自転車も付属品もしっかりロック
ケーブルが伸び縮みするのでいろんな場所に対応できる自転車の鍵です。
カラビナ式なのでロックの際も操作が簡単。
自転車本体の盗難防止にはもちろん、ヘルメットやチャイルドシートカバーなど、自転車の付属品もしっかりロックして守ります。
- サイズ
- ケーブル 直径0.3cm 長さ120cm
- カラビナ 幅6.5cm 厚さ0.8cm
- 重量 56g
- 材質 スチール、ビニール
ドッペルギャンガー (DOPPELGANGER) ダイヤルコンボカラビナロック DKL151
使いやすいカラビナとコイルワイヤーを組み合わせた自転車の鍵
カラビナとコイルワイヤーを組み合わせたタイプの鍵で、自転車の付属品をしっかりロックし守ります。
ヘルメットの保管・収納はもちろん、バイクバッグホルダーとしてや盗難防止など、さまざまな場面で幅広く使えるでしょう。
手のひらサイズでコンパクトなので、使わない際も携帯しやすいです。
- サイズ
- ケーブル 直径0.3cm 長さ150cm
- カラビナ 幅8.5cm
- 重量 90g
- 材質 アルミ合金
明邦化学 (meihokagaku) カスタムセブン
ヘルメットをどこに置くか悩む人へ 便利に使えるシンプルなリアボックス
こちらは設置する自転車を選ばないシンプルなリアボックスです。
ヘルメットをどこに置くかの問題解決だけでなく、ちょっとした荷物の運搬や水濡れ防止などにも役立ちます。
価格がリーズナブルなので、とりあえずリアボックスでヘルメットを保管してみようと考えている人におすすめ。
- サイズ 幅28cm 奥行42cm 高さ31cm
- 材質 耐候・耐衝撃性樹脂
アエトニクス (Aetonyx) 大容量2段式 前かごカバー MY-165
カゴ内を目隠しと防水対策 ロックと合わせて効果的な盗難防止にも活躍
周りからの目隠しにもなり、防水加工で雨などによる水濡れを予防する前カゴカバーです。
ダブルファスナーで前後どちらからも開閉できるので便利です。
ロックと組み合わせて盗難防止対策も可能。
デザインも豊富なので、自転車のイメージに合わせて選べるのも魅力です。
- サイズ 幅40cm 奥行34cm 高さ30cm~50cm
- 材質 ポリエステル、ポリエチレン、ナイロン
子供だけ? 大人も? ヘルメットの着用は義務?
子供が自転車を運転する場合、保護者には子供に自転車ヘルメット着用を促す義務があります。
しかし、道路交通法の改正により、子どもだけでなく大人も自転車乗車時のヘルメットの着用が努力義務となりました。
現段階では努力義務であり、強制力はありませんが、安全を守るためにも、自転車の運転時にはヘルメットはしっかり着用しましょう。
まとめ
大人も着用努力義務となった自転車ヘルメットですが、その置き場所に悩んでしまうものです。
今回は、ヘルメットをどこに置くか悩んでいる人向けに、置き場所や保管・収納に役立つアイデアを特集しました。
さらに、かさばらないヘルメットやホルダー・ロックなどのアイテムも紹介しましたが、使ってみたいものはあったでしょうか。
ヘルメットの置き場所は、通勤や買い物、子供のお迎えなど自転車に乗る人の状況や目的によって異なります。
今回の記事を参考に、ヘルメットを持ち歩きするのか置き場所を作るかについて考えてみましょう。