【砂消しゴムとは?】使い方のコツやおすすめの砂消し10選も紹介
皆さんは「砂消しゴム」というアイテムをご存知でしょうか。
砂消しゴムとは、ボールペンのインク文字のように普通の消しゴムでは消せない文字を消すための、昔からある文房具です。
最近お店などではあまり見かけなくなりましたが、子供の頃使ったことがあるけど思うように消せなかった、という記憶がある人もいるのではないでしょうか。
ですが、砂消しゴムはコツを覚えて利用すれば大変便利なアイテムで、実は文字を消す以外にも様々な用途があります。
この記事では、砂消しゴムの用途や使い方のコツ、有名文具メーカーのぺんてるやトンボ鉛筆、ステッドラーなど様々なおすすめ砂消しゴムを紹介します。
砂消しゴムとは
一般的な消しゴムと砂消しゴムの違いとは何でしょうか。
普通のプラスチック製の消しゴムは、紙に付着した鉛筆の黒鉛をこすることで吸着させ、紙から剥がすものです。
砂消しゴムとは、研磨剤の粒子を含む字消しなので、書いた部分だけでなく紙ごと削り取るため、削った分紙が薄くなります。
砂消しゴムはサンドペーパーのような役割を果たし、普通の消しゴムでは消せない(吸着できない)ボールペンのインクなどを消す(削る)ときに使われます。
砂消しゴムは、修正液・修正テープの代用品
ボールペンで書いた文字を消すアイテムとして一般的な修正液や修正テープは、消したい文字を上から塗りつぶしてきれいに見えなくするものです。
しかし、文字が書いてある紙の色とテープなどの色が合っていない場合、テープの部分だけ色が違ってしまい、消した部分が逆に目立ってしまいます。
砂消しゴムは、修正テープや液を使用しないため紙の色が変わらずに自然に消すことができる、修正液や修正テープの代用品としても優秀なアイテムです。
砂消しゴムの使い方を紹介
砂消しゴムを使ってもうまく消せなかった、紙に穴が開いたという経験がある人は、使い方を確認しましょう。
砂消しゴムの使い方1.消しゴムのように使ってはだめ
砂消しゴムを普通の消しゴムのように使うのはNGです。
砂消しゴムは研磨剤が入っているので、普通の消しゴムのように紙をゴシゴシこすってしまうと、摩擦に負けて紙が破け、穴が開く恐れがあります。
普通の消しゴムの使い方は一度忘れて、持ち方や消し方など、砂消しゴムに合った正しい使い方で使用しましょう。
砂消しゴムの使い方2.砂消しゴムの持ち方
砂消しゴムを効果的に使うには、持ち方や力の加減が肝心です。
持ち方は、砂消しゴムを親指と人差し指で軽く持ち、中指は添えるだけにします。
この時、砂消しゴムを紙と水平になるように、寝かせるようにして持つのがおすすめ。
砂消しゴムは普通の消しゴムのように力を入れて消すものではないので、力を入れず優しく持ちましょう。
砂消しゴムの使い方3.軽く削る
次は文字の消し方です。
砂消しゴムの角の部分を紙にあて、消したい文字の周辺を円を描くようにして、力を入れずに軽く優しく時間をかけて削ります。
文字をピンポイントで削ると紙が薄くなり破れやすくなるので注意しましょう。
ある程度続けると紙が少しづつ剥がれてきます。
その紙をカッターなどで優しく削りとると、より紙へのダメージを減らす事ができておすすめです。
砂消しゴムの用途
砂消しゴムの用途とは、ボールペンの文字を消すことだけではありません。
研磨性のあるその特性から様々な使い方ができ、他のアイテムの代用品としての使い方も可能です。
ここでは、豊富な砂消しゴムの用途について紹介します。
砂消しゴムの用途1.ボールペンの失敗に
ボールペンなどのインクの文字消しは、砂消しゴムの使い方としては最も知名度が高い用途です。
修正液や修正テープの使用が推奨されない書類やレポートを書くときは、書き損じたときのために砂消しゴムを用意しておくのがおすすめ。
砂消しゴムを正しく持ち、優しく削ることで、消し跡が気にならない程きれいに消すことができます。
砂消しゴムの用途2.絵やイラスト、漫画を描くのにもおすすめ
また「紙を削る」という特性を生かして、イラストや漫画を描く際も使われています。
砂消しゴムは、絵の具で描いた絵を削って一部をぼかして自然な仕上がりにしたり、漫画のトーンを削って思うような模様や薄さに仕上げたりなど、絵や漫画を描くアイテムとしても便利です。
普通の消しゴムでも可能ではありますが、砂消しゴムの方が短時間でできるのでおすすめです。
砂消しゴムの用途3.インク染みや汚れを削る
砂消しゴムは紙を削るという特性を持つため、軽いインクの染みや汚れなども落とすことができます。
イラストを描いていたら手についたインクで紙を汚してしまった、なんてときも砂消しゴムがおすすめ。
普通の消しゴムでは色が残りそうだという時も、砂消しゴムは頼りになるアイテムです。
砂消しゴムの用途4.掃除道具としてもおすすめ
砂消しゴムには研磨剤が入っているため、ガスコンロや換気扇などキッチンの掃除道具としても使うことができます。
コンロの焦げ跡などの汚れは時間が経ってしまうと落とすのにも一苦労。
そんな時たわしなどの代用として砂消しゴムで焦げ跡などをこすると、見違えるようにきれいになるのです。
ぜひ試してみてください。
おすすめの砂消しゴム10選 電動砂消しも紹介
文字を消す以外にも様々な用途や使い方がある砂消しゴム。
家庭に一つ常備しておくといざという時に役立ちます。
ここからは、そんな便利な砂消しゴムの中から、トンボのMONOシリーズやステッドラーの鉛筆型などのおすすめ砂消しゴムを紹介します。
サクラクレパス (SAKURA) ラビット インク用 全砂 NO.512
よく消えるハードな使い心地の全砂消しゴム
こちらは良く消えると評判の、サクラクレパスの全砂タイプの砂消しゴムです。
ボールペンなどインクの書き損じはもちろん、「マジックまで消える」「水まわりのカビ落としに使っている」などの口コミもあり、研磨作用を生かして他用途に利用されている人気商品。
昔ながらのシンプルで研磨性の高い砂消しゴムを探している人におすすめです。
- 外形寸法 幅1.7cm 長さ6.8cm 直径0.7cm
- 用途 インク
トンボ鉛筆 (Tombow) MONO モノ砂消しゴム ES-512A
目が細かく軽い消し心地の全砂消しゴム
こちらは知名度の高い「モノ(MONO)」の砂消しゴム。
天然ゴムと硅石粉を使用した非塩ビの消しゴムで、ボールペンなどのインクで書かれた文字を紙ごと削ります。
目が細かく軽く消せるので、砂消しゴム初心者にもおすすめ。
「消しかすがまとまる」「目が細かくてきれいに消える」と口コミでもその使いやすさが好評の砂消しゴムです。
- 外形寸法 幅1.6cm 長さ6.7cm 厚さ0.8cm
- 用途 インク
ぺんてる (Pentel) スーパーマルチ消しゴム ZEB20
紙の損傷を押さえた全砂消しゴム
こちらは力を入れずにサラサラと消せることで人気の、優しい使い心地の砂消しゴムです。
軽い力できれいに消せるのでゴシゴシ擦らなくてもよく、紙が傷むのを防ぎます。
口コミでは「ガスコンロややかんの掃除など、金属に優しい」と文字消し以外の用途でも高評価を得ています。
余計な力を込めずに済むので、砂消しゴム初心者におすすめです。
- 外形寸法 幅1.7cm 長さ6.5cm 厚さ0.8cm
- 用途 マルチ
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サクラクレパス (SAKURA) ラビット 両用 半砂 NO.510
鉛筆用消しゴムと一体化した外出時に便利な半砂消しゴム
こちらは同じくサクラクレパスから出ている、半砂タイプの砂消しゴム。
砂消しゴムと普通の消しゴムが一体化された両用タイプです。
砂消しゴムを探しているけれど、消しゴムが何個もあるとかさばるのが心配、と躊躇されている人にもおすすめ。
両用なので、イラストや漫画のトーン削り、ぼかしの際にも大活躍します。
- 外形寸法 幅1.7cm 長さ6.8cm 直径0.7cm
- 用途 インク、鉛筆
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トンボ鉛筆 (Tombow) MONO モノ砂ラバー消しゴム ES-510A
慣れ親しんだ消しゴムと一体化した半砂消しゴム
モノの砂ラバー消しゴムは、普通の消しゴムと砂消しゴムがひとつになった人気の商品。
どちらのタイプも使いたいという人に、かさばらずに携帯できておすすめです。
イラストを描く際に、トーン削りは砂消しゴム、ぼかしは消しゴムでと便利な使い方も可能。
口コミでは「スエードの汚れ落としに使用している」など、ブラシでの汚れ落としの代用品としても使用されています。
- 外形寸法 幅1.6cm 長さ6.7cm 厚さ0.8cm
- 用途 インク、鉛筆
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ステッドラー (STAEDTLER) マルスプラスチック コンビ 526 508
消しカスが出にくい鉛筆用消しゴムと一体化した半砂消しゴム
こちらは、ステッドラー(STAEDTLER)社が販売する、消しゴムと砂消しゴムが一体となった両用砂消しゴムです。
鮮やかなブルーの砂消しゴム部分は他の砂消しゴムと比較しても硬め。
業務用としての用途でも評価が高く、口コミでも「軽い力で消せる」と好評です。
仕事用に、楽にしっかり消せる本格的な砂消しゴムを探している人におすすめ。
- 外形寸法 幅2.3cm 長さ6.5cm 厚さ1.3cm
- 用途 製図インク、鉛筆
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ぺんてる (Pentel) クリックイレーザー 油性ボールペン消しゴム XZE33-N
ずっと角で消したい人にもおすすめのボールペン型砂消しゴム
こちらは、カッターの様に繰り出すタイプの、フラットでスリムな砂消しゴム。
字消し部分が幅8mmと細かい文字を消すのにも適しています。
ペンケースやペン立てにもかさばらずにスッと収まり、クリップ付きで胸ポケットへ入れられるなど、携帯性の高い商品です。
砂消しゴムやペンケースを持ち運ぶ人におすすめ。
- 外形寸法
- ホルダー 幅1.4cm 長さ12.2cm 厚さ0.8cm
- 砂消しゴム 幅1cm 長さ7.8cm 厚さ0.3cm
- 用途 油性ボールペン
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オーストリッチ (OSTRICH) マルチリスイレーサー 砂消しゴム 40-1125 (08803ME)
ピンポイントで消しやすいペンタイプの砂消しゴム
こちらの鉛筆タイプのおしゃれな砂消しゴムは、オーストリッチ(OSTRICH)社のベストセラー商品。
細かい部分が消せるので印刷物などの誤りを修正するときに重宝し、必要以上に紙を傷めることもありません。
自治体や学校など、幅広い職業の人に利用されている由緒正しい砂消しゴム。
職場のデスクに1本備えて、効果を実感してください。
- 外形寸法 長さ17.5cm 直径0.75cm
- 用途 マルチ
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ステッドラー (STAEDTLER) 鉛筆型ハケ付き字消し 526 61
消しカスを綺麗に除ける、はけ付き砂消しゴム
こちらの鉛筆型ハケ付き字消しは、「消したい部分だけをきれいに消せる」「刷毛で消しかすを掃除できて便利」とリピーターも多い人気商品。
先端部分の砂消しゴムじゃピンポイントでの修正が可能。
スリムでデザイン性も高い商品です。
細かい文字修正に使う砂消しゴムを探している人や、ペン立てに立てられるスリムな砂消しゴムを探している人におすすめ。
- 外形寸法 幅1cm 長さ20.9cm 直径0.8cm
- 用途 インク
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プラス 電動消しゴム ER-020
交換用とセット購入がおすすめ、砂消しも付属する電動の消しゴム
なるべく楽に字消しを行いたい人におすすめなのが電動消しゴムです。
こちらの電動消しゴムは鉛筆用消しゴムと砂消しが2本ずつ付属します。
狭い範囲の修正に便利なボタンでON/OFFを切り替えるタイプです。
電動タイプは消しゴムの消費が早いので、購入時から交換用替えゴムをセットで購入しておくと困りません。
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通販サイトの最新ランキングも参考にする
各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
まとめ
砂消しゴムとは何かや、ぺんてるやステッドラーの鉛筆型など、おすすめの砂消しゴムを紹介しました。
ボールペンの書き損じ修正からキッチンの焦げ付き掃除まで、幅広い用途に活躍する砂消しゴム。
一家に一本、職場に一本備えておくことで、修正テープや掃除道具の代用にも、イラストや漫画を描くアイテムにもなる優れものです。
近年は見かけることが少なくなった砂消しゴムですが、正しい使い方で、ぜひ一度その効果を試してみてください。