カーテンのカビ取り方法 レースカーテンについた黒カビの落とし方も紹介

出典:StockSnap / Pixabay

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ある日、カーテンの裾に黒い斑点が…という経験はありませんか?
実は、あの黒い点々の正体は「黒カビ」。
湿度が高くなる夏、外気との温度差で窓が結露してしまう冬、どちらもこの黒カビが生えやすい季節です。
インテリアのテイストに合わせたおしゃれなカーテンも、カビが生えていたら台無し。

今回は、そんなカーテンに生えてしまった黒カビを、なるべくお金をかけずに家で綺麗にする方法と、カビの発生を予防する方法や便利グッズを紹介します。

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カーテンのカビの落とし方

カーテンにいつの間にかついてしまった黒い斑点。
原因は、バスルームのタイルの目地やパッキンにも発生する黒カビです。
黒カビは、毒素を大量に持っているわけではないものの、喘息の原因になるとも言われています。

あまりにもたくさん生えてしまっている場合はカーテンそのものの買い替えをおすすめしますが、その前に試せるカビの落とし方を紹介します。
また、カビの落とし方を試してみる際には、カーテンやクリーナーの洗濯表示等を確認して、試して大丈夫か確認しながら自己責任で行いましょう。

熱湯で落としてみる

もし、カビの生え始めの段階であれば、まずはこの方法を試してみましょう。
熱湯でもみ洗いをする場合は、カビの生えてしまった部分だけをもみ洗いします。

発生から時間が経ってしまったカビを落とすことはできませんが、少しだけ黒くポツっとできている程度であれば落とせる可能性が高いです。
水やぬるま湯だとカビが繁殖しやすい適温になってしまい逆効果。
必ず熱湯を使いましょう。

カーテンを外さず行いたい場合は、熱湯を浸したタオルでぽんぽんと拭き取る方法もあります。
このときカーテンの両面にタオルを当てておくと、より黒カビをタオルに移りやすくなります。
火傷に気をつけて行いましょう。

洗濯機や付け置き洗い

熱湯で落とせなかったときは、洗濯機で洗ってみましょう。
洗濯機で洗うときは下記のような流れで洗います。

  1. カーテンについたホコリを取る。
  2. カビ部分が表にくるようにカーテンを小さく畳み、洗濯用のネットにいれる。
  3. 洗剤と漂白剤をいれて手洗いコースか、ドライコースで洗う。

この時、漂白剤は洋服用のものを使ってください。
すすぎは2回注水、脱水は30秒が目安です。

そして、重曹を溶かした熱湯に付け置き洗いする方法も効果的です。
熱湯でつけ置き洗いするときの流れば次の通りです。

  1. 浴槽に熱めのお湯を張り、スプーン1杯ほどの重曹を溶かす。
  2. カーテンを浴槽の中にいれて、30分ほど放置する。

    30分以上漬けてしまうと余計にカビを発生させてしまうことがあるので、注意してください。

  3. 乾燥させます。正しい乾燥のさせかたは後ほど紹介します。

カビ取りスプレーを使う方法

ダメ元でカビ取りスプレーを使ってしまう方法もあります。
塩素系漂白剤は布を痛めてしまうので、基本的に塩素系漂白剤(キッチンハイターなど)を布に使うことはおすすめできません。

ただし、真っ白なカーテンや、生地の傷みが目立たないようなカーテンであれなカビ取りとして使用しても良いでしょう。
色や柄のあるものは色落ちしてしまう可能性が高いので、全体に使う前に端などの目立たない部分で試してからにしましょう。

  1. 中毒にならないように窓を空けしっかり換気する。
  2. 泡タイプならカビに直接吹きかける。

    液体タイプの場合はお湯で10倍に薄めてタオルに染み込ませ、カーテンにぽんぽんと漂白剤を染み込ませます。

  3. カビが薄くなるまで待つ。
  4. お湯を湿らせたタオルで漂白剤を拭き取り、乾いたタオルで水分を取り、しっかりと乾燥させてください。

カーテンの乾かし方

洗濯や手洗いしたカーテンは、そのままカーテンレールに吊して干すと場所も取らず、重なりも少ないのでおすすめです。
カーテン自体の重さでシワが伸びるので、形も整います。

脱水後、軽くポンポンと叩いてシワを伸ばしながら干しましょう。
窓を開けた状態で干したり、エアコンの除湿機能を使ったり、カーテンに扇風機を当てたりするなど、できるだけ短い時間で乾燥させられるように工夫しましょう。

レースカーテンのカビ取り方法は?

カビの範囲が限定されている場合は手洗いが有効です。
まず歯ブラシでたたくようにしてカビの部分を落とします。
次にカーテンのカビ部分の裏にタオルをあてながら中性洗剤を付けた別の歯ブラシでたたき、カビをタオル側に移します。

また、つけおき洗いもおすすめです。
洗う場合は洗濯表示を見て洗えるかどうかや、漂白剤が使えるかどうかをチェック。
やり方は、まずレースカーテンのフックをすべて外し、ブラシで表面のカビを優しく払います。
次にカーテンを浸けられる大きいバケツを用意し。洗濯表示の数字より低い温度の湯をバケツに入れます。
漂白剤、洗剤を入れ、レースカーテンを浸けてください。
カビが落ちたかチェックし、落ちたら洗濯機か手洗いで仕上げ洗いをしましょう。

カーテンのカビの予防方法

ここまでは、カーテンについてしまった黒カビの落とし方を紹介してきましたが、そもそも黒カビが生えないに越したことはありません。
黒カビの発生を予防するポイントを紹介します。

カーテンを濡らさない

カーテンにカビが生えてしまう原因は、夏は湿度の高さ・冬は外気との気温差による結露からくる「湿気」です。
特に冬の時期の窓の結露で、カーテンが濡れてしまうことが大きな原因。
湿ったまま放置すると、カーテンはたちまち黒カビが増殖する格好の場所になってしまいます。
結露防止シートなどを活用すると、いちいちカーテンの水分を拭き取る必要がなく便利です。

窓やカーテンレールの拭き掃除をこまめにする

カビは、温度は20?30度前後、湿度は80パーセント程度の環境で発生した後、汚れやホコリを栄養として繁殖していきます。
そのためカーテン周りを綺麗にしておくことが大切。
窓や窓の桟、カーテンレールなどをこまめに掃除してカビの好物であるチリやホコリを取り除くことが黒カビ発生の予防につながります。

布の除菌スプレーを使う

定期的に除菌スプレーをしておくことも予防につながります。
週に1度、ファブリーズなど布に使える除菌スプレーをかける、または消毒用のエタノールをスプレーするのも効果的です。
生地も傷めにくいので、お気に入りのカーテンなどに特におすすめしたい予防法です。

カーテンのカビ取りグッズおすすめ6選

それでは、カーテンのカビにおすすめのクリーニンググッズを紹介します。
まずは黒カビを落とすためのグッズを紹介します。

純閃堂 カビ取り侍 液スプレー 500g KZ-LS500

部屋で使用しても安心、蒸発しやすい塩素系カビ取り剤

黒カビ、赤カビ、白カビ、青カビ、緑カビなど全てのカビに対応できるプロ愛用のカビ取り剤です。
畳、木材、壁紙の頑固なカビの菌糸まで除去し、漂白してくれます。
スプレーでカビを除去したあとに、水拭きか水洗いをしてください。
撥水剤も配合されているので、カビ対策にも効果的です。

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カビキラー カビ取り剤 特大サイズ 本体 1000g

レースカーテンなど真っ白なカーテンに、強力なカビ取り剤

壁やタイル、マット、シャワーカーテン、ゴムパッキンなどのカビの除去に効果的なおふろ用洗剤です。
色や柄のないカーテンでしたら、おふろ用洗剤でもカーテンにも使うことができます。
カビ汚れから約15cm離し、直接スプレーを吹きかけます。
数分放置した後、水で洗い流してください。

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シャボン玉石けん 酸素系漂白剤 750g

色柄物の服にも使える酸素系の漂白剤

レースのカーテンや、色柄物のカーテンにできてしまったカビには、酸素系漂白剤を使ってみましょう。
洗濯機にかける際に使っても良いですし、お湯に酸素系漂白剤を溶かして付け置き洗いをするのも効果的です。
漂白だけでなく、除菌や除臭の効果もあります。

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ワイドハイターEXパワー 衣料用漂白剤 液体 本体 1000ml

繰り返し洗うことで抗菌効果を発揮する衣料用漂白剤

衣料用なのでカーテンの生地を傷めにくいところが安心の、衣料用漂白剤です。
上記の商品と同じく洗濯機にかける際や付け置き洗いのときに使いましょう。
水に濡れたり湿ってしまったときに臭いが戻ってきてしまう「蓄積臭」も強力分解してくれます。

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花王 (KAO) キッチン泡ハイター 1000ml

レースカーテンの除菌・漂白に、キッチン用の塩素系漂白剤

塩素系のキッチン周り専用のカビ取り剤。
キッチン周りのカビだけでなく、白いカーテンのカビ取りにも使えます。
カビの胞子や菌糸を殺菌し、漂白してくれます。
泡がクリーミーに密着するので、たれづらく、狙ったカビの奥まで漂白剤が浸透します。
生地の傷みには注意しましょう。

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ニチガ (NICHIGA) 国産重曹 1kg (炭酸水素ナトリウム)

食品添加物だから小さな子供やペットがいても安心

熱湯に溶かして付け置き洗いすると効果的な「重曹」。
もともと自然界に存在するものなので、環境に優しく、我々の身体に無害なのが魅力的です。
カビ取りだけではなく、お掃除や洗濯、パンやお菓子作りの「ふくらし材」としても使うことができる優れものです。

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カーテンのカビ予防グッズおすすめ3選

ここからは、カーテンの黒カビを予防するためのグッズを紹介します。

カーテンにカビがはえなくなるスプレー 部屋用 防カビ 消臭 除菌 300ml

消臭成分配合でニオイ除去効果もあるカビ予防スプレー

定期的にスプレーすることでカビの発生を防ぐスプレーです。
目安は週に1回。除菌、消臭効果が高く、カーテンはもちろんのこと、壁紙、押し入れ、ベッドマットレス、カーペットなどにも使うことができます。
カビを除去効果はないので、カビが発生する前・カビを除去した後に使いましょう。

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ファブリーズ 消臭芳香剤 布用 ダブル除菌 370ml

繊維の奥まで消臭・除菌成分が届くカビ予防スプレー

バイ菌の細胞壁を破壊して除去するダブル除菌効果で、天日干し3時間以上の効果が期待できる布製品専用スプレーです。
強い効果を持ちながら、トウモロコシ由来の消臭成分なので安心。
新型の噴射ノズル採用で、細かく均一に布製品にスプレーできます。

  • 容量 370ml

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レック (Lec) 激落ちクロス マイクロファイバー 10枚入

カビの原因になりやすい窓の結露やレールのほこりをしっかりキャッチ

マイクロファイバーで、洗剤を使わずに汚れを落とすことのできる高機能なお掃除用のクロスです。
細い繊維が立体的に構造されていて、吸水力が高く、水滴を素早く吸収してくれるので、窓の結露を拭きあげるのに最適。
乾拭き・水拭きどちらでも使うことができるので、窓やサッシなど、カーテン周りの掃除にも便利なアイテムです。

  • 外形寸法 幅30cm 縦幅30cm

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まとめ

いかがでしたでしょうか?カーテンに生えてしまったカビを、なるべくお金をかけずに、簡単に家で落とす方法・予防する方法を紹介しました。
部屋の印象に大きく関わるカーテン。デザインはもちろんですが、清潔感がとても大事なインテリアです。
黒カビを見つけたら、とにかく初期段階のうちに落としましょう。

スプレーや掃除だけでなく、こまめに空気の入れ替えをすることも、家のカビ対策には大切なので、意識してみてください。

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※本記事はIECOLLECTION編集部の調査結果に基づいて作成しています。

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