おしゃれ高機能で自宅用におすすめのオカムラチェアの魅力 人気のコンテッサ、バロン、シルフィーの違い
オフィス用に、自宅用に、品質の良いデスクチェアを探している人が必ずと言って良いほど購入を検討するのが、岡村製作所のオカムラチェアではないでしょうか。
デザイン、品質、機能性の全てにおいて国内でも特別高い評価を受け長年愛され続けているオカムラチェアですが、一体何を、どんな基準で選べば良いか悩む人も多いと思います。
そこで、オカムラチェアの中でも特に人気のシリーズと、その中でもどんな人がどんな目的で使用するのに適しているかを紹介していきます。
岡村製作所のオフィスチェア
岡村製作所のオカムラチェアと言えば、真っ先に名前が挙がるのが「コンテッサ」、「バロン」そして「シルフィー」です。
オカムラチェアの人気は最上の座り心地はもちろん、チェアの機能性・操作性の高さにあります。
世界的ベストセラーのアーロンチェアに対抗して作られたコンテッサをはじめ、バロンやシルフィーなどデザインもおしゃれでインテリア性も高いため、使用目的はオフィスシーンだけに限らないところもオカムラチェアの魅力と言えます。
ジウジアーロデザインの「コンテッサ」と「バロン」
中でも人気のある「コンテッサ」と「バロン」は、どちらもイタリアの工業デザイナー・ジョルジェット・ジウジアーロ氏がデザインを手がけています。
彼のデザインは自動車にオートバイ、時計やカメラ、鉄道車両など多岐にわたり、日本車や日本製品のデザインも数多く手がけています。
なかでも有名なのが映画「バックトゥザフューチャー」のタイムマシンとして使われたデロリアンDMC-12のデザインや初代日産マーチなどのデザインを手掛けたことでしょう。
コンテッサとバロンの違いは、大きく言えば操作性です。
楽な操作性のコンテッサと、自分好みに微調整できるこだわりのバロン。
それぞれの違いについては、シルフィーと共にコンテッサとバロンを紹介する際に、詳しく説明していきます。
座ったままの姿勢で角度や高さの調節ができるスマートオペレーションが快適な「コンテッサ」
世界で大人気の高機能ワークチェアであるアーロンチェアに対抗して作られた、日本が世界に誇る国産デスクチェアです。
その外観や機能性はアーロンチェアに決して引けを取りません。
コンテッサの一番の特徴は、座ったままでほとんどの機能調節ができるスマートオペレーションの快適性にあります。
アームレストのレバーを指先で操作するだけでリクライニングや座面高さ調節ができるため、一旦その快適さに慣れてしまうと、一般的なデスクチェアの座面下でのレバー操作が煩わしく感じられてしまうほど。
また、豊富なラインナップで実に様々な仕様を選択することができ、特に張地のカラーバリエーションは数あるデスクチェアの中でも随一です。
世界にひとつだけの自分仕様のチェアを作り上げることのできる最高級デスクチェア、それがコンテッサなのです。
オカムラ コンテッサ セコンダ 固定式ヘッドレストタイプ 可動肘タイプ
包み込まれるような座り心地が魅力のゆったり座れるチェア
コンテッサは背もたれ、座面共に広くゆったりめに作られているオフィスチェアです。
この大きな座面を最大限に活かすには、エクストラハイバックのヘッドレストタイプがおすすめ。
座面とヘッドレストがしっかり支えてくれるので、身体を預けて座りたい人や体格の良い人にぴったりのオフィスチェアです。
大型ではありますが薄さを追究したフォルムとなっているため、包み込まれるような上質の座り心地と日本人の身体にフィットした作りで見た目の圧迫感もそれほど強くありません。
ちなみにコンテッサには、初代コンテッサと、2代目のコンテッサ セコンダがあります。
初代コンテッサも非常に良い椅子ですが、セコンダの方が背もたれが薄く作られており、座り心地も柔らかく優しいという違いがあります。
初代コンテッサもおすすめですが、やはり後継で良くなったセコンダをおすすめします。
- 外形寸法 幅65.0cm~70.2cm 奥行62.0cm~67.0cm 高さ117.0cm~127.0cm
- 座面高 42.0cm~52.0cm
- 肘高 59.0cm~79.0cm
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アンクルチルトリクライニングでPC操作などの後傾姿勢におすすめな「バロン」
バロンは、コンテッサの後に発売されたデスクチェアです。
最新の人間工学に基づいて設計されたアンクルチルトリクライニングは、くるぶしを支点として背もたれが座面ごと後ろに倒れるため、より自然に身体を伸ばしリラックスした姿勢になれるのが特徴です。
コンテッサとの違いは、座った姿勢のまま操作可能なコンテッサとは違い、バロンは座面付近のレバーを調整し、リクライニングの強弱はダイヤルを微調整する必要があるということ。
その代わりリクライニングの角度がコンテッサが5段階なのに対し、バロンは無段階で調節することができるので、快適な角度に微調整することが可能です。
また、ワイドサイズの可動ヘッドレストは前後20°に角度調節が可能で、上下することもバロンならではの特徴です。
コンテッサ同様カラーバリエーションが12種類と豊富です。
シートはメッシュとクッションの二種類がありますが、座り心地や使い勝手は、座クッションの方が人気のようです。
バロンには、エクストラハイバックのヘッドレスト付きからローバックまで、様々なバリエーションがあります。
今回は、その中から、おすすめのグレードを紹介します。
オカムラ バロン ローバック 肘なし 座クッション
どんな場面にも合う&空間をおしゃれにしてくれるチェア
高品質なローバックオフィスチェアが欲しい人におすすめのローバック、肘なしタイプのバロンです。
ハイバックほどゆったり座ることはできませんが、ヘッドレストやアームレストがない分すっきりして圧迫感も少ないため、狭い部屋や通路の狭いオフィスなどで活躍します。
バロンのスリムでシンプルなデザインは、どんな場面にも映え空間をおしゃれにしてくれます。
- 外形寸法 幅63.0cm 奥行69.6cm 高さ88.3cm~101.3cm
- 座面高 41.5cm~51.5cm
- 座面奥行 40.0cm~45.0cm
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オカムラ バロン ハイバック 座クッション 可動肘タイプ
ハイバッグ&稼働肘がついた使い勝手のいいチェア
ヘッドレスト付きは圧迫感があるため避けたいけれど、ローバックだと身体を預けるのに不充分だという方におすすめなのが、ハイバックタイプで稼働肘がついたこちらのモデル。
バロンは、ハイバックでも背もたれ部分がメッシュのためどの角度から見てもすっきりしていて、圧迫感もさほどありません。
通気性も良く身体をしっかりと預けることができます。
- 外形寸法 幅63.0cm 奥行69.6cm 高さ95.3cm~108.3cm
- 座面高 41.5cm~51.5cm
- 座面奥行 40.0cm~45.0cm
- 肘高 56.3cm~76.3cm
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オカムラ バロン 可動ヘッドレストタイプ エクストラハイバック 座クッション 可動肘タイプ
頭から全身を預けてリラックスできるハイバックなチェア
仕事中でもゆったりと座りたい、頭から全て身体を預けてリラックスしたい人におすすめのバロンの最上位のモデルです。
ハイバックではありますがフレームのデザインはコンテッサに比べシンプルなため、すっきりと圧迫感なく部屋に馴染みます。
リクライニングの強弱調整はダイヤルで微調整が可能なため、自分の好みに最も近づけることが可能です。
- 外形寸法 幅63.0cm 奥行69.9cm 高さ116.0cm~138.0cm
- 座面高 41.5cm~51.5cm
- 座面奥行 40.0cm~45.0cm
- 肘高 56.3cm~76.3cm
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背面のカーブの調整機能とリクライニングの前傾機能で筆記作業にもおすすめな「シルフィー」
シルフィーの最たる特徴は、ひとりひとりの腰回りの形状や体格に合わせて、手のひらで包み込むようにフィットする背もたれのカーブにあります。
バックカーブアジャスト機構をセットする位置によって、小柄な人には狭いカーブが、大柄な人には緩やかなカーブがフィットする仕組みになっており、全ての人の身体に合わせて背もたれがフィットする仕様となっています。
背面と座面はシンクロしてリクライニングするため、直立から後傾はもちろん、デスクでの筆記作業などの前傾姿勢もサポートしてくれるのが特徴です。
シートは3種類の硬さの異なるウレタンクッションでできており、お尻が包み込まれるようなフィット感で快適な座り心地です。
高級感のコンテッサ、メカニックなバロンと比較すると、シルフィーは柔軟な仕様と明るいカラーの似合う優等生タイプと言えるでしょう。
オカムラ シルフィー ローバック 肘なし 背面メッシュ
長時間の前傾姿勢におすすめの、腰の負担を軽減してくれるチェア
最も一般的な事務椅子タイプですが、前傾機能もついたシンクロリクライニングはシルフィーならでは。
バロンは後傾姿勢に特化した作りですが、シルフィーはその逆で長時間の筆記作業などの前傾姿勢にシンクロリクライニングが働き、腰の負担を軽減します。
さらに3次元曲面の異硬度クッションがお尻を包み込み、座り心地も快適です。
- 外形寸法 幅51.5cm 奥行56.0cm~61.0cm 高さ88.4cm~98.4cm
- 座面高 42.0cm~52.0cm
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オカムラ シルフィー ハイバック 背面クッション 可動肘タイプ
ややゆったりと座れる柔らかい印象のオフィスチェア
ローバックよりもややゆったりと座りたい、体重を預けて休みたいというデスクワーカーにおすすめのシルフィーのミドルモデル。
前傾姿勢に特化したシンクロリクライニング機能のため、長時間筆記作業をしつつもリクライニングで身体を預けたい人におすすめです。
バロンのハイバックと比較するとシルフィーの方がデザインに丸みがあり、やわらかい印象を受けます。
- 外形寸法 幅64.8cm 奥行57.4cm~62.4cm 高さ95.4cm~105.4cm
- 座面高 42.0cm~52.0cm
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オカムラ シルフィー エクストラハイバック 背面メッシュ 可動肘タイプ
背もたれが高くても圧迫感の少ないオフィスチェア
シルフィーの中では最も背もたれ部分の高いタイプのエクストラハイバックモデルです。
バロンの方が、背もたれの幅、高さともにワイドで後傾姿勢で体を預けるのには向いているかもしれません。
しかし、やわらかな見た目、前傾姿勢の多い作業に特化した機能、圧迫感の少ないフォルムはシルフィーに軍配が上がると言って良いでしょう。
- 外形寸法 幅64.8cm 奥行65.8cm 高さ114.7cm~124.7cm
- 座面高 42.0cm~52.0cm
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岡村製作所のオフィスチェアの選び方
実に様々なシチュエーションに合わせた機能をもつチェアを生み出している岡村製作所ですが、オカムラチェアを選ぶ場合のポイントを以下に紹介します。
シリーズそれぞれに特化している機能も違いますので、自分の求める機能やデザインはどんなものかを考えながら選ぶことが大切です。
作業の基本姿勢で選ぶ
PC作業の場合は後傾姿勢になるため、ローバックよりはハイバック、ヘッドレスト付きでリクライニング機能の充実したものがおすすめです。
筆記作業が多い場合は前傾姿勢になるため、前傾にリクライニングできるものが腰の負担を軽減できるでしょう。
また、ハイバックやアームレストなどの必要性を感じない場合は、それらをなしにすれば圧迫感も避けられます。
機能で選ぶ
コンテッサの特徴はスマートオペレーション機能により、座ったままの姿勢でリクライニングや座面高さの調節ができることです。
バロンはPC作業による後傾姿勢を支えるリクライニングが特徴で、リクライニングの強弱、角度を自分好みに微調整できるのが特徴です。
シルフィーは筆記作業などの前傾姿勢をサポートするシンクロリクライニング機能と、体格を選ばないバックカーブアジャスト機構が特徴です。
体格に合ったサイズを選ぶ
どんな体格にも合うと言っても、手も足も長い大柄な人がゆったり座りたい、手足を伸ばしたいのにシルフィーのローバックを選べば、やはり違和感と物足りなさが生まれます。同様に、小柄な人はコンテッサよりもバロンの方がジャストフィットするということも考えられます。
シリーズごとに若干サイズが異なりますので、求める機能と体格に合ったものを選ぶことが、最も快適な姿勢でチェアの機能を活かせる秘訣です。
デザイン・カラーで選ぶ
オカムラチェアの特徴は、他に類を見ないカラーバリエーションの豊富さです。
重厚な黒に限らず、リラックスできるネイチャーカラー、ポップなビタミンカラーなど種類が多く、またボディカラーやフレームの仕上げも多様で、フレームのデザインもシリーズによって異なるなど、オフィス以外でも活用できるインテリア性の高さが非常に魅力です。
オフィス全体の雰囲気やデスク周りのカラーなど、オカムラチェアを置いた時の雰囲気をイメージしながら選びましょう。
オカムラチェアを購入する際の確認事項
固定肘か可動肘か
オカムラ製品のアームのタイプには大まかに分けて、固定肘タイプと可動肘タイプがあります。
基本的には上下左右の調節ができる可動肘タイプがおすすめですが、固定肘タイプはシンプルで細く美しい形状が特徴なので見た目を優先して選ぶ場合はおすすめです。
納期が3~4週間かかるので注意
既成品とは違いカスタマイズのバリエーションが豊富なため、組み合わせによってはパーツの在庫がなく納期に時間がかかる場合があります。
欲しい時にすぐに手に入らないことが多いので、1ヶ月はかかると思いましょう。納期に余裕を持って購入するのがおすすめです。
通販サイトの最新ランキングも参考にする
各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
楽天市場の売れ筋ランキング
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
最後に紹介した3つのシリーズをまとめると、ゆったりとした座面の上質な座り心地と、リクライニングや座面高さの調節がアームレストにあるレバーひとつでできるスマートオペレーションの快適性を求める人にはコンテッサ。
バロンはアンクルチルトリクライニングが特徴で、よりリラックスした姿勢で身体を預けることができるため、長時間のPC作業に伴う後傾姿勢に適しています。
またリクライニング強度も自分で微調整が可能なため、自分好みにカスタマイズしたいという人におすすめ。
シルフィーは座る人の身体に合わせたジャストフィットのカーブを生み出し身体を包み込むようにサポートします。
またシンクロリクライニング機能が前傾姿勢による腰の負担を軽減してくれるため、長時間の筆記作業やデスクワークを主とする人に最もおすすめと言えるでしょう。
ぜひ、参考に自分に合ったオカムラチェアを見つけて、デスクでの作業を快適なものにしてみてはいかがですか。