ガスランタンおすすめ9選 初心者におすすめなマントル不要タイプも紹介
ナイトキャンプに欠かせないランタン。
ランタンにはさまざまな種類がありますが、ガスランタンは明るく簡単に設置できて便利です。
今回は、ガスランタンの選び方や、スノーピークのリトルランプ ノクターンやユニフレームのフォールディングガスランタンなどのおすすめ商品を紹介します。
初心者でも安心の、マントル不要の商品も紹介するので、ぜひ購入前の参考にチェックしてみてください。
使いやすくて明るいガスランタンの魅力
キャンプで使うランタンのなかでも、明るさや使いやすさなどのバランスが良いガスランタン。
手軽に使えるLEDランタンよりも、ガスランタンのほうが1.5倍~3倍程度の明るさがあります。
また、ガソリンやオイルのランタンのように前準備や複雑な後処理などがないのも、ガスランタンのメリットです。
最近ではおしゃれなデザインのものも多く展開されています。
他のバーナーやコンロと、カセットガスを兼用できるため、キャンプの荷物を減らすこともできるのが魅力。
ガスランタンは、一度使うと手放せなくなるような魅力が豊富なアイテムです。
ガスランタンのガス缶の種類と注意点
ガスランタンはカセットガス(ガス缶)を使用します。
PL法の関係上、同じメーカーを使うのが大前提になるのが使用上の注意点です。
ガスランタンで使うカセットガス(ガス缶)は、以下の2つに分かれます。
アウトドアシーンに適したOD缶
OD缶とはアウトドア缶の略で、アウトドア専用のガス缶のことです。
燃焼性能が良く、気候の影響を受けにくい仕様になっています。
シングルバーナーやツーバーナーコンロでも兼用できるのが大きなメリット。
スーパーやコンビニなどで購入できるCB缶とは異なり、アウトドアグッズ店やホームセンターなどで販売しています。
冬キャンプや雪山登山用の寒冷地仕様のものなど、アウトドアに特化しているのが特徴です。
家庭でも使えるCB缶・カセットガス
一般的な、カセットコンロなどによく使われているのがCB缶です。
CB缶は特別なショップなどに行かなくても、スーパーやコンビニなどで入手しやすいのが特徴で、アウトドア初心者でも簡単に扱えます。
カセットコンロと兼用できるため、荷物を減らしたい人にもおすすめ。
煩雑な操作がなく、ガスランタンにも簡単に取り付けられます。
ガスランタン・ガスランプの選び方
ガスランプと呼ばれることもあるガスランタン。
たくさんの商品があるため、購入の際にチェックすべき点など、ガスランタン・ガスランプの選び方を紹介します。
メインかサブか、ランプの用途で選ぶ
キャンプでガスランタンを使うときには、どんなシーンで使うかで商品を選びましょう。
サイト全体を明るく照らすメインランタンなら、明るさにこだわる必要があります。
卓上で使うサブランタンなら、明るさよりも使い勝手や雰囲気重視のものがおすすめです。
ガスランプの明るさに注目する
ガスランプの明るさは、ワット(W)やルーメン(lm)、ルクス(lux)、キャンドルパワー(CP)などで表記します。
メイン用のガスランプは、サイト全体を明るくするため200W前後あるのがベストです。
卓上用や虫除け用のサブ用のガスランプなら、80W~100W程度が目安。
メインのガスランプよりもサブのほうが明るいと、そこに虫が集まってくる可能性が高く、注意が必要です。
連続燃焼時間に気をつける
ガスランタンは明るく照らす分、ガスの燃費が大きいのが特徴。
連続燃焼時間はランタンによって異なるので、購入前に確認しておきましょう。
容量の大きいカセットガスを使うか、予備のカセットガスを用意しておくと安心です。
初心者にはマントル不要タイプもおすすめ
ガスランタンは前準備に、マントルの空焼きという作業があります。
マントルとは合成繊維のことで、ガスランプにセットして灰状になるまで空焼きにしてから点火しましょう。
また、マントル不要のキャンドルガスランタンも販売されています。
マントル不要のものなら、より手軽にガスランプが使えるので、おすすめです。
ガスランタンの使い方と点火の手順
ガスランタンの詳しい使い方は、商品によって異なります。
使い方や点火の手順にはおおまかな流れがあるので、安全のために説明書は必ず読みましょう。
ガスランタンに点火するときは、まずはランタンにカートリッジを取り付け、ナットやグローブガード、グローブを外します。
マントル不要でないものはマントルが垂直になるようにセット。
マントルをしっかり空焼きしたらグローブを装着します。
器具栓のつまみを回して点火ボタンを数回押してマントルに点火したら完了です。
ガス缶にカバーを付けるのもおすすめ
カセットガスは、専用のおしゃれなカバーがたくさん販売されています。
せっかく雰囲気の良いガスランタンを購入しても、ガス缶がむき出しのままだと、デザインを損なってしまうことも。
特にCB缶は日常使いしている人も多いため、アウトドアの雰囲気アップのためにも、カバーの使用がおすすめです。
ガス缶カバーは、缶の保護にも役立ちます。
ガスランタンのおすすめメーカー・ブランド
ガスランタンを手掛けるメーカーやブランドを紹介します。
各メーカーについて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
コールマン (Coleman)
アメリカの老舗アウトドア用品ブランドのコールマン。
ランプのレンタル事業からスタートしたこともあり、ランプに力を入れています。
第二次世界大戦時に、アメリカ軍に供給したガソリンストーブが高く評価され、世界で知名度があがりました。
マントル不要の商品も多く販売しています。
キャプテンスタッグ (CAPTAIN STAG)
キャプテンスタッグは、パール金属から派生した日本のアウトドア用品ブランドです。
ブランド設立当初から、アウトドアのなかでもキッチン用品を中心に幅広く商品を展開しています。
サイクリングやカヌーなど、今ではアウトドアグッズなら何でも揃うオールラウンドなブランドです。
スノーピーク (snow peak)
多くのキャンパーに指示されているスノーピークは、1958年に新潟県で設立されたアウトドア用品メーカーです。
商品には保証書が付いていませんが、商品の欠陥に起因する不具合にはいつでも対応してもらえます。
スノーピークの代表的なガスランタンのリトルランプ ノクターンも洗練された美しいデザイン性が魅力です。
ソト (SOTO)
ソト(SOTO)は、「新富士バーナー」から派生した、1978年に愛知県で設立されたアウトドアブランドです。
カセットガスを使用した燃焼器具の商品開発を得意としています。
SOTOのガスランタンは、登山家や多くのキャンパーから愛されていておすすめです。
ユニフレーム (UNIFLAME)
ユニフレームは、「ユニークな炎(フレーム)を創造する」というコンセプトのもと誕生した、日本のアウトドア用品メーカーです。
設立時のCB缶使用工芸用トーチからスタートして以来、多くのCB缶を使った商品を手掛けています。
フォールディングガスランタンも明るさと低燃費が両立できる使いやすいガスランタンです。
イワタニ・プリムス (IWATANI PRIMUS)
LPガスやCB缶で有名なイワタニのグループ会社です。
スウェーデンのブランド「プリムス」と合併してブランド名を引き継いでいます。
ガスランタン以外にも、ストーブやコンロ、ガスカートリッジなども数多く手がけているのが特徴です。
サブランプにおすすめのガスランタン5選
サブランプにおすすめのガスランタンをいくつか紹介します。
マントル不要のキャンドルガスランタンなど、特徴を把握して好みのものを探してみてください。
Ieasky ガスランタン リトルランプ
Ieaskyのリトルランプは、小さめサイズながらも、卓上で使うのにちょうど良い実用的な光量があります。
OD缶を使用するため、季節や天候に左右されにくく、1年を通して活躍してくれるガスランプです。
リングを回すだけで簡単に炎の強さが変えられ、ガスを無駄なく使えます。
- 外形寸法 幅3.4cm 奥行3.1cm 高さ9.6cm
- ガス缶のタイプ OD缶
キャプテンスタッグ (CAPTAIN STAG) キャンドルガスランタン UF-19
ちょっぴりレトロな印象のあるキャンドルランタンは、サイトの雰囲気作りに役立ちます。
マントル不要のキャンドルガスランタンなので、簡単に炎の準備ができる便利な1台。
収納及び携帯に便利なハードケース付きです。
- 外形寸法 幅4.6cm 奥行4.6cm 高さ15.6cm
- 連続燃焼時間 32時間(CS-250使用時)
- ガス缶のタイプ OD缶
- マントル不要
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イワタニ・プリムス (IWATANI PRIMUS) 2245ランタン IP-2245A-S
発光体を囲むホヤ部にスリガラスを使用していて、優しい光が放たれるため、サブランプにぴったりです。
ワイヤーサスペンダー付きで、卓上に置くだけでなく、ぶら下げても使えます。
用途が広く、サブランプとして十分に活躍してくれるガスランタンです。
- 外形寸法 幅8.3cm 奥行8.3cm 高さ12.7cm
- 連続燃焼時間 8時間(IP-250タイプガス使用時)
- ガス缶のタイプ OD缶
- マントル要
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スノーピーク (snow peak) リトルランプ ノクターン GL-140
2016年グッドデザイン賞を受賞したスノーピークのキャンドルガスランタンです。
どこか懐かしさを感じさせるノクターンは、発売以来多くのキャンパーに愛され続けています。
マントル不要のキャンドルガスランタンで、本体下部よりライターで着火するため、スムーズに着火できるおすすめ商品です。
- 外形寸法 幅4.2cm 奥行4cm 高さ10.5cm
- ガス缶のタイプ OD缶
- マントル不要
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コールマン (Coleman) ルミエールランタン 205588
コールマンのガスランタンは、OB缶自体のデザイン性の高さが魅力です。
ガスランタンを卓上に置いているだけでサイトの雰囲気をおしゃれに演出してくれます。
ガラスグローブが優しく曲線を描き、中で揺れる炎は、まるでキャンドルのような美しさです。
マントル不要のキャンドルガスランタンで、初心者の人にもおすすめ。
- 外形寸法 幅7.3cm 奥行6cm 高さ18.3cm
- 連続燃焼時間 28時間~38時間(230g缶使用時)
- ガス缶のタイプ OD缶
- マントル不要
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メインランプにおすすめのガスランタン4選
光量が大きいほど明るく照らしてくれる、メインランプとして使えるガスランタン。
amazonなど通販で買える、メインにおすすめのガスランプを紹介します。
コールマン (Coleman) ノーザンノバ 2000027890
2021年に発売されたコールマンの話題の新作です。
3000LMと明るい設計で、サイトを昼間のように照らします。
明るいですが、連続燃焼時間は他の商品よりもやや短めなので、替えのCB缶があると安心です。
スタンド付きで地面に直置きもできる便利な商品。
- 外形寸法
- 使用時 幅38cm 奥行33cm 高さ45cm
- 収納時 幅20cm 奥行19cm 高さ29cm
- 連続燃焼時間 2時間~4時間(470gレギュラー缶使用時)
- ガス缶のタイプ OD缶
- マントル要
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ユニフレーム (UNIFLAME) フォールディングガスランタン UL-X クリア 620106
加温器を搭載している、ユニフレームのフォールディングガスランタンです。
CB缶でもOD缶にように安定したガスの供給を可能にしています。
近代的なデザインで、サイトだけでなく普段使いもできるのが魅力。
また、ガラス部分がボディ内部に収納でき、コンパクトにまとめられます。
- 外形寸法
- 使用時 幅13.5cm 奥行12cm 高さ35.5cm
- 収納時 幅13.5cm 奥行12cm 高さ21cm
- 明るさ 240W(プレミアムガス使用時)、210W(レギュラーガス使用時)
- 連続燃焼時間 4時間(プレミアムガス使用時)、5時間(レギュラーガス使用時)
- ガス缶のタイプ CB缶
- マントル要
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新富士バーナー ソト (SOTO) 虫の寄りにくいランタン ST-233
虫が苦手とする波長の長いオレンジ発光や、蚊取りマットの装着など、工夫が施された高機能なガスランタンです。
また、リフレクター搭載で光の面を限定できるなど、虫が寄りにくい設計になっています。
連続燃焼時間が短いため、使用時は替えのCB缶があると便利です。
- 外形寸法
- 使用時 幅13.6cm 奥行13.6cm 高さ37.5cm
- 収納時 幅13.6cm 奥行13.6cm 高さ22.5cm
- 明るさ 230W(ST-760使用時)、210W(ST-700使用時)
- 連続燃焼時間 3.0時間(ST-760使用時)、3.5時間(ST-700使用時)
- ガス缶のタイプ CB缶
- マントル要
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コールマン (Coleman) 2500 ノーススター LPガスランタン 200001552
緑と赤のコールマンカラーがおしゃれなガスランタン。
ワイヤークリップ搭載で、マントルがワンタッチで取り付けできる便利な商品です。
ガスランタン初心者で、マントルの取り扱いに不慣れな人でも安心して使えます。
連続燃焼時間が比較的長めなのも嬉しいポイントです。
- 外形寸法 幅14.5cm 奥行14.5cm 高さ26cm
- 明るさ 200W(レギュラーガス使用時)
- 連続燃焼時間 4時間~8時間(470g缶使用時)
- ガス缶のタイプ OD缶
- マントル要
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まとめ
コールマンやスノーピークなど、アウトドアブランドのガスランタンを紹介しました。
キャンプの必需品であるランタンは、いくつかの種類があり、多くのキャンパーから支持されています。
照明以外にも便利な機能が付いているランタンが、多く展開されているのも魅力。
スペックをしっかりチェックしてお気に入りのものを探してみてください。