【簡単手作りも】勉強記録ノートの作り方 スケジュール管理で一日効率よく
テスト勉強や受験勉強、資格試験の勉強を効率的に進めるためにはスケジュール管理が重要。
特に、計画を立てて勉強しているのに成果や成長が感じられない人は、勉強記録ノートをつけて見直すのがおすすめです。
この記事では勉強記録をつけるメリットや、時間管理を続けるコツを解説。
おすすめのスタディプランナーとその手作り方法、効果的な書き方も紹介します。
学生はもちろん、資格試験に向けて勉強している社会人も必見です。
【スケジュール表にも】勉強記録ノートとは
テストや受験、資格試験の目標や計画を立てても、その目標にどこまで近づいているのかわからないと、見通しが悪い道を手探りで歩いているような気分に陥りがち。
そこで重要になるのが勉強の記録です。
スケジュール表とともに勉強した時間、内容、理解度などをノートに記録することで、目標に対する進捗や、理解の深まり具合を把握しやすくなります。
また、計画に対して遅れが生じたり勉強量が足りないことが見えたりすれば、軌道修正もしやすくなります。
勉強記録を残すメリット
勉強記録をノートや手帳に残して見直してみると、たくさんの気づきが得られます。
勉強記録を残すメリットを3点まとめて紹介します。
進度・積み重ねが見える
勉強記録ノートをつける最大のメリットは、学習の進度や積み重ねが目に見えることです。
部活や仕事、家事の合間をぬって勉強している場合は特に、思うように時間が確保できず焦りや不安を感じてしまうことも。
しかし、記録をつけることで、着実に学習内容が進んでいることや成長が目に見えて実感でき、自信がつくでしょう。
記録から伸び悩みの原因を洗い出しやすい
やる気がわかない、思うように勉強がはかどらないときは、勉強記録を見直すと伸び悩みの原因を洗い出せることがあります。
例えば、得意分野ばかり勉強して苦手分野の対策ができていないことが分かるなど、問題を見つけて素早く対策を打つことが可能です。
また、原因を探るために勉強ノートを見直すことで初心を思い出し、計画を軌道修正できることもあるでしょう。
勉強にかける時間の使い方が上手くなる
勉強時間を記録すると、勉強していない時間も可視化され把握できるようになります。
そのため、一日の過ごし方を見直して隙間時間を見つけたり、ゲームやSNSに費やしていた時間を勉強に当てたりするなど、時間を上手に運用できるようになります。
集中力が落ちやすい曜日や時間帯がわかれば、スケジュールを改善することも可能です。
勉強時間の管理を続けるコツ
受験生や、隙間時間で資格試験に取り組む社会人が勉強時間を確保し、目標達成まで時間管理を続けるためのコツを3つ紹介します。
ご褒美を作る
ノートや手帳に勉強記録をつけるとき、一日の目標を達成したらかわいいシールを貼る、などご褒美の要素をプラスすると、成果が見える化でき、時間管理を楽しく続けられます。
さらに、シールが1週間分溜まったら好きな映画を見てよい、ケーキを食べてよいといったご褒美ルールを設けると、やる気を一層高められます。
友人同士やSNSで共有する
勉強記録を友人同士で共有する、SNSにアップすると決めておくと、「人に見られる」という意識が生まれるため、気持ちが引き締まります。
また、勉強は一人で行うため孤独を感じやすいもの。
記録をアップしてSNS上で刺激を与えあうことで、「一人じゃない」「がんばろう」と前向きな気持ちになれるでしょう。
記録しやすいノートを作る
勉強記録ノートで何より大事なことは記録を残すことです。
最初はたくさんの内容をきれいに記録したいとはりきりがちですが、内容が多く記録が面倒になると続けられません。
継続するために、シンプルで記録しやすいノートの書き方を考えてみましょう。
勉強時間を終えてすぐにさっと記録できるようにしてください。
勉強記録ノートの選び方
勉強記録ノートやスタディプランナーは種類が豊富なため、勉強法などに合わせて選ぶのが大切です。
自分の書き方や作り方に合う勉強記録ノートのを探してみましょう。
タイプで選ぶ
ノートタイプはデザインが豊富で、スケジュール表やToDoリストなどを1冊に書き込めます。
1年で1冊または資格試験1回分など時間管理しやすいですが、ページに過不足が生じることも。
ルーズリーフタイプはページ数や内容をカスタマイズしやすい一方で、増やしすぎると全体把握や時間管理が難しくなることがあります。
サイズやデザインで選ぶ
学校や塾、職場やカフェなどで勉強する場合は、携帯しやすい手帳サイズの勉強記録ノートがおすすめ。
規格は手帳やノート類と同じなので、書き込みやすさも考慮して選びましょう。
スタディプランナーはスケジュール表やToDoリストなど、フォーマットも商品によって異なります。
自分の勉強管理に必要なデザインを選びましょう。
記入形式で選ぶ
デイリータイプは、時間単位で細かく勉強プランを立てたい人に最適。
ウィークリータイプは、1週間単位で得意教科も苦手教科もバランスよく勉強するための計画を立てやすいです。
2ウィークスタイプは、2週間ごとのプランをざっくり立てられるため、きっちり予定を立てるのが苦手な人にもおすすめです。
手作りもおすすめ
市販されている勉強記録ノートのフォーマットと自分が管理しやすい書き方が一致しない場合は、手作りもおすすめ。
手作りノートは、好みのデザインにカスタマイズできるのがうれしいポイントです。
欄が多すぎたり複雑だったりすると続かないため、まずはシンプルに勉強時間を見える化することから始めるのが手作りのコツです。
学生におすすめの勉強記録ノートの作り方
東大合格者が手作りした、ゲーム感覚で取り組める勉強時間を記録するノートの書き方を紹介します。
ノートに1~24までの数字を書き込み、勉強時間は赤、睡眠時間は青のラインマーカーで、そのほかの時間は空白で記録します。
この方法なら自分が今日どのくらい勉強したか、睡眠はちゃんととれているか、勉強時間に充てられる隙間時間はないかが一目で把握できます。
毎日続けると自分の傾向がわかるため、改善策を考えられる点も大きなメリットです。
社会人におすすめの勉強記録ノートの作り方
仕事や家事の合間に勉強する社会人は、一日のトータルの勉強量を視覚化することで勉強できていない焦りや不安を解消することができるでしょう。
ドットシール1枚につき30分または1時間などとルールを決め、勉強した分だけスケジュール表に貼っていくと、簡単に楽しく勉強量を視覚化できます。
この作り方でシールが増えれば、学習を積み重ねた軌跡が見えて自信が持てるでしょう。
簡単に勉強時間を管理できるおすすめノート7選
受験生や資格勉強をがんばる社会人が勉強時間を管理しやすい、おすすめのノートを紹介。
携帯しやすい手帳サイズのスタディプランナーも厳選しています。
いろは出版 スタディプランナー (STUDY PLANNER) とじノートタイプ DAILY
短期・長期両面から勉強計画を立てやすい、社会人向けスタディプランナー
一日の予定と勉強記録を1ページに見える化できる、おしゃれなスタディプランナーです。
1年/3ヶ月/月/週それぞれで予定を立てられるので、短期的・長期的なビジョンを持って勉強を計画できます。
1週間、3ヶ月ごとに振り返りページがあるため、軌道修正しながら長期的な目的達成に向かえます。
- 外形寸法 縦20cm 横12.5cm
- ページ数 192ページ
- 形式 デイリー、ノート
いろは出版 スタディプランナー (STUDY PLANNER) リングノートタイプ WEEKLY
3ヶ月の勉強時間を記録・管理。ウィークリータイプのスタディプランナー
1週間の予定や時間の使い方を1ページで可視化し、3ヶ月の勉強時間を記録・管理できるスタディプランナー。
受験勉強や社会人の資格試験の追い込みにもおすすめです。
リングノートは卓上カレンダーのようにも使えるため、週の目標やTODOリストを確認しながら勉強できます。
方眼紙なので、勉強時間をグラフ化することも可能です。
- 外形寸法 縦19.8cm 横25.7cm
- ページ数 64ページ
- 形式 ウィークリー、リングノート
コクヨ キャンパス (Campus) スタディプランナー デイリー罫 ノ-Y80MD
一日のスケジュールや成果を見える化できる、シンプルな勉強記録ノート
一日の勉強スケジュールを見える化できる、デイリータイプの勉強記録ノートです。
こちらはシンプルなデザインで記入しやすく、携帯しやすいB5手帳サイズ。
目標、勉強内容、24時間スケジュール表、勉強時間と成果、メモと5つの内容を書き込めます。
テストや資格試験前に、細かく勉強スケジュールを立てて実行したい人におすすめです。
- 外形寸法 縦25.2cm 横17.9cm
- 枚数 32枚
- 形式 デイリー、ノート (セミB5)
学研ステイフル (Gakken Sta:Ful) スタディプランシリーズ ツインスタディ 6ヶ月
上段はマンスリー、下段はウィークリーの2段仕様。6ヶ月用スタディプランナー
上段・下段が別々にめくれ、月間の予定を見ながら週ごとの勉強内容やスケジュールをざっくり決められるスタディプランナー。
勉強の進捗を確認しながら、見通しを立てて計画を立てたい人におすすめのデザインです。
何の勉強にどのくらい時間を費やしたか、塗りつぶして可視化できるフォーマットが便利でしょう。
- 外形寸法 縦21cm 横15cm
- ページ数 116ページ
- 形式 ウィークリー・マンスリー、ノート (A5)
コクヨ キャンパス スタディプランナー ルーズリーフ ウィークリー罫 ノ-Y836MWN
1週間分の予定も記録も見える化できる、ルーズリーフのスタディプランナー
シンプルなルーズリーフのスタディプランナーです。
見開きのウィークリータイプで、1週間の勉強の予定も記録も1ページで見える化できます。
B5サイズの26穴タイプで、バインダーと併用することも、必要なページだけ持ち歩くことも可能。
シンプルなデザインのほか、かわいいガーリーデザインもあります。
- 外形寸法 縦25.7cm 横18.2cm
- 枚数 30枚
- 形式 ウィークリー、ルーズリーフ (B5)
ぺーパーリアン (PAPERIAN) ビリーブ・ノートパッド タイムトラッカー
韓国発。勉強スケジュールを管理しやすいノートパッド式タイムトラッカー
韓国発のおしゃれな文具ブランド「ぺーパーリアン」のノートパッドシリーズから、勉強記録ノートにぴったりな「タイムトラッカー」を紹介。
スケジュールのほか、目標や勉強した内容、ちょっとしたメモも書き込めます。
B5の手帳サイズで持ち運びやすく、デスク前に一日分をマスキングテープで貼って作業することもできます。
- 外形寸法 縦25.7cm 横18.2cm 厚さ0.5cm
- 枚数 50枚
- 形式 デイリー、ノートパッド (B5)
マルマン (maruman) 書きやすいルーズリーフ ミニ タイムプランニング
A4・B5・A5にちょい足しできる、ミニ・ルーズリーフの勉強記録ノート
1マスが10分で細かな勉強計画を立てたり、塗りつぶしたりして勉強時間を可視化しやすい、デイリータイプの勉強記録用ルーズリーフです。
こちらはA4・B5・A5にちょい足しして使えるかわいいB7サイズのミニ・ルーズリーフ型。
コンパクトながら、メモや振り返りを自由に書き込めるToDo欄も付いて便利です。
- 外形寸法 縦8.6cm 横12.8cm
- 枚数 50枚
- 形式 デイリー、ルーズリーフ (B7)
スケジュール表作りにおすすめのノート2選
勉強の計画と記録の両方を書き込める、スケジュール表を手作りしたい人にぴったりな方眼紙タイプのノートを厳選しました。
ラボクリップ (LAB CLIP) キーノート (KEY NOTE) A5
スケジュール表を作りやすい、シンプルな方眼紙ノート
勉強記録ノートを手作りしたい人におすすめの、シンプルでカスタマイズしやすいA4ノートです。
時間を書き込んでスケジュール表を作りやすい方眼紙タイプで、日付や目標も書き込めます。
さらに、探したいページが一目で探せる便利なフリーインデックスが付属しています。
- 外形寸法 縦21cm 横14.7cm
- ページ数 112ページ
ラボクリップ (LAB CLIP) スリムノート カミーユ
スマートに勉強時間を管理したい女性におすすめ。スリムな方眼紙ノート
勉強時間をスマートに管理したい女性におすすめの、スリムでコンパクトな方眼紙ノート。
マットな質感の表紙に、ワンポイントのハートの箔押しがおしゃれです。
方眼紙なので、書き方・スケジュール表の作り方は自由自在。
スケジュール表を作るほか、TODOリストなども書き込みやすいタイプでしょう。
- 外形寸法 縦16cm 横9.2cm
- ページ数 160ページ
まとめ
この記事では勉強の記録をノートや手帳につける意義やメリット、書き方・作り方を解説しました。
勉強記録ノートをつくることで目標に対する進捗が把握しやすくなるほか、努力の積み重ねが視覚化され、達成感や自信が得られやすくなります。
また目標を常に意識化でき、遅れが生じた場合は軌道修正をしやすくなる点もメリットです。
おすすめのスタディプランナーや、効果的な勉強記録ノートを手作りする方法もぜひ参考にしてください。