【100人調査】ポータブル電源を買って後悔した? デメリットや容量の目安も紹介
災害の多い日本において、キャンプ好きの人だけでなくとも、ポータブル電源を買うべきか悩んでいる人は多いでしょう。
そこで本記事は、ポータブル電源はあってよかったか、いらないのか、後悔やデメリットなどについてアンケートを実施。
さらにアンケートの意見に基づいたおすすめ商品や通販サイトの最新ランキングも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
後悔する?ポータブル電源のデメリット
買ったあとでいらないと後悔することのないように、買うべきか迷ったらまずはポータブル電源のデメリットを知っておきましょう。
使うために充電が必要
ポータブル電源のデメリットのひとつとして、使うために充電が必要である点が挙げられます。
急遽電源を使いたくなっても、あらかじめ充電をしておかなければ使えません。
ただし充電していない状態のままでも、ソーラー充電タイプであればまだ融通が利くでしょう。
価格が高い
防災用などに、容量が多いポータブル電源を購入したい人も多いでしょう。
しかし、大容量であるほどに価格が高くなってしまうというデメリットがあります。
とはいえ安すぎても品質や安全面で問題があるかもしれないので、ある程度の見極めが必要です。
サイズや重量が大きい
サイズや重量が大きい点もポータブル電源のデメリット。
防災用として自宅に備蓄する分には困りませんが、キャンプや普段使いしたい場合にはネックです。
買って後悔しないよう、使い方に合わせたポータブル電源を選びましょう。
発火の危険性がある
ポータブル充電は扱い方を間違うと発火の危険性がある点もデメリットです。
充電中に内部がショートして発火したり、落とした衝撃で発火したりする恐れがあります。
また熱にも弱いため、キャンプで使わないときも車の中に放置せず保管場所に注意してください。
徐々にバッテリーが劣化する
ポータブル電源は徐々にバッテリーが劣化してしまうというデメリットも。
何度も繰り返し使っているとバッテリーが劣化し、充電がすぐに減ってしまうほか、充電の時間がかかるようになります。
何度使えるかはモデルによって違うので、購入前にしっかりチェックしてください。
機内への持ち込みができない
ポータブル電源は機内への持ち込みができません。
大容量のリチウムイオン電池は発火の恐れがあるため、貨物室はもちろん手荷物としても持ち込みできないのです。
遠方でのキャンプなどに持って行きたい人は後悔しないようよく考えましょう。
ポータブル電源は買うべきか?向いてる人は?
ポータブル電源を買って後悔しない、あってよかったと感じる人はどんな人なのでしょう。
ポータブル電源を買うべきか迷っている人は要チェックです。
アウトドアを快適にしたい人
アウトドアを快適にしたい人は、ポータブル電源があってよかったと感じられるでしょう。
ポータブル電源があれば、冬のキャンプでも電気ストーブや電気毛布などが使えます。
キャンプ以外に夏場のバーベキューなどで扇風機を回せば、屋外でも快適に過ごせます。
災害時の非常用電源を確保しておきたい人
ポータブル電源を防災用に備えておけば、いざというときにあってよかったと感じられるはず。
常に充電を確認しておき、定位置に置いておくことで安心感も得られます。
キャンプや普段使いしない場合は、ポータブル電源の重さなどもさほど気にする必要はないでしょう。
ソーラーパネルと組み合わせて節電したい人
ソーラーパネルと組み合わせて節電したい人は、ポータブル電源を買うべきかもしれません。
ポータブル充電器の中には、ソーラーパネルと組み合わせて充電できるものもあります。
ソーラーパネルを上手に活用することで、自宅で充電する必要がなく節電につながります。
キャンプ時の容量目安は?
キャンプ時や、ポータブル電源を普段使いしたい人は容量を確認しておきましょう。
キャンプ時の容量目安としては、日帰りや1泊の場合は400Wh~500Wh。
2日~3日くらいの連泊には700Wh程度あると安心です。
ポータブル電源は運ぶのも大変なので、容量の大きさだけで選ぶより、重さとの兼ね合いで決めてください。
防災目的の容量目安は?
ポータブル電源を防災目的で選ぶ場合、容量目安はどれくらいかというと、1000Wh以上がおすすめです。
防災目的なら、持ち運ぶスタイルではなく停電の際に自宅で使うことが多いかと思います。
そのため多少重たくても、数日間はポータブル電源のみで生活できる、大容量のものを選ぶのがベストです。
防災時の容量目安は、家族や使う人数などでも変わってきます。
普段使いに便利なポータブル電源のアイデア
ここでは、普段使いに便利なポータブル電源の活用法を紹介します。
いざというときに使い方に迷わないよう、普段使いにしてみましょう。
おすすめなのが、出力が高い家電の組み合わせで家のブレーカーが落ちてしまうときなどに使用するアイデア。
また、ガーデニング時のブロワー・バキュームを使った掃除、屋外作業中の扇風機などの電源としても使えます。
【100人調査】ポータブル電源の使用用途は?
ポータブル電源で検索をすると、「買うべきか」「後悔」などの検索候補が出てくることも。
実際の使用感が気になって購入に不安を感じている人もいるでしょう。
今回イエコレクションでは、ポータブル電源を3年以内に購入した100人を対象に、使用用途についてのアンケートを実施。
なお、アンケートは複数回答可としています。
アンケートの結果、1位は「災害時の非常用電源」で60%、2位は「キャンプなどアウトドア」で44%、3位は「車中泊や移動時の充電」で25%でした。
次いで、「普段使い」が22%、「その他」が4%という結果に。
「その他」には「太陽光発電パネルも買ったので、日々充電してスマホなどの充電に使用している」「庭の作業時に使用」などの回答がありました。
また、「災害時の非常用電源」と「普段使い」をどちらも選んだ人からは、「定期的に普段使いしてスマホなど充電し、故障や不具合がないか確認しています」「災害時に使えるように定期的に点検しながら充電しています。点検のついでにスマホの充電やポットで湯沸かしをしています」など、災害時の点検を兼ねつつ普段使いしているといった声もありました。
【100人調査】ポータブル電源はいらない?あってよかった?
続いて、ポータブル電源を使用して後悔しているか、あってよかったかについても伺いました。
88%の人が「あってよかった」と回答。
「どちらでもない」と回答した人は10%、「後悔している(いらない)」とポータブル電源に不満を感じている人はわずか2%という結果になりました。
「あってよかった」と回答した人の理由
・キャンプによく行くので使用する機会がたくさんあるし、災害時の時にあったら便利だから
・キャンプの際に重宝しているからです。スマホとかウォークマンとかも充電できますし、ケトルとかコンセント系の調理器具にも使えてとても便利です
・アウトドアや子供の運動会等で長時間の動画視聴や動画撮影に困らないから。また夏冬の車中泊での除湿加湿機を使えて、車中泊が劇的に快適になったから
・長期間の停電で困った経験があったので、いざという時の安心が得られるからです
・実際に短時間停電した際に利用した時に本当に助かったからです
「どちらでもない」と回答した人の理由
・少し大きめのサイズを買ってしまい、収納に困ったから
・まだ必要になった事はないが、普段から使い方など熟知しておいた方が良いと感じたから
・便利だけど保管が大変
・持っている製品に満足はしていますが、「持っているものより軽量でパワーが強い」という年々新しい製品が発売されているため。簡単に買い換えられる値段ではないため
「後悔している(いらない)」と回答した人の理由
・外出することが少なく、スマホやライト等は事前にちゃんと充電していれば不要だった
「後悔しないか」「買うべきか」とポータブル電源の購入に迷っている人は、ぜひこちらのアンケート結果も参考にしてみてください。
後悔しない!おすすめのポータブル電源9選
最後に、買っていらないと後悔しない、おすすめのポータブル電源を紹介。
キャンプや防災に、あってよかったと感じられるものを選びました。
キャンプ、防災など用途に対する、容量の目安にも注意してください。
GRECELL Portable Power Station
大きすぎず持ち運びにぴったりな230Whのポータブル電源
キャンプや普段使いにおすすめのGRECELLポータブル電源。
最速1.5hで満充電でき、3500回もの充電サイクルがあります。
容量は230Whですが、パソコンなら5回、スマホなら20回と最低限は充電できるのでいざというときに使えます。
- 容量 230Wh
- 定格出力 300W
アンカー (Anker) 521 Portable Power Station
満充電のまま保管可能 携帯に便利なコンパクトポータブル電源
アンカーのポータブル電源も256Whと容量は決して大きくはありませんが、比較的軽量なためキャンプや普段使いに最適です。
また、安全性と寿命の長さが魅力のリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しているため、買って後悔することも少ないでしょう。
- 外形寸法 幅21.6cm 奥行14.4cm 高さ21.1cm
- 重量 3.7kg
- 容量 256Wh
- 定格出力 300W
CTECHi GT200 ポータブル電源
破損や圧による発火の危険性が低く安全性の高いポータブル電源
8ヶ所の出力ポートでさまざまな機器に繋げられるポータブル電源。
電気毛布やサーキュレーターなら約5.5時間使えるので、冬場のピクニックや夏の屋外作業時にあると便利です。
3500回以上の充電サイクル回数があり、使用寿命自体は10年ほどというのもおすすめポイント。
- 外形寸法 幅24.2cm 奥行8.8cm 高さ20.4cm
- 重量 4kg
- 容量 320Wh
- 定格出力 240W
Evopow ポータブル電源
9台の機器に同時給電できるおすすめのポータブル電源
キャンプライトやSOS点滅ライトとしても使える、Evopowのポータブル電源。
リン酸鉄リチウムイオン採用で、長期保管の際も充電の減りを気にする必要がありません。
容量は1泊くらいのキャンプの目安に当たる、515Whです。
- 外形寸法 幅29cm 奥行21.6cm 高さ20.5cm
- 重量 6.5kg
- 容量 515Wh
- 定格出力 600W
JVCケンウッド (KENWOOD) ポータブル電源 BN-RK600-B
ソーラーパネルと一緒に使えばさらに便利なポータブル電源
AC、USB、シガーソケットポートの3WAY電源でさまざまな機器に対応するポータブル電源。
容量は626Whで電気毛布を繋げると8時間使用できるので、デイキャンプや1泊キャンプにぴったりです。
同じくJVCケンウッドのソーラーパネルと組み合わせてより効率的に充電もできます。
- 外形寸法 幅31cm 奥行20.3cm 高さ25cm
- 重量 5.5kg
- 容量 626Wh
- 定格出力 500W
ブルーティ (BLUETTI) 小型ポータブル電源 EB70S
非常用・アウトドアどちらにも使えるちょうどよいポータブル電源
コンパクトながら容量は716WhありパワフルなBLUETTIのポータブル電源です。
ACアタブター充電、ソーラーパネル、シガーソケット充電、発電機充電の4つで充電できるため、キャンプはもちろん災害時も安心。
残りの充電なども、パネルですぐにチェックできます。
- 外形寸法 幅32cm 奥行21.6cm 高さ22cm
- 重量 9.7kg
- 容量 716Wh
- 定格出力 800W
エコフロー (ECOFLOW) デルタ (DELTA) 2
備えて安心 災害用電源におすすめの大容量ポータブル電源
エコフローのデルタ2は、安心感があり使い勝手のよいものを求めたい人向けのポータブル電源。
スマート発電機やソーラーパネルと組み合わせられるほか、スマホからリモート操作もできます。
容量は災害用として頼もしい1024Whで、キャンプなら3泊以上の連泊にもぴったりです。
- 外形寸法 幅40cm 奥行21.1cm 高さ28.1cm
- 重量 12kg
- 容量 1024Wh
- 定格出力 1500W
アンカー (Anker) Solix C1000 Portable Power Station
大型ライト付きで停電の夜も安心して過ごせるポータブル電源
防災グッズに追加しておきたい、アンカーの大容量ポータブル電源。
定格は家庭用コンセントと同じ安心の1500Wで、90%以上の家電を動かせる力を持っています。
こちらも満充電での保管が可能なので、夏や冬の停電時にもあってよかったと思えるでしょう。
- 外形寸法 幅37.6cm 奥行20.5cm 高さ26.7cm
- 重量 12.9kg
- 容量 1056Wh
- 定格出力 1500W
Jackery (ジャクリ) Solar Generator 400 ポータブル電源 ソーラーパネル セット
もしもの備えとしてもおすすめ ポータブル電源とソーラーパネルのセット
Jackeryのソーラーパネルとセットになったポータブル電源です。
容量は、キャンプや普段使いの目安になる、403Wh。
また防災用として、念のために電気不要で充電できるポータブル電源を備えておきたい人にもおすすめです。
- 外形寸法
- ポータブル電源 幅23cm 奥行16.7cm 高さ15.3cm
- ソーラーパネル 幅122cm 奥行2cm 高さ53.5cm
- 重量
- ポータブル電源 4.1kg
- ソーラーパネル 4kg
- 容量 403Wh
- 定格出力 200W
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ポータブル電源はいらないのか、買うべきなのかについてアンケート調査・解説しました。
ポータブル電源を普段使いする機会は少ないものの、いざというときにあってよかったと思えるはず。
いらない、後悔しているという人は、使い方に合っていないものを買っているのかもしれません。
今買うべきか悩んでいるなら、防災用、キャンプや普段使い用など用途を考えて適切なものを選びましょう。