揚げ物フライパンおすすめ9選 少ない油で揚げ物や天ぷらが手軽に作れる
天ぷらや揚げ物用の鍋は、大きいわりに使用頻度が少ないので収納スペースを圧迫しがち。
油の処理も面倒なので、数回使って放置している人や一人暮らしで揚げ物を諦めている人も多いでしょう。
フライパンで揚げ物ができたら、収納スペースに余裕ができて一人暮らしの人も気軽に調理できます。
今回は、揚げ物用フライパンの選び方とおすすめ商品を紹介。
この機会に天ぷらなどを揚げられるフライパンを取り入れてみませんか。
フライパンで揚げ物をするメリット
フライパンで揚げ物料理ができると、主婦や一人暮らしの人にとって嬉しいことがたくさんあります。
揚げ物用フライパンの選び方の前に、どのようなメリットがあるのかチェックしてみましょう。
少ない油で揚げ物ができ節約に
フライパンでの揚げ物料理は、天ぷら鍋で使う油の量よりも少なくて済むので節約につながります。
食材が半分浸る程度の油で十分に揚げることができるので、一人暮らしの人には特におすすめです。
使う油が少ないので揚げ物料理にも挑戦しやすくなり、料理の幅が広がります。
短時間で温度が上がる
フライパン調理は少ない油で揚げ物をするため短時間で済み、天ぷら鍋に比べて早く食材を揚げることができます。
待ち時間が短くなることで別の作業ができ、短くなった時間分のガス代、電気代も節約に。
揚げ物料理は時間がかかるからと避けていた人は、ぜひ揚げ物用フライパンで試してみてください。
片づけが楽になる
フライパンでの揚げ物料理は油が少量で済みますが、後片付けが楽なのもメリット。
油が少なければ気兼ねなく捨てられるので、オイルポットに移し替えず新聞などに吸わせてさっと捨てられます。
また、天ぷら鍋に比べてフライパンは軽量で浅いので、洗い物も楽に。
油ハネガードや温度計などの部品もなく、手入れも簡単です。
収納スペースがすっきり
天ぷら鍋は使用頻度が多くないので、コンロ下の収納スペースや戸棚の奥で眠っていることも多いのでは。
重ねて収納している調理器具の一番下にしまって、出し入れが面倒と感じている人もいるでしょう。
中には、蓋や形状によって重ねられないタイプもあります。
天ぷらも作れる揚げ物用フライパンを活用すれば収納スペースがすっきり。
天ぷら鍋より重ねやすく、他の調理にも使えるフライパンは一人暮らしの人にもおすすめです。
普通のフライパンでも揚げ物できる?
揚げ物用のフライパンをわざわざ買わなくても、すでに持っているフライパンで揚げ物できないのか疑問を抱く人もいるでしょう。
結論としては、普通のフライパンでも唐揚げなどの揚げ物はできますが、危険な点も多いです。
揚げ物用フライパンなら危険な点がしっかりカバーされているため、安全に揚げ物ができます。
詳しい選び方は下記を参考にしてください。
揚げ物フライパンの選び方
揚げ物ができるフライパンは、選び方に少し注意が必要です。
どんなフライパンが揚げ物向きなのか、選び方のポイントを紹介します。
油ハネを防げる深さがある
フライパンで揚げ物をするなら、まず深さがあることを確認しましょう。
浅いフライパンだと油がハネてしまい、コンロ周りが汚れて掃除の手間が増えてしまいます。
また、ハネた油で火傷をしてしまったり、ガスコンロなら火事の危険性もあります。
フライパンには浅型・深型があるので、揚げ物をするなら深型を選ぶようにしましょう。
温度を保てる厚みがある
天ぷらや揚げ物を美味しく作るコツは、油の温度を一定に保つこと。
そのためには、ある程度厚みのある揚げ物用フライパンを選ぶことが大切です。
薄いフライパンでも揚げ物料理はできますが、食材を入れた際に温度が下がりやすく、火加減が難しくなります。
手軽に天ぷらや唐揚げなどを美味しく揚げるなら、厚みのあるフライパンがおすすめです。
コーティングされているフライパンがおすすめ
揚げ物用なら鉄フライパンか、フッ素樹脂加工などのフライパンがおすすめです。
鉄フライパンは油を馴染ませる使い方で、ステンレスやアルミは表面が酸素に触れて酸化皮膜を作ることで腐食に強くなります。
しかし、食用油があると酸化皮膜の生成がうまくされず、フライパンが劣化してしまうことも。
そのためコーティングされたものが安心で、加えて油汚れが落ちやすいのも利点です。
フッ素樹脂は高温で劣化しやすくなりますが、揚げ物では180°C前後の油を使うので劣化するほどの高温ではない分、安心できます。
食材が揚げやすい広めの口径
かき揚げのような大きさのある天ぷらや揚げ物は、小さな鍋だと食材同士がくっついて揚げにくくなることも。
快適に食材を揚げられるように、口径が広くて食材が入れやすいフライパンを選びましょう。
広口のフライパンは揚げ具合の確認もしやすく、ちょうどいいタイミングで引き上げられるのもメリット。
少ない油で揚げ物をする分、広範囲で天ぷらや唐揚げを揚げて効率よく調理しましょう。
ガス? IH? 熱源もチェック
揚げ物用フライパンの対応熱源も選び方の重要なポイント。
ガスとIHの両方で使えるタイプは自宅のキッチンがIHで、アウトドアでもフライパンを使いたい人に最適。
ガス火のみ対応の商品は価格が比較的安いため、自宅がガスコンロで予算を抑えたい人におすすめです。
そのほか、オール熱源対応ならハロゲンヒーターやシーズヒーターなどでも使用可能。
便利に使える熱源の揚げ物用フライパンを選びましょう。
蓋の有無で選ぶ
揚げ物専用でフライパンを使うなら蓋がなくても問題はありません。
もし揚げ物以外にフライパンで煮込み料理なども作るなら、蓋付きのフライパンが便利です。
蓋をすることで食材にじっくりと熱を通して煮ることができ、効率的に調理できます。
蓋付きタイプを選ぶ場合は蓋や取っ手の材質、デザインなども要チェック。
使い方に合わせて蓋付き、蓋なしかを選びましょう。
揚げ物フライパンおすすめ9選
選び方が分かったところで、ここからは揚げ物用フライパンのおすすめ商品を紹介します。
IHやオール熱源対応、蓋付きなど使いやすい一品を選んでみてください。
ティファール (T-fal) グランブルー・プレミアフライパン 27cm
強力なコーティングにより揚げ物にも対応している浅めのフライパン
フランスの有名調理器具メーカーであるティファールのフライパンです。
ティファールはこびりつかないフライパンで有名ですが、コーティングが強く揚げ物にもおすすめです。
深さは5.2cmと浅めですが、口径は27cmと広くて食材が入れやすく、底になるにつれて小さくなっているため、油の量も少なくすることができます。
チタンコーティングによる優れた耐久性を持っているので、毎日のお料理に使えます。
- 外形寸法 幅45.5cm 奥行27.4cm 高さ9.1cm
- 内径 26.8cm 深さ5.2cm
- 重量 880g
- 材質 アルミニウム合金、フェノール樹脂
- コーティング チタン・プレミアコーティング
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和平フレイズ (Wahei freiz) メガフッカ IH対応スーパーディープパン 26cm
深めの設計で余裕をもって揚げ物ができるフライパン
深さ7.5cmで揚げ物や炒め物のほか、煮たり茹でたりとこれ1つでさまざまな使い方ができるフライパンです。
注ぎ口が左右についているので、利き手に関わらず使えて使用済みの油を移す際に便利。
内面はこびりつきにくく耐摩耗性に優れたマーブルコーティングが施されているので、揚げ物だけでなく焼いたり炒めたりする際にも取り扱いやすくなっています。
- 外形寸法 幅46.7cm 奥行27.4cm 高さ13cm 深さ7.5cm
- 重量 750g
- 材質 アルミニウム合金、ステンレス鋼
- コーティング フッ素樹脂加工(マーブル)
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和平フレイズ (Wahei freiz) Remi♪Hirano (レミ・ヒラノ) レミパン 24cm
底が厚く温度管理が簡単な料理愛好家監修のフライパン
料理愛好家でタレントでもある平野レミさん考案のフライパン、その名もレミパンです。
深型のフライパンで、煮る・蒸す・焼く・炊く・揚げるなどといった調理が手軽に行えます。
セットの蓋は持ち手がスタンド代わりになり、調理中にさっと立てておくことが可能。
底に厚みがあって揚げ物をする際にも温度変化しにくく、傷がつきにくい加工が施されています。
これ1つあればほとんどの料理をまかなえるので、収納スペースの狭い一人暮らしの人におすすめな万能フライパンです。
- 外形寸法 幅45cm 奥行25cm 高さ16.2cm
- 内径 23cm
- 重量 1155g(蓋含む)
- 材質 アルミニウム合金
- コーティング フッ素樹脂加工
レミパンはぱっと見ではタダの蓋付き深型フライパンなんだけど、「煮る・焼く・揚げる」の全部に安心して使えるんだ。フライパンで揚げ物をするとテフロンにダメージ与えるじゃろ? 繰り返し使ううちに、焼き物が表面にひっつくようにならないかい?レミパンではそれが殆ど無いのじゃ。丈夫なのじゃよ
— あかりん (@akari_gopple) 2018年10月9日
パール金属 (PEARL METAL) 軽いねストロングマーブルいため鍋28cm HB-1229
揚げ物調理に対応していて手入れも簡単なフライパン
8.8cmの十分な深さが揚げ物調理に使いやすい炒め鍋です。
マーブルコーティングが内側だけでなく外側にも施されているので、油が外側に垂れてしまった時も手入れが簡単。
大きなサイズながらも軽量なので、女性でも調理時に取り扱いやすくなっています。
底がキャスト製で厚く、熱を十分に蓄えて均一に伝わるので油の温度を一定に保ちやすいです。
- 外形寸法 幅49.5cm 奥行29cm 高さ11.5cm 深さ8.8cm
- 重量 801g
- 材質 アルミニウム合金
- コーティング フッ素樹脂加工
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ウルシヤマ金属工業 (Urushiyama) ルミエールディープフライパン24cm
デザイン性のある、揚げ物に対応したフライパン
鏡のように研磨された見た目が美しい日本製のフライパンです。
24cmの直径は揚げ物にも炒め物にも扱いやすいサイズ。
ガス火はもちろん、さまざまな熱源に対応しています。
ステンレスとアルミを合わせたクラッド材は入電効率と熱伝導性に優れ、短い時間で温まって均一に熱が広がります。
熱変形に強い特徴もあるため、高温調理の揚げ物料理も難なくこなします。
- 外形寸法 幅45.5cm 奥行25.6cm 高さ12.4cm 深さ6.5cm
- 重量 770g
- 材質 アルミニウム複合材、ステンレス
- コーティング テフロンプラチナ加工
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リバーライト(Riverlight) 極JAPAN 炒め鍋 28cm J1428
サビにくく手入れが簡単な本格的な鉄製フライパン
鉄製のフライパンを古くから作り続けるメーカー、リバーライト社の鉄製炒め鍋です。
熱を蓄える力が大きく、高温調理が可能な鉄製のフライパンは揚げ物にも最適。
鉄製のフライパンといえば、サビやすく手入れが面倒で敬遠されがち。
しかし、こちらの製品は特殊な処理を施しているので、サビにくく簡単に手入れができるようになっています。
鉄製なので使えば使うほどに油が馴染み、自然と鉄分補給ができるメリットもあります。
- 外形寸法 幅47.3cm 奥行28cm 高さ13.5cm 深さ6.5cm
- 内径 (底面) 16cm 深さ7.5cm
- 重量 1130g
- 材質 鉄
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パール金属 (PEARL METAL) フライパン 24cm IH対応 ガラス蓋付 おまかせパンNEO HB-2905
自立するガラス蓋&傷に強いコーティングの深型フライパン
揚げ物はもちろん、炒める、焼く、煮る調理をこなせるパール金属の深型フライパン。
ガス火に加え、IHやハロゲンヒーターなどオール熱源に対応しています。
内面3層構造のブルーダイヤモンドコートが特徴で、傷に強く耐久性が高いのも魅力。
自立するガラス蓋付きで、蒸気穴が備わっているため調理中に差し水をしたい時にも便利。
内径24cm、底の厚さ4.2mmの仕様で、深型のため揚げ物調理にもぴったりです。
- 外形寸法 幅48.5cm 奥行25cm 高さ16.5cm
- 内径 24cm
- 重量 1643g
- 材質 アルミニウム合金、フェノール樹脂
- コーティング ブルーダイヤモンドコーティング(フッ素樹脂加工)
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北陸アルミニウム(Hokuriku Alumi) センレンキャストフライパン ガス火専用 26cm
熱伝導率が高いアルミ製で素早く調理できる、厚めのフライパン
アルミニウムの加工産業が盛んな富山県の北陸アルミニウム株式会社は、90年以上の歴史がある老舗の調理器具メーカーです。
そんな北陸アルミニウムが手掛けるセンレンキャストフライパンは、熱伝導率が高いので素早く均一に加熱できます。
フライパンの底は3.0mmと厚みがしっかりあるため、食材を多く入れても油の温度が下がりにくいです。
- 外形寸法 幅47cm 奥行26.9cm 高さ10.1cm
- 内径 26cm 深さ6.3cm
- 重量 620g
- 材質 アルミニウム合金(マグネシウム合金)
- コーティング テフロンプラチナプラス加工
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ドウシシャ(Doshisha) evercook(エバークック) ガス火専用フライパン 26cm
優れたコーティングで高温の油でも安心なガス火専用のフライパン
ドウシシャのエバークックシリーズは、フッ素コーティングがはがれにくく長持ちするという特徴があります。
接着剤を使用せず、独自の構造でアルミにフッ素コーティングを施しているため長持ちするのが魅力です。
そんなエバークックの26cmフライパンは、大きさも深さもあって使いまわしやすい製品。
高温調理の揚げ物をしてもコーティングがはがれる心配が少ないので、長く愛用できます。
油汚れも落としやすいので、面倒な揚げ物料理の片付けも楽になるでしょう。
- 外形寸法 幅48cm 奥行27.7cm 高さ6cm
- 重量 740g
- 材質 アルミニウム合金
- コーティング フッ素樹脂加工
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揚げ物用フライパンでの調理 コツや注意点を紹介
ここからは、フライパンを使った揚げ物調理のコツを紹介。
少ない油で揚げ物をする時の注意点も取り上げます。
正しい使い方をして、揚げ物用フライパンをより長持ちさせましょう。
食材を薄くするのがコツ
フライパンでの揚げ物調理は、天ぷら鍋に比べて少ない油で揚げ物をするイメージです。
揚げ焼きに近いため、なるべく食材に効率よく火が通るように食材を薄くしてから揚げるのがおすすめ。
より火を通りやすくするためには、衣を薄くするのも少ない油で揚げ物をする時のコツです。
油を高温にしすぎないよう注意
少ない油で揚げ物をする時は、油の温度にも注意しましょう。
少量の油を加熱しすぎると温度が上がりすぎてしまい、発火する危険性もあります。
少ない油で揚げ物をする時は、油が適温になったら弱火から中火程度の火加減を保って揚げるのが安心です。
まとめ
いかがでしたか。
IH対応や多用途に使える蓋付きなど、一人暮らしの人にもおすすめの揚げ物用フライパンを紹介しました。
揚げ物調理を行うためには、深さや厚みがあるフライパンを選ぶのがおすすめ。
焼く・炒めるといった普段の調理のしやすさも考慮するとより使いやすくなります。
多くの機能を果たすものや口径が広いものなど、さまざまな種類があるので使いやすいフライパンを選びましょう。