【捨てるのが怖い人へ】いらなくなったぬいぐるみの正しい捨て方を紹介
子供の頃から大事にしていたり、趣味で集めたりしたぬいぐるみも、いつかは別れのときがやってきます。
とはいえ、ぬいぐるみを処分するのはバチが当たりそうで怖いと感じる人もいるでしょう。
今回は、ほかの人は捨てる際にどうしてるのか気になる人へ向けて、いらないぬいぐるみを手放す方法・捨て方を紹介します。
神社での供養、寄付、リサイクル、塩のお清めなど、ぜひ参考にしてください。
ぬいぐるみは捨てるとバチが当たるの?
日本では古くから神社仏閣では人形供養が行われています。
「人形には魂が宿る」との言い伝えから、ぬいぐるみも捨てられない人が多く、中には処分するのが怖いと感じたり、バチが当たると考えたりする人も少なくありません。
供養は必ずしも必要というわけではありませんが、バチ当たりや怖いと感じる人は、ぬいぐるみへの感謝の気持ちを込めて、きちんとお別れをすることが大切です。
【100人に調査】人形を捨てるのは怖い?怖くない?
とはいえ、他の人が実際にどうぬいぐるみを処分しているのかは気になります。
そこでイエコレクション編集部では、20歳以上の男女100人を対象にぬいぐるみ・人形に関するアンケートを行いました。
最初の質問は、ぬいぐるみを捨てる時の抵抗感についてです。
「怖いとは思わないが、人やペットを捨てるような抵抗感がある」「怖いけど捨てられる」という人が25%と1番多く、3番目に多かったのは「怖くない、他の不用品と同じ感覚で捨てる」20%という人でした。
8割以上の人が怖かったり、抵抗感を持ったりしながらぬいぐるみを捨てている一方で、怖くて捨てられないという人も意外と多く感じました。
次に、ぬいぐるみを処分する際に塩をかけて捨てているか、という質問の回答です。
1番多かったのが「かけない」79%、次に「かける」13%、そして「ゴミとしては捨てられない」という回答もやはり8%ほどありました。
回答を募った中で素敵だったのが、「捨てる前に抱きしめて『ありがとう。大好きだったけど、もう1人でも大丈夫だから安心してね。』と声をかける」という人。
これならもやっとした気持ちを引きずらず踏ん切りがつきそうです。
最後に、ぬぐるみを神社で供養してもらったことがあるか、という質問です。
「利用したことがない(利用しない)」と答えた人は82%、「たまに利用する」という人が14%、そして、「毎回している」という人も4%いました。
もちろん中には、神社で供養することはないが、ゴミとしては捨てられないという人もいます。
そういう人は、寄付や知人・親戚へのおさがりなどでリユースしているケースが多いようです。
今回のアンケート結果もぜひ参考にしてみてください
いらないぬいぐるみを手放す方法・捨て方
ほかの人はいらないぬいぐるみを捨てる際にどうしてるのでしょうか。
ここからはぬいぐるみを手放す方法・捨て方を紹介していきます。
燃えるゴミで処分する
ぬいぐるみは燃えるゴミで処分できるため、手早く済ませたい人は燃えるゴミに出しましょう。
ただし、ものによっては燃えない素材が使用されていることもあるので注意が必要です。
また、いらないぬいぐるみを燃えるゴミで出すときに、塩を使ってお清めする風習もあります。
怖い、バチ当たりと感じる人は、塩を振ってから燃えるゴミで出すといいでしょう。
捨てるのが怖い人はお寺や神社で焚き上げ
ぬいぐるみを捨てるのが怖い人やバチ当たりと感じる人は、お寺や神社で焚き上げをしてもらうのがおすすめです。
思い出が詰まったぬいぐるみを供養することで、罪悪感を解消でき、安心感を得られます。
人形やぬいぐるみの供養は多くの神社仏閣で行われているので、いらないぬいぐるみを処分する場合はぜひ利用してみてください。
小さい子供がいる知人に譲る
ぬいぐるみに深い愛着があって捨てられない人は、小さい子供がいる友人や知人へ譲るといいでしょう。
次の子供へ受け渡すことで、捨てることなくぬいぐるみを処分できます。
特に人気のキャラクターのぬいぐるみなら、小さい子供に喜ばれること請け合いです。
ぬいぐるみの処分方法を検討する前に、友達や知人に一度確認してみましょう。
児童施設などに寄付する
周りにぬいぐるみで遊ぶ年齢の子供がいない場合は、児童施設に寄付する選択肢もあります。
寄付先には地方自治体や民間の寄付団体などがあるので、身近に寄付できる場所を探してみましょう。
郵送で寄付することも可能ですが、その場合は送料を負担する可能性も視野に入れておいてください。
多少手間はかかりますが、捨てられないからと無理に飾るより、子供に楽しく遊んでもらえる方が合理的です。
ペットのおもちゃにする
燃えるゴミなどで単に処分するのはもったいないなら、ペットが思い切り遊べるおもちゃとしてぬいぐるみを与えるといいでしょう。
いらないぬいぐるみであれば、ペットが噛んだり投げたりしても、微笑ましく見守ることができます。
ただ、ぬいぐるみにはダニなどが付着していることがあるので、一度洗ってからペットに与える方が安心です。
フリマ・リサイクルショップに売る
ぬいぐるみはフリマ・リサイクルショップで売ることができます。
UFOキャッチャーなどで大量のぬいぐるみを集めた人は、捨てるよりもフリマやリサイクルショップなどで売ることを検討してみましょう。
しかし、ぬいぐるみの状態がよく、綺麗でなければ売れない可能性もあります。
高額買取を期待するのではなく、あくまでも踏ん切りのつくおすすめの処分方法・捨て方として押さえておいてください。
不用品回収業者に引き取ってもらう
いらないぬいぐるみがたくさんある人は、不用品回収業者を利用した捨て方・処分方法もおすすめです。
費用はかかりますが、不用品回収業者に依頼をすると自宅まで引き取りに来てくれます。
不用品回収業者はぬいぐるみをまとめて処分できるのがメリットなので、燃えるゴミとして処分しづらい場合や、断捨離にもうってつけです。
ぬいぐるみを捨てる前に必要なこと
ぬいぐるみを捨てる前に必要なことをまとめました。
場合によっては捨てられないケースもあるので、ぬいぐるみを捨てる前に必ずチェックしておきましょう。
自治体のごみの捨て方を確認
ぬいぐるみは通常燃えるゴミとして捨てるのが基本です。
しかし、大きすぎるぬいぐるみは自治体によって粗大ゴミ扱いになることがあります。
ゴミの捨て方は自治体によって異なるので、燃えるゴミや不燃ゴミ、粗大ゴミなど、いらないぬいぐるみはどの分別方法が適応されるのか、事前に捨て方を確認したうえで処分しましょう。
捨てる・譲る前には洗おう
大切にしていたぬいぐるみは、捨てる・譲る前にきちんと洗濯をしましょう。
ぬいぐるみの洗い方は、大きい容器へ中性洗剤とぬるま湯またはお湯を入れてから、ぬいぐるみを浸して押し洗いをします。
次に、綺麗な水でよくすすぎ、洗濯機で脱水をし、風通しのいい日陰に干して乾しましょう。
また、ぬいぐるみクリーニングを利用するのも一つの手です。
詳細な洗い方や干すのに便利なアイテムはこちらの記事で紹介しています
写真を撮っておくのもおすすめ
大事なぬいぐるみは、捨てる・譲る前に写真を撮っておくのがおすすめです。
写真に納めておけば、いつどんなときでもぬいぐるみとの思い出を振り返ることができます。
また捨てるの怖い、バチ当たりと考える人も、写真を撮っておくことで後ろめたさが和らぎそう。
神社仏閣での供養や寄付、リサイクルショップに持ち込む前などにも、ぜひ写真におさめておきましょう。
まとめ
いらないぬいぐるみを捨てる方法・捨て方を紹介しました。
他の人がどうしてるかわかって安心できたでしょうか。
愛着のあるぬいぐるみは、なかなか捨てられない人も多いですが、友人に譲ったり寄付やリサイクルショップを活用したりすれば、新しいもらい手が見つかります。
バチが当たりそうで怖い人は、神社での供養や塩でのお清めを検討しましょう。
自分に合った方法で、大切なぬいぐるみとお別れしてください。