きついスニーカーを伸ばす方法 ぴったりすぎはNG?つま先や横幅を広げる方法も
きつい靴は足に悪いため、足に合ったサイズに広げる必要があります。
この記事では、ドライヤーや新聞紙を使ったきつい靴を伸ばす方法を紹介。
つま先や親指の爪がきついスニーカーの横幅を広げる便利グッズや、足に馴染む期間なども解説します。
スニーカーや靴のサイズで迷った時の対処法が知りたい人、サイズがぴったりすぎる靴に悩んでいる人は要チェックです。
スニーカーがぴったりすぎる!馴染む期間は?
購入したばかりの新品のスニーカーが足に馴染むまでの期間は、スニーカーの材質によって異なります。
毎日履くことを仮定した場合、キャンバス地が馴染むまでは3日~1週間程度。
合皮素材が馴染むのには1週間以上かかることもあります。
つま先や親指の爪がきつい靴を伸ばすには?
ドライヤーや新聞紙を使ってつま先や親指の爪がきつい靴を伸ばす方法を試す前に、伸ばす場所やスニーカーの材質を確認しましょう。
伸ばす・広げる場所を確認
まずは、靴やスニーカーの伸ばす場所や広げる場所を確認します。
きつい靴を伸ばす方法といっても、横幅を広げるか足の甲の高さを伸ばすかで対処法が変わってきます。
実際に靴を履きながらどこが痛むか、どこを伸ばしたいかを作業の前に確認してください。
伸ばせる素材かチェック
スニーカーや靴に使用されている素材には、伸びる素材もあればほとんど伸びない素材もあります。
作業に入る前に、伸ばしたい箇所に使用されている素材が伸ばせるかどうかチェックしておきましょう。
伸ばせる素材は、足に馴染むスムースレザーなどの本革素材です。
合成皮革やキャンバス地、メッシュ生地は伸びにくい素材です。
つま先や横幅がきついスニーカーを伸ばす方法
つま先や横幅がきつい靴を伸ばす方法としては、自宅にある新聞紙やドライヤーのほか、氷を使ったやり方があります。
新聞紙を入れる
きつい靴を伸ばす方法のひとつが、ぴったりすぎるスニーカーや靴の中に新聞紙を詰めて数日寝かせておくやり方。
つま先や親指の爪がきつい靴も広がって履きやすくなります。
この時、ドライヤーで熱を加えたり、新聞紙を限界まで詰めたりすることでより伸びやすくなります。
ドライヤーで伸ばす
短時間できつい靴を伸ばす方法として、ドライヤーを使って伸ばすのもおすすめです。
厚手のソックスを2枚以上重ね履きした上でぴったりすぎるスニーカーを履き、その上からドライヤーの温風を片足30秒ずつ当ててつま先や親指の爪などを動かします。
こうすることで素材が柔らかくなり、簡単にスニーカーの横幅を広げることができます。
氷を使って伸ばす
新品の靴の場合、氷と冷凍庫を使ってぴったりすぎる靴を伸ばすこともできます。
3L~4Lが入る大容量のジップロックを2枚用意し、中に水を入れます。
水入りのジップロックを靴の中に入れて、靴全体にジップロックが入るようにして下さい。
ジップロック入りの靴を冷凍庫に入れ一晩ほど凍らせてから取り出すと、靴の横幅が広がっていることが確認できるでしょう。
シューストレッチャーで伸ばす
シューストレッチャーという靴の横幅を広げる専門の器具で、ぴったりすぎる靴を伸ばすこともできます。
靴を履いていない時にシューストレッチャーを入れて靴を伸ばしておくことで、靴の生地が広がり履きやすくなるでしょう。
専門店に持っていく
つま先はきついのにかかとゆるいといった場合は、靴やスニーカーの修理を受け付けている専門店に持ち込むのもひとつの手です。
中には、プロの目線からひとりひとりの足型に合うよう、靴のサイズを細かく調整してくれるサービスを用意している店もあります。
スニーカー・靴のサイズで迷ったら
スニーカーや靴のサイズで迷ったらどのように選べば良いのでしょうか。
履きやすい靴の選び方を3種類紹介します。
足の形に合わせる
人の足は、つま先の形によって3種類に分けることができます。
親指の長いエジプト型、人差し指の長いギリシャ型、すべて同じ長さのスクエア型です。
スニーカーや靴のサイズで迷ったら、それぞれに合った靴を選ぶことでサイズ選びもしやすくなります。
小さめより大きめ
サイズで迷ったら、足の実寸サイズよりも0.5cm~1cmほど大きい靴を選ぶのがおすすめ。
靴の中にはクッション性のある中敷きが敷かれていることも多いです。
そのため、足の実寸そのままの靴サイズではきついと感じたりぴったりすぎると感じたりします。
つま先はきついけれどかかとはゆるい場合
つま先はきついけれどかかとはゆるい場合、歩きやすさをサポートするアイテムを靴の中に入れるのも良いでしょう。
足の形や靴によっては、親指の爪やつま先がきついのにかかとはゆるい、という現象が起こることがあります。
そういった時には、ゆるいかかとを補強するかかとパッドなどを装着して、靴のサイズを調整するのがおすすめです。
スニーカーを伸ばすのに便利なアイテム2選
ぴったりすぎるスニーカーや靴を伸ばす場合、シューストレッチャーなどの調整用アイテムを使うのがおすすめです。
Smilefoot シューズストレッチャー
軽さと硬さを兼ねそなえるABS樹脂製のシューズストレッチャー
軽量ながら硬さもあるABS樹脂製のシューズストレッチャー。
ストレッチャーを靴の中に入れ、ハンドルを回すだけでストレッチャーが開き、ぴったりすぎる靴の横幅を広げることができます。
何度でも使える上に、サイズ展開が豊富な点も魅力です。
- サイズ 19cm~22cm、22cm~25cm、22.5cm~25.5cm、25.5cm~29.5cm
- 材質 ABS樹脂
天然木 シューストレッチャー 2個セット
通気性の高い天然木素材を使用したシューズストレッチャー
つま先はきついけれどかかとはゆるい靴にもおすすめのシューズストレッチャーです。
こちらもストレッチャー部分が左右に開いて横幅を広げることが可能。
それだけでなく、つま先部分に取り付ける楕円型のダボによりピンポイントに靴の生地を伸ばすことも可能です。
- サイズ S、M、L
- 材質 天然木、強化ABS樹脂
つま先はきついけれどかかとはゆるい時に便利なアイテム2選
親指の爪やつま先がきついがかかとはゆるい、という時に使える、靴のサイズを調整するためのアイテムを紹介します。
オムレイ (OMRAY) 理学療法士推薦 靴擦れ防止テープ かかとパッド 厚さ10mm サイズ調整 靴擦れ防止 4枚入り ベージュ
はさみで3段階にカットして使える3D構造のかかとパッド
オムレイの靴ずれ防止テープは、かかとに貼り付けるタイプの3D構造の極厚クッション素材パッド。
はさみで3段階にカットできるため、靴やスニーカーのデザインに合わせてかかとパッドの形を調整することができます。
- サイズ 厚さ1cm
- 材質 シリコン、コットン、スポンジ
RICISUNG 靴擦れ防止 かかとクッション パカパカ防止
強粘着タイプながら洗濯や再利用もできるかかとクッション
スニーカーや靴のかかとがパカパカする現象を予防する、かかと用靴ずれ防止のクッション。
粘着力が強く、着用中に剥がれにくくなっている一方、汚れたら洗濯して再利用することも可能です。
何度も使えるエコなかかとクッションが欲しい人におすすめ。
- サイズ 幅11.5cm 奥行8cm 厚さ1cm
- 材質 竹布、海綿スポンジ
まとめ
ここまで、きつい靴を伸ばす方法や足に馴染む期間、ぴったりすぎる靴を履きやすくするグッズなどを紹介しました。
きついサイズの靴は、ドライヤーで温めたり新聞紙を詰めたりすることで横幅を広げることができます。
スニーカーや靴のサイズで迷ったら、足の形も踏まえて選びましょう。
きついサイズの靴が手もとにある人は、本記事で紹介したきつい靴を伸ばす方法や便利グッズを試してみてください。