毛玉にならない冷感敷きパッドを紹介 毛玉だらけの原因や対処法も解説

ベッドの敷パッドの写真
出典:Pixabay

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寝苦しい夏の暑さ対策に便利な冷感敷きパッド。
しかし、使い込むうちに毛玉だらけになってしまい、ひんやり感や肌触りが損なわれてしまったという人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、冷感敷きパットに毛玉ができる原因やメカニズムを解説。
毛玉にならない商品選びのコツや、毛玉ができた時の対処法も紹介します。
毛玉になりにくい特徴を持つ冷感敷きパッドも紹介するので、ぜひチェックしてください。

目次

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暑い夏におすすめの冷感敷きパッド

冷感敷きパッドが冷蔵庫などで冷やさなくても冷たく感じる理由は、接触冷感素材を使用している点にあります。
接触冷感とは、触れた時に肌の熱が奪われて冷たいと感じる感覚のこと。
熱伝導率・熱拡散率が高い生地に熱が瞬時に移動する性質を利用しています。

接触冷感の指標は最大熱吸収速度というQ-max値で表されていて、値が大きいほど冷たさを感じやすくなっています。
接触冷感素材を使った敷きパッドは種類も多く、好みでひんやり感や感触を選べるのが魅力。

冷感敷きパッドが毛玉だらけになる原因

生地が毛玉になりやすい素材やその理由を知れば、毛玉だらけにならない商品を選ぶことが可能。
ここからは、冷感敷きパッドが毛玉だらけになってしまうメカニズムや原因について解説します。

繊維が毛玉になるメカニズム

生地に毛玉ができるメカニズムを知れば、冷感敷きパッドが毛玉だらけになるのを防ぐことができます。
毛玉は、生地の繊維が摩擦で毛羽立ち、毛羽だった繊維同士が絡まりあってできるもの。
毛玉になりやすいのは繊維が長い素材です。
長い繊維が毛羽立ったまま残るので、毛玉だらけになりやすいのです。
繊維の短い素材なら、毛羽立った繊維はちぎれたり自然と抜け落ちたりするので毛玉だらけにはなりません。

ポリエステルなどの化学繊維

ポリエステルやナイロンなどの化学繊維は、速乾性があり接触冷感性能が高いため、冷感敷きパッドによく使用されています。
しかし、長繊維が毛羽立ったまま残るので、毛玉だらけになりやすい特徴があります。
再生繊維のレーヨンは、熱伝導率や通気性・吸湿性が高いため、レーヨン100%の商品であれば毛玉になりにくくおすすめ。
ポリエステルなどの混紡生地として使用されている場合は、毛玉ができやすいので注意しましょう。

長繊維の寝巻きを着ている

寝巻きや毛布の素材も、毛玉のできやすさに影響します。
寝巻きに化学繊維や長繊維が入っていると、冷感敷きパッドの生地に触れ、摩擦を起こしてしまいます。
そのため、いくら綿や麻などの短繊維素材の冷感敷きパッドを選んでも毛玉ができやすくなります。
また、ポリエステル素材などの寝巻きにできた毛玉が、冷感敷きパットについてしまうことも。
冷感敷きパッドと一緒に使う寝巻や毛布の素材についても、相性を考えながら選びましょう。

ネットを使わずに洗濯している

冷感敷きパッドが摩擦で毛羽立つのは就寝時だけではありません。
洗濯の際にも生地がこすれて毛羽立ち、毛玉の原因となります。
特に、ネットに入れずにそのまま洗濯している場合は毛玉だらけになりやすいです。
毛玉を作らないためにも、ネットに入れて洗うのがおすすめ。
また、他の洗濯物と一緒に洗っている場合も毛玉ができやすいので注意しましょう。

毛玉にならない冷感敷きパッドを選ぶ方法

毛玉ができやすい冷感敷きパッドの素材や特徴、メカニズムを解説しました。
ここからは、毛玉にならない冷感敷きパッドを選ぶ方法や毛玉を予防するポイントを紹介します。

100%自然素材を使ったもの

繊維が短い綿や麻などの素材は、繊維が絡まりにくく毛玉になりにくい特徴があります。
そのため、表地に自然素材を100%使用した冷感敷きパッドを選ぶのがおすすめ。
中綿などの内部構造はあまり気にせず、表地の素材に注目してください。
自然由来のレーヨンやキュプラは、100%なら毛玉になりにくいため、冷感敷きパッドにもぴったり。
しかし、混紡生地を選んでしまうと毛玉ができやすいので注意しましょう。

掃除機やコロコロクリーナ―でこまめに掃除

毛玉ができてしまうと、せっかくの肌触りや冷感も損なわれてしまいます。
長繊維の冷感敷きパッドが毛羽立ってきたら、掃除機やコロコロクリーナ―を使って早めに掃除しましょう。
こまめに手入れすることで、毛玉ができるのを予防できます。
綿素材は短繊維ですが、綿埃が出やすい特性があります。
こちらも毛玉にならないよう、掃除機やコロコロクリーナ―でこまめに掃除しましょう。

毛玉ができた時の対処法

冷感敷きパッドに毛玉ができてしまい、肌触りやひんやり感が落ちてしまった場合の対処法について紹介します。

毛玉取り器を使う

冷感敷きパッドにできてしまった毛玉を手でちぎるのは、さらに生地を毛羽立たせるため逆効果。
ハサミで毛玉を根元からきれいに切り取る方法もありますが、時間と手間がかかります。
誤ってハサミで生地を切ってしまうリスクもあります。
毛玉をすばやくきれいにとりたいなら、毛玉取り器を活用するのがおすすめ。

新しく買い換える

冷感敷きパッドが新しいうちは毛玉取り器で対処が可能。
しかし、寿命を迎えたものは、毛玉を取っても本来の寝心地や冷感効果が得られなくなってしまいます。
冷感敷きパッドの寿命は、一般的に2~3年とされています。
寿命を迎えた毛玉だらけの冷感敷きパッドは、毛玉ができない新しい商品に買い替えるのがおすすめです。

毛玉になりにくい冷感敷きパッド2選

ここからは、毛玉になりにくい特徴や要素を持つおすすめ商品を紹介します。
毛玉だらけにならない冷感敷きパッドを探している人は、ぜひ参考にしてください。

レーヨンソフトパイル涼感敷パッド CGRSP-10200

レーヨン100%のパイル生地で寝心地良好 毛玉もできにくい冷感敷きパッド

自然由来のレーヨン100%のパイル生地を使用した、毛玉になりにくい冷感敷きパッドを紹介。
レーヨン素材は吸湿性や放湿効果が高く、肌の熱を素早く奪います。
そのため、ひんやりさらっとした寝心地が実現。
触り心地はシルクのようにやわらかくしなやかで、洗濯機で丸洗いできるのも嬉しいポイント。
冷感敷きパッドを長持ちさせ、毛玉にならないためにも、洗濯ネットを使用してください。

  • サイズ展開
    • シングル 縦205cm 横100cm
    • セミダブル 縦205cm 横120cm
    • ダブル 縦205cm 横140cm
    • クイーン 縦205cm 横160cm
  • 素材
    • 表地(マチ・パイル) レーヨン100%
    • 表地(グランド) ポリエステル100%
    • 裏地 ポリエステル80%、綿20%
    • 中綿 ポリエステル100%

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ナイスデイ (Niceday) モフア (mofua) COOL ドライコットン100% 涼感敷きパッド

さらっとドライ 毛玉になりにくい加工がうれしい綿100%の冷感敷きパッド

表地は吸水性に優れた天然素材の綿100%。
強く撚ることで空気層をなくした糸を使用し、さらっとドライな肌触りに。
中綿には吸湿性に優れたレーヨン素材がブレンドされているため、ムレを抑えて快眠できます。
また、抗菌防臭機能で寝汗や皮脂が気になる季節も安心。
洗濯しても落ちにくい抗ウィルス加工も嬉しいポイントです。

  • サイズ展開
    • シングル 縦200cm 横100cm
    • セミダブル 縦200cm 横120cm
    • ダブル 縦200cm 横140cm
    • クイーン 縦200cm 横160cm
    • キング 縦200cm 横180cm
    • ワイドキング 縦200cm 横200cm
  • 素材
    • 表地 綿100%
    • 裏地 ポリエステル100%
    • 中綿 ポリエステル100%

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まとめ

夏の快眠に欠かせない冷感敷きパッド。
今回は、毛玉だらけになってしまう原因やメカニズム、毛玉の予防や対処法について解説しました。
長繊維の素材を使った冷感敷きパッドは毛玉だらけになりやすいもの。
毛玉にならない商品を探すためには素材選びが重要です。
おすすめ商品も参考に、使用感の快適な毛玉になりにくい冷感敷きパッドを見つけてください。

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