ペグハンマーの代用品は? 代用品のメリットや注意点、ペグ抜きの代用方法も紹介

2本のハンマーの写真
出典:Pixabay

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キャンプをする際は、さまざまなギアを揃える必要がありますが、なかには日用品で代用できるものもあります。
ペグハンマーは打面の反対側がペグ抜きになっており、使い勝手に優れていますが価格が高め。
使用頻度が低い人は、代用品を検討してみてはどうでしょうか。
今回は、ホームセンターなどで購入できるペグハンマーの代用品について、メリットや注意点などを紹介します。

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ペグハンマーはなぜ必要?

ペグハンマーは、キャンプでテントやタープを設営する際に、ペグを打ち込むのに必要です。
特にキャンプ場の地面が乾燥して硬くなっているときなど、ペグ打ちはかなりの労力を消費するため、ペグハンマーがあると便利です。
また、ペグハンマーはペグを引っかけられるようにもなっており、ペグハンマーを使えば打ち込んだペグを引き抜きやすいというメリットもあります。

ペグハンマーと普通のハンマーの違いは?

ペグハンマーと、ホームセンターなどで販売されている普通のハンマーでは、何が違うのかと疑問に思う人もいるかもしれません。
ふたつには、特別大きな違いがあるわけではありません。
しかし、専用品であるペグハンマーは、ペグの打ち込みやすさや引き抜きやすさにこだわっています。
そのため作業に適した素材や形状、持ちやすさなど、細かな工夫が施されているのが特徴です。

ペグハンマーは代用可能? 代用のメリット

素材や形状を選べば、ホームセンターで販売されているハンマーでもペグハンマーの代用品になります。
代用品を使うメリットは、費用が抑えられること。
ペグハンマーは、一般的なハンマーよりも3,000円から5,000円程度価格が高くなるケースも多いです。
また、薪や石で代用する場合は、荷物を軽くできたり、サバイバル感をより味わえたりするのも大きなメリットです。

ペグハンマーの代用品を使うデメリットは?

ペグハンマーの代用品を使うことはメリットばかりではありません。
代用品なら、重量不足でペグが地面に入らず、ペグ打ちに時間がかかってしまったり、形状の問題でペグ抜きがしづらかったりすることがあります。
また、素材が合わずペグが破損してしまう恐れや、専用品でないことから安全性の心配が残るなどのデメリットもあります。

ペグハンマーの代用品 ホームセンターで買えるものも

ホームセンターで手軽に購入できる、ペグハンマーの代用になるものを紹介します。
自然にあるものや、市販のハンマーなどが登場します。

キャンプ場でペグハンマーの代用品を探すなら、薪がおすすめ。
多くのキャンプ場で販売されており、現地で調達と消費をすれば荷物が減らせます。
薪をペグハンマーの代用にするときは、叩いているときに割れたり破片が飛ぶ可能性があるため、ケガに注意して使用してください。
またペグの硬さによっては、薪が使用できないこともあります。

持ち手や刃の反対側を使えば、斧もペグハンマーの代用品として使えます。
斧の刃は非常に鋭いため、刃でケガをしたりや事故になったりしないよう、取り扱いや周囲の状況に注意することが重要です。
使用する際は、刃にカバーをつけたり、手が滑らないように分厚い手袋をつけるなど安全対策を忘れずに。
焚火をする人なら、薪作りと兼用できて荷物が減らせます。

山や川沿いでキャンプをするなら、ペグハンマーを石で代用することもできます。
このとき、ペグや手のサイズに合う持ちやすいものを選ぶのがポイント。
石はある程度の硬度はありますが、使用中に割れたり欠けたりする可能性があるため、ケガに気を付けて使ってください。

ゴムハンマー

ゴムハンマーは、ピンペグのような細めのペグならペグハンマー代わりに使えることもあります。
100均やホームセンターで手軽に購入でき、価格も控えめなのがうれしいポイント。
ただし、地面の状態によってはゴムハンマーではパワー不足なときもあります。

石頭ハンマー

ある程度の太さと硬度があるペグには、石頭ハンマーがおすすめです。
ホームセンターなどで1,000円前後で購入でき、鍛造・鋳造ペグにも使えるパワーがあるため、ペグハンマーの代用品として愛用しているキャンパーも少なくありません。

木工用の金槌で代用するのは難しい

木工用の金槌もペグハンマーの代用になるのでは?と考える人もいるかもしれません。
しかし、木工用の金槌は打面が小さく、使用時に手を打ち付けてケガをする可能性が高いため、おすすめできません。
また重量が軽いものが多いため、ペグを打ち付けるにはハンマーとしてのパワーが不足しており、打ち付ける際にかなり力を籠めないといけないかもしれません。

ペグ抜きは代用できる? 代用法を紹介

ペグハンマーは、打面の反対側がペグ抜きになっています。
そのためペグハンマーを持たずに代用品で済ませる際には、ペグ抜きの代わりになるものが必要です。
ペグハンマーを持たない人は、市販の簡易ペグ抜きを購入しておきましょう。
簡易ペグ抜きは価格も手ごろで、荷物としてもかさばらずおすすめです。
余ったペグをペグ抜き代わりに使う方法もありますが、手で引き抜くのと同様に、重労働になるため、あまりおすすめできません。

まとめ

ペグハンマーは、あると便利なキャンプギアのひとつですが、ホームセンターなどでもペグハンマーの代用品になるものが多数販売されています。
こちらは地面の状況やペグの種類にもよりますが、薪や石が使えるなら、現地調達も可能。
ペグハンマーは代用品に比べると価格も高いため、キャンプにあまりいかない人や、使用頻度が低い人は代用品で済ませるのもおすすめです。

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※本記事はIECOLLECTION編集部の調査結果に基づいて作成しています。

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