バーベキューの炭の処理例 網の洗い方や焦げの落とし方など片付け方法も

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出典:Unsplash

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青空の下で食事をするバーベキューは楽しいもの。
しかし、その後の炭や灰の処理や、焼き網の焦げの落とし方や洗い方がわからず困った人も多いのではないでしょうか。
今回は、炭の捨て方や再利用方法のほか、オキシクリーンやセスキ炭酸ソーダ、重曹などを使った簡単な焼き網の焦げの落とし方、洗い方も解説。
正しい片付け方をチェックして、安全にバーベキューを楽しんでください。

目次

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バーベキューの炭の処理どうしてる?

自宅やキャンプ場で炭を使ったバーベキューを楽しむ人は多いものです。
では、バーベキューを楽しんだ後の炭の後処理はどうすれば良いのでしょうか。
シーン別に必要な炭の処理について解説します。

自宅の敷地・庭

自宅の敷地や庭でバーベキューをした後は、火を消してから炭を捨てるまでのすべての処理を家庭で行います。
まずは火を消して、灰や鎮火した炭を適切に片付けましょう。
炭の捨て方を誤ってしまうと、火事が起きる可能性があります。
自宅でのバーベキューでは、バーベキュー後の炭の処理に細心の注意を払うことが大切です。

キャンプ場・バーベキュー場

ほとんどのキャンプ場やバーベキュー場には、灰捨て場が設置されています。
炭の捨て方が分からなくても、しっかりと火消しをしておけば、灰捨て場にバーベキュー後の炭を片付けるだけで大丈夫です。
ただし、なかには炭や灰の捨て場がないキャンプ場もあるので注意。
その場合は炭を持ち帰って、自宅での処理と同様に捨て方を守って炭を片付ける必要があります。

炭の処理方法

家の庭や敷地、キャンプ場などでバーベキューを楽しんだ後に重要なのが、バーベキューで使った炭の処理方法です。
安全を確保するために、どのように火を消すかを説明します。

バケツに水を張って鎮火

バーベキューの炭の処理で最もスタンダードなのが、バケツに水を張り、炭を入れて鎮火させる方法です。
炭の熱でバケツが溶けてしまわないように、必ず金属製のバケツを使うのがポイント。
バケツに水を張ったら、トングで炭を掴み、ひとつずつ沈めて鎮火させます。
準備も簡単で、家の庭でするバーベキューの片付けにおすすめ。

缶・火消し壺で鎮火

バーベキューの頻度が高い人は、炭の処理に使える火消し壺の購入がおすすめ。
こちらは金属の缶でも代用できます。
燃えたままの炭を火消し壺の中に入れてフタをすれば、酸素の供給が止まり、自然に鎮火します。
フタをしておけば湿気を通さないため、炭の保管が可能となり、再利用したいときにも便利。
なお、炭を片付けてすぐの火消し壺は、高温でヤケドの恐れがあるため、素手で持たないよう注意しましょう。

完全に消えるまで待つ

バーベキューの片付け時間に余裕があるなら、炭が完全に鎮火するまで待つ方法もあります。
時間はかかりますが、特別な処理がいらず家庭でも簡単にできるため、炭の片付けに慣れていない人におすすめです。
炭の種類や量によって鎮火までの時間は異なりますが、一般的な炭の場合は10~20分程度です。

炭の捨て方・片付け方

家の敷地や庭、キャンプ場などのバーベキューで使った炭は、どのように捨てれば良いのでしょうか。
使い終わった炭の捨て方や片付け方を紹介します。

燃えるゴミとして出す

炭の捨て方として一般的なのが、家庭ごみの燃えるゴミとして捨てる方法です。
完全に鎮火していることを確認してから捨てましょう。
ただし、地域によっては、燃えるゴミとして取り扱っていないケースや、灰と炭の捨て方が異なるケースもあります。
自宅に持ち帰った炭は、各自治体の指示に従って処理してください。

灰捨て場に捨てる

キャンプ場やバーベキュー場などを利用する場合、専用の灰捨て場があれば、指定された場所で使用後の灰や炭を捨てられます。
捨てるときは、きちんとまとめてから捨てることがポイント。
火災のリスクを下げるためにも、炭や灰が完全に鎮火しているか確認することを忘れずに。
灰捨て場がない場合は、炭や灰をまとめて自宅に持ち帰るのがマナーです。

次回のバーベキューで再利用する

完全に炭が燃え尽きてしまう前に火消し壺に入れて鎮火した炭は、次回のバーベキューに再利用できます。
新しい炭を購入する手間や費用がかからないので、バーベキューの頻度が高めの人におすすめ。
一度使用しているため、火の付きが良いというメリットがあります。
ただし、水にぬらすと再利用はできなくなるため湿気に注意して保管しましょう。

バーベキュー以外の用途で再利用

使った後の炭は、バーベキュー以外の用途で再利用できます。
炭の細かな穴は吸着効果が期待できるので、自宅へ持ち帰って消臭剤として活用できます。
ただし、水にぬれたものは消臭剤には向いていないため、乾いたものを選んでください。
また、家の庭でバーベキューをしたときに出る細かな灰は、土に混ぜれば家庭菜園の肥料として再利用できます。

炭の処理でやってはいけないこと

炭の処理の仕方でやってはいけないことをチェックしましょう。
炭は高温になるものなので、ヤケドや火事に注意して安全に処理することが大切です。

上から水をかける

使用済みの炭に、バケツなどで上から水をかけるのは危険。
火がついていなくても、高温のままである場合が多いです。
高温の炭に直接水をかけると、高温の灰や水蒸気が上がり、ヤケドをする危険性があります。
また、バケツに張った水に炭を入れる際も、一度にたくさん入れると危険なので、少しずつ入れるようにしましょう。

そのまま放置する

家の庭やバーベキュー場などで、バーベキューが終わったからといって、炭をそのまま放置するのは危険です。
炭は内部に高い熱を保持していることが多く、火が消えたように見えても、何らかの刺激で火が出ることがあります。
そのまま放置せず、しっかりと鎮火するまで対処することが大切。
鎮火したことを確認してから適切に処理をしないと、大きな火事に繋がってしまう恐れがあります。

焼き網の処理方法

バーベキューで使った焼き網は、洗う前にひと手間加えることで、処理が簡単になります。
焼き網はいきなり水で洗うのではなく、焦げ付きや油などをそのまま炭の上に置き、しっかり焼き切ることで掃除しやすくなります。
焼く際は、網にアルミホイルをかぶせておくと、汚れが10分~15分程度で炭化します。
長時間焼くと網の変形や劣化につながるため、様子を見ながら焼くのがおすすめ。
完全に炭化すると、地面にトントンと叩きつけたり、トングで刺激したりするだけで、網についた汚れが簡単にはがれ落ちます。

網の洗い方・焦げの落とし方

ここからは、バーベキューで使った網の掃除方法や、焦げの落とし方について解説。
オキシクリーンや重曹、セスキ炭酸ソーダを使った処理の仕方を紹介するのでぜひチェックしてください。

重曹やセスキ炭酸ソーダで洗う

焼き網の洗い方は、重曹やセスキ炭酸ソーダを使えば簡単。
まず、スプレーボトルに水300mlとセスキ炭酸ソーダ3gを入れて振り混ぜ、網にスプレーを吹き付けます。
10分ほど放置したあと、丸めたアルミホイルで網をこすると簡単に汚れが落ちます。
セスキ炭酸ソーダの代わりに、重曹を使うのもおすすめ。
重曹はやや溶けにくいため、よく振るのがポイントです。
簡単ですが、しっかり汚れが落ちる洗い方です。

オキシクリーンで洗う

オキシクリーンを使った頑固な焦げの落とし方もあります。
大きめの鍋に水の量に合わせたオキシクリーンを測って入れ、泡だて器でよく泡立てます。
次に、オキシクリーンの泡が立った鍋に焼き網を入れ、火にかけて沸騰させます。
沸騰したらすぐ火を消し、そのまま焼き網を放置。
6時間以内に鍋から焼き網を取り出して、最後に水でよくすすげば終了です。

焼き網の焦げの予防方法

網の焦げの落とし方や洗い方をより簡単にするには、普段から焼き網に焦げが付きにくいよう予防しておくのがおすすめ。
焼き網は使う前にお酢や油を塗っておくと、食材が付きにくくなります。
キッチンペーパーやスプレーなどで塗布して、焦げつきをあらかじめ予防しておきましょう。
食材を焼く前に網をしっかり熱しておくのも、焦げにくくするコツです。

まとめ

自宅やキャンプ場でバーベキューを楽しむためには、バーベキュー後の炭や灰の処理の仕方を知っておくことが大切。
また、バーベキューをした後の焼き網は、食材や焦げが付いており、処理に手こずる人も少なくありません。
オキシクリーンや重曹、セスキ炭酸ソーダを使った焦げの落とし方や、網の洗い方を知っていると、後片付けが楽になります。
この記事を参考に、安全にバーベキューを楽しんでください。

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